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【フローニンゲンからの便り】16707-16710:2025年5月13日(火)


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タイトル一覧

16707

フローニンゲンに戻って来ての今日からの探究活動の仕方

16708

フローニンゲンに戻って来ての最初の夢

16709

今朝方の夢の振り返り

16710

メルヴィンからの贈り物『キバリオン』

16707. フローニンゲンに戻って来ての今日からの探究活動の仕方

  

時刻はちょうど午前7時を迎えた。昨日は午後9時半にフローニンゲンの自宅に戻ってきたのだが、フローニンゲンはすっかり日が伸びており、その時間帯はまだ十分に明るかった。旅の移動の疲れを癒すために入浴をし、いつもよりも随分と遅い午後10時半頃に就寝しようとした時にもまだ完全に真っ暗ではなかった。ここから日照時間のピークを向けると、さらに日の出は早くなり、日の入りは遅くなる。今朝は肌寒いが、日の長さに関しては完全に初夏のそれである。毎回の旅で感じることだが、オランダに戻ってくると、心が深く穏やかになる。すこぶる落ち着きを感じる心がいる。スキポール空港からフローニンゲンの駅までは、非常に牧歌的で長閑な景色を眺めることができる。それは旅から帰って来た自分をいつも癒してくれる。この国の根底にある力は、こうした時の流れが緩やかで、穏やかな雰囲気を持っていることにあるのではないかと思う。今日から再びオランダの自宅での探究生活が再開される。旅の最中もまた探究活動は続いていたが、こうして最も寛げる自宅で探究活動に従事できることほど有り難いことはない。やはり自分は寛ぎながら探究をすることが一番性に合っているようである。リラックスした状態の時が一番自分の能力が発揮できるというのはほぼ全ての人に当てはまる事柄ではないだろうか。今日からの探究活動では、本格的に文献を読み込んでいく前の準備運動として、関心を持っている著者の——今であったらバーナード・カストラップの——学術論文を30分ほど音読しながらタイピングすることを行う。これは著者の思考過程をゆっくり辿ることにつながるだけではなく、著者の語感を取り入れることにつながるし、英語での論文執筆に向けてライティング能力を高めることにもつながる。その準備運動を終えてから本格的に文献の読解に取り掛かる。昨日、チューリッヒ空港のラウンジで注文したヤン・ウェスターホフ教授の書籍が明後日から3日間に分けて続々と到着するようなので、それらが到着するのを楽しみに待ちたい。ここからは、グラハム・スメザムの量子仏教に関する書籍を読む際には、一文一文を音読して読み進めていこうと思う。再びこうして古典的な学習方法に戻ってきた。ここしばらくはAIを活用しながら論文を読みこなしていくことに多くの時間を充てていたが、改めて古典的な学習方法かつ物理的な本を触りながら学習を進めていくことにした。もちろんその中で考察をさらに深めたい場合や何か調査をしたい場合には、AIを有効活用するだろう。しかし以前よりはその頻度は落とす形となる。こうして自らの学習方法も今回の旅を通じてまた変化が見られたことは、きっと旅の刺激のおかげだと思う。こうした旅の効能を活かし、今日からまた旺盛に学術研究に従事していきたい。フローニンゲン:2025/5/13(火)07:12


16708. フローニンゲンに戻って来ての最初の夢

        

今日は午前10時から、翻訳書籍の出版に向けたオンラインミーティングがある。そこまでの時間は集中して探究活動に時間を充てたい。スイス旅行中に考えていたように、イギリスの大学院に出願する際に提出するライティングサンプルを今月と来月をかけてそのドラフトを完成させてしまおうと思う。もちろんそこから出願まで時間があるので、さらに加筆修正をしていくが、とりあえずのドラフトを早めに作っておく。


