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4718-4721:フローニンゲンからの便り 2019年7月18日(木)


タイトル一覧

4718. 朝焼けと客死

4719. 本日の計画

4720. 今朝方の夢

4721. 昨日と今日の仮眠中のビジョンより

4718. 朝焼けと客死

時刻は午前5時半を過ぎた。今、早朝の空に照らされた鮮やかな朝焼けを眺めている。

起床直後に見えた朝焼けは赤紫色を発しており、この瞬間の朝焼けはオレンジがかっている。今日は随分と遅く、午前5時に起床したのだが、遅く起床したおかげもあり、目覚めと共に美しい朝焼けを眺めることができた。

普段は2時から4時の間に起床していることもあり、目覚めた時の時間帯は真っ暗なため、起床した瞬間に朝焼けを拝むことはできない。一方で、今朝は遅く起きたこともあり、ベッドの上で目覚めた時、寝室の窓から差し込む光を浴び、光の射す方を眺めると、美しい赤紫色の朝焼けを拝むことができたのである。

それを見た時、私の心はすでに満たされており、起床直後から至福さを感じられたことの有り難さを思った。そして、朝焼けを背景にしながら、小鳥たちが合唱曲を奏でており、それもまた至福さをもたらしてくれるものだった。

他者や社会からの不要な雑音に囚われず、今現在のこうした落ち着いた生活を継続させていくこと。それをとにかく大切にしたい。

昨夜もまた、国の外で死ぬという客死について考えていた。おそらくそれは、自分が辿る道である。

ここからは、現在から客死に至るその全過程をできるだけ克明に書き綴っておきたいと思う。それは自然言語を用いた日記として、そして音楽言語を用いた曲として書き綴られていく。

ここからの日々は、より一層書くための生活になるだろう。書くこと、すなわち著述することは、自己の根幹的な特性であり、人生そのものの特質だろう。

自己を著述し、自己と世界との交流の様子を著述していくこと。その手段として日記と作曲を採用していく。

ここのところは頻繁に、これからどのような場所でどのようなことをしながら過ごしていくかを考えている。どのようなことをしながらに関して言えば、自分がその時々においてライフワークだと思えることだけに取り組んでいけばいいと明確である。

一方で、どのような場所で生きていくかに関しては、嬉しいことに様々な候補地がある。また、これまでの欧州生活において巡った国や地域というのは限定的であり、しかもその多くは都市部であったから、欧州域内において、さらには欧州外において、まだまだたくさんの生活候補地があるだろう。

今の私はとりあえず、欧州に絞って、自分のライフワークに専心できる安息の地を探している。人生のフェーズがさらに先に進んで行った時、東南アジアなども候補地になるかもしれないが、これからしばらくは欧州での暮らしが長くなるだろう。

その中でも、今私が住んでいるオランダという国には引き続きお世話になるだろう。この国全体が醸し出す落ち着きと、創造性を涵養してくれる文化的・制度的な恩恵に授かりながら、今後も長くこの国で生活を営んでいく。

生活の主たる拠点はオランダにし、欧州永住権を取得してからは、マルタ共和國、ポルトガル、フィンランドなどにも生活拠点を持ちたいと思う。様々な生活拠点を持ち、日々充実した生活を送るその先に、客死という最後の安息が待っている。フローニンゲン:2019/7/18(木)06:04

No.2302: Morning Energy

This morning is more energetic than yesterday’s morning. I feel vigorous within me. Groningen, 07:52, Thursday, 7/18/2019

4719. 本日の計画

時刻は午前6時を回り、小鳥たちのチュンチュンとした鳴き声を聞きながら、今、朝日が昇る様子を眺めている。幸いにも、昨日の夕方から暖かくなり、今朝も暖かさを感じる。

今日からようやく最高気温が20度を超え、ヒーターをつけるかどうかを迷っていた寒さからは脱却できそうだ。ここからは夏らしさを徐々に感じられるようになってくるのではないかと思う。フローニンゲンの夏は非常に短いため、夏の期間は存分にそれを満喫したい。

今日は窓を開けていても問題ない気温であるから、一日中窓を開けながら過ごしたいと思う。窓を開けることによって、心の窓も外に開き、絶えず外の世界とつながっていたいと思う。

新鮮な空気を吸いながら、絶えず新たな気持ちを持って今日の取り組みに従事したい。今日もまた作曲実践を核にした一日になるだろう。それを支える存在として日記の執筆がある。

