【フローニンゲンからの便り】17405-17408:2025年9月18日(木)
- yoheikatowwp
- 2025年9月20日
- 読了時間: 9分

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タイトル一覧
17405 | ミカエル・メンスキーの『Consciousness and Quantum Mechanics』 |
17406 | 今朝方の夢 |
17407 | 今朝方の夢の振り返り |
17408 | ジムで存分に体を動かして |
17405. ミカエル・メンスキーの『Consciousness and Quantum Mechanics』
今日から3日間は最高気温が20度を超え、少し暖かい日々となる。秋の中休みといったところだろうか。日曜日からはまた20度未満となり、来週はもう16度までしか気温が上がらない形となる。今日からの少しばかり暖かい日々を存分に満喫したい。
ミカエル・メンスキーの『Consciousness and Quantum Mechanics: Life in Parallel Worlds』は、量子力学の解釈問題において意識の役割を正面から論じたユニークな著作である。本書の基盤となっているのは「拡張相対状態の解釈(Extended Everett’s Concept: EEC)」であり、これはエヴェレットの多世界解釈を発展させ、そこに人間の意識を組み込んだものである。通常の多世界解釈では、量子測定の結果はすべて並行世界に分岐して存在し、観測者もまたそれぞれの世界に分かれるとされる。しかし、なぜ私たちはその膨大な可能性の中で「1つの結果」しか経験しないのかという問いが残る。メンスキーはここに意識の役割を導入する。EECによれば、意識とは無数の並行世界から1つの「古典的現実」を選び出すプロセスに他ならず、意識の働きこそが「量子の重ね合わせの中から確定した現実を体験する」という現象を説明する鍵となるのである。本書では、まず量子力学の基本的枠組みと、測定問題における従来の解釈(コペンハーゲン解釈、多世界解釈、客観的収縮理論など)が整理される。その上で、エヴェレットの発想がいかに「波動関数の収縮」という曖昧な仮定を不要にし、純粋にシュレーディンガー方程式の普遍的適用を守るかが論じられる。メンスキーは、このエヴェレット的視点をさらに拡張し、意識を「選択の主体」として配置することによって、観測者の経験と物理法則の整合性を両立させようとする。興味深いのは、EECにおいて無意識の次元が重要視される点である。意識は1つの現実を選ぶが、無意識はなおも多くの並行世界にアクセスしているとされる。夢、直感、創造的インスピレーションといった現象は、無意識が並行世界から情報を引き出す痕跡であると解釈される。ここには、心理学的経験と量子力学的構造とを接続しようとする大胆な試みが見て取れる。また本書では、死後意識の可能性や宗教的体験との接点にも触れられる。EECの枠組みでは、意識は単なる脳の副産物ではなく、物理世界の分岐に不可欠な主体であるため、死をもって完全に消滅するわけではない可能性が示唆される。この議論は科学と形而上学の境界に位置するが、メンスキーは量子論の内部から一貫して導き出される帰結として提示する。総じて『Consciousness and Quantum Mechanics』は、量子力学の解釈問題を哲学的に深化させると同時に、意識の本質に新しい光を投げかける書物である。物理学と心の哲学、さらには宗教的世界観の交差点を志向する点で独創的であり、量子論が単なる計算の道具にとどまらず、現実と人間存在の根源的理解に関わることを力強く訴えているのである。フローニンゲン:2025/9/18(木)07:53
17406. 今朝方の夢
今朝方は夢の中で、見慣れない街のジムにいた。そこのジムは、中学校時代の部活の先輩の行きつけのジムで、入り口で偶然にも先輩に会い、先輩は特別な会員とのことで、自分を招待してくれた。試しに使ってみて、それで気に入ったら正式に会員になればいいと述べてくれたのである。そのジムは入り口から高級感が漂っており、ロッカールームに続く廊下も立派であった。照明が意図的に落とされており、何とも言えない神秘的な雰囲気を放っていた。ロッカールームで着替えを始めようとしたら、見慣れないグランドの隅にいて、そこで高校時代の2人の友人(HH & TN)と小中学校時代のある友人(KS)と一緒にサッカーのリフティングとパスの練習をしていた。彼らとは雑談をしながら楽しくサッカーの練習をしており、その時間をしばし味わっていると場面が変わった。
次の場面では、見慣れない自分よりも若いオランダ人の3人の女性と外国の街を歩いていた。どうやら私たちは友人のようで、今から記憶術の大会に出場するために、会場に向かっていた。3人のうち2人とは朝食を一緒に摂り、その会場が本当に素晴らしい場所だった。その街で最も有名な大きな考古学博物館と5つ星ホテルが融合した場所のレストランでブュッフェスタイルの朝食を摂ったのである。私たち3人はそこでの食事のおかげでエネルギーが満タンであり、もう1人の女性とは明日またみんなでそこで朝食を摂ろうと約束した。良質な朝食を摂ったおかげで、朝から頭が働き、今日の記憶術の大会ではきっと良い成績を残せるだろうという確信があった。フローニンゲン:2025/9/18(木)08:27
17407. 今朝方の夢の振り返り
