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10636-10639: フローニンゲンからの便り 2023年7月23日(日)



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成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10636. 今朝方の夢

10637. 様々な関係性からの学び

10638. ジークンドーの稽古(141):今日のプライベートレッスンの前半を振り返って

10639. ジークンドーの稽古(142):今日のプライベートレッスンの後半を振り返って


10636. 今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えた。今朝方もかなり冷え込んでいる。今の気温は15度で、空は曇っており、少し小雨が降っている。今日は夜まで小雨が断続的に降るような天気のようで、日中の最高気温も21度までしか上がらないので、午後のジークンドーの稽古に行く際には上に何か羽織っていく必要があるだろう。今日はジークンドーの稽古と正午過ぎからの両親とのZoomミーティングが楽しみだ。


今朝方はいくつか夢を見ていた。まず覚えているのは、見知らぬ日本人の小柄な中年男性と一緒に見知らぬ部屋にいたことだ。そこはダイニングのようで、私は席に着席していて、その男性は料理を作っていた。作っている料理を見ると、肉料理で、高級牛をフライパンで熱しながら、そこに野菜を加えていた。私はベジタリアンなのでその料理を食べることはできないと思ったが、ベジタリアンではない多くの人にとってはその料理は美味しく見えるのだろうと思った。その男性は私のためにその料理を作ってくれているようだが、私は自分がベジタリアンであることを言わないままでいた。実際に料理が完成すると、その男性は黙って笑みを浮かべたまま、その料理をテーブルまで持って来てくれた。すると突然、少し距離が離れたところに父と母方の叔父がいて、私の方を見てにこやかにしていた。3人に見守られる中、その料理を食べて感想を述べなければならないような雰囲気があったが、私は自分の食習慣を貫いて、肉には一切触れず、野菜だけ食べることにした。すると、3人とも一斉にどこかに消えた。そしてそこで一度目覚め、トイレに行こうと思った。肉料理の夢について思い出すと、少し吐き気がするようだった。


その他に覚えているのは、サッカー日本代表の練習に参加している場面である。しかし私は、グラウンドで選手たちとボールを一緒に蹴るのではなく、彼らの練習を少し距離を取って眺めていた。私の近くには、常勝軍団のチームで長くキャプテンを務めていた選手が代表OBとして練習を見に来ていて、その方と一緒に話をしていた。選手たちと一緒にボールを蹴るよりも、その方と話をしていた方が学びになるし、有意義な時間が過ごせると思ったのだ。すると、パス回しの練習をしている中から数人選手がこちらにやって来た。彼らは私になぜ練習に加わらないのかと少し強い口調で尋ねて来た。私は正直に、今の代表メンバーに魅力的な選手はおらず、一緒に練習したいと思わせてくれないと述べた。すると、彼らは自分たちにも責任があると感じたらしく、ここからはより魅力的な人間になるべく人格の陶冶にも力を入れると誓ってくれた。それを受けて、少し練習に参加してみようと思った。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/7/23(日)08:21


10637. 様々な関係性からの学び


時刻は午後1時半を迎えた。今、静かな日曜日の午後の世界が目の前に広がっている。天気予報に変更があり、早朝の段階では今日は夜まで雨が降る予定だったが、雨はもう止んでいる。ただし、うっすらとした雲が上空を覆っていて、後ほどのジークンドーの稽古に向かうときには折り畳み傘を一応持って行こうと思う。予報ではもう雨は降らないようだが、念のためである。


午前中に翻訳のノルマを訳し終え、翻訳も本当にあと少しとなった。残すところあと2つの項目だけ翻訳するところまでやって来て、明日に翻訳する箇所が分量が多いので、2日に分けて翻訳するとしても、水曜日には翻訳が完成する。


翻訳を終えてからは、学術書の解説音声ファイルを作成していた。そちらも順調に進み、6章分の音声ファイルを一気に作っていった。明日にまた時間を取って音声ファイルを作れば、明日の段階でそちらの書籍を読み終えることができるように思う。


正午過ぎから両親とズームミーティングを行っていた。2ヶ月に1度、お互いの近況報告をするこのミーティングも習慣となり、2ヶ月に1度両親から色々と話を聞けることはこちらとしても有り難い。自分が知らない日本のニュースを聞けることも興味深いし、今日は山口県を取り巻く選挙の話を聞くことができた。このように両親からも引き続き様々なことを学ばせてもらいながら、多様な人たちとの関係性の中で自分の学びを深めていこうと思う。後ほどのロビンさんとのジークンドーの稽古もまたそのような場になるだろうし、現在行っているコラボラジオもそのような場である。様々な関係性から学ばせてもらえる学びの場が自分の人生にたくさんあることに深く感謝したい。フローニンゲン:2023/7/23(日)13:46


10638. ジークンドーの稽古(141):今日のプライベートレッスンの前半を振り返って


時刻は午後5時半を迎えようとしている。今、少し空が晴れて来て、夕日が差し込む瞬間がちらほらある。幸いにも午後からは天気が回復し、念のため折り畳み傘を持って行ったが、それを使うことなく道場から帰って来た。


今日のジークンドーのプライベートレッスンもすこぶる充実していた。前回から今回にかけて、ロビンさんは家庭の事情と引越しもあり、レッスンに時間を取ることが難しく、前回から2ヶ月以上レッスンが空いた。しかし、今日改めてロビンさんと対面した時、その空白期間を感じさせない関係性がお互いの中に醸成されていることを感じることができた。


