とても些細なことかもしれないが、昨日からノートを二冊に分けることにした。これまでは、日々の新たな発見や気づきを簡単にメモすることや、今後の計画を立てるためのノートが一冊だけあり、それを日々活用することが続いていた。
しかし昨日から、作曲専用のノートを別に設けることにした。当初は、同じノートに作曲に関する事柄を書き記していこうかと考えていたが、あえて分けた方がいいと判断した。
作曲専用のノートでは、作曲実践を通じて得られた気づきを書き留めることや、作曲実践を離れている際に思い浮かんだ曲のアイデアなどを書き留めるようにしている。また、曲を作る過程の中の試行錯誤をそのまま記録するような役割を持たせることにした。
現段階ではまだ、作曲ソフト上だけで曲を作ることが難しく、どうしてもノートにあれこれ書き出しながら作曲を進めていく必要がある。確かに、キーボードを打つことも手を動かしていることに他ならないが、思考過程をノートに書き出すことは、同じ手を動かすことであってもより意味が大きいように思える。
頭の中にあることを書き出してみるというのは、実に不思議な力を持つ。ノートに思考内容を書き出すことによって、それらが可視化され、一つ一つの思考対象に焦点を当てることが可能になる。
そこから思考の建築運動が開始され、一つ一つの思考対象が組み合わされ、何か一つのより大きな形になっていく様子を観察することができる。昨日からノートに思考過程をできる限り書き出すことによって、随分と多くの気づきが得られ、作曲もより行いやすくなっていった。
思考過程をノートきに書き出すことは、気づきの連鎖を生むことも忘れてはならない。一つの気づきがまた別の気づきを生んでいく。
厳密には、一つの問いが一つの回答をもたらし、その回答がまた新しい問いを生み出していくという連続的な流れがそこにある。そうした流れを生み出し、その流れの中で実践を継続させていくためには、実践過程で生じた諸々の問いや気づきをノートに書き出しておくことが重要になるだろう。
今のところノートには、コード進行を書き留めている数列と各コードのキーを書き出し、曲のイメージや試してみたいことなどが記録されている。数字、アルファベット、音楽記号が書き出されているノートを見返すと、それだけで新しいアイデアが湧いてくるかのようだ。
とにかく、作曲に関する日々の気づきと発見、そして疑問点などについては、全てこちらのノートに書き出していくようにしようと思う。 昨夜は曲を作りながら、自分はまだ曲の中に反復をうまく取り入れることできず、曲に安定性が欠けているという気づきを得た。ダイナミックシステムの発達と同じように、曲も反復を通じて発達をしていく。
ただし、ダイナミックシステムにせよ、曲にせよ、そこで生じる反復は、同一の反復というよりもむしろ、若干の差異を含んだ反復である。もちろん、完全に同一の反復が生じることもあるが、それよりも圧倒的に多いのは、微細な差異を含んだ反復なのだ。
私はどうもまだ、こうした微細な差異を含む反復を曲の中に盛り込んでいくことができていないようだ。反復をさせようとすると、その差異があまりに大きく、安定感を欠いたものになってしまう。
安定感を欠いているというのは、曲が向かっていく方向性がわからず、結局何を表現したい曲なのかわからなくなってしまう状態を指している。最適な差異を持つ反復を見極めていく感度と、それを実際に曲の中に盛り込んでいく技術を養っていく必要がある。
昨夜に実験的に作っていた曲も、最適な反復を生み出すことができておらず、安定感を欠いているような印象を受けた。これもまた一つの仮説に過ぎないが、ベースの音をもう少し固定した方がいいのかもしれない。
ベースが不規則に踊り出すと、それは曲全体の不規則性を助長することにつながっている気がしている。昨夜の作曲実践の後にそのような仮説が生まれ、今日の作曲実践ではその仮説を検証してみたいと思う。
反復さがもたらす安定性の中に驚きを盛り込んでいくのは至難の技だが、安定性の中に潜む動的な要素こそ、曲やダイナミックシステムが躍動する肝だろう。2017/11/6(月)07:47
No.390: The Early Bird Catches the Worm By virtue of getting up early, I have already finished the first work today; that is to complete the final version of the paper for an international conference next year.
I sent it to my supervisor. From now, I will write a problem statement for my new research that investigates MOOCs.
After writing it, I will elaborate my writings of the first assignment for the course of systematic review.
Since I will go on a two day one night trip tomorrow to Arnhem where is located in the eastern part of the Netherlands, I want to complete some tasks to do by the end of today.
Visiting the Hoge Veluwe National Park and the Kröller-Müller Museum in the park will be memorable in the second year of my living in this country. 08:44, Friday, 11/17/2017