1309. 生命のぬくもり
早朝の三時半、半覚醒状態の意識の中で、私は何かの気づきを得たようだった。それはダイナミックシステム理論を活用した人間の発達に関するものであり、「階層的統合化(hierarchical integration)」という概念に関するものだった。...
1304. 一匹の羽アリとこの瞬間の現在の中で
天気予報通り、午後から雨が降り始めた。強い雨滴が窓ガラスを打ち、自転車を漕いでいでいる人たちが、急いでそれぞれの目的地に向かっている様子が見えた。 激しい雨が去り、夕方から再び晴れ間が広がった。夕食の一時間半前にナッツ類を摂取しようと思い、食卓の椅子に腰掛けた。すると、食卓...
1299. その日に向かって
昨日は日記を書くことを控えようと思っていたが、結局平均以上に日記を書き留めるような不思議な日だった。 日記を書くことを控えるというよりも、自発的に書きたいことが浮かんできた時だけ文章を執筆するという、ごく自然な姿勢で日記を書き留めようと思っていたのだが、それが結果的には多く...
1298. 夢見の意識の中でのダイナミックシステムに関する気づき
今朝は五時に起床し、五時半から今日の仕事を開始した。ここから夜の九時まで普段と同じように、読みに読み、書きに書く一日を送りたい。 今朝は小鳥の鳴き声に誘われる形で目を覚ました。太陽が完全に昇る前のこの時間帯は、とても清澄な雰囲気を醸し出している。...
1297. 内なるダイモーンに導かれて:MOOCの多角的な研究
一日の仕事を全て終え、本日最後の日記を書き留めておきたい。やはり、今日の夕食前に突如目の前に現れた「客員研究員」としての道についてもう少し書き留めておかなければならないだろう。 客員研究員としての資格が自分にあるのかどうかもさらに詳しく調べてみなければならないし、それに向け...
1280. 点・線・面・立体を構築する自己組織化能力
今という瞬間が、なんだかとても素晴らしく知覚される。この瞬間にも着実と時間が進行し、七月のとある日曜日が終わりに向かっているのは確かなのだが、そうした時間の流れすらも些細なもののように思える気持ちがある。 アンドレアス・デメトリオが編集した “Cognitive...
1259. 観察ではなく鑑賞を
今日は完全に曇りのようである。雨雲ではなく、薄い雲が空全体を覆い、それは太陽の光を完全に遮断している。 通りに植えられた木々の葉が静かに動いているのが見えるのだが、それを生じさせている風をそよ風と形容することがためらわれる。太陽の光が燦然と降り注ぐ日であれば、それは間違いな...