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7705-7711: フローニンゲンからの便り 2022年1月17日(月)



No.3179 この瞬間の気持ち(その2)_A Feeling at This Moment (Part 2)


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1164, Perfect Unity

To find complete calmness in the middle of change is to perfectly unite with yourself.

Groningen; 13:38, 1/17/2022


No.1165, Sauna & Nirvana

I took a sauna today.

I was completely relaxed.

I felt as if I were in the state of nirvana.

Groningen; 17:33, 1/17/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7705. 昨夜の楽しいひと時を振り返って/今朝方の夢

7706. ロビンさんからフィードバックをもらって

7707. オーナー夫妻との話から

7708. ジークンドートレーニング19:プッシュステップのコツを掴んで

7709. 嬉しい知らせ/システマトレーニング15:呼吸を通すこと・リラックスを伝えること

7710. サウナの至福さを味わって

7711. サウナの魅力とサウナについての考察


7705. 昨夜の楽しいひと時を振り返って/今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えた。昨日は、オーナーの自宅に招待してもらい、そこでオーナー夫妻と隣人のサハルとマークと話をした。予定では午後4時から午後6時か7時を目処にしようということであったが、サハルとマークが6時半頃に帰ってからも、オーナー夫妻との会話が盛り上がり、普段はもう就寝している時刻を過ぎて、午前12時半ぐらいまでオーナー夫妻の家にいた。


おかげでフレディさんとペイトラさんとは色々な話をし、とても楽しい時間を過ごすことができた。一夜明けて、改めてそれを感謝している。


昨日の話の中でも取り上げられたように、オランダのロックダウンは部分的に解除され、ジムのインドアが使えるようになったとのことだ。念のため、ジムに電話をしてみて、インドアとサウナが使えるようになっているのであれば、今日の午後にでもジムに行き、早速サウナに入ってきたいと思う。


楽しいひと時を過ごし、自宅に変えるとすぐにベッドに向かい、そのまま就寝した。オーナー夫妻の家での談笑が影響を与えたのか、昨夜は不思議な夢を見ていた。


印象に残っているのは、空を飛ぶ列車の中で、様々な外国人と話をしていたことである。そこで用いられていたのは英語だった。


その列車は不思議な作りをしており、列車の中はとても広く、列車の中にいると、そこは列車とは思えなかった。というのも、プールがあったり、会議室があったり、レストランがあったりと、およそ列車にあるとは思えないようなものがたくさんあったからだ。


私は、プールが向こうに見える部屋にいた。そこはジムのようなトレーニングスペースであり、そこでアジア人の女性から、相手に気を送る方法についてレクチャーを受けていた。レクチャーはとても実践的であり、内容は秀逸だった。


最初私はうまく相手に気を送ることができなかったが、その女性の的確な助言に従って練習を重ねていくと、いつしか突然コツを掴み、人にうまく気を送ることができるようになったのだ。私は彼女にお礼を述べ、その部屋を後にした。


不思議な空間と化した列車の中を歩いていると、再び普通の車両に戻ってきた。ところがそこはやはり少し普通ではなく、天井はガラス窓になっていて、全席個室の車両だった。私はある個室に入り、そこで先ほど話をしていた外国人の男性と再び話をした。


すると、天井のガラス窓の向こう側に不思議なシンボルが宙に浮いている姿を見た。彼と私はそれをとても驚いた。


そのシンボルは雲か煙でできているのか、風によってうねりながら姿を変え、最終的なシンボルになってからも、少しずつ形を変えていた。そのシンボルは最初時計のように思えたが、そこから形を変えていくと、宗教的なシンボルのような姿になった。


その姿を言葉で説明するのは難しいが、とにかく不思議で綺麗な模様であったことは確かだ。そんな不思議な夢を見ていた。


夢の中でレクチャーしてもらった気の送り方のコツが今も自分の内側に残っているような感覚がある。夢の中の自分、すなわちサトルボディを持った自分が、コツを掴んでいて、それが今覚醒しても感覚として残っているのは興味深い。それと最後に見た宗教的なシンボルの美しい模様も脳内に残っている。フローニンゲン:2022/1/17(月)08:41

7706. ロビンさんからフィードバックをもらって


時刻は午前9時半を迎えた。今朝方、スマホを確認すると、ロビンさんから連絡があった。


昨日もロビンさんとやり取りをしていたのだが、昨夜はスマホをもたずにオーナー夫妻の家に行き、戻ってきてからもすぐに寝てしまっていたので、ロビンさんからの返信に今朝方ようやく気づいた。


