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2101. 自らの曲に喚起される事柄について


日々作曲をし、生み出された曲に対して、その曲から喚起された感覚や考えなどをメモとして残している。それらのいくつかを読み返してみると、時に大変興味深い記述をしていることがあることに気づく。

脈絡はないと思うが、少しばかりそれらを列挙する形でここに書き留めておきたい。

一つは、私たちの人生と道、そして夢との関係性を示唆する曲についてである。私たちの人生は、よく道に喩えられることがある。

同時に、私たちの人生は、夢から覚醒していくプロセスであるとも言われる。ある曲を作っていた時に、私たちの人生という道の上には、夢という列車が絶えず走っており、その列車に乗り降りを繰り返しているのが私たちなのではないか、ということを考えていた。

夢という列車は一つではなく、ある夢から覚醒した際にもまた別の夢が待っていることから、列車は複数存在している。私たちは夢からの覚醒を無限に繰り返していくことを宿命づけられた存在なのかもしれない。

それが「夢汽車」という曲を自分で聴いた時に考えていたことである。

この曲に関係して、最近「宮廷舞曲」という曲が生まれた。それを自分で聴いている時に、私たちは自らの意思に基づいて日々踊っているのか、それとも単に踊らされているだけなのだろうか、ということを考えていた。

結論は言わずもがなであり、後者だろう。そこから、一つの夢のような舞台の中で自分が踊っているかのような感覚に陥るときがあることを思い出した。

今この瞬間に起こっている夢に対して自覚的になっていながらも、踊り始めた踊りは続けられていく、というような状況を自分の日々の中に見いだすことができるときがある。

真に夢から覚め、真に自分の踊りを自らの意思に基づいて踊る日は来るのだろうか。そのようなことを考えていた。

外は完全に闇に包まれた。外界に闇が訪れたとの同様に、これから就寝を迎えると、内側にも闇がもたらされる。

夢を見る無意識の世界は、深海のように深い。そこでの闇は、今目の前に映る外の世界の闇よりも深いだろう。

そして、夢を見ない眠りの意識の世界はもっと深い。そこはもしかすると、光も闇も存在しない場所なのかもしれない。

そこは意識の基底と呼んでも良いものかもしれない。そうした意識の基底に触れる体験を自覚的にすることが多くなった。

これは矛盾しているようだが、覚醒意識の状態で、本来夢を見ない深い眠りの世界でしか触れることのできないものに触れている感覚を持つことがある。

そうした体験が日々静かに積み重なっていく。フローニンゲン:2018/2/28(水)20:15

No.820:Today’s Work

I just arrived at the internship office.

I grabbed a cup of coffee and started today’s work.

First of all, I want to clarify what I will do today.

The first task is to explore another data analytic method that I did not try last week.

The purpose of the two methods is the same in that both of them detect fractal dimensions of time-series data.

I will make sure of no difference between the results derived from those methods.

After the comparison, I will write a brief summary report for my supervisors.

This report summarizes the results of the data analysis that I have conducted so far.

The total amount would be around three or four pages including graphs and charts.

If I finish writing it early, I will grapple with applying another metric——stopwords——to quantify the data. Groningen, 09:44, Friday, 3/2/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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