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【最終告知|英国エディンバラからお届けする最初の講座】成人発達理論大全(シリーズ5):フローニンゲン学派の発達理論を完全解読!動的システム理論から学ぶ「変化・成長・才能」の発達科学講座

10 分前
読了時間: 6分


皆さま

 

いよいよ今週末、9月26日(土)より、「成人発達理論大全」シリーズ5がスタートします。

 

今回のテーマは、「フローニンゲン学派の発達理論を完全解読!動的システム理論から学ぶ「変化・成長・才能」の発達科学講座」です。

 

自分にとって今回の講座は、英国エディンバラに生活と研究の拠点を移してから、最初にお届けする本格的な長期講座でもあります。

 

今回、皆さまと約8か月にわたって探究していく中心的な問いは、とてもシンプルです。

 

「人間が変わるとは、そもそもどういうことなのか?」

 

人間の発達は、階段を一段ずつ上がるように進むわけではありません。

 

ある日できたことが翌日にはできなくなる。長い停滞が続いた後、突然大きな変化が起こる。成長の直前に、むしろ不安定さが増す。同じ人であっても、環境や相手、課題によって発揮される能力が大きく変わる。

 

そうした「揺らぎ」や「後退」を単なるノイズとして捨てるのではなく、むしろそこにこそ発達の重要な情報が隠されているのではないか。

 

これが、今回学ぶ動的システム理論の重要な発想です。

 

講座では、自分がかつて在籍していたオランダ・フローニンゲン大学を中心に発展してきた研究を手がかりに、Paul van Geert、Saskia Kunnen、Ruud den Hartigh、Marijn van Dijkらの論文をじっくり読み解いていきます。

 

個人内変動、複数の時間尺度、足場かけ、意味形成、アイデンティティ、才能発達、熟達、心理的モメンタム、レジリエンス、相転移など、多様なテーマを扱いますが、それらを貫く問いは一貫しています。

 

発達とは、個人の内側だけで起こるものではなく、人・環境・課題・時間の絶え間ない相互作用の中から創発してくるものではないか。

 

そして、この発達観を理解すると、教育やコーチング、人材育成における「人を成長させる」という考え方そのものも変わってくるはずです。

 

支援者ができることは、相手を直接変えることではなく、その人の内側から新しい秩序が生まれてくる条件を整えることなのかもしれません。

 

数理モデルや統計的方法も登場しますが、数式を理解することそのものを目的とはしません。その背後にある「人間とはどのように変化する存在なのか」という思想を、毎回丁寧に紐解いていきますので、動的システム理論を初めて学ぶ方にもご参加いただけます。

 

第202回となる初回は、「変動はノイズか発達のシグナルか――個人内変動を動的システム論から捉え直す」というテーマから始めます。

 

2026年9月26日から2027年6月5日まで、およそ8か月。

 

エディンバラで自分自身も再び大学院生として学び始めたこの時期に、皆さまと共に「人間の変化」という尽きることのない謎を、新しい角度から探究していけることを楽しみにしています。

 

ライブでのご参加が難しい場合には、アーカイブでご自身のペースで学んでいただくことも可能です。また、ご参加いただいた時点から、過去のゼミナール講座のアーカイブもご視聴いただけます。

 

いよいよ今週土曜日、開講です。

 

皆さまと新たな探究の旅を始められることを、エディンバラより心待ちにしております!

 

⭐️講座(ゼミナール)のお申し込みはこちらよりhttps://yohei-kato.mykajabi.com/fa999c9a-6026-4973-a841-198df95932ef

 

