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9125-9128: フローニンゲンからの便り 2022年9月16日(金)



No.3993 夕日の風車_A Windmill of the Evening Sun


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1801, A Balance of Morning Light

A balance of morning light is equally weighted.

Everything enjoys privileges of receiving morning light.

Groningen; 08:22, 9/16/2022


No.1802, A Letter From Heaven

I received a letter from heaven.

It is written by light and breeze.

Groningen; 19:36, 9/16/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9125. 今朝方の夢

9126. メタモダニズムへの関心から書籍を購入して

9127. 車庫の屋根の緑化作業が終わって

9128. 箏の稽古(33):基礎を大切にして


9125. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えようとしている。今朝はすこぶる寒い。足元から相当冷えていて、長袖長ズボンどころではなく、もはや靴下も履かないといけないほどに寒くなっている。今の気温は11度で、今日は16度までしか気温が上がらない。一昨日に歯医者に行ったときにノーダープラントソン公園を横切った時に、紅葉した落ち葉が地面に落ちていて、もう秋に入っていることを強く実感した。ここからは秋が短く存在し、すぐに冬がやって来るだろう。冬を終えるごとに新たな自分になっていることを鑑みると、冬の訪れは歓迎するべきことだろう。春に向けて、自分の取り組みを日々継続して行うだけだ。


今朝方は断片的な夢をいくつか見ていた。昨日ラスキー博士とのセッションを行なったためか、夢の中にラスキー博士が現れていた。ラスキー博士と私は対談と言うよりも2人で雑談をしていて、お互いの学問的な関心事項だけではなく、むしろ芸術関係の趣味の話で盛り上がっていた。確かこの夢の前には、会社を舞台にした夢があったように思う。そこでは大義名分と言うものが主題に扱われていて、大義名分を重んじで会社の仕事に当たることの大切さを見知らぬ男性が力説していた。その主張のうちのいつくかはもっともだと思い、共感している自分がいた。それ以外には、見知らぬリゾートホテルの上層階にある大浴場にいる夢もあった。そこは珍しく混浴で、自分が大浴場に入った時には、なんと周りには女性しかいなかった。しかも若い女性ばかりだったので、少し気が引ける自分がいた。脱衣室には誰も人がおらず、大浴場も貸し切り状態だと思っていたので、まさかこんなに若い女性が大浴場にいるとは思ってもいなかったのである。私は体をさっと洗い、そこから少し風呂に浸かり、足早に大浴場を後にすることにした。そんな夢の場面があった。この夢の場面の後には、見知らぬ若い日本人女性と話をしている場面があった。その女性とはどうやら交際をしているようであり、今から遊びに行く場所やレストランの話をしていた。華奢なその女性はとても可愛らしく、彼女をこれから守っていくという強い意志が自分の中にあったのを覚えている。最後に、見知らぬ博物館の1階から最上階に向かって展示品を鑑賞している自分がいた場面があったのを覚えている。その博物館はまるで塔のように高くそびえ立っていた。上の方の階に、サッカーワールドカップの歴史を知るための所蔵品がたくさん置かれていて、そこで欧米の若い女性が日本語で通訳をしていた。そのフロアの展示を見た後に、頂上に向かった。頂上に到着すると、そこは屋外になっていて、土が敷かれていた。そして、そこには浮浪者や薬物中毒のような痩せこけた外国人が数人いて、野良犬のような動物も何匹かいた。私はここはあまり見るものはないなと思って、頂上にある土産屋にも入ることをせず、下の階に降りていくことにした。すると、自分が真っ裸であることに気づき、服はどうしたのかと思った。周りにいる浮浪者の中で上半身裸の人は多かったが、さすがに真っ裸の人は皆無であった。自分だけ真っ裸な状態で困ったなと思ったが、それを気にせず地上に降りていくことにした。頂上からは階段ではなく、地上に続く形の緩やかなスロープがあって、そこを通っていくことになっていた。その際に、小中高時代の親友2人(NK & SI)とすれ違ったが、彼らは私に気づくことがなかった。唯一気づいたのは、中学校時代の2学年下のバスケ部の後輩だったが、私が真っ裸だったので声を掛けてくることはなかった。今日は断片的だがそれぞれ印象的な夢を随分と見たものだ。フローニンゲン:2022/9/16(金)07:13


9126. メタモダニズムへの関心から書籍を購入して


時刻は午前9時半を迎えた。先ほど、昨日のラスキー博士とのセッションを振り返りながら、1つだけ音声ファイルを作成した。それは、実践者が理論や概念を学ぶことの意義に関するものだ。その音声ファイルを作成した後に、昨日から気になっていたメタモダニズムに関する下記の4冊の書籍を購入した。


1. The Listening Society: A Metamodern Guide to Politics, Book One

2. Nordic Ideology: A Metamodern Guide to Politics, Book Two

3. Metamodernism: The Future of Theory

4. Metamodernism: Historicity, Affect, and Depth after Postmodernism


ポストモダニズムの思想運動を超克するものとしてメタモダニズムの機運が高まり、この思想運動が北欧を中心にして活発に起こっていることが興味深く、上記の4冊を購入した。とりわけ前者2冊の著者は、ハーバード大学の認知的発達心理学者(かつ数学者及び精神科医)のマイケル·コモンズの発達理論モデルを活用してメタモダニズムを捉えており、大変興味深く思った。いずれも400ページを超える大著だが、今からそれらを読むことが楽しみである。メタモダニズムがポストモダニズムのどのような点をどのように乗り越えようとしているのか、それを政治·経済·文化の観点から考察をしていきたいと思う。


