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6623-6625: アートの国オランダからの便り 2021年2月7日(日)


No.1850 粉雪_Powder Snow

本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)


No.202, A New Human

A new human could be like a less functional machine or a reflexive zombie.

Or it could be a game-changer that he or she can clearly see any types of undergoing social games and can detect their structural problems.

Which type of a new human will be chosen?

Which type will the society choose?

Now is a bifurcation point in our society.

Groningen; 07:15, 2/7/2021


No.203, Powder Snow Like a Ripple

It is snowing now.

Powder snow on the road is blowing in the wind.

It looks like a ripple in the ocean.

The road is the ocean, and the powder snow is a ripple.

This scenery makes me feel meditative.

Groningen; 09:01, 2/7/2021

No.204, The Universe

The word of “universe” could be derived from “uni” + “verse.”

If so, the universe would be one simple poem.

It is the poem which unites everything.

Groningen; 10:52, 2/7/2021

No.205, To Be Aware of & To Be

To be aware of is to be.

To be is to know.

That’s one of the fundamental theorems of our existence.

Groningen; 11:11, 2/7/2021


No.206, Through the Relationship between the World and Ourselves

The relationship between the world and ourselves represents a form of our ego.

If we want to understand better our ego, we need to examine the relationship between the world and us.

Groningen; 14:50, 2/7/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(5つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた7曲

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タイトル一覧

6623. 無我夢中の状態で/引っ越し先のオーナーのこと

6624. 今朝方の夢

6625. 久しぶりの雪景色を眺めて


6623. 無我夢中の状態で/引っ越し先のオーナーのこと


強風が吹いている。今日は早朝から風がとても強い。朝起きて寝室の窓を開けて換気しようとしたところ、窓が押し戻されてしまうほどに強い風が吹いていた。そして風の強さだけではなく、風はとても冷たかった。


今日からはいよいよマイナスの世界になる。最高気温でさえもマイナスになる日が少なくとも7日間続く。


道路を見ると、氷点下の影響で白く凍っている。運転手たちの安全を祈る。


不思議なことに今日からの7日間は軒並みマイナスの世界なのだが、雪が降るのは今日だけだ。明日と明後日は曇りであり、それ以降は晴マークが付されている。


今日に関して言えば、昼前に嵐のような雪が降るらしい。天気予報に付された“snowstrom”という言葉からそのような状態を連想させる。


今日もまた無我夢中の状態で自分の取り組みを進めていこう。ひょっとしたら、夢の我が夢の中の心地で活動するという点において、「夢我夢中」という言葉が正しいように思えるし、究極的にそうした状態の我というのは、「無我無中」という状態であるとも言える。


すなわち、我が消え去り、無の中で取り組みそのものと、そしてこの世界そのものと一体化する形で活動に従事しているのである。「活動に」というよりも、「活動として」そこにあり続けているという表現の方が正確かもしれない。


いずれにせよ今日の取り組みもまた活動そのものに没頭し、それと一体化する中で進めていこう。無我夢中の状態を常態化させていこう。


今夜は不動産会社に契約関係のメールを返信する。昨夜提出資料を全て準備し、それらをメールのドラフトに添付したところまで済ませている。あとはメールの文章を書くだけであり、何をどのように書けばいいのかのイメージもできているので、それほど多くの時間がかからないだろう。


春から今よりもずっと静かな場所で生活を営めることになって本当に嬉しい。これから創作活動に本腰を入れていくためにはより静かな環境が自分には必要であり、グリーグ的、シベリウス的、あるいはソロー的な生活環境で日々を生きていく日も近いだろう。


もう1人挙げるとれば、ディキンソン的と言ってもいいかもしれない。ディキンソンもまた不要な人間関係を避け、静かな環境で創作活動に打ち込んだ偉大な人物である。


この間、今度の家のオーナーのフレディさんとペイトラさんと話をしていたときに、映画の話で盛り上がった。というのも、ペイトラさんの名前の意味は、本来「岩」とのことであり、ヨルダンの遺跡の名前でもあるのだ。


