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10093-10096: フローニンゲンからの便り 2023年3月25日(土)



No.4574 光の同心円_A Concentric Circle of Light


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本日の3曲


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タイトル一覧

10093. 心の有り様を映す音色/解答方針の明確化に伴って

10094. 今朝方の夢

10095. 第22回のゼミナールのクラスを振り返って

10096. IELTSのリーディングセクションの自分なりの攻略法が明確になり始めて


10093. 心の有り様を映す音色/解答方針の明確化に伴って


時刻は午前7時を迎えようとしている。今朝方は少し寒さを感じたので、湯たんぽに熱湯を入れて、今はそれを使って腰を温めている。暖房も自然と入っていて、まだ寒さが残るのがこの時期のフローニンゲンだ。今の気温は9度なので、それほど厳しい寒さではないが、今夜は3度まで気温が下がり、明日の最低気温は2度とのことである。最低気温が5度を下回り、最高気温が10度を下回る日の朝はまだまだ湯たんぽにお世話になるだろう。


昨日の夕方に箏の演奏を楽しんでいると、箏の演奏はその瞬間の心の有り様を見事に映し出していると改めて思った。音色はその時の自分の心の状態の写し鏡として生み出される。逆に言えば、音色を通じて自己観察をし、自分の心の状態がわかるということも言える。ここから音色の質に変化が現れれば、それは単に演奏技術の進化だけではなく、心の質的変化も物語っているように思えてくる。今日もまた時間を取って、無理なく楽しみながら箏の稽古をしたいと思う。


今日は午前中から正午にかけてゼミナールのクラスがある。今日は世界の宗教思想について扱う最後の回となり、今日は「日本教」を扱っていく。このトピックは次回以降さらに深めていく予定なので、今日のクラスはその準備として最適の回になるだろう。ゼミナールに加えて、今日もまたIELTSの対策を楽しみながら行っていく。リーディングに関しては、とりあえず明日に5回目の模擬試験の問題を解き、そこからは新たに模擬試験を解くというよりも、これまで解いてきた問題を、パッセージの難易度に関わらず全て20分の制限時間を設けて解き直しをしていこうと思う。このようなことを考えたのは、闇雲に新しく模擬試験を解いていくのは意味がなく、そしてもったいないと思ったからだ。重要なことは、問題を解く技術を定着させることであり、誤答のパターンを自分なりに明瞭に掴むことである。なのでこれまで解いた問題を改めて制限時間を設けて解いてみたときに、きちんと解答根拠を持って正解できるのかを確かめたいし、問題の形式ごとにどのように問題を解いていくのかの自分なりの方針を明確にした上で、それを定着させていきたい。今のところ、最終的にはパッセージを全部最初から最後まで読んでから問題を解いていくのではなく、最初からある程度の精読をしていく中で、1つのパッセージを読んで解ける問題はその都度解いていくという方針を採用することにした。結局このやり方が自分には望ましいということが昨日に模擬試験の問題を解いてようやく見えてきたのである。ようやく見えてきたこのやり方は自分にとってはかなりしっくりくるので、あとはそれをブレずに定着させていくことである。そのために、新たに模擬試験を解いていくのではなく、その前にその方針と技術を定着させるためにまずは復習を優先させることにした。今日はリスニングの模擬試験の問題を解く日だが、それに加えて、少なくとも1つのリーディングパッセージを復習していこうと思う。フローニンゲン:2023/3/25(土)07:10


10094. 今朝方の夢


つい今し方、通り雨が通過した。今日は午後から雨が降るらしく、その時には強風を伴うそうだ。昨日の段階で買い物に出かけていて良かったと思う。通り雨を先ほど眺めていると、それが自分の心の状態を落ち着け、心を浄化してくれる作用があることに改めて気づいた。自然との感交がそこにあり、それを通じて自己が輝きを取り戻すことから、自然とは感光することもできるのだと気づく。


今朝方はぼんやりとした夢を見ていた。1つには、自分が蛇に噛まれた姿を想像するものとして現れた。自分がまるでネズミのような存在として想像され、蛇に睨まれたネズミは、結局最後には蛇に噛まれてしまう。しかもその蛇は毒を持っていて、ネズミの身体が全身麻痺してしまうという場面があった。その場面の後にすぐに目覚めたのだが、そうすると、自分の右腕が痺れていた。どうやら頭を右上に乗っけたまま寝てしまい、血流の流れが滞ってしまっていたようだった。


それ以外にも今朝方は、以前協働していた女性の知人の方と話をしている場面があった。その方は、アメリカの名門大学の大学院に留学をしていて、しかも人生の異なる時期に2度プログラムを変えて同じ大学院に留学していた。その方の話は大変興味深く、留学に伴う話を色々と聞いていた。自分も近々その大学院に出願しようと思っていたので、プログラムは違っても、その土地での生活の様子が想像できたので有り難かった。今朝方はそのような夢を見ていた。実際にはもう少し他の場面もあったように思うが、総じて今朝方の夢の世界は穏やかだった。夢が語るもの、そして夢が語らないもの。その双方を探求していくために、夢と向き合うことをこれからも毎日続けていきたい。フローニンゲン:2023/3/25(土)07:46


