【フローニンゲンからの便り】19050-19052:2026年7月25日(土)
- 2 時間前
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タイトル一覧
19050 | 日本三論宗の研究への熱の高まり |
19051 | 今朝方の夢 |
19052 | 今朝方の夢の振り返り |
19050. 日本三論宗の研究への熱の高まり
時刻は午前7時半を迎えた。ここ数日は、早朝のこの時間帯は雲に覆われていることが多かったが、今日は晴天に恵まれている。とても穏やかな朝日が地上に降り注いでおり、小鳥たちも楽しげに鳴き声を上げている。ここ最近のフローニンゲンは、涼しいということを通り越して寒いぐらいであった。最高気温が20度に到達しない日も多く、家の中では長ズボンを履き、上にはヒートテックを着ているほどだった。しかし今日は、最高気温が25度まで上がるようなので、午後からは半袖・半ズボンで過ごせそうである。明日からまた20度ほどの気温になり、来週の途中には少し暑い日がやって来るようだ。おそらく30度に到達するような日は、あと数回程度なのではないかと思う。今年の夏も大変過ごしやすくて嬉しく思う。
一昨日、無事にエディンバラ大学への学生登録が完了した。それを受けて、授業料の支払いについての連絡も届いた。学生登録の完了を持って、一旦手続きを全て終えたことになる。新居についても、半年分の家賃を前払いする手続きを進めている。英国の賃貸事情として、英国での収入がない場合、保証人を立てる必要があるが、保証人を立てることができなければ、半年分の家賃を前払いすることが一般的らしい。自分の場合、英国に住む保証人はいないので、必然的に半年分の家賃を支払うことを選択した。家賃の支払いは、来月の初旬から中旬にかけてを予定しており、これが済めば、もうあとはエディンバラに移動するだけとなる。引越しの荷物も最小限に抑えることができ、郵送する荷物の数は、日本からオランダにやって来た時と同じぐらいである。
ここ最近は、日本三論宗の研究が視野に入り始めている。日本法相宗に合わせてそれを研究したいと思っており、それが実現すれば、日本中観・日本唯識の研究となる。残りの人生を両宗派の研究に捧げる覚悟がある。ただし、仏教というのは非常に広く奥が深いもので、華厳宗や後期密教の研究もしたいため、これらの研究に従事していると、本当に一生過ごせてしまうぐらいである。こうした研究分野が見つかったことに感謝の念を持ちながら、ここからはまず日本法相宗の研究に並行して、日本三論宗の研究にも着手していきたい。専門分野としては、日本法相宗と日本三論宗に限定したいが、その過程で必然的に、さらに広く唯識思想と中観思想を学ぶことになる。今、大乗仏教の二大柱が本格的に自らの研究対象になったことを大変嬉しく思う。フローニンゲン:2026/7/25(土)07:40
19051. 今朝方の夢
今朝方は夢の中で、かつてポルトガル代表やレアル・マドリードなどのビッググラブで活躍していたルイス・フィーゴ氏と話をしていた。私たちは知り合いのようで、久しぶりの再会を祝い、とても楽しい時間を過ごしていた。私たちは友人同士という関係でありながらも、年齢は少し彼の方が上であった。しかし、彼は年齢差を気にせず、自分に色々と助言を求めてきた。学術研究の進め方に関して特に彼から助言を求められ、それは私の職業分野でもあったので、快く情報や考えを提供した。すると彼はとても喜んでおり、ここからあるテーマについて自主的に研究を進めていくと意気込んでいた。この夢の後に、見慣れないフットサルコートで、フットサルボールよりもさらに小さいボールを使ってサッカーをしていた。先ほどフィーゴ氏と話をしていたからなのか、彼特有の独特のリズムのドリブルが自然と行え、相手を翻弄する楽しさを感じていた。
次に覚えているのは、前職時代に似たオフィスにいた場面である。出社をして一息ついていると、後ろに座っていた上司に声をかけられた。今からモーニングコーヒーでもどうかという提案を受け、ぜひと答えた。そこから一緒に珈琲屋に向かったのだが、エレベーターに乗って一階に向かっている際に、その方のテンションが少し変だということに気づいた。やたらとハイなテンションになっていて、過労による精神異常ではないかと推察した。その点について尋ねると、土日も働いていたようで、連日の残業を含め、産業医からは警告を受けていたとのことだった。上司には無理をしてほしくないと思ったので、仕事量を減らすことを推奨し、自分が少し仕事を担当しようと思った。それ以外に気づいたのは、その方の身長が高くなっていたので、その点についても尋ねると、どうやら靴の下に厚めのソールを入れているらしく、そのせいで身長が高くなっているようだった。クッション性に優れ、それでいて身長も高く見えるので一石二鳥だと笑っていた。珈琲屋に無事に到着し、上司が自分のためにホットコーヒーを注文してくれ、自身はアイスコーヒーを注文した。どちらも小さなコーヒーなのだが、価格が合計1200円もして、上司はその点を店長に尋ねた。どうやら物価の高騰の影響を受けて、最近値上げをしたそうだった。そうした事情なら仕方ないと私たちは思い、コーヒーを持って再びオフィスに戻ろうとすると、店長が「あの窓の外を見てください」と述べたので、小さな窓の方を向いた。店長曰く、朝日がかかった素晴らしい大山が見えるとのことだったが、私たちの目からは何も見えなかった。むしろ窓は扉が閉まっており、何も見えない形になっていた。フローニンゲン:2026/7/25(土)08:05
