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3442. ティール以降の発達段階の限界に関する良書


今朝は五時に起床したおかげもあり、午前中の時間を有意義に過ごすことができている。先ほどまで作曲理論の書籍を二時間ほど読み進めており、ここで一度発達心理学のテキストに戻りたいと思う。

早朝の時点では、スザンヌ・クック=グロイターの発達モデルを活用し、段階5、5/6、6の特性と限界について簡単に書き留めておきたいと思っていたのだが、それらを書くことに気乗りしない自分がいる。

ジョン・エフ・ケネディ大学時代にお世話になっていたマーク・フォーマン博士の“A Guide to Integral Psychotherapy: Complexity, Integration, and Spirituality in Practice (2010)”の中に、それらに関する記述があり、それを読んでいると、改めて文章の形にまとめておく必要もないように思えてきたのである。

ティール(段階5)の先に存在するターコイズ(段階5/6)においては、言語でリアリティを構築・把握していくことの限界について深い認識を持ち、通称「第三層の意識階層」に属するインディゴ(段階6)、ヴァイオレット(段階7)、ウルトラヴァイオレット(段階8)、クリアーライト(段階9)はトランスパーソナルの領域であるから、そこでの発達課題はますますトランスパーソナルなものになっていく。

フォーマン博士の書籍の中で記述があるのは、インディゴ(段階6)までであり、自然言語を用いてそれ以上の段階の限界を記述するのは相当に難しいと思う。しかし、そうした試みを行っているのが、ケン・ウィルバーの“The Religion of Tomorrow (2017)”であるから、そうしたトランスパーソナルな段階の限界について再度関心を持ったら、その都度その書籍を参照すればいい。

今日は午後から時間を見つけて、昨日の座禅体験をあえて理性的に捉え直すために、いくつか文献を紐解こうと思う。それらはトランスパーソナル心理学やシャーマニズムと意識に関する書籍になるだろう。

これから昼食までの時間を使って、フォーレに範を求めて作曲実践を行う。午前中に学習していた作曲理論をどれほど活用できるか定かではないが、学んだことを少しでも活用していくという意識を持ちたい。

夕方には再び作曲理論のテキストを読み進めていき、着実に作曲理論の基礎を構築していく。ここで本当に基礎の土台をしっかりとしたものにしていく必要がある。

これまで感覚的に作ってきた600曲の中には、おそらく常に何かしらの文法ミスと呼ばれるものが含まれているだろう。それらを無くしていくためにも、作曲における文法をしっかりと身につけていきたい。フローニンゲン:2018/11/25(土)11:24

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