【コーススケジュール(日本時間21:00-22:30)】

第202回(9/26):変動はノイズか発達のシグナルか――個人内変動を動的システム論から捉え直す

第203回(10/3):発達の変動をどのように可視化するか――生データ・平滑化・変動範囲を捉える

第204回(10/10):発達の変動をどのように測定するか――標準的指標・臨界点・変動分布の分析

第205回(10/17):個人内変動をどのように検証するか――デトレンディング・無作為抽出・ブートストラップ

第206回(10/24):発達を「前の状態から次の状態へ」と説明する――動的システムと標準的発達研究の二つのモデル

第207回(10/31):動的モデルは何に適用されるのか――フローニンゲン学派の発達観と発達尺度

第208回(11/7):短期の相互作用から長期の発達はいかに生まれるのか――複数の時間尺度をつなぐ

第209回(11/14):発達をプロセスとして研究するとはどういうことか――長期ダイナミクス・因果連鎖・方法論

第210回(11/21):足場かけを動的システムとして捉える――学習者と教師の相互適応と社会的に埋め込まれた学習

第211回(11/28):意味形成の発達は何によって駆動されるのか――葛藤・同化・調節と環境からの要求

第212回(12/5):発達理論をどのように数理モデルへ変換するのか――変数・パラメータ・方程式とシミュレーション

第213回(12/12):シミュレーションから発達仮説を生み出す――個人差・集団分布・移行期間をどう説明するか

第214回(12/19):アイデンティティ発達を段階モデルだけで捉えられるか――コミットメントと人間-環境関係からの再検討

第215回(12/26):フィッシャーのスキル理論から発達の多様性を捉える――支援・文脈・変動と動的システム

※1/2は年始のため休講

第216回(1/9):スキル理論をアイデンティティ発達に応用する――課題・支援・感情・発達上限の相互作用

第217回(1/16):コミットメント発達にはどのような軌跡があるのか――アイデンティティ・ステイタスから発達プロセスへ

第218回(1/23):個人ごとの発達軌跡をどのように実証するか――クラスター分析によるコミットメント発達の把握

第219回(1/30):コミットメント発達は心理的成熟とどう関係するのか――幸福感・自我発達・人格・コーピング

第220回(2/6):卓越性は要素の足し算ではなく相互作用から生まれるのか――動的ネットワークによる才能発達の再構成

第221回(2/13):卓越性の発達をどのようにシミュレーションするか――個人固有の発達軌跡と卓越した成果の分布

第222回(2/20):才能発達はなぜ一人ひとり異なるのか――スポーツにおける動的ネットワークと非線形な発達軌跡

第223回(2/27):熟達者は試合をどのように見ているのか――スキル理論から捉えるサッカーのリアルタイム表象

第224回(3/6):チームの「勢い」はどのように変化するのか――ポジティブ/ネガティブ・モメンタムの心理と行動のダイナミクス

第225回(3/13):熟達した運動にはどのような「揺らぎ」が現れるのか――ピンクノイズと複雑な運動システム

第226回(3/20):心理的モメンタムは複数の時間尺度でどうつながるのか――試合内の変化と試合をまたぐ発達

第227回(3/27):心理的レジリエンスとは何か――抵抗・回復・成長を区別し、発達プロセスとして捉える

第228回(4/3):発達の「揺らぎ」をどう読むか――個人の時系列データから変化の兆候を捉える

第229回(4/10):発達的変動をどのように数量化するか――方略の多様性・変動範囲・パフォーマンスのピーク

第230回(4/17):発達するシステムの相互作用をどう可視化するか――State Space Gridと個人内変動の統合的分析

第231回(4/24):ピアジェとヴィゴツキーを動的システム論で統合する――同化・調節と最近接発達領域から発達機構を捉える

第232回(5/1):発達を動的システムとして形式化する――発達距離・内的/外的システム・実際水準と潜在水準

第233回(5/8):発達はいかに更新されるのか――重み・潜在水準・環境入力から変化のメカニズムを構成する

第234回(5/15):発達は連続か不連続か――多次元性・変動・相転移から発達の多様な軌跡を説明する

第235回(5/22):発達段階はいかに自己組織化するのか――段階・飛躍・フラクタル・移行現象を動的に捉える

第236回(5/29):一般的段階から領域固有の変化へ――二状態モデルと認知方略の多峰性

第237回(6/5):移行期の変動は何を意味するのか――多峰性・退行・マイクロ発達から動的発達理論を総括する

 

⭐️講座の期間は、2026年9月26日から2027年6月5日までのおよそ8か月間です。講座終了後、そのタイミングでゼミナールをご退会いただくことも、その後の講座へ継続してご参加いただくこともできます。

 

⭐️ご参加いただいた日から、過去のゼミナール講座のアーカイブ動画もご視聴いただけます。

 

⭐️講座(ゼミナール)のお申し込みはこちらよりhttps://yohei-kato.mykajabi.com/fa999c9a-6026-4973-a841-198df95932ef

 
 
 

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