スイス旅行から帰って来た初日の夜に見ていた夢は次のような内容だった。夢の中で私は、前職時代にお世話になっていた女性の先輩と話をしていた。その方の旦那さんは部門は違うがスポーツイベントなどではお世話になっており、旦那さんを含めて3人で話をしていた。それは最近のお互いの近況の話から始まり、仕事の話や当時の懐かしい話などに及んだ。レストランのテーブル席で話をしていると、足元に可愛らしい1匹の子犬がやって来た。それはかつて両親が飼っていた愛犬に似ており、思わず抱き抱えた。すると、その子犬はテーブルの上を歩こうとしたのでそれは止めて、再び抱き抱えて地面に下ろした。すると、その子犬は私の足にじゃれついてきて、しばらくしてからその場を去った。気がつくと、場面が変わっており、私は大きなステージの上にいた。どうやら今から自分は演劇の役者として劇に参加するようだった。3人1組がチームとなり、劇の中の様々な場面を担当していった。チームの数は10チームぐらいあったので、それなりの人数がその場にいた。演劇は、小中高時代の2人の友人(SI & YU)のチームの劇から始まった。彼ら2人が思った以上に見事な役者として振る舞っていることに驚かされ、彼らの隠れた才能を見たような気がした。彼らの気合いの入った演技には思わず引き込まれてしまうものがあり、自分に大きな刺激と啓発を与えてくれた。彼らの演技を踏まえて、自分もできる限りのパフォーマンスをしたいと思った。いざ自分たちのチームの演技が始まると、穏やかな気持ちと程よい緊張感が混じり合い、スッとゾーンの状態に入った。そこからは時間の流れを忘れるかのように演技に没頭している自分がいた。


この夢以外に覚えている場面として、ドイツからやって来た若い留学生の男性と話をしていた場面を覚えている。その場には、小中学校時代の数名の男女の友達がいて、そのドイツ人留学生が開口一番に流暢な日本語で、自分のラジオを聴いて日本に留学することを決意し、日本語を勉強し始めたと述べた。私はそれを聞いて心底驚いたのと同時に、自分のラジオがそのような役割を果たしたことを嬉しく思った。どうやら彼とはこれから同じ大学で同じ学年として学ぶことになったようだったので、大学生活では一緒に連み、交友を深めていこうと思った。彼の日本語は本当に見事で、もはやネイティブ並みのように感じられた。周りにいた友人たちは、彼が自分のラジオに触発された日本語を勉強し始め、日本に留学したことをにわかには信じていないようだったが、自分は彼が話す時の輝く目を見て、彼が述べてくれたことは真実だと思った。この夢でドイツ語を話す男性が出て来たのは、スイス滞在中にフランス語だけではなく、ドイツ語も街中や空港で頻繁に聞いていたことと関係があるかもしれない。フローニンゲン:2025/5/13(火)07:39


ChatGPTによる夢の解釈

 この夢は、覚醒時の計画――翻訳書籍のオンライン打合せ、探究活動、大学院出願用ライティングサンプルの作成――という「近い未来の具体的タスク」を前口上として配置し、その下層で無意識が抱える動機・恐れ・期待を多層的に展開した物語構造を取る。意識的計画が「時間管理」「知的生産」という左脳的フレームを提示する一方、夢は右脳的イメージで補完し、自己全体が次のステップへ進む準備をしていることを示唆しているのである。以下、各場面の象徴機能と全体構成について詳述する。

1 レストランでの旧同僚夫妻と子犬

 レストランは「養分を得る社交空間」の象徴であり、旧同僚夫妻はかつての職能的アイデンティティとそこから受け取った支援・知恵を具現化している。かつて頼った相手と語り合う場面は、過去のキャリア資産を再点検するプロセスである。足元に現れる子犬は「無邪気さ」「忠誠心」「家族的愛着」のアーキタイプであり、両親の愛犬と重ねられることで、幼少期の情緒的安全基地が呼び起こされる。子犬がテーブルに上ろうとするのを制止する行為は、原初的衝動に社会的規範を与える内的統制のメタファーであるが、同時に「本能を完全には排除せず、大切に抱き留めたうえで地面(現実)へ下ろす」という態度が示される。これは、今後の学術的挑戦においても感情的活力を抑圧ではなく“躾け”として扱うべきであることを告げている。

2 大舞台での三人一組の演劇

 場面転換は「自己舞台化」のフェーズ移行である。ステージとは公的自己表現、創造性、評価への晒(さら)しを意味する。三人一組というフォーマットは「思考・感情・行動」「過去・現在・未来」など、三位一体的統合を指す。十チーム程度の集団は競争と協働が併存するアカデミズムの縮図であり、最初に登場するSIとYUの圧倒的演技は、かつて共に学んだ友の“潜在的成長”を提示しつつ、夢者自身の「比較と刺激」を喚起するシャドウ役を担う。彼らを見て「自分も全力を尽くしたい」と決心し、ゾーンに入る描写は、現実世界で予定するライティングサンプル執筆における没我の創作体験を予告している。言い換えれば、この舞台は「研究成果を世界に提示する防衛なき舞台」である。

