top of page

10628-10631: フローニンゲンからの便り 2023年7月21日(金)



その他のカリンバ即興演奏曲はこちらからご視聴いただけます。

8617個のピアノ曲・箏曲の全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。


下記のアートギャラリー(Instagram)より、本日のアート作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。


成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10628. 今朝方の夢

10629. 今朝方の夢の続き

10630. 今朝方の夢のさらなる続き

10631. 雨の風情を感じて


10628. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。今、鳩のホーホーという鳴き声を背景に、1羽の小鳥がピチチと鳴き声を上げた。今朝はほぼ無風状態で、響いてくる音は遠くの方から聞こえてくる鳩の鳴き声と、高らかに鳴き声を上げる小鳥の鳴き声だけである。


今の気温は11度とかなり冷え込んでいるが、朝日が眩しく輝いているおかげでそれほど寒さを感じない。とはいえ、長袖·長ズボンを履いている。今日の日中の最高気温も19度までしか上がらないようなので、午後に中央市場に行く際には少なくとも長ズボンを履いて出掛けた方が良さそうだ。昨日ジムに行って代謝が高い状態なので、さすがに上に何かを羽織っていく必要はないと思うが、出発の直前になって考えよう。


今朝方はいくつか夢を見ていて、印象に残っているものから順番に書き留めておきたい。夢の中で私は、城壁に囲まれた立派な学校にいた。そこは高校のようで、自分はその高校に通っているようだった。山の上に聳え立つ城が学校になっていて、それを取り囲む壁は厳かであった。この建物の歴史はおそらく中世まで遡ると思われるが、そこから現代にかけて改築を繰り返しているようだったので、建物自体は古くなく、むしろ内観や機能はとても現代的で驚いた。そこでの学園生活は全く不自由なく進んでいった。


ある授業を受けている最中にテストが抜き打ちで出され、他の生徒はあたふたしていたが、私は全く動じることなくその問題を解いた。しかも早々と全ての問題に解答することができ、私はそれを教卓の上に提出して教室から出て行った。城の開放的な場所で山のうまい空気を吸い、せっかくなので空を飛んでどこかに行こうと思った。上空に飛び立つと、空の上に月が見えたので、月の近くにまで行ってみようと思った。しかし、空に飛び立つ前に日焼け止めを塗るのを忘れていたので、大気圏に入ると日焼けしてしまって肌に良くないと思ったので、そこまで高く飛ぶことをしなかった。月に近づいていく代わりに、辺りの上空を旋回することにし、山の上を流れる冷たい空気を感じて楽しんでいた。しばらくして学園に戻ることにした。学園に戻ってくると、時刻は昼食時になっていた。昼食後には大学の数学の授業が2コマあるとのことだったので、それらの授業がとても楽しみだった。昼食を食べ終えて数学の授業がある教室に向かっている最中に、小中高時代の友人(HY)と出会い、彼が私に先ほど教室からいなくなってどこに行っていたのだかと尋ねた。私は、「月に近づこうとしていた」と述べると、彼は驚いた表情を浮かべて黙っていた。どうやら言葉が出てこないようで、彼はどこかに消えて行った。どこかに消えていく彼の背中を眺めながら、次の授業への楽しみの感情と共に、この学園から離れてもっと高度なことを教えてくれる学園に移る必要があるかもしれないと考えていた。フローニンゲン:2023/7/21(金)07:17


10629. 今朝方の夢の続き


時刻は午前8時半を向けた。早朝に引き続き、鳩が遠くで鳴いている声がする。朝日が燦然と地上に風呂注ぐ中、先ほどモーニングコーヒーを淹れた。今からそれを味わいながら朝の活動に取り掛かる。今日もまたまずは翻訳作業をし、それが終わったらゼミナールの方で共有する学術書の解説音声を作成していく。