嬉しいことに、急遽明日の夜に2回目のプライベートセッションをしてもらえることになった。ロビンさんは日中には仕事があるので、レッスンは19:15から行うことになった。この時間だとトレーニングを終えて自宅に帰り、トレーニングログを付けてから入浴をして就寝する流れが良さそうだ。トレーニング後には夕食を食べる時間はなさそうなので、トレーニングの3時間ぐらい前に軽めの夕食を摂っておこうかと思う。


ロビンさんのメールを確認すると、1つ添付資料があった。ジークンドーは他の武道と違って黒帯などの制度はないが、トレーニングの目安としてロビンさんのスクールではランクを設けており、最初のランクで習得するべき事柄のリストを送ってもらった。


それは挨拶の礼法に始まり、基本的な構えであるオンガードポジション、いくつかの基本的な防御方法とフットワーク、そしていくつかの打撃方法がリストに掲載されていた。それは3ページほどの資料であり、これをプリントアウトして明日のプライベートレッスンに持ってきて欲しいとロビンさんから連絡があった。今日の午後にでも、この資料を近所のコピー屋でプリントアウトしておこうと思う。


メールにはその他にも、昨日練習の進捗を報告するために自らで撮影した動画に対して詳細なフィードバックがあった。礼法に関しては問題なく行えており、先日のレッスンの最後に教えてもらった腕と拳の連携を高めるエクササイズに関してもうまく行えているというフィードバックをもらった。


フィードバックの中で大変参考になったのは、プッシュステップを行う時に、どうしても体が上向きの方向に動きがちであり、正しくは前進する方向に体が動くことが重要だというものである。おそらく自分のプッシュアップでは、まだ重心が上がってしまい、それが上方向への動きのエネルギーを生んでしまっているようなのだ。


あくまでもプッシュステップは前後へ一気に動くものであるから、動きのエネルギーは水平方向でなければならない。このフィードバックを意識して、今日はとりわけ丁寧にプッシュステップの練習を行おう。


また、パク·サオからのバックフィストの練習は、目の前に相手がいることを意識したシャドーボクシングのような形で行うと良いとのことだった。その際に、ナチュラルポジションでもいいし、オンガードポジションで練習してもいいとのことだった。


連続で技を出すというよりも、1回技を繰り出したら、再びポジションに戻った方がいいというフィードバックを受けた。これはどちらのポジションでも行えるように練習してみよう。この動きについては、明日のプライベートレッスンの際に取り上げてくれるらしいので楽しみだ。フローニンゲン:2022/1/17(月)09:53


7707. オーナー夫妻との話から


とても静かな月曜日の朝の世界が広がっている。書斎の窓の外をぼんやり眺めながら、改めて昨日のフレディさんとペイトラさんとの話を振り返っている。


フレディさんは今でこそ大工仕事に毎日従事しているが、そもそも大工の専門学校に通ったことはなく、実践を通じて大工の技術を磨いていったことを知った。


フレディさんもペイトラさんも自分と同じくフローニンゲン大学に通っていて、ペイトラさんは英文学で学位を取得し、フレディさんは大学を中退し、自分のやりたい事に邁進していったという話を初めて聞いた。2人が同じ大学で学んだ同窓であることを知り、これまで以上に親近感が湧いた。


フレディさんは大の小説好きであり、日本の小説についても造詣が深く、実際に本棚には日本の小説の翻訳書が何冊もある。そんなフレディさんは、学位を取得していないながらも英語の先生をしていたことがあったそうだ。


ところがある日、英語の教師を辞め、大工仕事の面白さに目覚めて大工の道に入ったそうだ。そこからは、大工仕事の一環としてノルウェーに数年ほど滞在していた。


フレディさんがノルウェーに住んでいたことがあるという話は以前聞いていたが、昨日は具体的にノルウェーのどこに住んでいたのかから話が始まり、フレディさんの思い出話を興味深く聞いていた。


偶然ながら、数年前に私はオスロとベルゲンに旅行し、それらの2つの都市を結ぶちょうど中間にある山間の町にフレディさんは住んでいたそうだ。自分がオスロからベルゲンまで列車で移動していた時に、その町の駅に停車していたことをフレディさんに教えてもらった。


そこは山間の気候だからか、冬はめっぽう寒く、マイナス45度に到達することもあったそうだ。極寒の地で起こった面白いエピソードをいくつか聞き、そこからはオーロラの話になった。


自分はこの間のロヴァニエミ旅行で残念ながらオーロラを見ることはできなかったが、フレディさんはノルウェーに住んでいる時に何度もオーロラを見たそうだ。ある夜、偶然ドライブをしている最中に、突然空に光の帯が現れ、何かと思って車を止め、空を見上げると未だかつて見たことのないような美しいオーロラを見たそうだ。