3 ドイツ人留学生とラジオ

 次に現れるドイツ人留学生は、スイス旅行で耳にした多言語環境が凝縮された「外的他者=未知の聴衆」である。彼が語る流暢な日本語は、夢者が発信してきたラジオというメディアが他者へ与えた影響力を可視化する。「自分の声を聞いた誰かが人生を変えた」という事実は、夢者の言語的アウトプットが境界を越え、再び自分へフィードバックされる“ブーメラン効果”を示す。これは学術的執筆や翻訳出版で狙う「国際読者との対話」の先取りであり、同級生になる設定は“対等な学び合い”の未来像を示唆する。周囲の友人が半信半疑である一方、自分だけが彼の目の輝きから真実を読み取る構図は、夢者の洞察力と他者信頼の資質を強調している。

4 夢の構造的ダイナミクス

 全体は〈過去回想〉→〈本能の回復〉→〈公共舞台〉→〈国際的相互作用〉という四段階で推移する。これは、①安全基地からのエネルギー充填、②表現媒体の切替、③能力披瀝と自己超越、④外的世界への橋渡し、という発達的スパイラルを示す。意識側が立てた「今月・来月でドラフト完成」という時間設計に対し、夢側は「内的資源を活性化し、表現と交流の連鎖を起動せよ」と指示を与えている。構造的には、私的空間(足元)→半私的空間(テーブル)→公的空間(ステージ)→越境空間(国際キャンパス)と舞台が拡大し、円環的に意識へ戻る。ゆえに本夢は、自己発信が世界に届き、それが再び自己を変容させる“循環モデル”を図解なしで物語化しているのである。

5 統合的メッセージ

 夢は、「かつての支えと衝動を肯定しつつ、それを洗練して公的創造へ昇華し、国際的対話までつなげよ」という指針を授ける。子犬を抱く優しさ、仲間の才能に感嘆する謙虚さ、留学生の情熱を見抜く鋭さ――これらは翻訳出版や学術執筆において不可欠な感性である。したがって、今取り組むライティングサンプルのドラフトは、単なる入学要件ではなく、自己物語を世界と共有する第一幕として位置づけるべきである。夢者がステージで味わった「時間を忘れる没頭感」は、現実の執筆プロセスでも再現可能であり、その刹那にこそ最も真実味ある声が宿る。夢は、テーブルを歩こうとする子犬を制しつつも愛情を注いだように、遊び心と規律を併存させよと語っているのである。


Geminiによる夢の解釈

この夢は、あなたの現在の人生における移行期、自己実現への強い欲求、そして過去の経験と未来への展望が交錯する深層心理の表れである。探求活動への集中や大学院出願準備という明確な目標設定は、自己の成長と発展に対する意欲的な姿勢を示している。

まず、前職の先輩夫妻との会話は、過去の人間関係や経験が現在のあなたにとって依然として肯定的で、基盤となる安心感や知恵を与えていることを象徴している。レストランという場は、精神的な栄養や他者との交流、アイデアの交換を意味し、そこで交わされる近況や懐かしい話は、自己のアイデンティティの再確認や、これからの進路へのヒントが過去との連続性の中に見出されることを示唆しているのである。

そこへ現れる子犬は、純粋さ、直感、あるいは新たな始まりの象徴である。かつての愛犬に似ているという点は、過去の愛情や安心感を伴う新しい可能性、あるいはあなた自身の無邪気な側面や育むべき才能を表している。子犬を抱き抱える行為は、その新たな可能性や直感を大切に受け入れようとする意志の表れである。しかし、テーブルに上がろうとするのを制止し、地面に下ろす場面は、その純粋な衝動や直感を現実的な状況や社会的な規範の中で適切にコントロールしようとする理性的な側面、あるいは日常生活の秩序を保とうとする意識を示している。足にじゃれついて去っていく様子は、その新たなインスピレーションや可能性が、一時的にあなたに影響を与え、やがては自立して進んでいく、あるいはあなた自身がそれを昇華させて次の段階へ進むことを暗示しているのかもしれない。

場面が変わり、大きなステージで演劇に参加する場面は、自己表現への強い欲求、社会的な役割を果たすことへの期待と不安、そして他者からの評価を意識している状態を象徴している。3人1組のチーム制は、協力や協調性の重要性、そして他者との関わりの中で自己が磨かれることを示している。10チームという数は、多くの視点や才能が存在し、その中で自分自身をどのように位置づけ、表現していくかという課題を表している。

