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【エディンバラ大学からの便り】19240-19245:2026年9月14日(月)

12 分前
読了時間: 12分


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タイトル一覧

19240

エディンバラ大学での学術研究の始まり:オリエンテーション・ウィーク1日目

19241

今朝方の夢

19242

今朝方の夢の振り返り

19243

通学路の美しさと荘厳な建築物に息を呑んで

19244

仏教プログラムのメンバーたちとの出会い

19245

イギリス英語の洗礼を浴びて/さらなる成長余地


19240. エディンバラ大学での学術研究の始まり:オリエンテーション・ウィーク1日目

                 

時刻は午前5時を迎えた。辺りは漆黒の闇に包まれているが、内側から静かな喜びが溢れている。今この瞬間の自分が静謐な希望に包まれているのはなぜかというと、今日から本格的にエディンバラ大学での学術研究が始まるからである。実際に授業が始まるのは来週からで、今週はオリエンテーションウィークということで、毎日何かしらのイベントがある。プログラム長のポール・フュラー博士に確認したところ、それら全てのイベントに参加する必要はなく、関心のあるものや関係のあるものだけ参加すればいいとのことだった。オリエンテーションウィークの中でも、今日は初日ということもあって、結構多くのイベントに参加する。週の中では、大学挙げてのイベントもあれば、自分が所属する神学部のイベントもあるというように、規模はまちまちである。簡単に本日参加するイベントを記載しておきたい。まず、自宅を午前8時40分に出発し、午前9:30からの「PG Welcome to the School of Divinity」に参加する。これは神学部の大学院生向けオリエンテーションで、大学院生活やサポート体制について説明がある。続いて10:45から30分かけて行われる「Morning Tea and Coffee Break」に参加する。Rainy Hallという場所で軽食・飲み物が提供され、他の大学院生やコホートのメンバーと交流する時間になるので、ここで他のメンバーと交流を深めたいと思う。コーヒーを片手に今度は、11:15~12:15の「PG Tours of the New College Building」に参加する予定だ。Postgraduate Student Committeeの学生が神学部のあるキャンパスを案内し、Rainy Hallから出発する。これから一年お世話になるNew Collegeの施設配置を把握する良い機会になるだろう。このツアーを終えたら、近くの和食レストランに行って、持ち帰りの弁当を購入する。家からサラダとしてほうれん草とトマトを持っていく予定であり、それらとお弁当をNew Collegeの食堂かどこかで食べようと思う。昼食後は、図書館で日記を書いたり、仮眠を取ったりして、午後2:00からの「PG How to Get Involved and Make the Most of the PG Community」に参加する。ここでは、大学院コミュニティへの関わり方、年度末colloquium、coffee mornings、Student Representativeなどの機会について紹介され、ここからの一年間のおおまかな計画を練ることに役立つだろう。今日は主に神学部に特化したイベントに参加することによって、教授やメンバーと顔を合わせ、施設の場所や使い方等に慣れるのにうってつけなのではないかと思う。エディンバラ:2026/9/14(月)05:16


19241. 今朝方の夢


今日からオリエンテーションウィークが始まるということで、少し興奮もあったのだろう、昨夜は就寝中に2回ほど目覚める瞬間があった。そうしたことを経て、今朝は午前4時半に起床した。ここからは、これまでよりもさらに就寝を早めて、これくらいの時間帯に起床することにしたいと思う。来週からは、火曜日と水曜日に午前9時から行われる授業があり、歩いてキャンパスに行くとしたら、余裕を持たせて8時10分ぐらいには自宅を出発しておく必要があるので、そこから朝食時間を逆算すると、午前4時台には起床しておきたい。早く寝て午前4時台に起床することのメリットは、起床からの静かな時間を探究活動やクラシックギターの練習に存分に充てることができることだ。授業がない日はなおさらそれらの活動に時間を充てることができる。大学という一つのリズムを持った生命体とこれから時を共にしていくことを通じて、自分の内側にさらに規律のあるリズムが形成されるだろう。

そのようなことを考えながら、今朝方の夢について振り返っている。今日は珍しく、覚えている場面が少ない。オリエンテーションウィークの始まりによる興奮から、途中で目覚めてしまったことが影響しているのかもしれない。いずれにせよ、覚えている場面としては、数人の見知らぬ大人と作曲実践のワークショップに参加していたものがある。そこでは作曲ソフトの使い方をまず教えてもらった。自分を含め、参加者たちはすでに音楽理論の知識を持っていたこともあり、作曲について教えてもらうというよりも、作曲ソフトの使い方を教えてもらっていたのである。講師の女性の説明がとてもわかりやすかったこともあり、参加者たちは全員、すぐにソフトを使いこなすことができた。ワークショップの最後には、それぞれの参加者が作った曲を一つに統合させ、それを手元にあるキーボードで演奏することを行った。その場で作った曲を何の練習も無しに弾いたこともあり、ミスをしてしまう人もいたが、それでも全員の演奏能力の高さから、非常に感動的な演奏となった。エディンバラ:2026/9/14(月)05:43


19242. 今朝方の夢の振り返り

                