フレディさんが実に嬉しそうにその時の話をしてくれるものだから、こちらも嬉しくなって、その情景を頭に思い浮かべ、まるでその見事なオーロラを見ているかのような感覚があった。語りの力というのはやはり凄いものがある。


そこからは欧州の政治経済の話をしたり、ロシアの位置付けについて話を伺った。ロシアは大陸としてはヨーロッパにあるが、政治経済的な観点でロシアをヨーロッパだとみなしているヨーロッパ人はいないというのが自分にとってはどこか不思議な感覚だった。日本人の自分からすると、もちろんロシアはかなり独特な国ではあるが、ヨーロッパの国というイメージがあり、そのイメージはヨーロッパ人のそれとはズレがあることがわかったのである。


色々と政治経済の話をした後は、再び文学と映画の話になった。マークとサハルが帰った後に、フレディさんがいくつか日本の小説を持ってきてくれた。


その中から、宮下奈都さんの“The Forest of Wool and Steel(『羊と鋼の森』)”という小説を貸してくれることになった。この小説に合わせて、英文学に関する“Old English Verse (1972)”という書籍も貸してくれることになった。


以前自分が詩に関心を持っているということを伝えていたので、本書を貸してくれることになったのだろう。今中身を改めて確認すると、詩と聖書の関係を含め、多角的に詩について論じられていることがわかり、近々本書をゆっくりと読み進めていこうと思う。


まだまだ色々と面白い話を昨日聞くことができたのだが、それらを書き出していくとキリがなさそうなのでこのあたりで終わりとし、これから午前中の創作活動とトレーニングに入っていきたい。フローニンゲン:2022/1/17(月)10:37

7708. ジークンドートレーニング19:プッシュステップのコツを掴んで


つい今し方、午前中のジークンドートレーニングを行った。その際に、ロビンさんからのフィードバックをもとにプッシュステップを練習したのだが、早速小さなブレークスルーがあった。


このステップをする際に、どうしてもジャンプのような動きになってしまうことがある点を自覚していたが、ジャンプのような動作にならないようなコツがまだ掴めていなかった。ところが、ロビンさんからのフィードバックの言葉の奥にある意味を自分なりに考え、それを身体を通じて表現できるように実践に落とし込んでみたところ、スッと何かが掴めたような感じがあったのである。


それについて言語化しておくと、左足の母指球をいかに活用するかが鍵のような気がしている。以前から母指球への意識はあったが、母指球から地面を押す際に、そのベクトルが鍵を握ることに気づいたのだ。


ベクトルには向きと大きさがあり、マーシャルアーツのコンテクストにおける大きさとは運動エネルギーのように自分は捉えており、プッシュステップの際には、まずはベクトルの向きに関してはとにかく水平方向を意識することが大事になる。


ここで少しでも意識が上向きのものになってしまうと、前方への推進力は弱まり、ジャンプしてしまうようなステップになってしまう。そうすると、頭が上下してしまい、重心も上下してしまうという不安定なステップになることがわかった。


今のところベクトルの持つ2つの要素のうちの運動エネルギーについて、プッシュステップの運動エネルギーの最適量はどれほどかはまだ掴めておらず、この点に課題意識を持ってみよう。感覚的には、今は力まない程度に、だが少し力を入れて母指球を押して前に進む推進力を生み出すようにしている。


繰り返しになるが、とにかく水平方向への移動を意識し、決してジャンプのような動きにならないように意識する。その際には、初動の母指球の活用が鍵を握る。そこに上方向への運動エネルギーを少しでも働かせてしまうと、体が上に動いてしまうのだ。なので、母指球を地面に押し当てる際に生み出される運動エネルギーのベクトルをとにかく前に矢のように解き放つようなイメージを持ってみることが鍵かと思う。


このように一直線に飛んでいく矢のように前方に動くことが重要だ。仮にジャンプをしてしまうと、相手にわかりやすく、運動エネルギーをロスしてしまう。


ブルース·リーもロビンさんも指摘しているように、相手への最短距離は絶えず直線となるのだ。ジャンプのように放物線を描いてはならない。頭の高さを意識して、頭の高さが変わらないように水平移動ができるようにプッシュステップをまた繰り返し練習していこう。フローニンゲン:2022/1/17(月)11:50


7709. 嬉しい知らせ/システマトレーニング15:呼吸を通すこと・リラックスを伝えること


時刻は午後1時を迎えた。正午前に近所のジムに電話をしたところ、幸いにもロックダウンが開けてインドアのジムとサウナが使えるようになったとのことだった。その知らせを聞いてとても嬉しく思い、早速今日ジムに行ってみることにした。


