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1524. 情報過食な現代人


今朝も足元が冷え、暖房をつけようかと一瞬思ったが、やはり暖房をつけるには早すぎるだろうということで、暖かい格好をして朝を過ごすことにした。

雨がしとしとと降りしきる中、これから一日の仕事を始めていきたいと思う。「実証的教育学」のコースで課せられている論文を今日はできれば四本ほど読みたい。

午前中にオンラインゼミナールのクラスがあるため、その前に一本ほど読み終えることができたらと思う。昼食前にクラスを終えると、そこからまた一本論文を読み、昼食後には少しばかり作曲実践を行う。

昼寝を挟んで夕方からは再び学術論文を読むことに多くの時間を充て、夜には再び作曲実践を行いたい。そのような形で土曜日が過ぎていくことになるだろう。

昨夜の就寝前に、必要な情報だけを受け取るようにし、情報の受容過多になることを避けなければならないと思った。確かに今日は、四本ほどの論文を読むが、それは自分に必要な情報であり、それ以外に他者が作り上げた情報とは向き合わないようにしたい。

テレビや新聞を全く見ない生活を始めてから、10年ほどの時間が経った。今はオンラインゼミナールの都合上、フェイスブックを活用しているが、明日のクラスを持ってして、フェイスブックのアカウントを閉じようと思う。

もちろん、何か重要な報告事項があれば、その前後数日だけアカウントを開くことがあると思うが、基本的にはソーシャルメディアの類は一切使わないようにする。現代人は、情報過食であり、情報のデトックスが必要な状況に置かれているように思う。

情報を暴飲暴食するあまり、自己の内側にある大切なものが見えなくなっている人があまりに多い。その様子はどこか、もはや自分の認識の光が自己の本質を照らし出せないぐらいに、不必要な情報の脂が自分の内面世界の中に堆積しているのだ。

自己の外側に情報を得ることに対して渇望するのではなく、その代わりに、自分の内側から出すべきものを出していく必要があるのではないかと切実に思う。内側から出すべきものとは、自分の内側の声である。

それを形として外側に出すのだ。この実践を行わない限り、不必要な情報が私たちの自己に堆積し続けることになるだろう。

内側の声を発見し、それを形としてこの世界に表現するというのは、実践というよりもむしろ、それを習慣にする必要があるように思う。いやさらには、それは習慣を超えたものでなければならない。

なぜなら、自らの声を発見し、それをこの世界に具現化していくことが、その人の人生を真に生きることに他ならないからである。それは実践でも習慣でもなく、真に生きることに他ならないのだ。

であれば、現在人の中で真に自らの生を生きている人などほとんどいない。2017/9/9(土)

No.170: Stock of Chord Progressions with Chord Tones Analyzing chord progressions and chord tones of masterpieces in classical music is my daily practice for music composition.

The more I engage in this practice, the more I can establish deep knowledge about the characteristics and structures of masterpieces. This practice cultivates not only my knowledge but also my skills to compose music.

Whenever I analyze chord progressions and chord tones, I always try to apply them to my music composition. More specifically, I arrange chord tones of masterpieces and create my own work.

I convince myself that the stock of chord progressions and chord tones will be essential raw materials to compose music. Therefore, I will keep accumulating them with reference not to forget whose work I owe to. Tuesday, 9/12/2017

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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