今朝方の夢の続きを思い出している。夢の中で私は、ひとまわり上のある有名な女優の方と大学時代のゼミの友人と同じ空間を共有していた。そこは大学の教室であったり、突然場面が変わって川辺だったりした。最初その女優の方が先生のような形で大学の小さな教室で講義をしていた。講義に参加していたのは、ゼミの友人と私の他には数人程度しかいなかった。しかも他の受講者も大学時代のクラスメートかゼミの他のメンバーだった。そうしたこともあり、クラスの雰囲気は和やかだった。童顔のその女優の方が、ゼミの友人の端正な顔立ちを褒めた。するとその友人は立ち上がり、突然私たちは川辺にいた。そこで友人は川辺を行ったり来たりしながら、自分の思想を述べ始めた。彼が突然演説風に語り始めた思想はお世辞にも素晴らしいものとは言えず、どこか独りよがりで、聞いている私たちを辟易させるようなものだった。先ほど彼の端正な顔立ちを褒めていたその女優の方も苦笑いをし、彼の演説が終わるのを静かに待っていた。彼の演説が終わると、突然彼は小学校時代の友人(TM)に変化した。彼は同じ小学校に通っていたが、サッカーをするために別の中学校に移り、それ以降は塾で一緒に過ごす仲だった。彼が突然大学数学を私に教えて欲しいと頼んできて、それに乗っかる形で女優の方も同じお願いをしてきた。私は数学が好きだったので、それでは一緒に勉強しようと述べたところで場面が変わった。


この夢の続きとして、同じ女優の方が現れる場面があった。そこではその女優の方と1人の女性友達がラジオ局でラジオ放送をしていた。私はその放送を放送室の前で見守る存在としてそこにいた。それは真面目なラジオ番組で、まだ若いが実力のあるディレクターの方の企画の下、プロの若いアナウンサーが司会進行をしていて、その女優の方と友人がゲストに迎えられていた。司会進行のアナウンサーの方がリスナーからのお便りを読み上げた。それを送ってきてくれたのは中学生ぐらいの子供のようで、もう1通は大人からのお便りだった。どちらも共に人間の成長·発達に関係する問いで、非常に興味深かった。私はゲストの2人がどのようにそれらの問いに対して答えたのか聞くことができず、放送室の外から彼女たちの表情しか見ていなかった。最初のうちはにこやかに回答していた2人も、どうやらその問いには専門知識が必要だと感じたらしく、2人は途中で投げ出して放送室から出てきた。そこで放送は一度中断となった。見ると2人はとても悲しい表情をしていて、もう放送はできなさそうだった。そこで私はひと肌脱ぐかのように、黙って放送室の中に入っていった。突然入ってきた私に対して、ディレクターの男性とアナウンサーの女性は驚いていた。私は事情を説明し、自分の専門知識であればお便りの質問に的確に答えられると伝えた。すると、ディレクターの男性はとても怪訝そうな表情を浮かべたが、試しにやらせてみるかというような雰囲気で、放送を再開することにした。アナウンサーの女性はもう一度仕切り直しということで質問を読み直した。その最中、その質問の背景や質問内容が感動させるものだったので、アナウンサーの女性は涙ぐんでいた。私にもその感動が伝わってきて、思わず感極まりそうになったが、涙を流すことを堪えて、いただいた質問に対して誠意ある形で答えた。すると、ディレクターの男性は最初こそ疑いの目で私を見ていたが、途中からは驚きと嬉しさの感情から笑顔になっていた。自分の話がその場にいる人、そしてリスナーの方を幸せにしているのだと思えた時、なんだか巨大な力が込み上げてきて、それは無尽蔵な力であることに気づいた。フローニンゲン:2023/7/21(金)08:46


