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7602-7604: ロヴァニエミからの便り 2021年12月30(木)



No.3090 光の祝祭_A Festival of Light


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1128, A Fractal Relationship

Whatever happens in nature can occur in our body.

Both have a fractal relationship for each other.

The macro cosmos and micro cosmos are one.

Rovaniemi; 13:00, 12/30/2021

No.1129, Beauty of a Gradual Change

I’m totally amazed and moved by seeing a gradual change in nature.

It is beautiful because it happens slowly and delicately.

The beauty of human development is based on the same principle.

Rovaniemi; 13:02, 12/30/2021


No.1130, Power of Great Art Works

A great work of art enables us to feel and think in a variety of ways.

I’m experiencing it right now, seeing a beautiful masterpiece.

Rovaniemi; 13:33, 12/30/2021


No.1131, A Bigger Shadow

An entity may be always smaller than its shadow.

This principle can be applicable to our mental shadow.

Rovaniemi; 13:54, 12/30/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7602.【ロヴァニエミ旅行記】ロヴァニエミの滞在計画/今朝方の夢

7603.【ロヴァニエミ旅行記】オーロラ観測に向けた期待

7604.【ロヴァニエミ旅行記】ロヴァニエミ美術館を訪れて


7602.【ロヴァニエミ旅行記】ロヴァニエミの滞在計画/今朝方の夢


時刻は午前8時半を迎えた。ロヴァニエミ滞在の最初の夜はぐっすり眠れた。昨夜は随分とジークンドーに関する動画を見ていて、いつもより就寝時間が遅れたのだが、それでも快眠が取れ、目覚めが良かったことは喜ばしい。


今日から本格的にロヴァニエミの滞在が始まるが、かと言って今回は色々と歩いてどこかに行くということはなく、ゆっくりすることが目的だったので、ゆっくりしたいと思う。


もちろん、4つほど訪れたい場所があることは確かなので、今日はまず、Culture House Korundiという現代アート美術館と、Taidemuseoという美術館に行ってみようと思う。両者は隣接していて、ホテルからは1kmほどなのでとても近い。


今日はその2つの美術館を鑑賞し、大晦日の明日と元旦の明後日はどこか観光に出かけるというよりも、雪が吹雪いていなかったら近場を散歩することを楽しみたい。年明け以降に2つの科学博物館に出かけようと思う。


ホテルでもらった地図に掲載されている情報によると、“Culture Pass”というものを購入すれば、わずか20ユーロで上記の4つの箇所が回れてしまう。期限も7日間あるので十分だ。早速後ほど購入しよう。


明日の大晦日は散歩に加え、映画“The Matrix Resurrections (2021)”を見に行くことにした。昨夜の段階でチケットの予約ができたのだが、自分以外にまだ誰も予約をしておらず、席が選び放題であった。


今確認してもまだ自分だけしか予約していないようである。おそらく当日購入する人ならちらほらいるのではないかと思う。昨日、この映画館を下見に行ったのだが、こじんまりとしていながらも小綺麗であり、とても良い印象を受けた。そもそもロヴァニエミは観光の街だから、観光客もわざわざ映画を見ることはあまりないのかもしれず、それゆえに空席が目立つのかもしれない。


ロヴァニエミ滞在最初の夢として、自分がジークンドーをしているものがあった。有名な日本人の若い先生に師事をして、先生から色々と技を教えてもらうと、意外と吸収良くそれらの技の本質を掴んでいくことができた。


するといつの間にか先生は消え、早速私が人にジークンドーを指導する立場になっていた。その瞬間にはもう自分には先生としての自覚が芽生えていて、責任持って目の前の生徒を指導していた。


先生に技を教えてもらう時もそうだが、自分が生徒に指導する際にも絶えず笑いが絶えず、高度で使い方を間違えると人に危害を加えることができてしまう技も楽しく学んでいた。そんな印象的な夢があった。ロヴァニエミ:2021/12/30(木)08:56


7603.【ロヴァニエミ旅行記】オーロラ観測に向けた期待


時刻は午前10時半を迎えた。この時間帯でもまだ薄暗いことがとても興味深い。


ひょっとしたら、上空の雲と地面を覆う雪の影響でそのように薄暗く見えるのかもしれず、これ以上明るくならなないのかもしれない。先ほどホテルの朝食を摂り終え、今少しくつろいでいる。これから1曲ほど曲を作ったら、2つの美術館に向けて出発しようと思う。


