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3412. ジョージ・グルジェフのピアノ曲と昨日の知覚体験について


昨日、偶然にも、アルメニア生まれの思想家ジョージ・グルジェフが作曲を行っていたことを知った。実際に、数々のピアノ曲を残しており、昨日はそれらを全てダウンロードした(Gurdjieff/de Hartmann Music for the Piano (Vol. 1-4))。

合計でおよそ五時間ほどになるだろうか、今日はそれらの曲を一通り全て聴いてみようと思う。昨夜の段階でも少しばかり聴いており、どことなくバルトークのピアノ曲と重なるような雰囲気を持っているように思えた。

9月末から10月の初旬にかけてボストンに滞在していた時、街の古書店でグルジェフの思想に関する書籍を一冊ほど購入していた。これまでグルジェフの思想を学ぶことはなかったが、その時に偶然に見つけた書籍の中に、教育に関する内容があり、グルジェフの教育思想に関心を持った。

そこから二ヶ月弱の時間が経ち、今度はグルジェフの音楽と出会うことになった。ゆっくりとだが、グルジェフの思想と音楽を理解していこうと思う。

昨日は四時間半にわたって座禅をしており、その時の知覚体験については昨日の日記に書き留めていたように思う。年内にもう一度長時間座ることはないだろうが、来年のどこかのタイミングで、また長時間座禅をしたいと思う。

改めて昨日の体験について思い出そうとしている。四時間半の中で知覚された事柄の細かいものについては、すでに忘却の彼方にある。

様々な気づきが言葉の形ではなく、無数の感覚として自分の内側に残っている。全てを絶対に肯定するような感覚が息づいているのを感じる。

様々な赦しのような体験があったことを覚えている。その他に覚えていることと言えば、昨日の日記に書き留めていたか定かではないが、全ての生き物が行う一つ一つの行動の尊さである。

生きとし生けるもの全ての日々の一つ一つの行動が、宇宙全体の生きた絵となり、生きた音楽になる。それらが「絵になる」「音楽になる」というよりもむしろ、それらは最初から絵であり、音楽であると言った方が正確だろう。一夜が明けて冷静に振り返ってみたとしても、そのようにしか言えない。

昨日得られた諸々の洞察は、今後も何かのきっかけを通して思い出すことになるだろう。また、昨日のような知覚体験は、自分の脳と意識の中に何かしらの回路を開いたと思われるため、新たな回路の開閉を行う術を得られれば、再び同様の知覚体験や気づきが得られるのではないかと考えている。このあたりについても探究を継続していこうと思う。

昨日は長時間座禅をし、早めに就寝したこともあり、あまり作曲実践をすることができなかった。実際に作ったのは、バッハの四声のコラールを参考にした一曲だけだった。

今日はこれまでどおりのリズムで作曲実践を行っていく。ただし、早朝の作曲実践はいつものようにバッハを参考にするのではなく、まずはハイドンの変奏曲に範を求める。

その後に、続けざまにバッハの四声のコラールを参考にして曲を作る。二曲作ったところで本日の読書を開始する。

午後には、昨日の座禅中にずっと聴いていたショパンの音楽を参考にして曲を作ろうと思う。今日という日曜日が充実したものになることを確信している。フローニンゲン:2018/11/18(日)06:21

No.1424: A New Journey of A Pigeon

In the early morning, I was observing a pigeon perching on a naked street tree.

When it flew away, I felt that something inside myself also took wing. Groningen, 10:27, Monday, 11/19/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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