小中高時代の友人(SI & YU)の演技が見事であったという驚きは、他者の才能や成長を目の当たりにすることで、あなた自身の潜在能力や可能性に対する気づきや刺激を受けていることを示している。彼らの「隠れた才能」は、あなた自身にもまだ発揮されていない才能があることへの暗示であり、彼らの気合いの入った演技は、あなた自身の目標達成に向けた情熱や努力を鼓舞するものである。

そして、あなた自身の演技が始まり、穏やかな気持ちと程よい緊張感の中で「ゾーン」に入る体験は、自己の能力を最大限に発揮できる理想的な精神状態を象徴している。これは、あなたが計画している探求活動やライティングサンプルの作成において、集中力と創造性が高まり、質の高い成果を生み出せる可能性を示唆する吉兆である。時間の流れを忘れるほどの没頭は、真の自己実現への道程であり、そのプロセス自体に深い喜びと満足感を見出している証拠である。

最後に、ドイツから来た留学生との出会いの場面は、国際的な視野の広がり、異文化理解への関心、そしてあなた自身の言葉や活動が他者に影響を与える力を持っていることへの認識を象徴している。あなたのラジオを聴いて日本留学を決意したという留学生の言葉は、あなたが意識していなかったかもしれない自己の貢献や影響力に対する驚きと喜びであり、自己肯定感を高める出来事である。彼がこれから同じ大学で学ぶということは、新たな人間関係の構築や、共に学び成長する仲間を得ることを示唆しており、彼の流暢な日本語と輝く目は、真実のコミュニケーションと相互理解の可能性を強調している。周囲の友人たちの不信感は、時に他者には理解されにくい自己の価値や影響力を、あなた自身が強く信じることの重要性を示している。スイス滞在中にドイツ語を頻繁に聞いていたという現実の経験が、この夢の登場人物に繋がっている可能性は、あなたの無意識が現実の体験を創造的に取り込み、自己の成長の糧としていることを示している。

総じてこの夢は、過去との調和、新たな可能性の受容と制御、自己表現への強い意欲と成功体験、そして自己の活動が他者に与えるポジティブな影響力への気づきという、自己実現に向けた力強い前進と深い内省のプロセスを鮮やかに描き出していると言えるであろう。あなたの探求活動や大学院への挑戦が、この夢に示されたような集中力と創造性、そして他者への貢献という形で結実することを示唆する、極めて肯定的なメッセージである。


Claudeによる夢の解釈

夢の象徴的解釈

あなたの見た夢は、意識と無意識の境界で織りなされた豊かな象徴体系を持つ複合的な内容である。この夢は、あなたの現在の人生の状況、過去の経験、そして将来への希望や不安が交錯する心理的風景を映し出している。

元同僚との再会とその象徴性

前職の女性先輩と彼女の夫との会話の場面は、あなたの過去の社会的つながりへの再評価と現状の比較を象徴している。レストランという公共かつ親密な空間で行われるこの交流は、職業的アイデンティティと個人的関係の融合を表している。この場面は、あなたが過去の職業経験を振り返りながらも、現在の新たな道(翻訳書籍の出版や大学院出願など)へと進む過渡期にあることを反映している。

子犬の象徴性

足元に現れた子犬は深い象徴的意味を持つ。両親が飼っていた愛犬に似ているという点から、この犬は家族的つながりや幼少期の思い出、そして無条件の愛情を象徴していると解釈できる。犬をテーブルの上に上げようとしたことを止める行為は、過去の安心感や家族的絆を現在の専門的・社会的文脈(テーブル=仕事の場)に持ち込むことへの葛藤を表している。子犬が足元にじゃれつき、その後立ち去るという流れは、過去の安心感や家族的つながりが現在のあなたにとって一時的な慰めであるものの、新たな道を歩む上では距離を置く必要性を示唆している。

舞台上の演劇と創造的表現

夢の中心的な部分である演劇の場面は、あなたの創造的・表現的側面の発露である。舞台という公開の場で自己表現することは、あなたが現在取り組んでいる出版活動やライティングサンプル作成など、創造的な成果を外部に発信する行為と関連している。

特に注目すべきは、小中高時代の友人たちの予想外の演技力に驚かされる場面である。これは、あなた自身の内に眠る未発見の才能や可能性に対する気づきを象徴している。友人たちの演技に触発されて自らも最善を尽くそうとする気持ちは、あなたが周囲からインスピレーションを受け、それを創造的エネルギーに変換する能力を持っていることを示している。

「ゾーン」に入る体験は、創造的活動における理想的な精神状態—時間感覚を忘れ、活動に完全に没入する状態—を表している。これはあなたが翻訳や執筆などの創造的活動において、深い集中と満足を得られる可能性を示唆している。