10630. 今朝方の夢のさらなる続き


それではここから翻訳作業に入っていこう。今日は書籍の52番目のサブチャプターを翻訳していく。全体として55個のサブチャプターまでしかないので、翻訳作業も残りわずかとなった。プラハ·ミュンヘン旅行の開始のタイミングで始めた翻訳も気づけばゴール直前にいる。毎日少しずつ歩みを進めていくことの大切さをしみじみと実感する。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがあるのでそれについても振り返っておこう。夢の中で私は、とても幻想的な雰囲気を発する鍾乳洞の中にいた。そこは世界遺産に登録されている場所らしく、観光の名所だった。ところがその日は幸いにもあまり人がおらず、人混みにまみれることなくゆっくりと鍾乳洞を楽しむことができた。私は小中学校時代の双子の友人の兄の方と一緒に鍾乳洞を見て回っていた。彼は足を怪我してしまったらしく、車椅子に乗る必要があったので、私は彼が乗っている車椅子を押しながら鍾乳洞の奥へ奥へと進んでいった。鍾乳洞の中はひんやりとしていて、奥へ進めば進むだけ幻想的な景色が広がっていて息を呑んだ。最も奥の地点に到着すると、なんとそこに両親と愛犬がいた。両親と愛犬も偶然ながら観光でここにやって来ているらしく、少し話をして、後ほどゆっくりと話をしようということになった。鍾乳洞の最終地点のそこには土産屋があって、友人と一緒にその店に入ってみた。そこにはカレンダーや鍾乳洞に関する文献などもあり、その他にも色々と小物が売られていた。鍾乳洞と同じくその店にもあまり人はおらず、ゆっくりと品を眺めていくことができた。すると父が店に入ってきて、早く話がしたいようで店にいる自分を少し急がせるようなことを述べた。私はとにかく自分のペースが乱されるのが嫌なので、父の言葉を話半分に聞いて、適当に相槌をしておいた。すると父は店からまたいなくなり、再び静かな時間となったので、引き続き土産を見て回っていた。自分の中では、鍾乳洞の世界に関心を持ったので、何か図鑑のようなものを購入しようと思った。イラストが豊富で、見ていて楽しい図鑑として、1冊良さそうなものを見つけたので、それをお土産に購入しようと思った。そこで夢から覚めた。今朝方はそのような夢を見ていた。振り返ってみると、今朝方は結構記憶に残る夢を見ていたように思う。ラジオに関する夢を見たのもコラボラジオの配信を始めたことが影響しているように思える。ここからコラボラジオが進展していくと、夢の内容もまた変化していくのではないかと思う。それほどまでにコラボラジオを通じた即興性·創造性を働かせた営みには変容効果があるように思う。フローニンゲン:2023/7/21(金)09:09


10631. 雨の風情を感じて


時刻は午後3時半を迎えようとしている。今、雨がしとしとと天空から降り注いでいる。先ほど中央市場から帰ってきたのだが、その行き帰りと天気の激しい変化を体験した。まず自宅を出発するタイミングで雨が降り出し、折り畳み傘を差して出発した。するとそこからすぐに雨が止み、晴れ間が広がり始めた。雨上がりの美しい街並み、そして雨が上がった後の木々のなんとも言えない香りを楽しみながら市場に向かった。


今日は市場ではバイオダイナミクス農法の店で長い芽付きのニンニクとサツマイモを3つほど購入した。店員の男性に尋ねると、今日はもうリンゴが売り切れらしく、新しく出荷されるのを待たないといけないとのことだった。なので次に足を運んだオーガニックの野菜·果物店でリンゴを購入した。そこではいつものように必要な食材を購入し、いざ会計を終えて出発しようとすると、またしても雨が降り始めていた。最初こそ雨脚は弱かったが、途中から途轍もなく雨脚が強くなった。この現象はオランダ名物であり、人々は傘を差さずに移動を続けるか、雨脚があまりにも強い場合には様々な場所で雨宿りをする。自分の場合は傘を持っていたのでそのまま進んだのだが、相当に雨脚が強く、風も出て斜めに雨が差し込んできたので、ズボンの膝下が随分と濡れてしまった。そこからはもう雨宿りをしても意味はないと思ったので、ひたすらに歩き続けた。


ノーダープラントソン公園に到着した時に、公園内の大きな木々の下に雨宿りをしている人たちを何人も見かけたのは印象的だった。大きな木の下で雨宿りをするというのはなんかいいものだ。木への感謝の念も芽生えるだろうし、木の下でぼんやりと雨が通り過ぎていくのを待つというのも風情がある。そのようなことを思いながら、自分は足を前に進めて自宅に辿り着いた。そのような一コマがあった。フローニンゲン:2023/7/21(金)15:31

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page