ゆっくりと今日のレッスンの振り返りをしたい。今日まず最初のメニューとして、新しいものを紹介してもらった。毎回ロビンさんは少しずつトレーニング強度を上げるような工夫をしてくれる。それは発達理論の用語で言えばスキャフォルーディングの見事な活用であり、ロビンさんはその概念を知らないだろうが、これまで30年を越すジークンドーの指導経験から自然とその概念を活用した指導ができているのだと思う。


まずは基本スタンスをチェックした後、足払いのように木刀が振るわれ、それをステップバックで交わしてからステップインして打撃を打ち込む練習をした。そのときに基本スタンスが崩れないようにすることが最初のうちは難しく、そこに注意した。そして木刀が振るわれる先の先を取る形で攻撃の意図を感知してステップバックすることを意識した。今後の注意点としては、基本スタンスで重心が上がりがちになることだ。自分の基本スタンスは足を気持ちワイドに広げて、重心を低くするものなので、そのスタンスを絶えず意識したい。ジムでジークンドーの稽古をする際にも、そして自宅でのトレーニングの際も重心の低い自分の基本スタンスをキープした形で稽古をすることを意識したい。


そこからは接触法の1から8の応用バージョンを確認していった。それはランク3の段階で習ったものだが、ここでもいくつか細かな助言を受けた。例えば、パクサオをする際に、どうも自分は親指と人差し指を離して、手を開くようにしてしまいがちで、そうすると相手に親指を簡単に掴まれて指を折られてしまうと指摘された。それ以外にも無意識的な癖になっている動作で修正を受けたのは、手刀を用いる接触法の際に、その前の動作がエルボーストライクなのだが、それを実行した後にエルボーを引いてから手刀を打つ癖がついていて、それだと動作が遅く、エルボーを引かずにそのまま手刀を打つことを指摘された。その他にも、接触法の7番では、ゴンサオと打撃を別々に順番ずつ実行するのではなく、それらを同時に実行することも改めて指摘された。さらには、接触法の8番でタンサオをして相手の腕をコントロールする際に、タンサオを前腕にしてはコントロールが効かず、カウンターを喰らうリスクがあるので、タンサオは相手の肘よりも上辺りに行うことを指摘された。稽古の前半だけでもまずこのような助言を受けたので、今日からの稽古ではまたそれらの細かな点を自覚的に稽古していきたい。フローニンゲン:2023/7/23(日)17:45


10639. ジークンドーの稽古(142):今日のプライベートレッスンの後半を振り返って


時刻は午後7時半を迎えようとしている。先ほどよりも空が晴れて来て、今は見事な夕方の空を拝むことができている。今日は1日を通して肌寒く、室内では長袖·長ズボン、そして靴下も履いていた。ところが、今日のジークンドーの稽古では相当に汗をかいて驚いた。道場の室温は別に高くないはずだったのだが、ジムでの筋力トレーニングではかかないほどの汗をかいた。そんな稽古の後半部分についても振り返っておきたい。


後半のトレーニングでは、ランク4で要求されている接触法の9番から17番の応用を学んだ。中でも接触法の13番目の際に、右手のバックフィストを実行した後に、そこから立っているポジションのラインを変えて素早く股間目掛けてバックフィストをし、さらに立っているポジションを変えてからエルボーストライクを相手の肘目掛けて打ち込むことを学んだ。最後のエルボーストライクは、相手の腕ではなく、肘の関節を折ることを目的にしてそこに打ち込んでいく必要がある。


接触法の15番では、右手のパクサオで相手の攻撃を防いだのと同時に、左手の掌で相手の股間に打撃を加え、そこから右手でコークスクリューパンチを相手の顎目掛けて打ち込む。この時に左手で主に相手の腕に触れるようにして相手からの攻撃を防ぐことがポイントになる。また、コークスクリューパンチはこれまでちゃんと習っていなかったのだが、この技を発動させるためには右の肘を上げるようにしてスペースを作ることがポイントだと習った。次回のレッスンでは改めてコークスクリューパンチについてより詳しく習いたいと思う。


接触法の17番では、最初に右手のボンサオをする際に、前腕の骨で相手の攻撃を防ぐのではなく、より太く硬い肘の骨で相手の攻撃を防ぐことをより意識する必要があると感じた。こうした諸々の振り返りを明日からの鍛錬に活かしていこう。


今日のレッスンの最後にも、スパーリングに近いメニューを行った。今日もロビンさんの素早いバックフィストを何度か顔に喰らったが、今日はロビンさんのボディにこれまで以上にパンチを当てることができた。その時に使っていたのはフェイントからのコンビネーションパンチと、ショベルフックと呼ばれる技だ。これは結構うまく適用できた。反省点としては、ロビンさんから攻撃を受けた時、バックステップで1歩しか下がらない癖があるようで、それだと依然としてロビンさんの間合いなので、2歩以上下がることを行うか、逆に一気に前に出るか、はたまた横に動くかしないといけないと指摘された。このあたりフットワークがまだまだ改善の余地があると思った。当初の予定では2分ほどのメニューだったが、5分間ぐらい続いて、5分間のこのメニューが終わる頃には息が完全に上がっていた。一方のロビンさんはいつものようにさほど息が上がっておらず、やはり自分はまだまだ呼吸をうまく行えていないのだという反省があった。毎回この最後のメニューからの学びが一番多いように思う。さて、明日からのジークンドーの自主稽古も細部にこだわって精進していきたいと思う。フローニンゲン:2023/7/23(日)19:40

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