その遺跡を日本語で発音すれば「ペトラ遺跡」となるのだが、この遺跡がかつて『インディ·ジョーンズ』の舞台になっていて、そこから映画の話で盛り上がったのである。


フレディさんは黒澤明監督の作品が好きなようであり、私もこの間いくつかの作品を見ていたところだったので、その話で盛り上がった。新居に移ってから、また2人と映画の話をしたいし、コロナが落ち着けば3人でフローニンゲンの映画館に足を運び、一緒に映画体験を共有するというのも良いかもしれない。


映画体験を共有するとういうのは、まさに私がジョン·エフ·ケネディ大学に留学していたときに、ルームメイトのスコットと行っていたことである。フローニンゲン:2021/2/7(日)07:37


6624. 今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えた。今、外の世界は霧で覆われている。予報ではもうそろそろしたら雪が降り始め、昼前には吹雪のような雪に変わるようだ。


寒空、そして冬の荒涼としたこの雰囲気。それらは共に愛しいものになった。


心の在り方によって世界の見え方が変わる。この5年間を通じて、フローニンゲンの冬に対する自分の受け止め方も随分と変わったものである。


こんな寒さにもかかわらず、どこから共なく小鳥たちの鳴き声が聞こえてくる。彼らの鳴き声に耳を澄ませながら、今朝方の夢を振り返ってみたいと思う。


夢の中で私は、立派なサッカースタジアムにいた。どうやら今から日韓戦が行われるようであり、ちょうど国歌斉唱のタイミングだった。私は日本代表の関係者のようであり、ベンチに座って試合を観戦することになっていた。


国歌斉唱は誰が行うのかと思って着目していると、なんと現在はタレントとして活躍しているある元日本代表の人だった。その方がどのような歌声で国歌を披露してくれるのか、私を含めて、スタジアムの全員が注目をしていた。


すると、その方はなんと前半早々に歌詞を間違え、スタジアムは笑いに包まれた。国歌の歌詞を間違えるというのはなかなかあり得ないことであり、その間違え方も面白かったこともあり、むしろそれによってスタジアムに妙な一体感が生まれた。


笑いに包まれた雰囲気をさらに盛り上げるために、日本代表のレジェンドだったある方がピッチに入ってきて、国歌斉唱をしたその方と肩を組み、ちょっとしたダンスを披露した。それによってさらにスタジアムが盛り上がったところで次の夢の場面に移っていった。


次の夢の場面では、私は見慣れない海洋都市にいた。雰囲気から察するに、そこは日本のようである。


私はその都市の一角にある公園兼スポーツ施設にいた。私の横には、小中学校時代最も背の高かった運動神経抜群の友人がいて、彼とサッカーの話をしていた。


彼は野球部に所属していたのだが、私は彼にサッカーをすることを勧めていた。厳密に言えば、私はサッカーの日本代表チームに所属していて、ここのところ身体能力に優れた大きな選手がチームに増え、それに相まって強豪国との対戦成績がすこぶる良いことについて説明していたのである。実際に、この10試合程度は1度も負けていない。


友人の彼の身長は190cmを超えていて、一度監督に彼のプレーを見てもらいたいと思った。ところがどういうわけか日本代表の監督に見てもらう前に、ある日本の強豪チームのブラジル人監督に彼のプレーをまず見てもらいたいと思った。


その海洋都市とそのチームは提携していて、練習場が都市の沖に位置する島にある。今からその島の練習場に行こうと声を掛けようとすると、彼はいつの間にか消えていた。


すると私はハッとして、自分が今日からそのチームの練習生として練習に参加することになっていたことに気づいたのである。時計を見ると、練習開始に間に合いそうになく、遅刻してしまうようだった。


フェリー乗り場に到着すると、先のフェリーはもう行ってしまっていた。時刻がちょうど満潮の時間であり、フェリー乗り場が浸水していて、チケット売り場の窓口まで宙に浮かんでいく必要があった。


