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6350: 日本滞在記 2020年10月24日(土)


No.1511 朝の交響曲_A Morning Symphony

本日の言葉

To accept life in a straightforward way is to have a flexible mind, not clinging to ideas good or bad, right or wrong. Dainin Katagiri


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タイトル一覧

6350.【大阪滞在記】今朝方の夢/『ブルーピリオド』を読み始めて


6350.【大阪滞在記】今朝方の夢/『ブルーピリオド』を読み始めて


時刻は午前5時半を迎えた。今朝の起床はゆったりとしていて、午前5時前だった。


つい今し方朝風呂に入り、爽快な気分で今ここにいる。今ここにいることの大切さ。絶えず今ここにいる感覚を持って自己が存在している。


日本にやって来てもう2週間以上が過ぎたが、日本を十分に満喫させてもらったという感覚がある。正直なところで言えば、やはり大都市に身を晒すことは自己を徐々に疲弊させることにつながっていることがわかり、オランダの時空間に身を浸している感覚が恋しいと思うようになっている。


幸いにも今日と明日は高野山で時間を過ごすことができ、明日の夜からはまた大阪に滞在し、明後日の夜からは金沢での滞在が始まる。金沢での時空間は、大都市のそれよりも自分の内的感覚に合致しているだろう。


日本に帰国してから、驚くほど夢を見ていない。わずかばかりに夢の記憶が残っていることもあるのだが、基本的には目覚めた瞬間には夢の記憶が消えてしまっている。


夢を見ていたのかさえ分からないような感覚が常にあるのだ。ところが、今日は少しだけ記憶に残る夢を見ていた。


夢の中で私は田舎町にいて、町にある空き地にいた。そこで2人の外国人と話をしていた。1人の外国人は小柄な白人系オランダ人であり、もう1人は細見だが大柄な黒人系アメリカ人だった。


どういうわけか2人は日本語を熱心に学んでいて、2人とは日本語で話をしていた。最初に黒人のアメリカ人が口を開き、彼の日本語はとても流暢だと思った。


ひとたび白人系オランダ人の男性が日本語を話し始めると、彼の日本語はもうネイティブのそれであり、私はそこでさらに驚いた。それでは一体そこでどのようなことが話されていたのだろうか。それについてはもう記憶にない。


今、その他の場面についても思い出そうとしている。詳細に思い出すことはできないが、今朝方の夢は中立的な感覚を引き起こすものだったように思う。仮に言葉として思い出すことはできなくても、夢の感覚の残滓を起床直後に絵の形にしておいた。こうした試みを継続していこう。


先日の小松美羽さんとの対談講演会の際に知り合った山口つばささんの『ブルーピリオド』を早速昨夜から読み始めた。第1巻の途中まで読んでから就寝しようと思っていたのだが、内容がとても面白く、惹きつけられるものがあったので、気がついたら第2巻まで読み終えていて、就寝の時間になっていた。


自己の本質に目覚め、自己を表現するとは一体何なのか。ヨナコンプレックスと直面し、それを乗り越えていく過程が描かれていて、この漫画を購入して良かったと素直に思った。


昨日購入した段階では、日本に滞在中に全8巻まで読み通し、時間が許せば再読をして、再読後には実家に送って母にも読んでもらおうかと思ったが、もっと繰り返し読みたいと思ったので、オランダに持ち帰ることにした。


今日は、午前9時にホテルを出発し、高野山に向かう。それまでの時間は、作曲実践をしたり、山口さんの『ブルーピリオド』の続きを読んでいこうと思う。この漫画を通じて得られたことについては、今後も日記に書き留めておきたい。大阪2020/10/24(土)05:52

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