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10660-10663: フローニンゲンからの便り 2023年7月29日(土)



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成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10660. 今朝方の夢

10661. 今朝方の夢の続き

10662. オンラインゼミナールの第40回のクラスの振り返り:タブーを浄化するプロセスへの関与

10663. 中今を通じたジークンドーと箏の稽古


10660. 今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えた。今、キッチン側の窓から小鳥の囀りが聞こえてくる。ピチチと鳴いたり、ピチチチと鳴いたり、いくつかのリズムがある。昨日は比較的暖かく、午後に中央市場に行く際には半袖·半ズボンで行けた。24度ぐらいまで気温が上がっていると、そうした格好で出かけて行くことができる。今この瞬間は、上はパーカーを羽織り、下は長ズボンを履いているが、昨日の暖かさの名残があって、朝はそれほど寒くない。今の気温は18度で、今日は21度まで気温が上がるようだ。


いつものように今朝方の夢について振り返っている。夢の中で私は、見慣れないホテルに宿泊していた。街は外国のどこかで、そのホテルは7階建てぐらいの作りだった。ホテルには両親と愛犬の生まれ変わりと一緒にやってきていた。愛犬が他界してしばらくした後に、愛犬と容姿が似ている犬を両親は再び飼うことにして、今回はその犬を連れてきていた。名前も以前の愛犬と同じ名前で呼んでいて、実際に顔も似ていたので、自分も愛犬の生まれ変わりかと思ってしまうほどだった。ただし、大きさが以前の愛犬よりも気持ち大きく、そこだけが唯一の違いだった。


両親が観光に出かけたいということで、私は街の観光をすでに終えていたので、ホテルで留守番をすることにした。その時に、そのホテルは動物にフレンドリーだったので、愛犬と一緒にホテル内を散策していた。愛犬はとても賢く、ホテルの中では悪さをすることは一切なく、トイレはきちんと部屋の決められた場所で行い、ホテルの館内では通りすがりの人に挨拶するかのように小さく吠えることをしていた。その吠える声も相手を威嚇するような音ではなく、優しい声だったのが印象的である。


ホテルをしばらく歩いた後、愛犬と私はホテルの前の海岸沿いを歩くことにした。砂浜を歩くのはとても気持ちが良く、その日は天気も良かったことから、愛犬も太陽の光を気持ち良さそうにたっぷり浴びていた。海岸沿いを十分に歩き終えるとホテルに戻った。すると愛犬は驚いたことに、1階のエレベーターの方に歩いて行って、5階のボタンを押した。まさに5階は私たちが宿泊しているフロアで、愛犬はそれを認識できるほどの知性を持っていたことに驚いた。試しに愛犬だけでちゃんと5階まで行けるのかを確かめるために、愛犬に1人でエレベーターに乗せ、自分は階段を使って5階まで行くことにした。階段をゆっくり上って5階まで行くと、エレベーター脇の階段前で愛犬はお座りをして静かに待っていた。鳴くことも吠えることもなく、静かに待っていた愛犬の頭を何度も撫でて、彼の賢さを讃えた。時刻は昼食時を少し過ぎていたが、おやつ代わりに少し食事を愛犬に与えようと思って、特製のドッグフードを提供したが、愛犬はそれを食べなかった。別に具合が悪そうではないが、どうやら決められた時間以外は食事をしないという意思を持っているようで、まるで節制している人のように思えてまたすごいと思った。そこで両親が観光から帰ってきて、愛犬は静かに立ち上がって、喜びを表現していた。フローニンゲン:2023/7/29(土)08:12


10661. 今朝方の夢の続き


時刻は午前9時半を迎えた。早朝に引き続き、小鳥がピチチと鳴き声を上げている。彼らの美しい囀りに耳を傾けながら、今朝方の夢の続きを振り返っている。


夢の中で私は、高校時代の友人と偶然再会して、少し話をしていた。私たちが再会した場所は、あるレストランの1階だった。そこはレストランなのだがオフィスビルとも繋がっていて、レストランの中にはビジネスパーソンが多くいた。彼と久しぶりに会ったので近況を伺うと、彼は定職には就いておらず、暗号資産のトレーダーとして生活をしているようだった。私も暗号資産を保有していることもあり、話を伺うと、彼は以前のバブルの際に一儲けしたらしく、それで生活が成り立っているようだった。しかし、バブルの翌年の市場の崩壊を受けて、損失にも関わらず前年の利益に対する多額の税金を支払わなければならず、生活がまた苦しくなったと述べていた。私は彼よりも数年先に暗号資産市場に参入していたこともあり、バブルの波乗りに関しては経験があったので、私は被害を受けることはなかったが、彼の話を聞きながら、改めて投資の難しさを思った。投資によって生活を好転することができる人もいれば、逆の方向に転がり落ちてしまう人もいるのである。


