【エディンバラ大学からの便り】19204-19207:2026年9月5日(土)

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タイトル一覧
19204 | アパートメントのジムにあるVision Fitnessのトレッドミルを初めて使って |
19205 | 今朝方の夢 |
19206 | 今朝方の夢の振り返り |
19207 | Sprint 8とノルウェー式4×4の併用 |
19204. アパートメントのジムにあるVision Fitnessのトレッドミルを初めて使って
時刻は午前6時半を迎えようとしている。今朝は5時に起床し、水分補給をし、歯磨きをしてアパートメントのジムに向かった。受付のジェイが述べていたように、ジムがどこにあるかまだ正確に掴めておらず、今日もまた迷ってしまった。最初にチャイルドプレイルームと瞑想ルームを抜けて、建物内を歩いたのだが、それだと遠回りであることに気づき、直接ジムに行ける経路があることに最後に気づいた。今のところ2日に1回の洗濯のタイミングに合わせてジムに行く予定なので、明後日はもう迷わないはずである。
今朝のトレッドミルの感触を振り返ると、設定していた負荷が今の自分にとって少し物足りなかったことがわかる。今日は最初だったこともあり、具体的な数値のイメージが湧かなかったので、ある意味お試しのような感覚だった。ジムに置かれていたのはVision Fitnessのトレッドミルで、HIITプログラムを選択した。傾斜5%、合計20分、Advancedの最高レベルを選択したところ、最後の速度が時速14.5kmまで上がっても、まだ少し余力が残っている感覚があった。さらにクールダウンに入ってから、あえて時速15kmまで上げて1分追加してみたところ、それも問題なく走ることができた。この感覚は、単に速く走れるようになったというだけではなく、自分の身体が以前とは異なる水準の刺激を要求し始めているサインなのかもしれない。トレーニングとは不思議なもので、同じ負荷を繰り返している間に、その負荷は徐々に「挑戦」から「日常」へと変化していく。階段を上っている時には一段一段が高く感じられるが、振り返ればいつの間にか以前の段差が低く見える。今日のAdvanced最高レベルは、まさにそんな一段だったように思う。もちろん、ここで単純に速度を上げ続ければよいわけではない。VO₂maxを高めるために重要なのは、数字としての最高速度ではなく、自分の心肺機能が十分に刺激される領域に一定時間滞在することである。最後の高強度区間で、呼吸がかなり激しくなり、あと1~2分なら維持できるが、それ以上はかなり厳しいという状態に入ることが理想である。その意味では、今日のAdvanced最高レベルには少し余裕がありすぎたのだろう。クールダウンの時間になってから時速15kmまで上げる余力が残っていたこと自体が、その証拠である。そう考えると、次回はEliteの最も低いレベルに進んでみるのが自然に思える。ただし、最初からさらに追加のダッシュまで行う必要はない。まずはElite最低レベルの20分をそのまま完走し、自分の身体がどのように反応するかを観察してみたい。最後の数分でRPEが8~9程度まで上がり、かなりきついがフォームは崩れないという状態に入れれば、そこが現在の自分にとってちょうどよい負荷なのだろう。また、傾斜5%で時速15kmという条件は、数字だけ見る以上に負荷が高い。平地での時速15kmは1kmを4分で走るペースだが、それを5%の坂で行えば、心肺だけでなくふくらはぎ、大腿部、臀部にもかなり強い刺激が入る。だからこそ、心肺能力が伸びているからといって、脚や腱まで同じ速度で適応しているとは限らない。能力が伸びている時ほど、身体全体のバランスを見る必要がある。今日のトレーニングは、「もっと追い込まなければならない」という焦りではなく、「次の段階へ進める準備が整いつつある」という静かな確認だったように思う。Advancedを卒業するというほど大げさな話ではないが、自分の身体が以前より少し広い世界に適応している。その変化を数字だけではなく、呼吸や脚の感覚、余力の残り方から丁寧に読み取っていきたい。次回のElite最低レベルは、新しい自分の現在地を測る小さなテストになりそうである。エディンバラ:2026/9/5(土)06:28
19205. 今朝方の夢
