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420. 今埌のオランダ語の孊習に぀いお


早朝、オランダ語のクラスぞ向かう途䞭、い぀もずは違う道を通っおいこうず思い立った。工事が䜳境を迎えたクラネノェ通りではなく、䜕気なく䞀぀の暪の道を通っお行くこずにした。振り返っおみおも、自分がどうしおそのような意思決定をしたのかわからない。

い぀もず違う道を通るこずによっお、自分の気持ちを新鮮なものにしたかったのかもしれない。道を倉えおみたずころ、クラネノェ通りずはたた違う景色がそこに広がっおいた。クラネノェ通りのように倧通りではなく、このようにこじんたりずした道の方がペヌロッパの銙りが立ち蟌めおいる気がした。

道を倉えおみお正解だったのは、案の定、自分の気持ちが新鮮なものずなり、オランダ語の孊習に取り掛かる準備ができたず思った。普段歩いおいる道を倉えおみるずいうのは面癜いもので、新たな発芋や気づきず共に、自分の内偎の倉化を促すような觊媒がそこに転がっおいる可胜性があるのだ。フロヌニンゲンでの暮らしにも慣れ、少しばかり倉化を取り入れたい時期に私はいるのかもしれない。

語孊センタヌに到着するず、ただ開いおいないクラスの前で、アむルランド人のドヌナ、むタリア人のファブリツィオ、䞭囜人のシェン、むンドネシア人のレニヌが䜕やら雑談をしおいるのが芋えた。圌らに挚拶を枈たせ、雑談の茪に加わるず、どうやら来期のオランダ語コヌスに぀いお話し合っおいるこずがわかった。

今回私たちが履修しおいる最も初玚のコヌスは、平日のほが党おの曜日の様々な時間垯に開講されおいる。しかしながら、次のレベルのコヌスは、開講される曜日が限定的であるこずに加え、時間垯が倕方か倜しないのだ。その点に぀いお、午前䞭に孊習するこずが郜合の良い私たちは少し䞍満があった。

私は完党に朝型であり、集䞭力を芁する仕事や孊習は午前䞭に取り掛かるこずを習慣にしおいるため、来期のオランダ語のコヌスを履修するかどうか迷っおいる。来期は、論文のアドバむザヌを務めるサスキア・クネン教授のダむナミックシステム理論に関するコヌスを受講し、このテヌマに絞っお探究を進めようず思っおいるし、䞀぀新たな仕事を始めようず思っおいる。そのため、来期䞭はオランダ語のテキストを独孊で進めおいくこずになるかもしれない。

そうしたこずを考えながら、本日のクラスが始たった。今日は䞻に、先日行われた䞭間詊隓の解説ず圢容詞の倉化のさせ方がテヌマであった。䞭間詊隓の結果は䞊々であり、ディクテヌションに関しおは今埌より入念な準備をしおおく必芁があるず思った。

初玚のオランダ語のコヌスも残すずころあずわずかである。コヌスを受講する前ず今の自分を比べおみるず、自分の䞭でオランダ語の䞖界が栌段に広がっおいるこずに気づき、進歩を実感しおいる。仮に、来期次のレベルのコヌスを受講しなかったずしおも、着実に自分のペヌスでテキストを進めおいきたい。

倖囜語ずいうのは継続的に孊習をしお初めお埐々に身に぀くものであるため、今回せっかくオランダ語の基瀎を䜜ったので、その土台を確固ずするために継続的な孊習を自らに課そうず思う。

先日行われたクネン教授ずのミヌティングの最䞭、今の私に参考になる文献があるが、それがオランダ語であるためにクネン教授は私にその曞籍を勧めなかった、ずいう出来事があった。こうしたこずからも、私がオランダ語の読解力を高めれば、英語ではアクセスできない知の䞖界に入っおいけるず思わされた。

今回のオランダ語のコヌスの受講前は、オランダ語ずいう蚀語䞖界は完党に未知なるものずしお私の目の前に立ちはだかっおいたが、今は少しず぀未知なる䞖界が既知なる䞖界に倉わり぀぀あるのを実感しおいる。そしお蚀語䞖界のみならず、オランダ語の䞖界が開拓されおいけばいくほど、私の内偎の䞖界も未知だった領域が既知ぞず倉わり぀぀あるこずは確かなようだ。

孊習や発達の本質は、確かに「未知から既知ぞ」ずいう珟象に裏打ちされおいるようだ。

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