今朝方の夢の第一場面は、見慣れぬ街のジムという舞台に導かれるものであった。そこには中学時代の部活の先輩が待っており、彼は「特別な会員」として自分を導き入れる案内人の役割を果たしていた。入り口から漂う高級感、照明が落とされた廊下の神秘的な雰囲気、これらは「通過儀礼」的な意味を帯びている。日常から切り離された異空間へ足を踏み入れることは、自己の新しい段階への移行を象徴しているかのようである。ジムとは身体を鍛える場であるが、この夢では単なる肉体強化を超え、内的な成熟や精神的鍛錬の場として現れている。先輩は過去の自分を知る存在であり、未来への橋渡しを担う人物として登場する。彼の「試して気に入ったら正式に入会すればよい」という言葉は、強制ではなく自由意志による選択を促すものであり、人生において新たな世界に入る際には自分の納得が不可欠であるということを示している。その後、舞台は突然ロッカールームから見慣れぬグランドへと移る。ここで友人たちとサッカーをする場面は、純粋な遊戯性と協働の象徴である。リフティングやパスという行為は、個人技と連携のバランスを体現している。しかも登場するのは中学・高校時代の友人たちであり、過去の時間をともにした仲間との「再会」は、記憶の奥底に眠る原初的な喜びや友情を蘇らせる。夢の構造上、最初のジムの神秘的雰囲気が「新しい段階への入り口」を示すとすれば、この場面は「過去との和解と統合」を意味している。楽しげな会話と練習の時間は、人生において努力だけでなく遊び心や仲間との関わりが力を生むことを教えているのである。次に訪れる場面は、舞台がさらに国際的に広がり、若いオランダ人女性たちと異国の街を歩く姿である。ここでの目標は「記憶術の大会」への参加であり、まさに自己の知性と技術を外の世界に示す契機である。オランダという地は現実の自分の居場所とも重なり、過去から未来へと続く線が国際的文脈の中で開かれていくことを象徴している。女性たちは未知でありながらも親しみを覚える存在であり、「新しい仲間」としての可能性を示す。彼女たちとともに食事をする場面が強調されるのは、知的活動に先立つ「身体の充実」「エネルギーの補給」の重要性を暗示している。考古学博物館と五つ星ホテルが融合した会場は、過去の遺産(記憶の象徴)と現代的快適さ(未来の可能性)が交錯する象徴的空間である。その場での朝食は、単なる食事ではなく「精神と身体を満たす聖餐」のような意味を帯びている。特に「明日またここで朝食を摂ろう」という約束は、明日への希望と継続する友情の予兆である。夢全体を貫く構造は、「導入―過去との統合―未来への開放」という三段階の流れに整理できる。第一場面のジムでの入会の誘いは、新しい領域へ入る決断を象徴し、第二場面の友人とのサッカーは過去の記憶の再統合を象徴する。そして第三場面の国際的仲間との記憶術大会は、未来に向けて自らの力を発揮する舞台を示している。過去と未来が交錯し、身体性と知性が交差し、遊びと競技が融合している構造は、夢が単なる断片的イメージではなく、1つの「人生の寓話」として統合されていることを物語っている。この夢が人生において意味することは、新しい挑戦への入り口に立つ今の自分に対し、過去の友情や遊び心を忘れずに、身体と知性の両面を調和させながら未来の舞台に向かえ、というメッセージなのだろう。導いてくれる先輩、共に遊ぶ友人、異国の仲間、これらはすべて自分の内部にある多様な側面であり、そのすべてを統合したときにこそ、人生の次なる段階に進むことができるという示唆なのである。フローニンゲン:2025/9/18(木)09:07
17408. ジムで存分に体を動かして
時刻は午後4時半を迎えた。今日は秋の中休みということで、気温は20度にまで達した。とは言え、曇りがちかつ小雨が降るような時間帯もある天候だったので、暖かさは非常に限定的だった。午後にジムに行って、思う存分に体を動かして爽やかな気分でいる。今週の月曜日はその他の仕事もあり、ジムに行く代わりに自宅でHIITを行っていた。月曜日にジムに行かなかったことで身体には十分な休息が与えられていたようで、今日はいつも以上に体が動いたように思う。その差異は微細なものではあったが、それを逃さず掴んでいた。
いよいよ明後日に2年ぶりのIELTSの試験が控えている。今日からはもう模擬試験を解くことはせず、過去7回分の模擬試験を復習することにした。今日は3回分までの復習を終え、明日は十分に時間があるので、残りの分の復習をしたい。それらは主にリスニングとリーディングのセクションに関する復習であり、ライティングについてはこれまで執筆してきたパート1とパート2の模範解答を繰り返し音読することを続けていく。模範解答のレビューは当日においても行きの電車に乗っている最中や試験会場で時間があったら行いたい。スピーキングについては本番の朝もまた1セット問題を解く。それによって脳と口を慣らすことができるだろう。明日もまたいつものように2セットほど問題を午前と午後に分けて解くことを行う。今回は2年前以上に対策が充実していたという確信がある。あとは気負うことなく本番はリラックスして、問題を楽しみながら解答していけば、2年前の全体のスコアを超すことができるのではないかと期待する。フローニンゲン:2025/9/18(木)16:50
Today’s Letter
I can feel a positive connection between my body and mind. Their relationship is harmonious, resonating with the rhythm of the universe. Groningen, 09/18/2025