今朝方は夢の中で、友人と知人が混じる中でマリオカートのゲームを行なっていた。自分にとっては久しぶりのゲームで、随分と操作の感覚を忘れていて、ドベの方をある友人と走っていた。他の人たちはすでにゴールをしている中、彼と自分はアイテムを活用してどちらが先にゴールするかを楽しく競っていた。不思議と先にゴールした人たちのことを気にしておらず、目の前の彼とのデッドヒートを楽しんでいる自分がいたのである。その後、大勢の子供たちを前に、「実況ワールドサッカー」という自分が小学校6年生の時に買って高校卒業までやり込んでいたゲームの腕前を披露した。先ほどのマリオカートとは異なり、こちらに関しては技術も感覚も衰えておらず、スーパープレイを連発することができ、子供たちは大いに喜んでいた。その中に数人の女性友達がいて、彼女たちも自分の腕前に驚いていた。
次に覚えているのは、中学校時代の女性の数学教師の手助けをしている場面である。先生は道端で車が突然止まってしまったことを嘆き、助けを求めていた。ちょうどそばを通りかかった私は、先生の車を後ろから押して上げ、坂道の上の方まで持って行った。先生はその様子を見て、自分の体力を誉めた。すると気づけば、見知らぬプールサイドにいた。私の右横には見知らぬ男性がいて、目の前のプールの中に2人の若い女性がいた。片方の女性が右隣の男性の大胸筋を触り、「随分と鍛えているのですね」と述べた。しかし、その男性は脇腹にかなりの贅肉がついており、女性はその点を指摘した。私はそこで、「多少の脂肪は、エネルギーの観点から必要ですよ」と述べ、無理なダイエットをしようとする世の中の若い女性たちに警鐘を鳴らすメッセージを伝えた。エディンバラ:2026/9/5(土)06:52
19206. 今朝方の夢の振り返り
今朝方の夢は、競争・熟達・援助・身体という異なるモチーフが、最終的に「自分固有の力を、比較ではなく自然な形で使う」というテーマへ収束しているように思われる。今朝の夢は、自分の中で「競争すること」と「自分の力を使うこと」の意味が、静かに組み替えられていることを示しているのかもしれない。最初のマリオカートでは、自分は久しぶりの操作に戸惑い、順位も下位にいた。それにもかかわらず、すでにゴールした人たちを気にせず、同じく後方を走る友人との接戦そのものを楽しんでいた。この場面は、人生を一本の順位表として見る視線が弱まりつつあることの象徴ではないだろうか。他者が先にゴールしていても、それは自分のレースの価値を奪わない。むしろ自分は、目の前の一周を味わう遊び手へと戻りつつあるように思われる。人生というコースの上で、順位計よりもハンドルの感触に意識が戻ってきたのである。その直後に現れた「実況ワールドサッカー」は、さらに興味深い。マリオカートでは感覚を失っていた一方、長年やり込んだこのゲームでは、技術が身体の奥に保存され、自在に引き出されていた。これは、自分が長年培ってきた能力や知恵の一部が、単なる知識ではなく「身体化された資産」になっていることを示しているのかもしれない。子供たちの前でスーパープレイを披露し、彼らが喜ぶ姿は、自分の熟達が自己証明のためだけでなく、次の世代を楽しませ、刺激するものへと変わってきていることを象徴しているようである。技術は勲章ではなく、火を分け渡すための松明になりつつあるのであろう。女性友達が驚いていたことも、隠れていた力量が他者から再発見されることを示している可能性がある。中学校時代の数学教師の車を押す場面では、自分の力はさらに実践的な援助へと向かっている。突然止まった車は、過去から受け取った学びや価値観の一部が、一時的に前へ進めなくなった状態を象徴しているのかもしれない。かつて教える側であった教師を、今度は自分が背後から押して坂の上へ運ぶという逆転には、成長の節目が表れているように思われる。かつて導かれた者が、今では支える側になっているのである。しかも教師が称賛したのは知性ではなく体力であった。これは、これまで思考や知的能力に大きな価値を置いてきた自分の中で、身体そのものの力も新たな自己資源として認識され始めている兆候なのかもしれない。最後のプールサイドでは、身体に対する価値判断がテーマとして現れている。筋肉を称賛した直後に脂肪を指摘する女性と、それに対して多少の脂肪の必要性を語る自分。この構図は、完成された身体、無駄のない身体、最適化された身体を求める現代的な圧力に対して、自分の内側から別の声が生まれていることを示しているようである。脂肪はここで、単なる贅肉ではなく「余白」の象徴なのかもしれない。人間には、常に効率的で研ぎ澄まされていることだけでなく、蓄え、遊び、回復し、揺らぐ余地も必要である。