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3450. 作曲理論の学習方法と師匠につく意義について


今日は午前八時を過ぎてからしばらく経ったあたりに夜が明け始めた。昨日に引き続き、午前中は作曲理論の学習に集中していた。

当初の予定通り、本日からまとめノートを作りながらテキストを読み進めている。テキストに書かれている事柄を自分の言葉でまとめ直すことは、とても学習になると実感している。

掲載されている図も、改めて自分の手を動かしてまとめて直してみると、その図の意味がより頭に入ってくる。面白いことに、手を動かして学習すればするほどに、知識項目が単に頭に入ってくるだけではなく、身体全体に染み渡っていくような感覚がある。

こうした感覚は今後も大切にしていき、学習の際にはこうした感覚が起こっているかどうかを絶えず確認していくようにする。仮にそうした感覚がしないまま学習を進めているのであれば、それは学習方法がどこかおかしいと言えるだろう。

テキストの学習項目をノートにまとめていくだけではなく、今日からはMIDIキーボードを使って、実際に音を出しながら学習を進めている。これまでは作曲ソフト上における楽譜しか見ていなかったが、実際にキーボードを使って音を出してみるのも非常に効果的であると感じている。

午前中の学習は随分とはかどり、午後からも同様のペースで学習を進めていこうと思う。仮眠を取った後にも作曲理論の学習を一時間ほど行い、そこで休憩がてら、そこまでで学習した内容を適用する形で作曲実践を行う。

今日も昨日に引き続き、テレマンに範を求めようと思う。その際には、実験として、一般的には明るいとされる長調の曲を暗めに響かせるような工夫をしていく。

具体的には、曲の中で用いる和音を長三和音よりも短三和音を多く使っていく。また、曲の出だしにトニックを使う際には、その和音を短三和音にすれば、全体として暗い感じの曲になるはずだ。そうした実験を行ってみる。

できれば明日は、それと逆のことを短調の曲で行う。一般的には暗いとされる短調の曲を明るめに響かせるということを行ってみる。

現在作曲理論を集中的に学びながら思うのは、もう少し独学で作曲理論の基礎を確立し、他の諸々の事柄が落ち着いたら、自分が師事したいと思う作曲家の方から教えを受けようということである。これまでは、師事をしたいと思う作曲家はいなかったが、ちょうど最近、師事をした

いと思う作曲家を見つけ、さらにはその方が個別レッスンを行っているようだから、近い将来その方に教えを乞いたいと思う。

様々な実践に当てはまると思うが、その道ですでに高みに到達している人から直接教えを受ける方が、学習は圧倒的に早い。独学の良さはもちろんあるが、独学ではなんともしようがない限界があるのも確かだ。

自分自身が発達理論を学んできた過程を振り返ると、常にではないが、しかるべき時期にしかるべき師がいたことは間違いない。作曲においても、しかるべき時期にしかるべき期間にわたって師から教えを受けようと思う。フローニンゲン:2018/11/27(火)13:19

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