【エディンバラ大学からの便り】19208-19210:2026年9月6日(日)

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タイトル一覧
19208 | 必要な休養/銀行口座の開設とかかりつけ医の登録 |
19209 | 今朝方の夢 |
19210 | 今朝方の夢の振り返り |
19208. 必要な休養/銀行口座の開設とかかりつけ医の登録
エディンバラにやって来ての最初の日曜日を迎えた。時刻は午前7時を迎え、窓を開けると、カモメの鳴き声が遠方から聞こえてきた。今回の新天地は、北海という実り豊かな海が近いことが嬉しい。自分の「洋平」という名前には、海に由来する漢字が含まれていることもあって、海に対しては愛着が湧く。オランダとエディンバラの時差はわずか1時間なのだが、その時差に加えて、到着日から一昨日までは連日、日曜日品の買い物をしていたこともあり、疲労が溜まっていたようで、回復に必要な睡眠時間が今日は特に長方。来週から大学のオリエンテーションウィークが始まるが、それまでは外出する予定もないので、しっかりと休養し、万全の体調でオリエンテーションウィークを迎えたいと思う。
今日は時間があるので、まずはイギリスで使える銀行口座を開設したい。いくつかの銀行を比較してみたところ、HSBCの留学生向けの銀行口座が一番良いように思えたので、午後にその開設手続きをする。それが終われば、スコットランドの健康保険であるNHS ScotlandのGP登録(かかりつけ医登録)もしておきたい。NHS Scotland自身が「到着後できるだけ早くGPへ登録」と案内しており、3か月以上住む場合は正式登録できる。歯科についても、NHS Scotlandは学生にかかりつけの歯科医を早めに登録するよう勧めている。ただしGPほど緊急性はないとのことだが、こちらも本日中に登録しておこう。かかりつけ医制度はオランダでも経験していることもあり、慣れているが、歯科医にもかかりつけを登録しなければならないというのがオランダと違うところで面白い。このように、スコットランドの制度や文化に徐々に慣れて行くこともまた自己涵養の一貫になるだろう。エディンバラ:2026/9/6(日)07:07
19209. 今朝方の夢
今朝方は夢の中で、小中高時代のある友人(HY)とサッカーコートの脇で話をしていた。自分はどういうわけかピーナッツバターの空き瓶を必要としていて、先日手持ちのものを全て捨ててしまったので、一つ必要になっていた。彼はちょうどいくつかの空き瓶を保存していたので、彼にお願いをして一つ分けてもらうことになった。その際に、先日参加したサッカーの大会の結果を受けて、自分たちの身の振り方を話た。彼も私も普段はほとんど本気にならず、彼が本気になるとチームメイトへの要求が激しくなり、一方自分が本気になるとラフプレーが増える問題があるので、本気になるのはなかなか難しいよねということを笑いながら話していた。
次に覚えているのは、海が近く、海につながる川が流れている街を散策していた場面である。そこで私は、友人とお店兼家でもある場所を訪れた。店主の男性が私たちを歓待してくれて、店の奥の居住空間まで案内してくれた。茶の間にはなんと小川が流れていて、そこで小エビや小魚が獲れると店主は笑いながら述べ、試しに小エビを取ろうとした。しかし、そう簡単に小エビは捕まらず、小川の中をうまく逃げ回っていた。家を出ると、川をかける橋でアクロバットな筋トレをしている男性の集団を見かけた。彼らはそこでYouTubeの動画撮影をしていた。橋の外側を命綱なしで雲梯のように移動して行くことはとても危険で、彼らの動画を見てそこで真似をする人がいたら死者が出るかもしれないと心配した。彼らに少し忠告をしようと思っていたら、気づけば住宅街にいた。通りで偶然にも小中高時代のある女性友達(NI)と出会った。知らなかったが、彼女は2年間ほどヒップホップダンスを習っていたらしく、道端でそれを披露してくれた。わずか2年とは思えないほどの見事な踊りで、大変感銘を受けた。そこから彼女とはダンスについて少し話をし、それ以外の話題についても楽しく話をした。エディンバラ:2026/9/6(日)07:34
