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3007. 月までの距離と食品の表示


つい今しがた、失敗についての日記を書き留めていた。それは当初書く予定の事柄では全くなかったが、なぜだかその点について気になったので筆が進むまでに書き留めた。

早朝からの曇り空は依然として変わらないのだが、午前中には少しばかり水色の空も顔を覗かせ始めた。その空を眺めていると、穏やかな海をただただ眺めたいような気分になった。

今はまた薄い灰色の雲が空全体を覆っている。何かが終わりに近づいており、また何かが始まろうとしているような雰囲気を持つ空だ。

そのようなことを思っていると、一日の中に祭りの最中のような瞬間があり、祭りの終わりのような瞬間があるという考えが芽生える。祭りの根源はどこか超越的な世界にあるようだということを午前中に考えていた。

夏が終わりに向かい、これから秋が始まろうとしてる。秋が始まることによって誕生する生命もあれば、消えていく生命もあるだろう。絶え間ない生滅を繰り返すこの世界を前にすると、自ずから静かな気持ちになる。

昨夜は就寝前に何気なく夜空の月を眺めていた。ふと、月までの距離はどのようにすれば測れるのかに関心を持った。

すぐにその方法を思いつくことは難しかったが、三角形や円の性質をうまく組み合わせて活用すればなんとか測定ができるのではないかと考えた。おそらくそれらの組み合わせと相似を活用すれば、自宅から(もしくは地球から)月までの距離がなんとか測定できそうだと感じた。だが、仮に相似比がわかったとしても、何を基準にその比を当てはめたらいいのかがすぐにはわからなかった。

昨夜は半月であり、半月をぼんやり眺めていると、思わず笑いが込み上げてきた。一体どこの誰があんなに遠くに浮かぶ月に行ってみたいと思ったのか、その発想の面白さに思わず笑ってしまった。

そしてその一見馬鹿げた発想が本当に実現し、人類は月に降り立ったことを思うと、再び静かな気持ちになった。この世界には自分がよくわからないものが無数に存在しており、馬鹿げていると思った発想がいつの間にか現実のものになっていることがある。それはとても驚くべきことである。

午前中に自分が食べている鮭について気になり、少しばかり調べていた。鮭のパックに付されれているマークについて以前から気になっており、今日はそれについて調べてみた。

英語表記ではなく、オランダ語で表記されているため、これまでは気になっていながらも、調べてみようという気にはならなかった。しかし今日は一度それを調べてみようという気になったので、実際に調べてみると、どうやらスーパーで購入している鮭は天然ものではなく、養殖ものらしいことがわかった。

パックに付されているマークは、「ASC認証」と呼ばれるもので、これは責任ある養殖を行っていることの認証らしい。さらに調査を進めてみると、その他にも「MSC認証」というものがあり、こちらは管理された持続可能な漁業で獲られた天然の海産物を認定するものだそうだ。

近所のスーパーの海産物をくまなく見たわけではないのではっきりとしたことは言えないが、MSC認証のものはあまり売られていないのではないかと思う。どのような海産物にMSC認証がなされているかを次回の買い物の際に確認したい。

本当に食は私たちの心身に大きな影響を与えるため、毎日何を食べているかは極めて重要である。TPPの批准によって、日本の食が危機に直面する可能性があることを最近知り、それはとても危惧する点である。

無知であることは自らの生命を脅かし得るということを肝に銘じる必要があると改めて思う。フローニンゲン:2018/8/19(日)15:56

No.1245: A Peaceful Day

Today is peaceful as usual.

I’ll go for a walk after lunch. Groningen, 09:50, Thursday, 9/20/2018

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