今朝方の夢は、自分がこれから入っていく大学という新しい生命圏と、音楽というもう一つの探究領域とが、内面で一つの旋律として結びつき始めていることを象徴しているように思われる。夢に現れた作曲とは、単に音楽を作る行為ではなく、これからの生活そのものを自分で編成していく営みの比喩なのではないだろうか。興味深いのは、参加者全員がすでに音楽理論を知っており、作曲そのものではなく「作曲ソフトの使い方」を学んでいた点である。これは、自分がこれから大学で獲得しようとしているものが、知識そのものだけではないことを示しているのかもしれない。仏教思想についてはすでに相当量の知識を蓄えてきた自分にとって、大学院とは新しい知識を一方的に注ぎ込まれる場所というより、すでに持っている知識を学術研究という形式へ変換するための「操作環境」を学ぶ場所なのではないかと思われる。作曲ソフトは、研究方法論、文献読解、論文執筆、研究者同士の対話といった新たな道具の象徴とも読める。講師の女性が非常にわかりやすく説明し、参加者全員がすぐに操作を習得したことも印象的である。これは、新しい環境に対する不安よりも、自分の深層では「必要な技法は比較的早く身につけられる」という感覚が育っていることを示している可能性がある。未知の世界へ入る夢でありながら、試験や迷路ではなくワークショップとして描かれている点にも、自分の心理的姿勢の変化が現れているように思われる。そして最も象徴的なのは、最後に各自の作品を一つへ統合したことである。ここには、これから出会う研究者や学生たちが、それぞれ異なる思想や背景という旋律を持ち寄り、一つの知的交響曲を作っていく予感が表現されているのかもしれない。大学とは独奏者を養成するだけの場所ではなく、異なる声が互いを消さずに重なる場所でもある。しかも、その曲は練習なしで演奏され、ミスさえ含みながら感動的なものになった。これは重要である。新生活を完全に準備してから始めることなどできない。これからの日々には失敗も即興もあるだろう。しかし夢は、それらを「演奏の破綻」ではなく、むしろ生きた音楽の一部として描いているように見える。午前4時台から始まる新しい生活もまた、厳格な時間割というより、自分自身を楽器として調律していく営みなのかもしれない。大学という大きな拍子の中で、自分固有のリズムが次第に整えられ、研究、音楽、生活という別々だった旋律が、一つの作品へと編曲され始めているのである。エディンバラ:2026/9/14(月)06:16


19243. 通学路の美しさと荘厳な建築物に息を呑んで

                    

たった今、無事に神学部があるキャンパスのNew Collegeに到着した。Google Mapでは歩いて45分とあったが、途中に少し道を間違えても35分で到着できた。今日は幸いにも天気に恵まれており、穏やかな朝日がエディンバラの街に降り注ぎ、風もほとんどなく、平穏な朝の世界の中を歩いてキャンパスに行けたことはとても心地良かった。前回、International Check-inのためにOld Collegeに向かう際には、中央駅の前の大きな橋を渡っていったが、ここから神学部の授業を受ける際には今日の道を通っていきたい。朝の35分ほどのウォーキングは良い運動であるだけではなく、その間に履修予定の仏教倫理の課題の問いについて早速色々と考察を巡らせていた。このように、履修中の授業について歩きながら課題や文献について考える時間があるのは良いことだ。週に何日か大学に歩いていくことは、良い運動であることに加えて、瞑想中の意識の中で仏教研究について考えを巡らせるマインドの実践としても最良である。そして何より行き道で息を呑んだのは、スコット記念塔(Scott Monument)という60メートルを超すビクトリア朝ゴシック様式の塔である。その周りには月曜日の朝にもかかわらず、観光客が賑わっていて、ツアーがなされていた。その塔を眺めながら、昨年秋に訪れたスコットランド国立美術館の横を通っていった。こうしたエディンバラを代表する建築物以外にも、途中ではスコットランドの雰囲気を体現した住宅地を通り抜けたり、市民の憩いの美しい公園を通り抜けたりした。ここから一年間、大学に行く時は今日の道を通っていきたい。帰りは気分を変えて、橋を渡り、近所のスーパーに買い物に行くことを念頭に置いて、リース・ストリートを通って帰ろうと思う。エディンバラ大学@ニュー・カレッジ:09:20 


19244. 仏教プログラムのメンバーたちとの出会い 

                   

オリエンテーション・ウィークの最初のセッションが終わり、コーヒー&ティーブレイクとなった。最初のセッションでは、神学部全体のディレクターの女性から歓迎のメッセージがあり、そこからオリエンテーション・ウィーク全体の流れを説明してくれた。今いる建物のニュー・カレッジは、「ニュー」と名前がつけられているが、実際には1846年の設立であり、趣を感じさせる。美しいゴシック・リバイバル様式の建築で建てられたこの建物は、観光スポットにもなっていて、キャンパスに到着した時には外に観光客が数多くいた。厳かな建物の中に入り、Martin Hallというメインホールで説明会を受けた。始終、説明会はアットホームで、神学部のディレクターの教授だけではなく、話をした全ての教授たちがユーモアのセンスを持っていたので、しばしば部屋が笑いに包まれることがあった。最初のセッションのおかげで、今週どのようなセッションに参加して、どのようなことをすればいいのかが明確になったことは有り難い。自分は博士課程の学生でもなく、研究に特化した修士課程の学生でもないので、最初の週に論文アドバイザーに会う必要はないとのことだったが、指導教官候補の先生には改めて連絡をし、来週か再来週にでも最初の顔合わせをしておきたいと思う。大学院での研究生活はおよそ8年ぶりということもあり、焦ってリズムを掴むのではなく、徐々に心身を慣らしていきたい。オリンテーション・ウィークは、そのための週でもある。