彼との話の中でヨガが話題に挙がっていたことも印象に残っている。自分はヨガのインストラクターの資格を取得していたこともあり、彼とヨガの話で盛り上がることができた。ヨガを通じて心を落ち着かせることは、投資判断上効果的であるということを彼は述べていて、ヨガがそのように使われることは本義ではなかったとしても、確かにそのような効果は十分にあり得ると思った。


それ以外には、霧がかかっているような白い空間の中に梯子が見えて、その梯子をアメリカ人の女性とタッグを組んで上っていく場面があった。私は彼女に先に上るようにさせ、下から彼女を支えたり、励ましの声を掛けてった。梯子は地面から随分と高いところまで続いていて、上まで上り切るのは大変だと思ったが、ゆっくり進んでいき、なんとか彼女は一番上まで上ることができた。ところが、私は彼女を支えながら上っていたこともあり、体力が限界に来ていた。あと1つ手を掛けることができたら最後まで上り切ることができたのだが、無理にあと1つ手を掛けると転倒してしまうと思ったので、私は地面に降りるという決断をした。彼女はもちろん最後まで私を励ましてくれたが、上に上ることではなく、下に降りることが自分にとって重要だと納得できたので、迷うことなく自分は下に降りていくことにした。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/7/29(土)09:51


10662. オンラインゼミナールの第40回のクラスの振り返り:

タブーを浄化するプロセスへの関与


時刻は正午を迎えようとしている。先ほど、ゼミナールの第40回目のクラスを終えた。ちょうど40回の節目を迎えた今日は、受講生の方々が東京でオフ会を行っていて、オフ会の会場からエネルギーをいただく形で今日のクラスが行われた。


今日は死生観を扱う最後のクラスとなったが、ここから扱っていく言霊学や美についてのテーマにおいても死生観は必ずや関係してくるであろう。


今日のクラスを通じて、死を含めたタブーを直視し、それについて語る場を作って、それを語っていくことの取り組みをさらに前に進めていきたいと思った。その際に社会的なタブーをどのように取り上げていくのか、語り口をどうしていくのかは引き続き考えていく必要があるが、いずれにせよそれを語る場を作って語っていくことに従事し続けていきたいと思う。


タブーは語られない形で温存されればされるだけ、社会の集合的な深いシャドーになっていく。社会的なタブーを語るというのは集合的·社会的なシャドーワークであるということ。それを行うことを通じて、社会が治癒と変容に向かっていくことについて考えさせられる回だった。


個人の可能性を縛り、抑圧し、生きづらくさせるタブーに関与していくこと。タブーは語られることによって光を浴びてタブーではなくなっていく。タブーの浄化プロセスに積極的に関与していこうという思いを新たにさせてくれるクラスに居合わせることができたことに感謝したい。フローニンゲン:2023/7/29(土)11:53


10663. 中今を通じたジークンドーと箏の稽古


時刻は午後5時を迎えた。昼食後に仮眠を取っている最中に突発的に雨が少し降ったが、それ以外は今日は雨も降らず、穏やかな土曜日の世界が広がっている。


先ほど、自宅でのジークンドーの稽古を終え、箏の稽古を終えた。前者に関して言えば、先日ロビンさんとのプライベートレッスンで教えていただいたランク4の接触法の応用技術について今は紙を見ながらそれぞれの技の手順を身体に落とし込んでいる段階である。ランク3で習った接触法の応用技術についてはもう何も見ずに発動できるようになっている。ここでも紙を見ながら意識的に手順を追っていった結果として、無意識的に技が発動できるようになっていくという発達プロセスを見る。もう何日か紙を見ながらランク4の接触法の応用技術を練習していけば、紙を見なくてもそれらの技が型として定着し始めるかと思う。次回のレッスンまで型稽古を繰り返していき、また次回に細かな修正をロビンさんから受けたいと思う。


箏の稽古についても毎日充実した形で少しずつ進歩を見せている。これまでは長くハ長調の曲を練習してきたが、ヘ長調へ移行し、昨日からはイ長調の曲を練習し始めた。こうして調を変えていくと飽きが来ることはなく、楽しんで演奏ができる。今のところは歌のある曲を演奏することが性に合っていて、先生からまた4曲ほど青春時代によく聴いていた曲の楽譜を送っていただいたので、今後しばらくは今練習している曲に加えて、その4曲を練習していくことになるだろう。またそれらの曲の練習に加えて、曲の合間合間には引き続き、中今に立ち現れる感覚を即興的に演奏していくということを行う。今後の即興演奏は全て中今の状態で起こるものだという認識を強く持っておきたい。明日のコラボラジオの収録も、中今で言葉を交わす優れた2人称的な実践だと位置付けている。また、ジークンドーの稽古もカリンバの即興演奏作曲実践も、自分が行う全ての活動は中今に深く立脚した形で行っていきたいと思う。


それ以外にも今日からは改めて、AI関係のポッドキャストとトランスヒューマニズム関係のポッドキャストを聴き始めた。今後学術論文を執筆するほどに意義を感じられる分野をより具体的なものにしていくために、引き続き幅広く学習と実践を継続させていきたい。フローニンゲン:2023/7/29(土)17:13

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