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2066. 巨大な墓石たち


今朝方、印象的な夢を見ていた。夢の中で私は、小中高と仲の良かった友人の自宅へ向かっていた。

その友人の自宅は山の中にあり、私はバスに揺られながらそこに向かっていた。バスの中を眺めると、そこには何人かの友人が乗車しており、彼らもその友人の家に向かっていることがわかった。

私はその中から一番近くの席に座っている友人に話しかけた。すると、その友人は口を開いて一言述べた。

友人:「最初はあそこの広大な墓地からどうやって彼の家に行ったらいいのか迷ったもんだよ」

窓越しに友人が指差す方向を眺めると、大きな墓地が広がっていた。山が切り開かれ、そこに広大な墓地が不気味に佇んでいた。

墓地に置かれている墓石は大小様々なものがあったが、バスの進行方向の墓地を眺めると、遠くに巨大な墓石群が乱立していることがわかった。

友人:「ほら、あそこ。すごい大きな墓石だよね」

幅も横も、これまで見たことのないような大きな墓石が、地球のへそに向かっていくつも突き刺さっているように私には見えた。それは立派な墓石と言えばそうだが、そのあまりの大きさに圧倒されてしまうのも確かだ。

友人:「ここの標高は1,000mもあるんだよね。それにしても彼はよくこんな場所から毎日学校に通っていたなぁ」

友人がそのように述べると、バスが静かに停車した。私たちは巨大な墓石の見えるバス停で降り、そこから歩いて友人の家に向かうことにした。

片側に巨大な墓石のある墓地があり、もう片側には山道がある。私たちは山道を歩きながら、時折特徴的な墓石を指差しながらそれについて話をしていた。

すると突然、山道に巨大な黒い影を見た。よくよく目を凝らして見ると、なんと巨大な墓石が人の形となって山道をゆっくりと歩いていたのである。

そのうちの一体は、ベートーヴェンの姿をしており、あの特徴的な髪型まで石で表現されていた。墓石たちはゆっくりと山道を歩いて行き、私たちはそっとその後をつけるかのように歩いていた。

ふとしたところで、墓石たちのいくつかが後ろを振り返り、私たちの方を見た。するとそれらは本当に人の形をしているが、改めてその巨大さを思い知ることになった。

墓石たちは一旦立ち止まって私たちの方をじっと見たが、再び振り返り、何事もなかったかのようにまた歩き始めた。

するといつの間にか墓石たちの姿が見えなくなり、私たちは山間にあるレストランに到着した。そこには先ほどから向かっていた家の友人がすでにおり、彼と合流する形でレストランの中に入った。

そのレストランの店員は友人でもあったから、店内に入った時に私たちは何かしらの冗談を述べて、和やかな雰囲気になった。ところが、レストランの席に腰掛けると、すぐに私は種々の不幸な知らせを聞いた。

それは墓石や墓地が象徴する人間存在に不可避の現象の一つに関することだった。

悲報の一つ一つを冷静に受け止めている最中に夢から覚めた。先ほど清々しく見えた早朝の闇がまた違った意味をまとっているように見える。

闇は闇のままであり、闇は闇として常にそこにあるのだ。フローニンゲン:2018/2/20(火)06:43 

No.785: Distributed Intelligence and Collective Intelligence

I found a slight difference between distributed intelligence and collective one.

The former is a property of the individual in the environment, whereas the latter is a property of collectives in culture.

Also, the former is much more localized in that it is manifest in a certain environment.

In the context of learning, I imagine that it would be much easier for us to intervene in the former by altering learning designs and environment. Groningen, 17:34, Wednesday, 2/21/2018

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