10095. 第22回のゼミナールのクラスを振り返って


時刻は午後2時半を迎えた。今、小雨が降っている。天気予報の通り、今は少し風もあって、風の音が聞こえてくる。隙間風も少しあって、風の音が聞こえてくるたびに新鮮な空気が部屋に入ってきているような感じがする。


今日は午前中から正午にかけてゼミナールの22回目のクラスがあった。気がつけばもうこのような回数を重ねてきたことになる。毎回のクラスでは、自分も目を開かされるような気づきがいくつもあって、毎週のクラスを通じて自分自身の成長を実感する。そう考えてみると、毎週のクラスは自分にとっての良い成長促進剤になっているように思う。


今日は世界の宗教を扱う最後のクラスで、冒頭に思わぬ形で批判的実在論と思弁的実在論を絡めた宗教の話となった。そして後半に、日本教の性質について議論する中で、良き連帯の形成の話となった。連帯の中の人々の可能性を開き、それぞれの成長を促すような連帯を良き連帯として捉えるならば、そうした連帯をどのようにすれば形成していけるのだろうかという話は印象的で、それは今の分断の世の中において極めて重要なテーマに思える。このテーマに関する皆さんの考え聞きながら、自分の考えもシェアしていったのだが、後ほど改めて補足の音声ファイルを作成しようと思う。その他には、宗教的無関心と共に宗教的体験の欠落に関する話題も印象的であり、その問題は形を変えて政治などの別の話題にも当てはまることかと思った。今から音声ファイルで話すこととしては、哲学や科学から宗教をどのように見るのかという話と、その逆のベクトルを考えて、宗教から哲学や科学を見るという話もしたい。さらには、超越性を鍵とした宗教体験についてももう少し補足をしておきたい。それが終われば、4月末のローマ·フィレンツエの旅行計画を立てていこうと思う。フローニンゲン:2023/3/25(土)14:51


10096. IELTSのリーディングセクションの自分なりの攻略法が明確になり始めて


時刻は午後5時を迎えた。ゼミナールの音声ファイルを作成していたり、出版書籍を記念したトークイベントの告知などをしていると、気がつけばこの時間帯を迎えていた。今日は午前中に、IELTSのリスニングの模擬試験の4回目の問題を解いたのだが、今回もいくつか注意点を学んだ。IELTSのリスニングではスペルミスが即座に誤答になるだけではなく、単数形と複数形の間違いも減点対象となる。今回は、複数形で記述するべきところを単数形で記述して誤答になってしまった問題があった。単数と複数の違いについては、空欄を埋める段階で前後の文脈からも単数なのか複数なのかが判定できるので、それをヒントに活用したい。リーディング同様に、リスニングにおいても言い換え表現が数多く登場することを今日の問題からも感じ、それには注意が必要であるし、意識的に言い換え表現に着目することが重要になる。それ以外には、リスニングではよく引っかけの選択肢が最初に読み上げられ、そこから会話の登場人物が考えを変えたり、アイデアを否定したりするので、すぐにその選択肢を解答に選ばないようにすることも注意が必要だ。


今、改めて公式ガイドブックのリーディングセクションの対策の3周目をしているのだが、これまで苦手にしていたタイトルマッチングの問題や、True/False/Not Givenの問題の自分なりの攻略方法が見えてきたので、本番ではぜひそれらの形式の問題が出題されて欲しいし、それらが出題されたら喜ぼうと思う。タイトルマッチングの問題については、とにかく1つ1つのパラグラフを読む都度、自分なりにそのパラグラフの主題を言葉にし、その後に選択肢を見ることが重要である。最初から選択肢を見てしまうと、悩む元であり、パッセージを読まない段階で選択肢を見ても、それが何のことかはわからない。もし選択肢を見るのであれば、それはどんな感じの選択肢かを眺める程度にして、パラグラフを1つ1つ読みながら解答していくのが望ましい。True/False/Not Givenの問題は、該当箇所の精読が求められることもあり、これもそれぞれのパラグラフを読みながら解答していくのが望ましい。最初の問いに関係する箇所をパッセージ内で、見つけたら、そこから引き続きそれ以降の問いも読み進めながら解答していくと解きやすいだろう。これまでは全体を読んだ後にこの形式の問題を取り組んでいて、そうすると、パッセージに立ち返ることをせずにぼんやりとした読後感のままに選択肢を選んでしまうことによって誤答の確率が上がっていた。今、ようやくリーディングセクションに関する自分なりの攻略法が明確になり、それを適用した訓練が順調に進み始めている。後は本番までに攻略法をより洗練させながら、その方法を実際の問題を解いて定着させていくことが大切になる。フローニンゲン:2023/3/25(土)17:26


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2309, Morning Steps

The world moves forward with small but steady steps.

So should we.

Groningen; 08:03, 3/25/2023

No.2310, Music Close to Me

Music is always close to me.

It bolsters the foundation of myself.

Groningen; 13:11, 3/25/2023


No.2311, A Dancing Cuckoo

A cuckoo is dancing in the sky.

Its song is also making a dance above me.

Groningen; 13:26, 3/25/2023

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