ドイツ人留学生との出会い

この場面は、あなた自身の影響力と国際的なつながりに関する認識を反映している。あなたのラジオ活動が他者に影響を与え、文化的橋渡しになるという事実は、あなたの仕事や表現が持つ社会的・文化的影響力への自覚と誇りを象徴している。

ドイツ人留学生が流暢な日本語を話す様子は、言語の壁を越えた真の理解と交流の可能性を表している。これはあなた自身の翻訳活動とも共鳴し、異なる文化や言語の間に意味のある橋を架ける役割を担っていることへの自己認識を示唆している。

周囲の友人たちが彼の話を信じないのに対し、あなただけが真実だと感じる点は、あなたが他者には見えない可能性や真実を直感的に感知する能力を持っていることを示している。

総合的解釈

この夢は全体として、あなたが過去の経験や関係性を大切にしながらも、新たな創造的・知的挑戦に踏み出そうとしている人生の転換点を反映している。スイス旅行から帰国した直後という時期も重要で、国際的な経験や異文化との接触が、あなたの無意識に新たな視点や可能性をもたらしたことを示唆している。

舞台上での演技と、ドイツ人留学生との出会いは、あなたの創造的表現と国際的コミュニケーションへの深い関心を象徴し、これらが今後のイギリス大学院出願や翻訳出版という具体的目標と結びついていると解釈できる。

夢の中で繰り返し現れる「驚き」の感情(友人の演技力、留学生の日本語能力)は、あなた自身が既存の認識や予測を超えた可能性に開かれていることを示し、今後の人生における予期せぬ発見や展開への準備が整っていることを暗示している。


16709. 今朝方の夢の振り返り

                       

旅を終えた今日は、朝から洗濯機を回し、米と黒豆の水煮を作り始めた。輝く朝日を眺めながら、今朝方の夢に対する3つの生成AIの解釈をもとに総合的な振り返りをしておきたい。ChatGPTの解釈の中で、特に次のものに注目した。子犬がテーブルに上ろうとするのを制止する行為は、原初的衝動に社会的規範を与える内的統制のメタファーであるが、同時に「本能を完全には排除せず、大切に抱き留めたうえで地面(現実)へ下ろす」という態度が示される。これは、今後の学術的挑戦においても感情的活力を抑圧ではなく“躾け”として扱うべきであることを告げているとChatGPTは指摘する。学術的研究の中でも直感と直観の双方を常に大切にし、そうした本能的な能力を抑圧しないようにしながら、同時にそれらが暴走しないようにもしていく。古典的ではあるが、やはりそこには理性の力が鍵を握るのだろう。続く夢の場面は、演劇のステージを舞台にしていた。そこは公的自己表現、創造性、評価への晒しを意味するとChatGPTは指摘する。三人一組というフォーマットは「思考・感情・行動」「過去・現在・未来」など、三位一体的統合を指すとのことで、ちょうど今ゼミで扱っているカート・フィッシャーの理論では、同様の三位一体が発達に不可欠だとされている。友人の演技を見て「自分も全力を尽くしたい」と決心し、ゾーンに入る描写は、現実世界で予定するライティングサンプル執筆における没我の創作体験を予告しているとのことだ。言い換えれば、この舞台は「研究成果を世界に提示する防衛なき舞台」であるとChatGPTは指摘する。夢は、「かつての支えと衝動を肯定しつつ、それを洗練して公的創造へ昇華し、国際的対話までつなげよ」という指針を授けているとのことで、まさに意識とリアリティの地動説の提唱は、国際的な取り組みとする予定であるし、海外の研究者と一丸となって取り組むライフワークとしての一大プロジェクトである。子犬を抱く優しさ、仲間の才能に感嘆する謙虚さ、留学生の情熱を見抜く鋭さ――これらは翻訳出版や学術執筆において不可欠な感性であるとし、今日取り組む予定のライティングサンプルのドラフトは、単なる入学要件ではなく、自己物語を世界と共有する第一幕として位置づけるべきであるとChatGPTは指摘する。自分がステージで味わった「時間を忘れる没頭感」は、現実の執筆プロセスでも再現可能であり、その刹那にこそ最も真実味ある声が宿るとする。夢は、テーブルを歩こうとする子犬を制しつつも愛情を注いだように、遊び心と規律を併存させよと語っているのである。その言葉を胸に今日の活動に取り組みたい。Claudeは、今朝方の夢で特に注目すべきは、小中高時代の友人たちの予想外の演技力に驚かされる場面であるとしている。これは、自分自身の内に眠る未発見の才能や可能性に対する気づきを象徴しているとのことで、友人たちの演技に触発されて自らも最善を尽くそうとする気持ちは、自分が周囲からインスピレーションを受け、それを創造的エネルギーに変換する能力を持っていることを示しているとのことだ。夢の中で繰り返し現れる「驚き」の感情(友人の演技力、留学生の日本語能力)は、自分自身が既存の認識や予測を超えた可能性に開かれていることを示し、今後の人生における予期せぬ発見や展開への準備が整っていることを暗示していると述べている。他者の中の隠れた才能を見出すことは、自分の内にある隠れた才能を見出すことでもある。他者の才能と自分の才能はどこか深層的な次元で必ずやつながっている。フローニンゲン:2025/5/13(火)08:10