弓も張り続ければ切れるように、身体も人生も余白を失えば脆くなる。こうして見ると、この夢全体には、順位から遊びへ、技能から贈与へ、知性から身体へ、最適化から余白へという移行が流れているように思われる。自分はいま、何かを証明するために速く走る段階から、自分の蓄積を自在に使い、他者と楽しみ、必要な場面で力を差し出す段階へ移ろうとしているのかもしれない。エディンバラで始まった新しい生活は、自分にとって新しいレースの開始である。しかし夢は、最も重要なのは先頭を走ることではなく、自分のハンドルを握り、自分の身体と技術と余白を信頼しながら、その一周を面白がることだと告げているようである。エディンバラ:2026/9/5(土)07:47
19207. Sprint 8とノルウェー式4×4の併用
改めて考えてみると、自分の生活では、ノルウェー式4×4よりSprint 8を高強度トレーニングの中心に置くという発想はかなり理にかなっているように思う。普段から歩く時間が長いので、低~中強度の有酸素刺激は日常の中ですでに相当量確保できている。もちろん通常の歩行の多くはZone 1程度であり、Zone 2そのものとは区別する必要があるが、その上にさらに長い4分インターバルを頻繁に重ねるより、30秒の鋭い刺激を8本入れるSprint 8の方が、自分に不足しやすい「速度」「無酸素的な出力」「高強度からの回復能力」を補ってくれそうである。ただし、歩行量が多いことと、VO₂maxに直接効く高強度刺激が十分であることは同じではない。ノルウェー式の強みは、4分という長い区間によってVO₂maxの90~95%付近に長く滞在できる点にある。最近の研究でも、2分以上の長いインターバルは30秒以下の短いインターバルよりVO₂max近傍で過ごす時間を長くしやすいと報告されている。一方、Sprint Interval TrainingそのものにもVO₂max改善効果は明確にあり、2026年の大規模メタ分析では平均約8%の改善が確認されている。興味深いのは、本数を増やすほど効果が高まるわけではなく、継続期間の方が重要だったことである。Sprint 8を選ぶなら、毎回限界まで試すより、質の高い8本を数か月積み重ねる方が賢いのであろう。そこで今後は、Sprint 8を週1~2回の主役にしてみたい。2回行うなら48時間以上は離したい。重要なのは、単に設定レベルを上げ続けることではない。30秒の各スプリントで後半までフォームを保ち、8本目でも速度を落とさず、最後にはRPE9前後まで達するような負荷を探すことである。次回はAdvanced最高からElite最低へ進み、その後も余裕がある場合だけ一段ずつ上げる。毎回15km/h、16km/hと数字を追うのではなく、8本全体の完成度を見る。これは八本の矢を一本ずつ遠くへ飛ばす競技ではなく、八本すべてを同じ的に深く突き刺す訓練なのだと思う。さらにVO₂maxを狙うなら、回復区間でも軽く動いて心拍をある程度保つこと、ウォームアップを十分にして1本目から心肺を立ち上げること、最高心拍と回復時心拍、RPEを記録することも有効である。数週間同じレベルで余裕が出たら、速度か傾斜のどちらか一方だけを少し上げる。両方を同時に上げない方が、脚への負担を抑えながら刺激を管理できる。そしてノルウェー式を完全に捨てる必要もない。Sprint 8を普段の主役にしながら、2~4週に一度4×4を入れれば、「短く鋭い刺激」だけでなく「高い酸素摂取を長く維持する能力」も確認できる。日々の歩行とZone 2が土台、Sprint 8が刃、時折の4×4が刃の切れ味を測る砥石である。今の自分には、この組み合わせが最も無理なくVO₂maxの天井を押し上げてくれそうである。エディンバラ:2026/9/5(土)09:26
Today’s Letter
I’m gradually adapting to my new living environment. It might take a little more time to fully adjust to my new life, but I don’t think it will take long. Once the process of adaptation is complete, I will be reborn. Edinburgh, 9/5/2026


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