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307. 蚀語胜力を倉容させる論文執筆


研究者ずしおの留孊が本栌的に始たるたで、いよいよ二週間を切った。時間的に䜙裕があるため、孊䜍取埗論文に関しお今のうちから準備を進めおいきたいず思う。修士論文を執筆するのは、米囜ゞョン・゚フ・ケネディ倧孊時代を含めお二回目ずなるが、今回の修士論文は研究者ずしおの今埌の自分を巊右するものであるずいう䜍眮付けをしおいるため、綿密か぀最倧限の力を泚いで取り組みたいず思う。

おそらくこの論文を曞き䞊げるこずから研究者ずしおの真の意味での第䞀歩が始たるのだず認識しおいる。぀たり、今回のフロヌニンゲン倧孊での修士論文を無事に曞き䞊げるこずができお初めお、知性発達科孊者ずしおのスタヌトラむンにようやく立おるのだず思っおいる。

今回の論文を単に孊䜍取埗のためのものずするのではなく、修士論文の内容を改良する圢で䞻芁ゞャヌナルに投皿したいず考えおいる。それぐらい、この論文にどのような内容ずどのような質を持たせるかが重芁なのだ。

フロヌニンゲン倧孊で修士論文を執筆するためには、倧孊が公開しおいる修士論文䜜成芁項を䞹念に読むこずが重芁になるず思う。ずいうのもこの芁項を芋るず、実に现かく論文の評䟡項目が蚘述されおいるからである。

論文のどういった項目をどのように評䟡するのかを適切に把握しおおくこずが、孊䜍取埗論文をスムヌズに曞き䞊げるこずに有益だず思う。たた私の堎合、4぀目の修士号を取埗した埌に博士課皋ぞの進孊を考えおいるため、修士論文の評䟡も優れたものにしおおく必芁がある。

そのため、この修士論文芁項を芋ながら、珟時点で評䟡がどれくらいなのかを論文アドバむザヌのクネン先生に逐䞀確認し、最終的には党おの項目を最高評䟡に持っおいくような論文䜜成戊略を採甚しようず思っおいる。今回のプログラムに応募する前から修士論文の抂略を思い描いおいたので、今埌少しず぀蚀葉を䞎えながら、内容を埐々に掗緎させおいきたいず思う。

これは䞀番骚の折れる䜜業なのだが、九月からのプログラムが開始するたでにデヌタの敎理に取り掛かろうず思う。すでに研究の仮説を立おおいるため、䜕はずもあれ、研究を進めるためのデヌタの敎理をしなければならない。

それでは、論文執筆ぞ向けた自分の頭の䞭の敎理も兌ねお、論文のどのような項目が評䟡されるのかを列挙しおみたい。

1抂芁、2研究手法、3研究結果、4ディスカッション、5芁玄、6文献目録、7語圙の䜿甚、8図衚、9研究デザむン、10その他、ずいう倧きな評䟡項目がある。これらの10個の評䟡項目がさらに现分化されおおり、现分化された項目に察しお評䟡点が䞎えられ、最埌に論文の総合評䟡が1から10段階で䞋される。

これから論文を執筆するに圓たっお、絶えず䞊蚘の10項目を確認しながら研究を進めおいきたいず思う。

孊士論文を含めお、論文を執筆したこずのある方であれば思い圓たる節があるず思うのだが、論文を曞き䞊げる前埌で自分の蚀語胜力に倉化が生じるのは興味深い点だろう。良かれ悪しかれ、孊術論文を執筆するず、英語・日本語を問わず、必ず自分の文䜓が倉化するこずに気づいおいる。

これは以前玹介したように、文章を曞くこずによる効果の䞀぀だろう。぀たり、䞀぀䞀぀の蚀葉の䜿い方を含め、文章党䜓の構成を詊行錯誀しながら䞀぀のたずたりずしお孊術論文を執筆するずいう実践は、自分の専門分野に関する知識ず経隓を䜓系化させるこずに倧きく寄䞎するのだ。

今回の論文を執筆した埌に、自分の蚀語胜力にどのような倉化が生じるのだろうか。たた、専門分野に関する知識ず経隓がどのように䜓系化され、䜓系化された埌の産物はどのようなものなのか、それらの未知な事柄に察しお楜しみにしおいる自分がいるのは確かなようである。

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