朝食のことを少し思い出すと、レストランは1階にあって、行ってみると随分と多くの人がいることに驚かされた。おそらく今このホテルは宿泊客でほぼ満杯なのだと思う。それほど大きなホテルではないが、それでもコロナ下の状況において満杯になるというのは珍しいことかもしれない。宿泊客たちは世界各国から来ているようであり、アメリカ英語、フランス語、スペイン語などが少なくとも聞こえて来たので、国籍に富む。


結局、昨夜はオーロラを見ることができなかった。そもそもオーロラは曇っていると見えないのだ。晴れという条件が必要なのである。そう考えると、昨夜にオーロラが見えなかったのは当たり前と言えば当たり前である。


今、換気のために部屋の窓を開けると、冷たい風が入って来た。室内がとても温かい分、その冷たさは鋭いものがあるが、それは嫌な冷たさではなく、むしろとても心地良い。


窓の外を見ると、現地の子供たちであろうか、防寒着を来て楽しそうに雪道を歩いている姿が見えた。人間の文化とはつくづく面白いもので、文化は本当にその土地と深く結びついているがゆえに、土地の形状や自然環境によって中身が大きく変わってくる。それによって、そこに住む人たちの身体や精神にも必ず変化が生まれてくる。


雪道を踏みしめながら歩くことは普通の地面を歩くこととはまた違う形で筋肉や骨が刺激されるに違いない。そのようなことを考えながら、オーロラについて書いていたことを思い出した。


幸いにも、明後日の元旦はすこぶる天気が良いようなので、オーロラが見えるとしたらその日だと思う。元旦だけが唯一雲がなく晴天マークなので、その日が滞在中、最初で最後のチャンスである。まさか元旦がそのような日になるとは思っても見なかった。


さて、ゆっくりとコーヒーを飲みながら1曲作ったら、美術館に向けて出発しよう。ロヴァニエミ:2021/12/30(木)10:45


7604.【ロヴァニエミ旅行記】ロヴァニエミ美術館を訪れて


時刻は午後3時半を迎えた。今日は昼過ぎにホテルを出発し、ロヴァニエミ美術館に足を運んだ。


ホテルから美術館まではとても近かったが、雪道を歩くことによって普段の歩行とは違う筋肉が使われていたからか、体が温かくなるのが早く感じられた。この時期のロヴァニエミは絶えず氷点下以下の気温だが、外に出ていても不思議と寒さが気にならない。温かい格好をしていると、すぐに汗をかきそうになるぐらいだ。


ここ最近の武術のトレーニングや動的ストレッチの継続によって、基礎代謝が相当に上がっているように思う。またそのおかげか、全身の血流もより良好なものになっていて、毒素が排泄物と一緒により流れ出ているようにも感じる。


さて、美術館の感想であるが、足を運んで良かったというのが素直かつシンプルな感想であり、具体的には企画展示の一連の抽象画が見事であった。それらはフィンランドの現代アーティストたちの作品であり、何かには随分と時間をかけて鑑賞している作品もあった。


館内で作品を見ながら雑多なことを考えていたが、やはり自分と共鳴する作品であればあるほどにその場で立ち止まり、黙想的な意識の中で色々と感じるものが生まれてくる。今夜の絵画の創作において少し試してみたいのは、水彩絵の具のメタルの色を使ってみることだ。これまで油彩絵の具を好んでいて、そればかり用いていたが、水彩画を鑑賞しながらそのようなことを試してみたいと思った。


映像を用いた現代アートを眺めているときに、自然の中で起こっていることが実は私たちの人体の中や精神の中でも起こっているという直感が得られた。雪に覆われた森林が風にそよぐ様は、身体の中のひだの揺らぐ動きに思え、自然の中の山火事などは、感情の爆発や細胞の破裂のようであり、波が岸辺に押し寄せては返す様も身体の中や精神次元でも同様のことが起こっているイメージがある。


内面世界と外面世界の共鳴、あるいはフラクタル現象、はたまた写像的な現象である。このイメージも創作活動や武術の鍛錬に活かせるかもしれない。日々の観察や発見は、全て創作活動や武術の鍛錬につながっていく。


それでは今から早速、上記のアイデアをもとにデジタル絵画を描き、そこから作曲実践をして、動的ストレッチを兼ねた武術の鍛錬をしたい。ロヴァニエミ:2021/12/30(木)15:53

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