上記の2冊に加えて、アマゾンイギリスに注文していたテクノロジー哲学者のドン·アイディの“Husserl’s Missing Technologies”と“Medical Technics”という書籍が届かず、勝手に配送センターに送り返されていて返金処理がなされていたので再度注文した。アイディは注目しているテクノロジー哲学者の1人であり、とりわけ前者の書籍がテーマとして扱っているフッサールの現象学的な視点とそれをさらに洗練·発展させたポスト現象学的視点でテクノロジーを捉えていく観点を提供してくれているため、どうしても読みたい書籍である。結局8月から9月に掛けて300冊ほどの学術書を購入しながらも、日々読みたい書籍と出会うため、少しずつ書籍の買い増しをしている。このようにして購入した書籍は、いつか他者や社会に真に役に立つ研究や実践に結実していくと信じながら、今からまた読書に励もうと思う。これから読むのはテクノロジーやアートに関して造詣の深い香港の哲学者ユク·ホイの2冊の書籍だ。フローニンゲン:2022/9/16(金)09:40


9127. 車庫の屋根の緑化作業が終わって


つい先ほどジムから戻ってきた。帰り道には少し小雨がパラついていたが、傘を差すほどではなかった。自宅を出発する時に、扉を開けたところにフレディさんがいたので、家の前の車庫の屋根の作業の進捗について聞いた。フレディさんの協働者のバスを含め、数人が作業に朝から取り掛かっていて、どうやら無事に作業を終えたようだった。なので今、書斎の窓から車庫の屋根の裏を見てみたところ、確かに土が敷き詰められていて、土が飛ばないような工夫が施されていた。そして、もうすでに木の苗が植えられていて、見事な仕上がりである。フレディさん曰く、来年の春には随分と木が大きくなっているであろうとのことだったので、今からそれが楽しみだ。さて、先ほどまでジムにいたのだが、さすがに外気が16度ぐらいになってくると肌寒く、今日は上にスウェットを羽織って行った。道ゆく人たちもジャンバーやジャケットを着ていて、もう秋の身なりになっていることに気付かされた。短い夏が終わり、これから秋が深まっていくことを予感する。


今日のジムでのトレーニングもいつものように集中して取り組むことができた。再来週末の日曜日には、ロビンさんとのプライベートレッスンがあり、そこでランク2の試験に臨むことになる。それを無事にクリアすれば、晴れてランク3の技を習っていくことになる。ロビンさん曰く、ランク3からはもうそれほど新しい技はなく、ランク4ぐらいになった段階で全ての技を習い終えることになるそうだ。そこからはより実践的に、ジークンドーの戦術的なことを学んでいくことになるらしい。おそらくそれこそがジークンドーの醍醐味なのかもしれない。ジークンドーの稽古をした後に、自重トレーニングを4セットほど行い、そこからサウナで汗を流した。今日は金曜日だったので、毎週金曜日にサウナに来ていると述べていたオランダ人のおじさんと同席し、サウナの中で少し話をしながら良い汗を流した。ジムでのトレーニングとサウナでさっぱりしたので、今からは箏の稽古に励みたいと思う。十分に箏の稽古に励んだら、夕食の準備をしようと思う。フローニンゲン:2022/9/16(金)16:55


9128. 箏の稽古(33):基礎を大切にして


先ほど激しい雨が降ってきたが、今はまた雨が止んでいる。ただし空にはどんよりとした雲が覆っていて、これからまだ断続的に雨が降りそうだ。先ほど、40分間ほど集中して箏の稽古をした。今の自分の集中力からすると、長くても1回あたりの稽古は60分が最大である。実際に、オンラインレッスンもそのくらいの長さなので、ダラダラと稽古をするのではなく、集中して稽古に励みたい。今日の稽古では、テクニック集の課題曲を3つほど演奏した。これらの曲に関しては随分と進歩が見られるようになったので、少しテンポを上げて演奏してみたり、より細部にこだわっていくことを心掛けていきたい。そこからは『はじめての文化箏』に掲載されている最初の曲から順番に練習していった。最初の「チューリップ」と「きらきら星」は楽譜通りの音の高さで練習した後、それぞれの数字に7を加える形で1オクターブ高くして練習することも行った。そして、それ以降の曲に関しては、今後を見据えて、少し2箏のパートも練習していった。自分なりに色々と動画を見ながら技術の習得に向けて予習をしているが、それでもまだ演奏の仕方がよく分からないところがあるので、それらについては別途動画を検索してみたり、次回のレッスンにでも先生に質問してみようと思う。明日は最初から曲を演奏していくのではなく、トレモロを要求される「アメイジング·グレイス」から演奏をしていこうと思う。そして、エルガーの「愛の挨拶」の完成度を高めていくことを行いたい。


箏の稽古の前にメールを確認すると、JALから連絡があり、どうやら9月7日以降は、ワクチンを3回接種している場合には、日本入国時のコロナ陰性証明の提出は免除されるようになったらしい。これが意味しているのは渡航前のPCR検査が不要になったということだろうか。すでに検査の予約をしてしまっているので、仮にPCR検査が不要になったとしても、物は試しということでフローニンゲンの検査場に行って念のため検査をしてもらおうと思う。それと、欧州に帰る前日に宿泊する予定の成田空港近くのホテルをまだ予約していないことに気づいたので、その予約を今夜にでも行っておきたい。フローニンゲン:2022/9/16(金)17:50

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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