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ハーバード・ビジネス・レビューへの投稿記事の公開(第12回〜第13回)

  • 7 時間前
  • 読了時間: 3分


皆さま

 

いつもお世話になっております。

成人発達学者の加藤洋平です。

 

今週と来週にかけて、ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー(DHBR)にて、新たな連載記事(第12回〜第13回)が公開されます。

 

今回の記事では、「測定」と「倫理」という、成人発達理論を実務で扱ううえで避けて通れないテーマを取り上げています。

 

これまでの連載では、「人は大人になってからも発達しうる」という前提のもと、「器」と「能力」という二軸モデルを用いながら、部下育成やリーダーシップをどのように捉え直せるかを論じてきました。

 

また、インタビュー、文章完成テスト、LDMAなどを通じて、「器」をどのように見立てるかという具体的な方法論にも踏み込んできました。

 

しかし、成人発達理論は、人の内面構造に深く触れる理論であるからこそ、使い方を誤ると、人を支える知ではなく、人を固定化し、序列化し、可能性を閉じる道具にもなりえます。

 

第12回では、「部下の発達を測定する」という行為そのものが持つ危うさを扱っています。

 

測定は、本人の学習や自己理解を促進する強力な道具になりうる一方で、採用・昇進といったハイステークスな場面では、「この人はここまで」という暗黙のラベルとして機能してしまう危険性があります。

 

また、単一の測定結果だけで人を判断してしまう問題、数値や段階への過剰な信頼、そして測定の品質管理や運用設計の重要性についても詳しく論じています。

 

続く第13回では、さらに一歩踏み込み、「成人発達理論を語る側」の倫理的責任を扱います。

 

特に今回は、「部下を早く成長させたい」という善意が、なぜ時に人を消耗させ、発達の事故を引き起こしてしまうのかを、ピアジェ、セオ・ドーソン、ザカリー・スタイン、ポール・ヴィリリオらの議論を参照しながら考察しています。

 

また、発達段階という概念が、いつの間にか「人間の価値の序列」として使われてしまう問題や、「高次に見せる演技」が組織の中で強化されてしまう構造についても取り上げています。

 

今回の2本は、成人発達理論を「知識として知る」段階から、「安全かつ倫理的に扱う」段階へ進むための重要な土台になる内容です。

 

成人発達理論は、人を深く理解する可能性を持つ一方で、その分だけ強い影響力を持つ理論でもあります。

 

だからこそ、「どう測るか」以上に、「何のために測るのか」「どのような関係性の中で使うのか」という問いが重要になります。

 

本連載が、発達理論を単なる流行概念としてではなく、人と組織をより丁寧に理解するための実践知として扱う契機になれば幸いです。

 

以下が各回の概要です。

 

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第12回(5月14日AM7時公開予定)

「部下の発達を測定する」という行為の危うさ──成人発達理論の誤用が招く罠

公開URL

 

第13回(5月21日AM7時公開予定)

「部下を早く成長させる」リスクにも同時に備えよーー成人発達理論を実務に応用する際の注意点

公開URL

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本連載が、皆さまの発達理論の理解と実践をさらに一段引き上げる契機となれば幸いです。

 

ぜひ今回の記事をお読みいただき、周囲の方にも共有いただけましたら嬉しく思います。

 
 
 

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