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3719. 白銀世界の朝に見た夢


今朝は五時過ぎに起床し、五時半を回ったところで一日の活動を始めた。起床してみると、昨夜に予想していた通り、外は白銀世界と化していた。

真っ白に積もった雪を眺めながら、今この日記を書いている。今日の最高気温は0度、最低気温はマイナス8度であり、明日は最高気温ですらもマイナス2度となるそうだ。本当に本格的な冬がフローニンゲンにやってきた。

雪景色を眺めながら、今朝方の夢について振り返っている。今日もいくつかの夢を見ていた。

夢の中で私は、前職時代にお世話になっていた上司と話をしていた。その方は、ロンドン事務所に在籍していたこともあり、その時は国際電話を通じて、イギリスのサッカーについて時折話をしていたのを覚えている。

夢の中において、その方が私を含め、若手の社員たちに対してクイズの問題を何問か出題した。なにやら、それらのクイズに正解して、希望があれば、その方が準備した特別な食事を食べれるとのことであった。

私はすべてのクイズに正解したのだが、あえてその方の申し出を断り、特別な食事を食べないことにした。オフィスから離れようとすると、オフィス内の屋根裏部屋のような場所で、今から食事会がなされるようであった。

結局、それに参加したのは若い三人の男性たちであった。帰る際にその屋根裏部屋の前を通る必要があり、部屋を一瞥すると、世界の様々な豪華な料理がテーブルの上に置かれていた。その光景を見た瞬間に、一瞬美味しそうだと思ったところで夢の場面が変わった。

次の夢の場面では、大学時代のサークルの友人と共に、ある調べ物をしていた。それは、学内のあるフットサルサークルが存続の危機に陥っているようであり、うちのサークルと統合する話を持ちかけるための調べ物だった。

友人はうちのサークルの代表を務めており、統合には比較的乗り気であり、私もその案に賛成だった。二人は、各々のパソコンを用いて、危機に瀕しているそのサークルについて、より情報を集めようとしていた。

だが、私は自分が通っている大学の名前をひらがなで検索画面に打ち込むことがなかなかできないでいた。何度やっても、ひらがなを少し間違えてしまう。

そのようなことが続いていると、友人が先にそのサークルについての情報を発見したようだった。そのため、私は自分で調べることをやめ、友人のパソコンの方に近づいていった。そこで夢の場面が変わった。

最後の夢の場面においては、小中高時代の友人と、前職時代にお世話になっていた女性の上司の方が柔道の話をしていた。私は二人の近くでその話を聞いており、時々話に入った。

見ると、二人は共に浴衣を着ていた。女性の元上司の方は運動神経が極めて良く、なにやら柔道も強いとのことであった。

二人はおもむろに立ち上がり、これから柔道の試合に参加すると私に告げた。二人は浴衣を着たまま、その場を去っていった。

その場に一人残された私は、ハッとした。どうやら今自分がいる場所は、日本料理屋であることに気づいたのである。

私は店内がどのような作りになっているのかに興味があったため、その場を離れて、少し店内をウロウロしてみた。すると、それぞれの席は半個室のようになっており、木の柵のようなものを通じて、個室の中の人の様子を伺うことができた。

店内を時計回りに歩いていると、それぞれの個室の中には、たいてい一人の女性が座っていて、食事をするのではなく、テーブルにテキストを広げて勉強をしていた。私は柵越しに、それぞれの人が何を勉強しているのかを確認していた。

彼女たちは主に、会計学、厳密に言えば管理会計を勉強しているようだった。彼女たちは全員日本人であったから、日本語のテキストを用いていることは全く不自然ではないのだが、私は日本語で書かれたテキストを近くで見たいと思った。

そのようなことを思いながら、引き続き柵越しに個室の中を確認して歩いていると、誰もいない個室を見つけた。ただし、そこにはテーブルの上に広げられた三冊のテキストがあった。

一冊は管理会計論、もう一冊は財務会計論、最後の一冊は租税法か企業法を扱っているようだった。私はそれらのテキストを手にとって読みたいという衝動に駆られたが、誰もいないその部屋に勝手に入るのもまずいだろうと思って、しばらく部屋の前で考え事をしていた。

すると、今私が歩いてきた道を辿るかのように、一人の女性がこちらに近づいてくるのが見えた。その女性は、高校時代の友人の一人であることがわかり、私は彼女に、管理会計のテキストを読ませてもらえるようにお願いをした。

すると、彼女は快諾をしてくれ、私はようやく日本語で書かれたテキストに触れることができた。とても嬉しい気持ちが自分の内側から湧いてくるのと同時に、なぜだか私は、「この人生を創造活動に捧げよう」というようなことを突如思った。

そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2019/1/23(水)06:19

No.1601: A Brilliant Snowscape

Although it was severely cold today, I could see a brilliant snowscape that made me forget coldness. Groningen, 20:07, Wednesday, 1/23/2019

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