16710. メルヴィンからの贈り物『キバリオン』

     

時刻はゆっくりと午後4時に近づいている。今日のフローニンゲンはすこぶる天気が良く、先ほど親友かつかかりつけの理髪師のメルヴィンの店に行ってきた。街の中心部には、夏の時期に子どもたちが楽しめるような即席の遊園地が今年も出ており、子どもたちが各種のアトラクションや出店を楽しんでいる姿がとても微笑ましかった。帰りに遊園地内を横切ったのだが、そこだけ時空間が異質のように感じられ、自分もかつてこうした世界に没入していたことを思い出した。そこにいる子供たちはきっと、大人が感じられないことを感じ、大人とは違った感性で遊園地空間を捉えているに違いないと思った。人はそれぞれ心の世界を持っているが、子供は子供に固有の世界がある。発達過程における世界観の違いと片付けてしまうこともできるが、それをしてしまうと惜しい何かがそこにある。子供たちの純粋で幸せそうな笑顔を見ていると、彼らの世界を尊重することの大切さを思った。そう思ってみると、自分もまたひとときではあるが、そうした世界を垣間見れたような気がした。メルヴィンの店に到着すると、今日は晴天にもかかわらず、メルヴィンが店の外のベンチに腰掛けてギターを弾いておらず、どうしたのかと思った。店の中に入ると、今日はどうやら忙しいようで、前の客の髪の毛を切っていた。コーヒーを一杯もらい、せっかくなので待っている間は外のベンチに腰掛けて、フローニンゲンの中心部を通り抜けていく爽やかな風を感じながら、道ゆく人たちの姿を眺めていた。前の客が外に出てきて自分に声を掛けてくれ、そこから店に入った。今日もまずはメルヴィンとソファに腰掛け、斜めに向き合う形で会話を楽しんだ。自分からは、ちょうど昨日スイス旅行から帰ってきたという話をし、メルヴィンからは歌の練習でブレークスルーが先週に行った話を聞いた。お互いのトピックについてある程度の時間をかけて質疑応答をしたところで髪を切ってもらい始めた。そこからも引き続き会話を楽しんだのだが、その中でメルヴィンから有り難いことに、キバリオンに関する書籍をプレゼントしてもらうことになった。キバリオンとは、古代エジプトとギリシャのヘルメス思想の教えを伝えるものであり、宇宙に関する7つの原理を説くものである。以前からキバリオンについてはメルヴィンから話を聞いていたが、自分が現在量子論に関する研究を進めていることを話すと、キバリオンの観点は研究にきっと役に立つとのことだった。何やらキバリオンの英語の翻訳書は彼女のアンジェリカにも先日プレゼントしたらしく、自分にも英語の翻訳書をプレゼントしてもらえることになった。わざわざ明日の夕方に自宅の郵便受けに届けてくれるとのことだった。再び物理的な書籍を手に取って探究をしようと思っていた矢先に、意識とリアリティの地動説の探究に役に立つであろうキバリオンの書籍を贈ってもらえることになったのもきっと何かの縁なのだろう。メルヴィンの親切心に感謝しながら店を後にし、輝く太陽の光を目一杯浴びて満足げな気持ちで自宅に戻ってきた。フローニンゲン:2025/5/13(火)16:02


Today’s Letter

I visited my beloved friend’s barbershop today. Thankfully, he said he would give me the book The Kybalion. It is a study of the Hermetic philosophy of ancient Egypt and Greece. His explanation of the book convinced me that it would be helpful for my study of the Copernican theory of consciousness and reality. Groningen, 05/013/2025


 
 
 

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