19052. 今朝方の夢の振り返り
今朝方の夢は、自分のうちで「知によって導く力」と「身体によって切り開く力」が合流しつつあることを示しているのかもしれない。ルイス・フィーゴ氏は、世界的な名声を得た熟達者でありながら、自分に学術研究の助言を求めている。ここには、従来なら遠くから仰ぎ見るはずの権威が、対等な友人として自分の前に現れるという逆転がある。これは、自分が外部の偉人を模倣する段階から、自らの専門性を携えて彼らと対話する段階へ移りつつあることの象徴である可能性がある。年齢差を越えて助言が交わされる場面は、知の価値が肩書や年齢ではなく、成熟した交換によって測られることを示しているように思われる。その直後、フィーゴ氏の独特なドリブルが自分の身体に宿る。これは、対話によって得られたものが単なる情報に留まらず、身振りやリズムへと沈殿したことを表すのかもしれない。しかも使われているのは通常より小さなボールである。小さな対象は、より精密な制御と集中を要求する。今後の研究や演奏では、大きな構想を語るだけでなく、微細な差異を足裏で感じ分けるような感覚が重要になるという暗示とも考えられる。自分は今、知性を羅針盤として使うだけでなく、身体そのものを舵へ変え始めているのだろう。一方、前職に似たオフィスと異様に高揚した上司は、達成へ向かう力の影を映しているように見える。土日も働き、残業を重ね、警告を受けても止まれない姿は、自分の内部に残る過剰な責任感や、生産性によって存在価値を証明しようとする古い回路の擬人化かもしれない。自分が仕事を引き受けようとする反応には、他者を救おうとする優しさと同時に、再び過剰労働の輪へ足を踏み入れる危うさも含まれている可能性がある。燃え上がる機関車を止めるために、自分まで石炭をくべてはならないという警告なのであろう。上司の身長を高く見せる厚いソールも象徴的である。クッションは疲労を和らげるが、同時に実際以上の高さを演出する。これは、傷つかないための防御と、より大きく見せたい欲望が一体化していることを示すのかもしれない。人はしばしば、柔らかな保護具を履きながら、その厚みを自分の本当の成長と取り違える。夢は、地位や外観による上昇と、内面的な成熟による上昇を区別するよう促しているように思われる。ホットコーヒーとアイスコーヒーの対比は、自分と上司の調整方法の違いを示している可能性がある。自分には温めるものが与えられ、上司は冷やすものを選ぶ。過熱した精神には冷却が必要であり、移行期にある自分には安心と滋養が必要なのだろう。ところが小さな2杯に1200円かかる。これは、現代では短い休息や人間的な余白さえ高価になっているという感覚、あるいは心を回復させるために相応の代価を払う必要があるという認識を表しているのかもしれない。最後の「朝日に照らされた大山」が見えない場面が、夢全体の核心であるように思われる。店長は絶景を約束するが、窓には扉が閉ざされている。山は高次の目標、精神的展望、あるいはこれから始まる新しい研究生活を象徴している可能性がある。しかし、景色が存在しないのではなく、見るための開口部が閉じているのである。自分はすでに山の近くに来ているが、過労、役割意識、外面的な高さへの執着が視界を塞いでいるのかもしれない。必要なのは、さらに高く登ろうとすることではなく、まず目の前の小さな扉を開くことなのであろう。フィーゴ氏から受け取った軽やかなリズムは、その扉を力ずくで壊すためではなく、閉ざされた場所をしなやかに抜けるための足さばきとして現れたのかもしれない。フローニンゲン:2026/7/25(土)09:54
Today’s Letter
My research focuses on Japanese Madhyamaka and Yogācāra. I intend to devote the rest of my life to studying these fields. After studying them in sufficient depth, I plan to explore Japanese Huayan Buddhism, known as Kegon, as well as late-period Esoteric Buddhism. Groningen, 7/25/2026


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