ロヴァニエミから帰ってすぐにそのジムに行ったのだが、その時はロックダウン中だったのでアウトドアのジムしか使えなかった。インドアとサウナが使えるようになって改めて会員登録をしようと思っていたのである。


ちょうど今、ジムは1週間の無料お試し期間とのことであり、それをまずは利用してみようと思う。とにかくそのジムにサウナがあることが魅力的であり、インドアではジークンドーやシステマの自主トレーニングができるだろう。


環境を変えてトレーニングするというのも良いことだと思うので、サウナに入る前に毎回インドアで自主鍛錬をしようと思う。今のところサウナには2日に1回か、3日に1回のペースで入ろうかと思っている。それは大きな寛ぎと癒しになるだろう。


2時前に自宅を出発し、近所のコピー屋でプリントアウトしてもらった資料を受け取ってからジムへ行く。初回ということもあって、少しばかりジムの使い方を教えてもらうことになっている。今日はまず下見ということもあって、ジークンドーやシステマのトレーニングをジムで行うことはせず、説明を聞いたらサウナだけ入って帰って来ようと思っている。


ジムに電話をした後は、システマのトレーニングを行った。システマの代名詞の1つであるバーストブリージングを行いながら、スタティックエクササイズを行った。


プッシュアップ、スクワット、シットアップ、レッグレイズの4大エクササイズに対してバーストブリージングをしながらスタティックエクササイズの実践をした。その名前にあるように、このエクササイズでは4大エクササイズの動きの中でポジションを固定し、その状態をキープしてバーストブリージングを行うものだ。これによって、身体に負荷がかかった状態でもリラックスした身体を作っていくことができる。


負荷への耐久力が増すだけではなく、負荷からの回復力の向上も目的になっている。エクササイズを通じて、呼吸が全身に巡っている感覚が以前よりも濃くなっている感じがあった。そして、意識の力を用いれば、ある特定の箇所に呼吸を通すことができるようになってきている。こうした進歩が見られたことは嬉しいことであった。


複数の意識状態(ステート)を行き来する実践として、マーシャルアーツの鍛錬は実に有益であることを改めて実感している。トレーニングを通じて、非日常意識や深いリラックス状態になれるのだ。意識状態という観点からも、日々のトレーニングを考察していくことができる。


昨日のシステマのトレーニングを改めて思い出してみると、力を通して相手を崩すのではなく、自分のリラックスを相手に通す形で崩す練習が印象に残っている。今朝方見た夢の中で、相手に気を送るという話とつながるものがある。


相手に力を通そうとすると、それは反発心や反発力を生んでしまう。なので、力を相手に伝えようとするのではなく、呼吸を通す感覚で、自分のリラックスした感覚を相手に伝えるようにしてみると、面白いように相手が崩れていく。これは合気道にもつながるものがあると実感する。


ここからは、自分の身体により一層呼吸を通していくことを意識し、対人エクササイズにおいて接触する機会があれば、その時には相手に呼吸を通し、リラックスを通す感覚を持ってみよう。フローニンゲン:2022/1/17(月)13:30


7710. サウナの至福さを味わって


爽快感に包まれている。今の自分の感覚を単純に表現するとそのように言える。


爽快感に包まれながら、意識はとてもまろやかな感じがしている。そうした状態をもたらしてくれたのは他でもない、サウナである。


午後2時前に自宅を出発し、近所のコピー屋に立ち寄って、そこからジムに行った。ジムに到着すると、受け付けの女性が親切に対応してくれ、すぐに1週間のトライアルの登録をしてくれた。登録を済ませると、早速サウナルームに向かった。


このジムのサウナは更衣室の中にあり、シャワーの隣にサウナルームがあった。自分が入ろうとすると、ちょうど中から1人出てきて、そこからは貸し切り状態になった。


確かに平日の夕方前の時間帯はとても空いていて、今後もこの時間帯にジムに来ようと思った。サウナはとても綺麗で、15分を計る砂時計が置かれていて、それを使って合計3ラウンド楽しんだ。


1ラウンドごとに冷たいシャワーを浴びて、そこで水分補給をして数分休憩し、そして次のラウンドに入るということを繰り返した。このサウナは、自分で石に水をかけて温度調節をする必要がなく、90度ぐらいに保たれていてとても快適だった。


最後にサウナに入ったのはロヴァニエミのホテルであり、ちょうど2週間が経とうとしていた。やはりサウナはとてもいい。入っている間は瞑想の意識状態であり、その中でデトックスができる。