いや、それらは相互に良い影響を与え合っているため、どちらかが片方を一方的に支えているというような関係性ではないだろう。いずれにせよ、今日もまた、作曲と日記を通じて、自己及び人生そのものを著述していく。

もっとも尊いもの、それは一人の固有の人間が、ある固有の時間の中で得た固有の体験なのではないか、と昨日ふと思った。そうした私固有の体験を、曲として文章として日々綴っていく。

今日はその他にも、午後に1件ほどオンラインミーティングがある。現在、複数の協働プロジェクトが走っており、それらのうちの大半は来年の半ば、もしくは来年の全てにわたって続くものがある。

そうした既存のプロジェクトを最も大切にし、ここからは新規のプロジェクトをできるだけ引き受けないようにする。現在始まっている少なくとも4年間の休養生活においては、それこそ最初の年と翌年にかけては協働プロジェクトに従事しながらも、それ以降の年においてはできる限り協働プロジェクトには従事しないようにしていく。

これまでの自分の専門性から一度完全に脱却するためには、ここで大きく舵を取る必要がある。

午後のオンラインミーティングを終えたら、起業家ビザの申請に向けて、提出資料の最終確認を行い、それらを全てお世話になる会計士に送る。昨日会計士から連絡があり、財務証明を行うにあたって、移民局への提出資料の一式を送って欲しいとのことだったので、記入事項に誤りがないかを確認した上で、担当の会計士に資料を送付する。

お世話になるオランダ人の会計士は、先日日本人の知人が紹介してくれた方であり、対応も親切であり、今回の縁をとても有り難く思う。フローニンゲン:2019/7/18(木)06:28

No.2303: A Peaceful Memory of Summer Vacation

I recollected a peaceful memory of the summer vacation in my childhood. Groningen, 09:00, Thursday, 7/18/2019

4720. 今朝方の夢

今日はまだ今朝方の夢について振り返っていなかったので、それを書き留めてから今日の活動に移っていきたい。夢の中で私は、見慣れない体育館の中にいた。

そこは学校の体育館のようでありながらも、市民体育館のようでもあった。体育館の中は薄暗かったが、特に嫌な雰囲気というわけでもなかった。

体育館の真ん中には、格闘技専用のステージがあった。ステージの上には誰もおらず、ステージは手入れが行き届いており、とても綺麗だった。

ステージの下でぼんやりと佇んでいると、向かって右側の入り口から、小中高時代の親友(HO)と一体の小型犬のロボットが現れた。親友はそのロボットにリードをつけており、散歩をするような形で体育館の中に入ってきた。

私は彼に声をかけ、その場でしばらく会話を楽しむことにした。もちろん最初の話題は、その小型犬のロボットについてであった。

しばらくそのロボットについて話をしていると、ロボットが突然吠え出した。吠えている方向を見ると、そこには何人かの見知らぬ人たちがいて、ロボットは彼らを敵とみなしているようだった。

薄暗い体育館の中を彼らはこちらに向かって歩き始め、彼らの顔が見えると、彼らは私の知人や小中高時代の友人であることがわかった。それを知り、私が安堵した気持ちになると、小型犬のロボットもそれを感知してか、吠えることをぱたりとやめた。

隣にいた親友曰く、これからステージの上で格闘ショーが始まるらしい。ふと親友の方を見ると、彼は手にお盆を持っており、その上に何等分かに切られたグレープフルーツが乗っていた。そして、そのうちの一つを私にくれた。

そのグレープフルーツは、果汁に溢れ、とてもジューシーであった。その色も独特であり、鮮やかな赤紫色をしていた。

グレープフルーツの切れ端を一つ食べ終えると、これからまさに格闘ショーが始まろうとしていた。だが、ステージの上には選手も審判もおらず、目には見えない何ものかがステージの上にいることだけが気配として感じられた。そこで夢の場面が変わった。

次の夢の場面では、私はどこかの国のリゾートホテルにいて、そこの巨大かつ華やかなプールの中で泳いでいた。私が泳いで向かっている先には、様々な花が周りに植えられた噴水が幾つかあり、その後ろには神殿のような建物があり、それは宿泊用のホテルだった。

しばらく優雅な気持ちで泳いでいると、遠くの方に何人かの友人を見つけた。男女二、三人ずつの友人たちの姿を見かけたとき、私は彼らに気付かれることを避け、引き続き一人で優雅に泳ぎたいと思っていた。そのため私は潜水を始め、彼らに気付かれないようにプールサイドの方に向かっていった。