ここまで日記を書いたところで、1人の女性から声を掛けられた。日記をMartin Hallを出たところにあるソファで執筆していたら、「もしかして仏教プログラムに在籍の・・・」とその女性が述べたので、そうだと答えたところ、彼女も仏教プログラムに所属しており、ジェスという名前だと教えてくれた。どうして自分が仏教プログラムに在籍していることがわかったかというと、先日、コホートをCCに入れたメールをポール・フュラー博士に送った際に、自分のプロフィール写真が表示されるようになっていたらしく、それでわかったとのことだった。ジェスは親切にも、WhatsAppのアプリで仏教プログラムに所属するメンバーだけのグループを作っており、自分も招待してくれた。Rainy Hallでコーヒーが振る舞われており、ジェスの案内で自分もそこに足を運んだところ、一つのテーブルに仏教プログラムのメンバーが集まっていた。それぞれ、ジョー、イーサン、キエランという。興味深いことに、イーサンと自分だけがフルタイムの学生で、ジェス、ジョー、キエランはパートタイムの学生だとのことだ。ジョーだけが博士課程の学生で、残りは全て仏教プログラムの学生である。あと2人はどこにいるのかみんな気になっており、残り2人はそれぞれガブリエルとラーカという名前だけがわかっている。キエランはどこの出身かは尋ねなかったが、ジェスは南イングランドの出身で、ジョーとイーサンも英語から察するにイングランドのどこかからやって来たのだと思う。イーサンはカンボジアに4ヶ月ほど滞在したことがあり、パーリ語に習熟しているとのことで、上座部仏教の探究を志しているとのことである。ここからそれぞれのメンバーのバックグラウンドや彼らの研究テーマについてより知りたいと思う。エディンバラ大学@ニュー・カレッジ:13:28


19245. イギリス英語の洗礼を浴びて/さらなる成長余地

                    

時刻は午後4時を迎えた。今日のエディンバラは一度も小雨が降らず、柔らかい太陽の光が町に降り注いでいた。エディンバラは観光都市であるため、おそらく一年を通して多くの観光客で賑わうのではないかと思うが、特にこのシーズンはまだまだ観光客が多いと感じた。月曜日ではあるが、とりわけ中央駅周辺や大学近辺、そしてメインロードには、世界各国からやって来た観光客で賑わっていた。オリエンテーション・ウィーク初日のイベントを終えて、早めに帰宅したので、今日の出来事を振り返っている。今のところ同じ仏教プログラムで一緒になったメンバーたちは全員英国人であるため、彼らに混じって雑談をしていると、自分はまだまだイギリス英語に耳を慣らす必要性を感じた。アメリカ時代によく耳にしていた英語、オランダ時代によく耳にしていた英語とは明らかに音の質感が違うため、どこか違うジャンルの音楽を聴いているかのような感覚すらあった。仮にジャンルがクラシック音楽で同じであったとしても、時代区分によって音楽の質感が異なるのと同じく、同じ英語であったとしても、これまであまり浴びてこなかった感じの英語であることを認めざるを得ない。TOEFLで110点、IELTSでバンドスコア8.5あったとしても、ネイティブの英国人が普通に話をすると、速度だけではなく、単語やフレーズなどの語彙に関しても、わからないものがまだ混じっているところに自分の英語力のさらなる成長余地を感じて嬉しく思う。この点についても焦る必要はない。アメリカに行った時も、オランダに行った時も、こうした言語的適応は必要であった。そして何より、最初のアメリカが一番その適応に時間がかかり、次のオランダでは比較的スムーズに行ったように、自分の英語力の高まりと共に、適応に要する時間は今回も多くないかもしれない。いずれにせよ、適応そのものを一つの成長として味わう楽しさに身を委ねながら、それでいて自宅ではBBCのポッドキャストを通じてイギリス英語に耳を鳴らしていくことと、改めて各種英語の表現力を磨いていく地道な実践を続けていきたいと思う。仏教について学ぶだけではなく、英語力を含め、今回のエディンバラ生活を通じて、自分はまた一段と各種成長を遂げるだろう。エディンバラ:2026/9/14(月)16:35


Today’s Letter 

The orientation week has finally begun. I met some of my cohort members, all of whom are wonderful people. I’ll gradually attune myself not only to the academic environment but also to British English. This process of adaptation may take time, but it will certainly contribute to my further development. Edinburgh, 9/14/2026

 

 
 
 

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