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2082. 異物的存在


今朝は五時過ぎに起床し、五時半から今日の活動を開始した。今日から土日である。

昨日から一夜明け、随分と心の平静が取り戻されたように思う。昨日、研究の際に用いるプログラミングコードが思っていたほどに書けず、少々落胆と憤りを感じていた。

睡眠を挟むことによって、就寝中にあれこれと整理されたようである。しかし、今朝方の夢の中では、昨日の憤りの感情が影響してか、少々暴力的な夢を見た。

元ポルトガル代表の名サッカー選手が代表チームの監督ともめ、フィールド内で殴り合いを始めた。その選手がゴールを決めた後、ゴール裏でその殴り合いは始まった。

私はコートを俯瞰する形でその様子を眺めていた。かつてのポルトガル代表の英雄は、ゴール後のパフォーマンスのためにゴール裏に行き、そこで監督がその選手に何かを指示しているようだった。

最初その選手は監督の意見に耳を傾けており、その後で自分の見解を述べているようだった。すると、監督が突然にその選手の左の横腹を殴った。

その選手は地面に倒れ込み、激しく身もだえしている。状況がよく掴めなかったのだが、なぜか監督も地面に倒れこんでおり、苦しそうに体を左右に揺すっている。 

そうした中でも、その監督はまだその選手に指示を与えている。それは命令と言った方が正確かもしれない。

ポルトガル代表の元英雄は仰向けになって、左の横腹を押さえていた。監督のしつこい命令にしびれを切らしたのか、その選手は監督の顔の上を通り越す形で地面に向かって唾を吐きかけた。

そんな夢の場面を覚えている。その後、私は夜中に一度嘔吐のような症状に見舞われた。

これは胃の内容物を外に出すような嘔吐ではない。ここ数ヶ月間を振り返ってみると、数回ほど同じような症状に見舞われたことがあったように思うが、それは存在的な嘔吐である。

何回か咳き込み、最初の咳の際に、自分の存在の内側から何かを外に吐き出そうとするような感覚があった。自分の中に潜む異物。

何か異物としての存在が自分の内側に生息しているのだということがはっきりとわかる。その姿形は定かではない。

しかし、それが確かに自分の中で生命を持って活動しているということを最近より鮮明に理解するようになっている。自分の中に一体どのような異物としての存在が混入しているのだろうか。

昨日の落胆と憤り、そして今朝方の嘔吐は、この異物的存在と密接に関わっているように思う。

外側の世界で自分とは異質な存在と向き合う日々、そして内側の世界に潜む異質な存在と向き合う日々が続く。内外の異質な存在は今後も存在し続けるだろう。

そうした存在と向き合うことに何かを求めることは、もはやほとんどないと言ってもいいかもしれない。ただし、その行為が自らを少しずつ変化させているのは確かなようだ。

今朝の外側の世界は闇が深く、無音世界としてそこに佇んでいる。フローニンゲン:2018/2/24(土)06:06  

No.801:Dancing Intrinsic Motivation

I often feel the dynamism of my intrinsic motivation.

Whenever I observe it, the feeling is always distinct, which is quite intriguing to me. Groningen, 08:24, Sunday, 2/25/2018

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