19210. 今朝方の夢の振り返り
今朝方の夢全体には、自分の中で「力をどう扱うか」という主題が幾重にも流れているように思われる。冒頭のサッカー場は、競争、勝敗、身体性、仲間との協働が交差する場所であり、そこでHYと語っていた「本気になることの難しさ」は、自分が持つエネルギーを単純に解放すればよいわけではないという感覚を象徴しているのかもしれない。HYは要求が激しくなり、自分はラフプレーが増えるという対照は、力が強まるほど、その力には影も濃くなるという構造を示しているようである。つまり夢は、本気とはアクセルを踏み込むことではなく、馬力の大きい車を繊細に操縦することなのだと告げているのかもしれない。そこで登場するピーナッツバターの空き瓶が興味深い。中身ではなく「空の容器」が必要であり、しかも自分は手元の瓶をすべて捨てた直後である。これは、これまでの役割、習慣、土地、人間関係などを整理し、新しい生活へ移った現在の自分が、何か新しいものを受け取るための「器」を改めて必要としていることを示している可能性がある。しかもその器は、過去の友人から譲り受けるのである。過去は捨て去るものではなく、新しい人生を支える容器として再利用される、という含意があるように感じられる。続く海辺の街と、海へ流れ込む川は、さらに大きな流れを象徴しているのだろう。川は個別の人生の流れ、海はより広大な世界や無意識の広がりと考えられるかもしれない。その街の家では、なんと茶の間そのものに小川が流れている。これは非常に印象的であり、自分の内面で、日常生活と生命の流れが分離せずに共存し始めていることを示す像のようである。小エビや小魚は、その流れの中に潜む小さな着想、喜び、可能性であり、捕まえようとすると素早く逃げる。新しい土地で生まれつつある何かは、まだ所有したり定義したりする段階ではなく、まず泳がせておく必要があるのかもしれない。橋の外側で命綱なしに筋力技を披露する男性たちは、これとは対照的である。彼らは能力を外に見せ、危険を引き受け、それを映像化している。ここには「力の誇示」と「力の成熟」の違いが描かれているようである。自分が彼らの危険性を察知し、模倣者まで心配している点からは、近頃の自分が単に卓越性を求めるだけでなく、その力が他者へ及ぼす影響まで考える位置へ移りつつあることがうかがえる。サッカー場で語られた本気の問題が、ここでは倫理の問題へと拡張されているのである。そして最後にNIが現れ、ヒップホップダンスを披露する。ここで夢の雰囲気は競争や危険から、表現と驚きへと変わる。彼女はわずか2年で見事に踊り、自分は素直に感銘を受けている。これは、自分自身の中にも、まだ知られていない才能や身体的な表現可能性が眠っており、それは長年の蓄積だけでなく、短期間の集中によっても驚くほど開花し得るというメッセージなのかもしれない。サッカーでは本気になると攻撃性が出るが、ダンスではエネルギーが破壊ではなく美へ変換される。夢は、自分に必要なのは力を弱めることではなく、その力を「踊れる形」に変えることだと示しているように思われる。こうして見ると、空き瓶、小川、橋、ダンスはすべて「器と流れ」の異なる姿である。自分は今、古い器を手放し、新しい器を受け取り、流れを捕まえすぎず、危険な誇示を避けながら、自分のエネルギーをより洗練された形へ変えようとしている時期なのかもしれない。夢全体は、新天地エディンバラで始まった生活に対して、「本気になること」とは激しくなることではなく、流れを損なわずに力を通すことなのだ、と静かに教えているようである。エディンバラ:2026/9/6(日)09:15
Today’s Letter
The first Sunday since I arrived in this city is coming to an end. It has been a calm and peaceful weekend, and I feel that I’ve been able to fully recharge. Edinburgh, 9/6/2026


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