するとそこで夢の場面が変わり、私の体はまたしても先ほどの体育館の中にいた。今度は、体育館の中に格闘ステージは置かれていなかった。それに気づくと、実際に通っていた中学校の一学年下、および二学年下の男子たちが体育館の中に入ってきて、集団器械体操のパフォーマンスを始めた。

彼らのパフォーマンスはなかなか見事であり、私はそれに見入っていた。パフォーマンスの最後に、グループ内の全員が手をつなぎ、体を隣の人に預ける形で寄り掛かり、その姿勢のまま体育館の地面を滑っていくものがあった。彼らが綺麗に滑っていく姿を眺めていると、自分と同じ学年の男子たちも同じパフォーマンスをして、体育館の扉の方へと消えていった。

私は、同学年の男子たちと学年が下の男子たちの体格が随分と違うことに改めて驚き、中学生の成長の早さをしみじみと実感し、人の成長に対して感慨深い気持ちになった。そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2019/7/18(木)06:58

No.2304: A River with Profundity

A gentle breeze that goes through Groningen looks like a river with profundity. Groningen, 10:11, Thursday, 7/18/2019

No.2305: Feeling a Cozy Breeze

I’m enjoying the morning, feeling a cozy breeze. Groningen, 11:15, Thursday, 7/18/2019

No.2306:Like a Soft Breeze

Like a soft breeze does, I’ll lead my life in a free way. Groningen, 11:51, Thursday, 7/18/2019

4721. 昨日と今日の仮眠中のビジョンより

時刻は午後の3時に近づきつつある。正午過ぎのオンラインミーティングを終えた後、すぐに仮眠を取り、今しがた仮眠から目覚めた。

今日の仮眠中においては、ぼんやりとしたビジョンを知覚していた。犬と鹿が現れるビジョンであり、それぞれの動物が水辺で仲良く戯れているような場面があったのを覚えている。

私はそのビジョンの中にいる人物ではなく、ビジョンを見ている者であった。また、ビジョンが終わりに近づく頃になって、自分自身が新たに生まれ変わっているような感覚があった。

どうやら、仮眠を取っている間にも、何かしらの生まれ変わり現象が起きているようだった。仮眠からいよいよ目覚めようとしている時に、仮眠前と新たなリアリティとのつながりの隙間にいるような感覚があり、幾分不思議であった。

今日の仮眠中のビジョンについて思い返していると、昨日の仮眠中のビジョンについてもふと思い出した。昨日の仮眠中には、東欧のどこかの国のホテルに宿泊していたビジョンを見ていた。

より具体的には、私はホテルの外にいて、自分の部屋に戻る際に、エントランスから部屋に向かうのではなく、建物の外から空を飛んで自分の部屋に行こうとしていた。実際に体を宙に浮かせ、自分の部屋に向かってみると、なんとベッドの上に中年女性がいて、携帯電話で誰かと話をしていた。

どうやら私は部屋の階層を間違えてしまったらしく、一つ下の階の「331」が自分の部屋であることを思い出した。私は最初、自分の部屋にその中年女性がいることに驚き、部屋から出て行ってもらうことを促すために、開かれた窓の外から声をかけていたのだが、その女性は携帯電話で電話をしているということもあり、さらには、まさか窓の外から誰かが声をかけてくるとは思ってもいなかったからなのか、私の声には一切気づいていないようだった。

私は一つ下の階に速やかに移動し、窓から自分の部屋に入った。このホテルは、優雅な山を背景にして、少し小高い場所に建築されていた。

そのおかげか、ホテルの自室からの眺めは素晴らしく、美しい街並みを見下ろすことができた。そのようなビジョンを見ていたのを思い出す。

そこからさらに、昨日の朝方の夢について振り返っていた。特に、自転車を地面につなぐ鎖のシンボルについて考えていた。

ドリームディクショナリーを紐解くと、鎖のシンボルは、過去のルーティーン、過去の考え、過去の人間関係からの脱却を示唆しているとことである。この点に関しては、これまでの日記で書き留めていることも含めていろいろと思うことがあり、さらにはそれらからの脱却に向けて、現在幾つかのアクションを行っていることも想起させる。

一番大きいのは、人間関係に関するものだろうか。今はとにかく、既存の人間関係を深く見直している最中だということだけを書き留めておきたい。フローニンゲン:2019/7/18(木)15:02

No.2307: Three Types of Feelings

I have three types of feelings that occur in the evening. Groningen, 16:54, Thursday, 7/18/2019

7月18日(木)に生まれた曲

本日の曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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