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7063-7065: アートの国オランダからの便り 2021年6月19日(日)


No.2384 雷雨の螺旋_A Helix of a Thunderstorm


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.697, Morning Joy

Thanks to the last night’s thunderstorm, this morning is cool.

A couple of birds are singing a song to show their joy to this cool temperature.

I also want to express my joy somehow.

Groningen; 05:42, 6/19/2021


No.698, Debunking the Intrinsic Nature of Money

One of my beliefs is that demystification of money is crucial not only for human emancipation but also for protecting this planet.

My role is to debunk the intrinsic nature of money from historical and theological perspectives.

Groningen; 16:51, 6/19/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7063. 今朝方の夢

7064. ワクチン接種の予約を終えて/翻訳書の執筆可能性について

7065. マネーとテクノロジーの内在的性質の研究に向けて


7063. 今朝方の夢


時刻は午前5時を迎えた。昨夜は就寝前から雷を伴う激しい雨が降った。そこから一夜明け、今は穏やかな朝の世界が広がっている。


昨日から再び涼しい気温となり、今日からはさらに涼しい日々が続く。朝は肌寒いぐらいであるが、最高気温が20度前後の日々は過ごしやすい。


昨夜、今の自分の探究は、自分を含めた現代人の実存を覆う種々の虚構の化けの皮を剥がすためのものなのだということを思った。その点において、救済を強く希求した探究であることがわかる。救済的な探究。今日もそれに従事していく。


今朝方の夢をいつものように振り返ってみたい。夢の中で私は、日本のある知識人の方と話をしていた。今自分が注目している思想家を数名ほど紹介し、それらの思想家は日本では馴染みがあまりないこともあり、私の方から彼らの思想について簡単に説明した。


するとその知識人の方はそれらの思想家に関心を示し、もっと話を聞きたいとのことだった。そうした積極的な姿勢を見せてくれたので、そこからさらに突っ込んだ説明をしていった。


次の夢の場面では、現在の協働している2人の方と話をしていた。一方の若手の方が今度の自分のセミナーに向けて告知文章を作ってくれた。


セミナーの内容に関する文章は修正する必要が全くなかったが、自分の紹介文にいくつか大袈裟な表現があった。特に、今の自分が自分探しの段階に入ったというような表現には違和感があり、自分が現在探究している思想家についても言及があったが、それらは全てウィキペディアからのコピペのように思えた。そうした表現について修正をしてもらうようにお願いをしたところで夢の場面が変わった。


今朝方はもう1つ夢を見ていたように思う。場所としては欧州の国のどこかのようだった。その街を散策していると、偶然日本人の女優の方と出会った。彼女は私よりも少し若く、お互いに知り合いのようだった。


彼女としばらくその場で立ち話をしていると、そこに偶然にも両親がやって来て、今から新しい冷蔵庫の搬入があるので手伝ってほしいのとのことだった。


そう言えば、冷蔵庫の搬入に関して販売先に時間指定をしたのは私であり、ちょうど夕方の今頃に指定したことを思い出した。いざ自宅に戻ってみると、結局指定した時間に冷蔵庫はやって来なかった。


おかしいなと思って販売先に電話をしたところ、なんと時間を間違えてすでにやって来ていたとのことだった。両親は今日冷蔵庫を受け取れなかったことを残念がっていたが、結局その日はもう時間も時間だったので、また別の日に来てもらうことにした。


今この夢を書き終えて、さらにもう1つ断片的な場面を思い出した。私は欧州の見慣れない街にいて、広場のような場所で日本人のダンサーから踊りを教わっていた。


片足で立ってもう1一方の足を斜めに上げて回転ジャンプをし、地面に着地するという難易度の高い技を教えてもらっていた。コツはジャンプをするタイミングであり、タイミングを間違えるとうまく着地できない。


そのタイミングを見極めるには、視界の中に存在している特定の対象物を目印にすると良いと言われ、辺りを見渡した時に、一本の木が目に止まり、それを目印にすることにした。


そこから数階ほど練習をすると、無事にその技ができるようになった。だが、足を綺麗に斜めに上げるにはもっと柔軟性が必要であり、柔軟性を高めるトレーニングをしようと思った。フローニンゲン:2021/6/19(土)05:35


7064. ワクチン接種の予約を終えて/翻訳書の執筆可能性について


時刻は午前7時に近づいている。今朝はうっすらとした雲が空を覆っていて、とても涼しい。昨夜の雷雨の痕跡が外の世界に見える。


昨日、コロナのワクチンの接種の予約を無事に完了した。フローニンゲン市内の体育館のような場所でもワクチンを接種できたのだが、そこまでは歩くと1時間以上かかり、バスにはあまり乗りたくないこともあり、電車によるアクセスがいい隣の街で接種を受けることにした。


