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3026. GRE試験を終えた日の夜の夢


今朝は五時半に起床し、六時過ぎから一日の活動を開始した。目覚めと共に、窓の外から雨音が聞こえてきた。幾分激しい雨が早朝に降り注いでいた。

五時半に起床した時、辺りはまだ暗く、日の出の時間が遅くなっていることを改めて思った。時刻は午前七時に近づいており、一日の活動をこれからゆっくりと本格的に始動させていく。

昨日、無事にGRE試験を終えることができ、一夜が明けた今は本当に安堵感で満ちている。今日からはもう読解問題を解いたり、ライティング問題を解いたりする必要がなく、その分の時間を探究活動と創造活動に充てることができるのは嬉しい限りだ。

だが、単語の学習に関してはこれまでの二年間と同じように、トイレの中で継続していこうと思う。やはり私は単語を覚えることが好きなのだ。

頭で単語を覚えるのが好きなのではなく、身体を通じて、そして存在を通じて単語を習得していくことに喜びを感じる自分がいるようなのだ。GREの対策問題集についてはすぐに本棚にしまったが、3861個の単語が掲載された単語集に関してはトイレの棚に置いた。

今日からもトイレに行く際はこの単語集を眺めることになるだろう。GRE試験で出題される難解な単語を無理に頭に詰め込もうとすると、脳と精神が壊れてしまう可能性があるが、ゆっくりとであればそうした害はない。

むしろ、高度な単語を習得することによって、英語空間における生活がより充実すると実感している。この実感はこれまで欧米の大学院で学んできた経験に基づいている。

GRE試験を終えた日の夜に、幾分印象的な夢を見た。それは暴力的な要素が盛り込まれている一方で、自然に対して畏怖の念を覚えるような要素も盛り込まれていた。

夢の中で私は、小中高時代の友人と会話をしていた。そこに見知らぬ中年男性がやってきて、突然私たちに言いがかりをつけ始めた。

最初友人と私は、その人物がなぜ私たちに言いがかりをつけてきたのか理解できず、その場に呆然と立ちすくんでいた。その男性の口調はどんどんと激しくなり、しまいには「朝鮮半島からやってきたお前らは・・・」と差別的な発言をし始めた。

友人と私は生粋の日本人なのだが、そうであっとしても、そうした差別的な発言をしたその男性を私は許すことができず、私は突然行動に出た。言葉で応酬するのではなく、その人物に殴りかかったのである。

その男性はすぐさま地面にうずくまり、私はその男性の片方の手の手首を掴んで、手のひらを広げさせた。その時私は何かをその男性につぶやいていたが、正確にはその内容を覚えていない。

おそらく、「差別的な発言の代償を指で払え」というような内容だったと思う。私は一思いにその男性の小指を折った。

一瞬ばかり激痛が走ったようであり、その男性は叫び声をあげていた。私は「もう一方の手の小指はどうするか?」とその男性に問うた。

その男性は指を折られたことによる痛みからか、何も返答しなかった。そこで私は手を離し、友人と共にゆっくりとその場を去った。

そこで夢の場面が変わった。次の夢の場面でも、同じ友人が私の横にいた。そしてもう一人、年配のオランダ人の友人がそこにいた。

私たちは自然が近くに感じられる見知らぬ街を歩いていた。しばらく閑静な住宅地を歩いていると、突然目の前に小高い丘が現れた。

私は思わず「あっ、あれを見て!」と遠くを指先しながら叫んだ。その方向に見えたのは、なんとも立派な大樹であった。

この大樹は天にまで届きそうなほど大きく、天から枝と葉が垂れている様子は、とても美しかった。私たち三人は、その大樹に近づいてみることにした。

大樹の下から大樹を見上げると、そこにはある一人の日本人男性がいた。幾分奇妙だが、大樹の上の方の空間に鉄棒があり、その鉄棒を握りながら逆立ちをしている日本人男性がいた。

その男性は地面に向かって無表情なまま逆立ちを続けている。どうやらそれはパフォーマンスのようであり、大樹を見学に来た人を楽しませるためのもののようだった。

しかし、あまりにもその男性が無表情なまま地面を見つめているので、少々不気味に思った。その男性の左横の空間に、その男性の名前が奇妙に浮かび上がっていた。幾分読み方が難しく、下の名は「五」であったことだけを覚えている。

私たち三人はしばらく大樹の下から大樹を見上げ、また来た道を戻り始めた。今朝はそのような夢を見ていた。

どちらも意味深長な夢である。最初の夢は自分の内側にある暴力性と正義心のようなものを反映しており、後者に関しては自然に対する畏怖の念と関係している。

特に後者の夢の中に現れた、逆立ちをしている男性は、もしかしたら樹の精霊か何かなのではないかと今改めて思った。確かに姿形は人間だったのだが、あの男性はどこか人間らしからぬ雰囲気を放っていた。

端的に述べれば、人間の霊魂とは別の霊魂を持っているような様子であった。夢は本当に未知な内容が多く含まれており、GREを終えたその日の夜にこうした不思議な夢を見たというタイミングについても未知な要素が多々ある。フローニンゲン:2018/8/24(金)07:23

No.1258: Transcendental Self

Last night, I was able to clearly perceive that the state of my consciousness changed from “subtle” to “causal,” and I noticed several times that I transcended the self.

However, what is waiting for me beyond the transcendental self being aware of “the self transcends itself”? Groningen, 08:31, Sunday, 9/23/2018

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