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3702. コインとなった友人を隠す夢


どうやら今日も、最低気温はマイナスになるようだ。昨日、行きつけのチーズ屋の店主が述べていた通り、これから本格的に寒くなってくる。

一方で、晴れの日が増えてくることや、日照時間が長くなることは喜ばしい。今この瞬間は、まだ辺りは闇に包まれているが、今日もまた僅かばかりではあるが、日の出の時間が早くなっているだろうと予想する。

そして、今日もまた晴れであるということが、なんとも言えない喜びを私にもたらしてくれる。

今日から火曜日までは晴れの日が続き、火曜日は雪が降るようである。ちょうどこの日に散髪の予約をしており、天気予報を見たときは、雪の中を街の中心部に行くのは面倒かもしれない、と一瞬思ったが、それもまた一興であろうと思った。

かかりつけの美容師であるメルヴィンの人気は高いため、直前に予約をしようと思ってもそれは無理である。おそらく、今週の彼の予約はすでに一杯であろうから、他の曜日に変更することは難しいだろう。

また、ちょうどメルヴィンは、月曜日までスイスでウィンタースポーツを楽しんでいるそうなので、その話を興奮覚めやまぬ段階で聞くためには、やはり火曜日が良いだろう。火曜日に本当に雪が降っていれば、その景色を堪能しながら、雪の中をゆっくり歩いてメルヴィンの店に向かいたい。

今日の仕事に取り掛かる前に、今朝方見た夢について振り返っておきたい。夢の中で私は、古びた学校の校舎にいた。

辺りを見渡すと、生徒はほとんどおらず、私の横には二人の友人がいた。私は、一人の友人とは和気藹々と話をしていたのだが、もう一人の友人とはほとんど話をしていなかった。

というのも、彼は何か怒っているようであり、苛立っていることがわかったからだ。どうもその怒りの矛先は、私たちに向かっているわけではなく、他の生徒、ないしは学校そのものに向かっているようだった。

私たちは靴箱の方に向かい、下校しようとしていた。すると、先ほどから怒っている様子であった友人が、突然暴れ出した。

先ほどまではほとんど生徒がいなかったのだが、見ると、他の生徒も下校のために靴箱の周りに集まっており、突然暴れ出した友人に対して、みんな困った表情を浮かべていた。幸いにも、その友人がひときわ小さかったこともあり、暴れたとしても私たちには対して危害はなかった。

とはいえ、彼が暴れ出したことは周りに迷惑であることには変わりなかったため、何か手を打つ必要があると私は考えた。最初、もう一人の友人と私がおとりになって、暴れ出した友人の注意をこちらに引きつけようとしてみた。これは比較的うまくいき、彼が私たちの方に向かってきた。

だが、彼にはもはや理性はなく、他の人が目につくたびに、そちらに向かっていき、乱暴しようとする。そこで私は、不思議な力を使って、彼を一枚のコインに変えてしまった。

それはお金ほどに小さなものではなく、どら焼きぐらいの大きさのコインである。コインになった友人は、なおもコインの姿のまま暴れており、私はそのコインを地面にはたき落とした。

すると、コインの暴れは収まり、それは地面でピクピクと動いていた。私はそのコインを拾い上げ、学校近くの工事現場の瓦礫の山の中に隠した。

ちょうど瓦礫の山の中に、コインが収まるような穴があり、そこにそれを隠したのである。もう一人の友人は、コインの上に石などをかぶせていき、コインが外に出てこないようにした。

友人と私は、この件は二人だけの秘密にしようと誓って、その場を離れた。その工事現場の近くには横断歩道があり、それを渡っている最中にも、友人をコインに変え、そのコインを工事現場に隠したことは内緒にしようと話し合っていた。

その件で話はもちきりとなり、しばらく歩いていると、道の右手にカフェを見つけ、そこで少しゆっくりしていくのはどうかと私が持ちかけた。すると、友人も賛同してくれたが、「カフェではあの件については話をしないようにしよう」と述べ、私はそれに賛同してカフェの中に入っていった。フローニンゲン:2019/1/19(土)07:31

No.1589: Snow on a Roof

I’m looking at snow on the roofs of redbrick houses. Groningen, 13:32, Sunday, 1/20/2019

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