オーナー夫妻と同じく、結局自分も2回接種を受けることになった。年齢というよりも、過去にコロナにかかったかどうかなど、他の要因によって接種回数が変わるのではないかと思う。


指定されたのは7月の前半と8月の前半の2回である。今の時期であれば1時間ぐらい歩いても問題ないと思ったが、予防接種の時期を考えると夏であり、特に8月の前半は気温が上がる日があるので、電車を用いてあまり歩かない場所で予防接種を受けることにした。予防接種を最後に受けたのは子供の頃だったと思うので本当に久しぶりだ。


先ほど、現代の実存的課題と向き合っていくための対話を行う際の土台となるような発想の枠組みを提示する必要性を感じていた。そうした発想の枠組みが詰まった基本書を紹介していくことや、ひょっとすると翻訳をして紹介していくことが望ましいのではないかとふと考えた。


これまでは紹介者としての役割を担っていくことに違和感を感じていたが、紹介者かつ表現者·創造者であることは両立可能なのではないかと思う。


現代の実存的課題の性質を考えてみたときに、やはりバスカー、スティグラー、グッドチャイルドの思想は大変参考になる。残念ながら彼らの書籍はほとんど翻訳されておらず、バスカーやスティグラーの書籍は数冊程度だけ翻訳されており、グッドチャイルドに至っては1冊も翻訳されていない。


自分自身、翻訳を通じて著者と深い対話が可能であるということを、オットー·ラスキー博士の書籍を翻訳した際に感じていたことを思い出した。上記の3人の書籍を翻訳するかどうかは未定だが、来たるべき時に向けて、翻訳が速やかにできるように今から繰り返し彼らの書籍を読み込んでおきたいと思う。


私たちを縛る認識の曇りを晴らしてくれるような書籍であればそれを積極的に紹介したい。自分は紹介者ではないと思っていたが、紹介者としての自己の側面もあっていいのかもしれない。翻訳のアイディアはこれから少し温めておこうと思う。フローニンゲン:2021/6/19(土)07:30


7065. マネーとテクノロジーの内在的性質の研究に向けて


——前進するとは、神学においてはもう一度初めから始めることを意味する——カール·バルト


時刻は午後5時に近づきつつある。マネーの脱神秘化を行うことは、マネーの内在的性質を明らかにすることに等しく、それを通じて人々がマネーに絡め取られている現状から解放され、この惑星の存続に寄与していくことだという思いを新たにする。思いを新たにすることは再び歩き出すことを意味し、それは前進を意味するのだろう。


マネーの内在的性質を明らかにする際には、歴史的観点と神学的観点をまずは採用していく。手元にある書籍はそれらを可能にしてくれる。


マネーの内在的性質についてはすでに深く論証を進めている学者が何人かいる。過去においても現在においてもそうした学者がいることを考えると、自分なりのマネー論を紹介するよりも先に、そうした重要な仕事を行っている学者の論証を紹介することをまず行ったほうがいいように思えてくる。


仮に彼らの書籍を翻訳をするのであれば、その中でも重要な洞察を網羅的に含む研究書を厳選し、それらと対話を通じて深く向き合うことを行いながら翻訳を進めていきたい。


翻訳という方法を採用したとしても、翻訳には必ず解釈という行為が介入する。解釈学の始祖でもあるディルタイが指摘するように、解釈者は時に著者よりもテキストの内容を深く解釈することができる。そこに解釈に従事する主体にとっての意義の1つを見出せるだろう。


著者の思考を追体験しながら解釈を加えていく形で何人かの思想家の仕事を紹介するのでもいいし、純粋に翻訳に従事するのでもいい。いずれにせよそこには解釈という能動的な関わりがあり、著者との深い対話の機会がある。


ここからは、深く解釈するに値する書物、翻訳に値する書物が何かを見極めていくような形で文献調査と読解を進めていこうと思う。


マネーの内在的性質とマネーを基礎に据えた経済学の思想と方法に潜む内在論理の解明。それに付随する形で現代社会を追う金融資本主義の内在論理を探究していきたい。


まさかこのような研究に着手するとは思ってもみなかったことである。これもまた何かの導きであり、召命なのだろう。


今のところ同様の方法論で、すなわち歴史的かつ神学的にテクノロジーの内在的性質についても探究したい。それが人間の実存的体験にどのような影響を与えているのか、社会に対してどのような影響を与えているのかの研究も可能であれば同時に進めていく。


すでに参照するべき学者が明らかになっているので、まずは彼らの仕事を丹念に追っていく。フローニンゲン:2021/6/19(土)17:04

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