top of page

10056-10059: フローニンゲンからの便り 2023年3月17日(金)



No.4572 光のカーテン_A Curtain of Light


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

10056. オブジェクトと言葉

10057. IELTSのリーディング対策/今朝方の夢

10058. IELTSのリーディングセクションの模擬試験の問題を解いて

10059. 散歩と中央市場の活気を味わって


10056. オブジェクトと言葉


時刻は午前8時を迎えた。空には少しばかり雲が浮かんでいるが、空は晴れている。今日はここから雲の量が増し、1日を通して曇りになるようだ。幸いにも気温は比較的高く、日中は14度まで気温が上がる。それを受けて、午後は散歩がてら中央市場に行き、マグロとサーモンの刺身を購入してこようと思う。中央市場に週に2回行くことにすれば、2回のジムに加えて良い運動になるだろう。自宅から市場までは歩いて片道15分ぐらいであり、往復すればいい運動になる。ちょうど今日はスーパーにも行こうと思っていたので、市場に立ち寄った帰りにスーパーに立ち寄ろう。ジムに行った翌日もウォーキングを通じて軽く運動するようにすれば、筋疲労の回復も早まるかもしれない。


昨夜の夕食後には結局2時間ぐらい時間を取って、思弁的実在論の講座に関する音声動画を撮影していた。昨日のクラスが盛り上がったことを受けて、振り返りの音声動画を撮影していると2時間ほどに及んでしまったのである。まだ自分でも色々と考えを深めたい項目を発見することができたのも音声動画を撮影したからであるし、撮影の中で様々な発見があったことも収穫であった。自分の言葉で表現することの意義を改めて感じた次第である。


グラハム·ハーマンのオブジェクト指向存在論について再度考えてみると、そこで言われているリアルオブジェクトは認識を超えたものだが、言葉になったものを持ってして認識の範囲に入ったとみなしてそれをリアルオブジェクトとは言えないとみなすわけではない。端的に、リアルオブジェクトと感覚オブジェクトの境界線として、言葉になるかどうかは問題ではない。言葉になっていたものであったとしても、認識の力を持ってしてもその全体やそのものを捉えることができないのであればそれは等しくリアルオブジェクトである。愛全体や愛そのものは、ここでは一旦愛という言葉の形になっているが、それらは依然としてリアルオブジェクトであり、ここからも言葉になるかどうかが判断基準にはならないことが見えてくる。結局リアルオブジェクトは一者的な性質を持ち、一方の感覚オブジェクトは多者性を持つものだと言えるだろうか。この点についてはさらに考えを巡らしたい。昨夜のクラスを受けて、受講生の方々が文章を投稿してくださっているであろうから、それらを読みながら、自らの考えをまたさらに一歩深めていきたいと思う。フローニンゲン:2023/3/17(金)08:26


10057. IELTSのリーディング対策/今朝方の夢


時刻はゆっくりと午前9時に近づきつつある。これから少し朝の動的ストレッチをして、そこから創作活動を営んだ後に、今日はIELTSの模擬試験のリーディングセクションの問題を本番と同じく60分の制限時間でコンピューター上で解いていきたいと思う。直感的に、今日本番同様にコンピューター上で問題を解くことを通じて、形式にはかなり慣れることができるのではないかと思う。そして一番重要なタイムマネジメントについても学べるだろう。リスニングの模擬試験を解いた時と同じく、満点を狙いすぎるとどこかで空回りする危険性があるであろうから、仮にパッと答えの出ない問題に突き当たったとしても、まずは冷静に本文に立ち返って、解答論拠を探すように意識し、それでも解答が難しそうであれば、その問題を深追いするのはやめて次の問題に移っていこうと思う。IETLSの問題は正直なところ、GREに比べて優しく、GREのように深く考えさせる問題はなく、むしろ本文からどれだけ素早く情報を引っ張ってこられるかが大事になるため、テキストの最初のスキミングの段階で概略を掴みながら、よく出題されそうな細部にも少し意識を巡らせておいて、問題文を読んだときにどこにその解答根拠を求めればいいのかの下地を作るようにしようと思う。こうした読みは普段の学術書の読解の際にも無意識的に行なっているものであるが、IELTSのリーディングではより精度を高めて、スピーディーにそれを行っていく必要がある。さて、後ほど問題を解いてみて、上手くいったことと改善するべきことの双方が明らかになればと思う。


今朝方は記憶に残る夢をさほど見ていなかった。覚えていることとして、小中高時代のある友人(SN)と一緒に、学校のグラウンドでサッカーの練習をしていたことである。彼にキーパーになってもらい、私は様々な場所からシュートを打っていった。私たちが練習しているところに別の友人がやって来て、彼にセンタリングを上げてもらう形でそれをボレーする練習も行っていた。シュートの精度がだいぶ上がって来たので、そこからは標的を作って、そこにシュートをする練習をした。夢の雰囲気は総じて楽しげであった。この夢以外に見ていた夢も楽しげな雰囲気があったように思う。今朝方の夢ではないのだが、目の綺麗さから魂の綺麗さがわかるということを述べている人と話をしていた夢を数日前に見ていた。目の輝きは魂の輝きを映している。濁った目は、濁った魂を美している。そのようなことを夢の中のその人物が述べていたのが印象的である。フローニンゲン:2023/3/17(金)08:55


