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3340. 休息と目次学習


時刻は午前11時を迎え、今日のフローニンゲンはとても穏やかな雰囲気を発している。夜が明けた時から青い空が広がり始め、澄み渡った空が今もなお広がっていることを嬉しく思う。ここ数日間こうした空を見なかっただけに、その美しさは格別だ。

今日は六時から一日の活動を開始し、すでにジンメルの書籍と教育哲学に関する二冊の書籍に目を通した。しかしどうやら、連日読書に没頭していたためか、今日は学術的な活字世界から少し離れる必要があるのではないかと身体感覚が伝えてきた。

無理にこれ以上活字と触れることをするのではなく、今日は作曲実践をいつもより多く行ったり、絵画鑑賞のように楽譜を眺めていくようなことをしたいと思う。私は時々、学術研究に打ち込みすぎた時には、対象から一度離れ、画集を眺めることがある。

これが気分転換及び脳の活用部位の転換を促すのか、画集を眺めた後には再び活字世界の中に深く入っていくことができる。今日はとりあえず活字世界から一旦離れて、ここ最近見ていなかった楽譜を本棚から引っ張り出し、それらを眺めることに時間を使いたいと思う。

それに加えて、昼食後に仮眠を取った後には、散歩がてら街の中心部に買い物に出かける。今日は本当に散歩日和なのだから、この機会を逃さず、秋の深まりを感じながら散歩を楽しみたい。

今日はこれから昼食前の時間を使って、テレマンに範を求めて作曲実践を行う。楽譜を眺めることと作曲をすることは、活字世界にのめり込みがちな自分に調和をもたらしてくれる。

今から行う作曲実践では、何かしら新しいことを試したいと思う。新たな挑戦をすることにより、新たな気づきと発見を得ていく。日々の作曲実践ではとにかくその考えを忘れないようにしたい。

午前中に読んでいた書籍、“Modern Philosophies of Education (1962)”は幾分出版年が古いのだが、内容は大変素晴らしく、大きな感銘を受けた。特に、認識論と価値論の観点から教育哲学を深めていく際に、この書籍は今後も参考になると思った。

書籍の内容のみならず、目次の活用方法について気づくことがあった。いつも私は、書籍を読み始める前に、丹念に目次に目を通すのだが、知らず知らず目次だけからでも多くのことを学んでいることがわかった。

目次というのは、その書籍の章のエッセンスが短いセンテンスでまとめられたものであり、目次の言葉を眺めながら、その章の内容について想像を膨らませてあれこれ考えたり、仮説や推論を立てることを行っている自分がいることに気づく。

確かに、時に目次の言葉からは想像できないような内容が本文の中で書かれており、それが面白いこともあるのだが、基本的には目次の言葉で自分の関心を引く章だけを読み進めるようにしている。事前に目次を通じてあれこれと考えを巡らせることそのものが、自分にとっては随分と学びになっており、著者が展開している考えが自分が考えている内容とどれだけ合致するのか、あるいはどれだけ異なるのかを確かめるかのように書籍を読んでいくと、学びが多くなるのではないかと思う。

今日はおそらく書籍に触れることはもうないだろうが、明日から書籍を読むときには、目次との向き合い方をなお一層大切にしたいと思う。フローニンゲン:2018/10/31(水)11:33

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