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2496. アムステルダムとロンドンでの学会に向けて


今朝は六時半に起床し、七時前から一日の活動を開始した。昨日の朝方には激しい雷と激しい雨に見舞われたが、今朝は至って静かである。

今日の午後からは少しばかり雨が降るようだが、明日からの天気は良くなる。気温を確認すると、明後日はまた最低気温が0度近くまで冷え込むが、明後日以降は春らしい気温になりそうだ。

気づけば今日から五月を迎えた。気づかないところで一つ一つの物事が静かに進行していく。自分の探究活動の一つ一つが、そして人生そのものが静かに進行していく様子を見て取ることができる。

それはどこに向かって進行しているのだろうか。それは今の私には分からないし、知るすべもない。

この人生において本当に大切な場所に向かうことに関して、そこに到着して初めて、そこに向かっていたことが分かるのではないかと思う。「向かっているようで向かっていおらず、向かっていないようで向かっている」というのは、まさにそうしたことを指している。

言葉で表現すると相矛盾しているかのような感覚の中で私は日々を過ごしている。今朝もそのような感覚が絶えず自分の内側にあることを知る。

先月はワルシャワとブダペストに出かけた。今月末はアムステルダムで行われる学会に参加する。来月末にはロンドンで行われる学会に参加する。どちらも共に学会で自分の研究内容を発表する機会に恵まれた。

学会に参加することに合わせて、両都市で足を運ぶべき場所に足を運ぼうと思う。アムステルダムに滞在中には、もう一度ヴァン・ゴッホ美術館に足を運びたい。早いもので以前に訪れたのは三年前だ。

この三年の間に自分の中で何かが進行して行ったのだろうか。ゴッホ美術館への訪問は、私の人生における進行の度合いを確認することを促してくれるだろう。

前回の訪問が三年前のことだったということに驚いている。三年前の自分の中のゴッホと今の自分の中のゴッホは随分と異なるはずである。なぜなら、私自身がこの三年間できっと進行を遂げてきたと思うからだ。

三年振りの訪問を今から楽しいにしている。また、もし可能であれば、夜にはアムステルダム市内の教会コンサートに参加したい。

滞在期間中にちょうどそうしたコンサートがあるか分からないが、なんとか探し出してみたいと思う。ブダペストの聖イシュトヴァーン大聖堂で聴いたオルガンの音色がどうしても忘れられない。

あの崇高な音の大伽藍ともう一度接したいという内側からの要求がある。学会が近づいてきたら、宿泊先の確保と合わせて教会コンサートを調べたいと思う。

来月末のロンドンでの学会に際しても、ロンドン市内に教会コンサートがあればぜひ足を運びたい。また、今回の滞在中に大英博物館にも足を運ぶ。

おそらくその他の日は全て学会に缶詰になるだろうから、観光は最小限のものとなるだろう。時間が許せば、ロンドン王立音楽院の博物館、ヘンデル・ヘンドリックス博物館、ヘンデル・ハウス博物館にも足を運びたいと思う。

それらの場所に足を運ぶか否か、それ以外の場所にも足を運ぶのかどうかを検討した上で、滞在日数を決めたいと思う。フローニンゲンからは、アムステルダムもロンドンも近い。

アムステルダムまでは電車で二時間半であり、ロンドンへはフローニンゲン空港から一時間ほどで到着できてしまう。先ほど確認したところ、フローニンゲン空港からロンドンの空港へ直行便があり、その価格の安さと所要時間の短さには驚かされた。

ロンドンがこれほどまで近くにあるとはこれまで知らなかった。フローニンゲンを午前中に出発すれば、その日の午前のうちから、もしくは昼からロンドン市内を観光できそうだ。

こうした点を含め、どちらの学会に関してもまた後日旅程を練りたいと思う。フローニンゲン:2018/5/1(火)07:24

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