10058. IELTSのリーディングセクションの模擬試験の問題を解いて


間も無く正午を迎えようとしている。早朝の天気予報とは異なり、雲が晴れていき、空は青空である。小鳥たちもそれを喜んでいるかのように鳴き声を上げている。


先ほど、初めて60分間の時間を測ってIELTSのリーディングセクションの模擬試験の問題を解いてみた。コンピュータ上で問題を解こうと思ったが、リスニングセクションを解いてからでないと先に進めないようになっていたので、まずは公式ガイドブックに掲載されている模擬試験の問題を解いてみた。今回が初めて通しで全問題を解いてみるということだったので、タイムマネジメントを意識してみたところ、時間に関しては問題なかった。試験終了の5分前には全ての問題に解答していた。合計3つのパッセージから構成されるIELTSのリーディングは、パッセージが進むほど難易度が増すと言われている。確かにその通りだと思った。時間としても、最初のパッセージはわずか13分で解答することができたが、次のパッセージは22分ほどかかった。もちろん、最初のパッセージが思いの外早く解けたので、次のパッセージは少し時間をかけようという意識が働いたことは確かである。試験を終えたのが5分前だったので、最後のパッセージには20分ほどの時間をかけたことになる。このように、まず時間に関して言えば、3つのパッセージを十分に制限時間以内で既に解き切れることがわかった。しかし問題は正答率である。答え合わせをしたところ、どのセクションでも取りこぼしている問題が散見され、あとは正答率を高めていくことが重要になる。ここから復習をしていこうと思っているが、その際にはどのようなタイプの問題をなぜ間違えてしまったのかを突き止めたい。用語を抜き出す問題で間違えるというのはとてももったいなく、このあたりは問題文で聞かれていることをしっかり把握し、正確な情報を抜き出すことが大切になる。正誤判定問題については、とにかくしっかり本文の文意を理解することが求められる。今回の問題セットにおいては、2つ目のパッセージがかなり長く、こうした長文の場合には特に最初のスキミングの際に、どの段落に何が書いてあるかを把握するような読み方を心掛けると良いかと思う。実際にこのパッセージにおいて、どの段落に何が書いていあるかをマッチングさせる問題が出題されていた。とにかく念入りな復習をして、問題のパターンと自分のミスのパターンをより精密に理解していこう思う。フローニンゲン:2023/3/17(金)12:05


10059. 散歩と中央市場の活気を味わって


時刻は間も無く午後5時を迎えようとしている。先ほど、小一時間ほどかけて街の中心部の市場に行って来た。そこの魚売り場でマグロとサーモンの刺身を購入し、野菜·果物売り場で各種の野菜と椎茸を購入して来た。市場の雰囲気はいつも良く、市場に行って色々な品を眺めているだけで、そしてそこの雰囲気の中にいるだけでエネルギーを得させてもらっているような感じがする。また、市場で売られているものはスーパーで購入するよりも割安なことも嬉しいことである。小一時間ほどの散歩も半ばには随分と体が暖かくなって来て、中に着ていたパーカーを途中で脱いだ。昨日筋力トレーニングをして代謝がまだ上がっていることと、今日の気温は16度まで上がっていたこともあって、幾分汗ばむことになったのだと思う。来週また市場に行く際には、前日の筋力トレーニングによる代謝機能の向上とその日の気温を加味して着ていく格好を選択したい。


改めてこうして自宅から市場に向かって散歩することは脳へ程よい刺激を与えてくれているように思った。筋力トレーニング同様に、散歩もまた幾分瞑想的な意識状態に誘ってくれるため、そこで色々と考えが整理されたり、まとまったりすることが自然と起こることが嬉しい。それは嬉しい副産物であり、散歩を通じて心身が整うという恩恵を今後も享受していきたいと思う。市場に行ってみると、普段近所のスーパーで購入していたものは全てそこで割安で手に入ることが改めてわかり、今後は近所のスーパーよりも中央市場を有効活用したいと思う。週に2回ジムに行くために外の空気を吸うことと、週に2回中央市場に行くために外の空気を吸うことは、自分の心身の健康を促進する上でも良いことのように思える。ここからはこれまで以上に積極的に中央市場を活用しようと思う。


昨日、自分はいよいよ問う者から問われる者へと変容を遂げつつあるのだと実感した。自ら問いを立てることは確かにあるが、自分の実存性や霊性に関する重大な問いは、自ら立てられるようなものではなく、問いそのもへ自己を明け渡す形でやって来る。そうしたことから、今後は問いを立てるという衝動を手放しながら、問いそのもの根源に寛ぐことをより意識したい。そのようなことを考えていた。フローニンゲン:2023/3/17(金)17:01


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2285, The Morning Air

The morning air is fresh.

It is also inspirational to my soul.

I just dive in the air.

Groningen; 09:30, 3/17/2023

No.2286, A Drop of Afternoon Light

I grasped a drop of afternoon light.

It is a part of the entire tapestry of the world.

Groningen; 13:20, 3/17/2023


No.2287, A Wish in the Afternoon

I wish that the world would become serener and more peaceful day by day.

It should be called true progress.

Groningen; 13:27, 3/17/2023

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page