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3624. 不思議なコインゲームとサッカー関係者の理論化能力が極めて低いことを嘆く監督と話す夢


時刻は七時半を迎えた。辺りは闇に包まれているが、遠くの方で一台の車がヘッドライトをピカピカと灯しながら道端に停まっている姿が見える。

今朝方もいくつか印象に残る夢を見ていた。夢の中で私は、誰もいないセミナールームの中にいた。

どうやら今は休憩中のようであり、これからセミナーが始まり、講師の一人として私も何かを話す予定になっていた。皆が休憩中の間に、機器を確認しておこうと思ったため、私は壇上の機器をいじっていた。

私のパソコンと機器を接続した瞬間に、普段私が用いている作曲ソフトの画面がスクーリン上に映し出された。休憩が終わるまでまだ時間があったので、私はスクーリン上に映し出されていることを気にせずに、そのまま曲を作り始めた。

すると、休憩を終えて何人かの人たちが部屋に戻ってきた。彼らは皆外国人であり、その中の小柄な一人の男性が何か寂しげな表情をしている。私はそれが少し気になり、彼らの話の輪の中に入っていった。

すると、どうやらその男性は、5ドルの食べ物を購入するカネがないとのことであった。無一文というわけではなく、たまたまその時に小銭がないようだった。そこで周りの人たちが彼に小銭をあげていたが、それでもあと80セント足りないようだった。

すると、一人の女性が話の輪の中に入ってきて、「それじゃあ、私とゲームをして、あなたが勝ったら80セントあげるわよ」と提案をしてきた。どのようなゲームが始まるのかと思っていた矢先に、お金の足りない男性は、目の前の目覚まし時計のような時計のスイッチを押し、コインを投げたあとに、「しまったぁ〜」と残念そうな表情で述べた。

それを見た女性は、ゲームに勝ったという確信をすでに持っているかのような笑みを浮かべており、余裕のある態度で、その時計の頭のスイッチを押し、コインを投げた。私はそこで何が起こっているのか一瞬理解に苦しんだが、どうやらその男性は慌てて時計のスイッチを早く押してしまったようであり、その瞬間に彼の負けが決定していたようなのだ。

ゲームに負けてしまった男性は、またしても寂しそうな表情を浮かべていた。それを見た私は、そういえば自分の財布には80セントがあったような気がした。

財布の中身を確認すると、複数の小銭を組み合わせ80セントになった。実際には、小銭の1ドルが財布に入っていたのだが、私は80セントきっかりを彼に渡した。

彼はとても嬉しそうな表情を浮かべ、私にお礼を述べた。そこで夢の場面が変わった。

次の夢の場面では、ある日本のサッカーチームの監督と話をしていた。二人で対談をするテレビ番組の収録が終わり、楽屋でその監督とサッカーに関するざっくばらんな話をしていた。

その監督は、私が幼少の頃に日本代表で活躍していた選手であり、好きな選手の一人であった。監督としてはまだ若いが、私はその監督に大きな期待を寄せていた。

監督:「うちの試合見てる?」

:「ええ、見てますよ。試合だけではなく、ローカルの番組を通じて、選手たちが普段見せない顔についても知ってますよ」

監督:「あの番組見てるんだ、有り難いね。いや、さっきも話したけど、理論化をしただけじゃあ、本当に不十分だよね。そもそもサッカーに携わる人間たちの理論化は杜撰でさぁ。困ったもんだよ」

選手時代からそうであったが、その監督はサッカーに関する知性が高く、どうやら今のサッカー関係者たちの理論化能力が極めて低いことを嘆いているようだった。私もその点には大いに共感しているので、共感の言葉とその問題に対する改善案を述べようとしたところで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2019/1/3(木)07:56

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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