私はスッと宙に浮かび、窓口に向かい、開いた窓から中の人に声をかけた。すると、坊主頭をした若い男性がやって来たので事情を説明した。


すると、次のフェリーが出発するのは45分後とのことだった。フェリーの周りは何もなく、私は時間を潰すものを何も持って来ていなかったので、今日は練習に参加するのを諦めて、引き返すことにした。


するとその係りの男性が、机の引き出しを開け、何かを手渡してくれた。見るとそれは、色の付いた小さな藁半紙に一遍の詩が書かれたものだった。


その詩が草書体で書かれていることもあり、すぐに意味がわからなかったが、私はとりあえずお礼を述べ、それをもらって引き返すことにした。


そのトップチームがどのような練習をしているのかを直接この目で見たかったこともあり、少し残念な気持ちだったが、練習に行くことがなくなったことに伴って生まれた時間で何か好きなことをしようと思った。そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2021/2/7(日)08:27

6625. 久しぶりの雪景色を眺めて


時刻は午後8時に近づいている。今、風と共に粉雪が降り注いでいる。


午前中から今の時間帯まで雪が降っていたこともあり、地面は一面雪で覆われている。久しぶりに雪景色を眺めた気がする。


印象的だったのは、午前中に、地面の上の粉雪が風に吹かれて小波のように道路を移動していた光景である。そして、久しぶりにブリザードのような強い吹雪を見たことも印象に残っている。


先ほどふと、「無明」について考えていた。無明とは、煩悩に囚われて、仏法の根本が理解できない状態のことを指す。


現代人の多くはまさに無明状態にある。煩悩にまみれ、世界の摂理のみならず、リアリティの諸側面が見えなくなってしまっているのだ。


煩悩の囚われから解放され、少しずつ自己と世界に認識の光を照らしていくこと。少しでも多くの現代人がそうしたことを行えるような活動に従事していこう。


それは直接的ではなくて良く、間接的な形でも良い。そのようなことを考えていると、新しい家のオーナーとの会話を改めて思い出していた。


フレディさんとペイトラさんが、フローニンゲン州が唯一持っているリゾートアイランドについて言及していたことを思い出す。この島は、以前私の研究アドバイザーを務めてくださっていたサスキア·クネン教授も言及していたものであり、一度足を運ぶことを強く勧めてくださっていたことが懐かしい。


オーナー夫妻はなんと年に6、7回はその島でリラックスしていたそうだが、コロナの影響もあって、昨年と今年はほとんど足を運べていないそうだ。コロナが落ち着いたら、私もぜひこの島に滞在してみたい。


そこにはサイクリングやウォーキングロードがあって、人も少なく、それでいて自然に満ちているとのことなので、とりわけフローニンゲンの人たちが寛ぐ場所としてみなしていることも納得がいく。島まではフェリーで行けるらしく、移動にも大した時間がかからないそうだ。


今度の家は、フレディさんが自ら建築し、オランダ政府が認定する最新のエコ認証を受けている。エコに配慮した作りと機能になっていることは先日の訪問で理解した。


この家に関して印象的だったのは、この家には名前が付けられていることである。赤レンガの家の正面の壁に、フレディさんの母の名前にちなんだ名前が刻まれている。


フレディさんの母は今はまだ元気とのことだが、フレディさんが近くでお母さんの面倒を見る必要が出てきた時に、お母さんにそこに住んでもらうために作ったのがこの家だったという話を聞いた。


まだまだ健在だそうだが、何があるかわからないので、賃貸契約は無期限のものではなく、とりあえず2年契約にすることになった。今から少しばかり不動産屋に連絡をしておくことがあるので、新居についてはまた何か進展があれば書き留めておこう。


引っ越しに関しても滞りなく着実に諸々の手続きを進めていきたいので、そのあたりについても書き留めておく予定だ。フローニンゲン:2021/2/7(日)20:05

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