汗を通じて体の内側から老廃物を外に出すことができるのだ。また、数日前に行っていたシステマ式のコンディショニングマッサージをサウナルームの中で行っていると、なお一層のことデトックスが促され、同時に身体の緊張や凝りが解消されていくのが明確にわかった。


サウナを出ると、肌の調子や顔色が目に見えて良くなっていた。サウナのおかげで血流がより健全なものになったことの証だろう。


当面はサウナを2日に1回入りたいと思う。幸いにもジムは自宅から歩いてすぐであり、帰り道には行きつけのオーガニックスーパーにも行けるのでとにかく便利だ。


ジムに慣れてきたら、ジークンドーやシステマのトレーニングをジムのトレーニングルームで行いたい。3つほど部屋があるうちの1つには、サンドバックなども置かれていたので、その部屋でマーシャルアーツの鍛錬ができたらと思う。


ジムの雰囲気はとても良い。そこにはポジティブなエネルギーが流れている。


このジムではコーヒーやエスプレッソなども提供されていて、無料Wifiもあるので、サウナ後に寛ぎながらそこで読書や日記を書いたりすることもできる。


とにかく近所に良いジムが見つかって本当によかった。ここからはより一層マーシャルアーツのトレーニングと身体の調整が充実したものになるだろう。フローニンゲン:2022/1/17(月)16:36


7711. サウナの魅力とサウナについての考察


なるほど、サウナにはいる時には理想として湯船に浸かって、体を拭いてからサウナルームに入るということを知った。先ほどジムでサウナに入った際には、温かいシャワーで体の汚れを落としたが、体が濡れたままサウナルームに入ってしまっていた。


明後日またサウナに入る際には、温かいシャワーを浴びて、バスタオルで体をきちんと拭き取ってサウナルームに入ろう。体に水分が付いたままサウナに入ると、その水分が蒸発して汗が出にくくなってしまうそうなのだ。それは豆知識ながらとても重要だ。


今回は1回目が15分、2回目も15分、3回目は10分ほどだったが、どうやらサウナは長くても10分ぐらいが良いようだ。長く入りすぎても逆に体に負担がかかってしまうそうなのだ。この点にも注意しよう。


ジムには水風呂のようなものがないので、サウナルームに入って出てきたら、冷たいシャワーを浴びる。これによって、血行が良くなり、自律神経が活発になる。


もう少し説明を加えると、サウナで熱くなった身体を冷たい水で冷やすことで、体は急激な温度変化に対応するために、体内で代謝とエネルギー消費の促進が起こるのだ。 このメカニズムを通じて、交感神経と副交感神経の両方が活性化されるという仕組みがある。


だからサウナ後はなんとも言えないリラックス感があるのだ。心身の深い部分がリラックスし、深い治癒的効果をそこに見る。


サウナの入り方も奥が深く、少し調べてみると、熱は上へ上がっていくという性質上、サウナルームの上の部分は当然ながら温度が高くなり、逆に下の部分は低くなる。何気なく腰掛けて足を伸ばして座っていたが、理想的には頭と足の温度差をなくすために、足はあぐらをかいたりするのが良いとのことだった。


せっかくなので、明後日サウナにまた入る時には達人座か割座で座りたい。達人座をすると、それはさながら瞑想実践のようであり、割座であれば、それはストレッチのようになる。割座で座る際には、骨盤の可動領域を広げるようにゆっくりと前後に動かしてみようと思う。


サウナに入ることとマーシャルアーツの実践を絡めてみると、例えばサウナに入っている時の自分の脈拍を感じたり、脈拍を呼吸によってゆっくりにしてみるエクササイズなどを行うことができる。このアイデアは、今日サウナに入っている時に閃いたものだ。


静かなサウナルームの中で聞こえてくるのは、自分の心臓の鼓動であり、それを次回は意識的に感じてみよう。そして可能であれば、それをよりゆっくりとしたものになるように呼吸を通じて介入してみよう。


サウナは本当に奥が深い。ロヴァニエミですっかりサウナの虜になり、サウナ愛好家になってしまった。それによって、サウナがある家に住みたいという思いが高まっている。


午前中にオスロとヘルシンキでジークンドーとシステマの双方のトレーニングができるかどうかジムを探してみたところ、残念ながらオスロにはシステマのジムはあるがジークンドーのジムはなかった。一方で、大きな喜びをもたらしてくれたのは、ヘルシンキにはシステマとジークンドーのジムがあり、両者はとても近い距離にあることがわかった。


将来の移住先はやはりフィンランドになりそうだ。ジムのあるヘルシンキ郊外に住むことができればいいなという小さな夢が芽生えている。フローニンゲン:2022/1/17(月)16:58

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