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【エディンバラ大学からの便り】19190-19193:2026年9月2日(水)

9月4日
読了時間: 11分


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タイトル一覧

19190

エディンバラで迎えた最初の朝

19191

エディンバラで迎えた最初の朝の夢

19192

エディンバラで迎えた最初の朝の夢の振り返り

19193

エディンバラでの滞在二日も買い物三昧で


19190. エディンバラで迎えた最初の朝 

                                   

時刻は午前6時を迎えた。エディンバラで過ごす最初の朝を快眠と共に目覚めることができたのは、大変喜ばしいことである。振り返ってみると、昨日は何も問題なくスキポール空港からエディンバラ空港に到着することができた。細かなところで言えば、スキポール空港はここ数年、来るたびに何かが変わっていて、昨年秋にイギリスを訪れた時には、セキュリティチェックを抜けて、お店やラウンジがあるところを通った後にパスポートコントロールがあったが、今回はセキュリティチェックの後にすぐさまパスポートコントロールがあった。個人的には、EU圏外に行く時には速やかにパスポートコントロールをしてもらった方が乗客たちも迷わなくて済むのではないかと思う。プライオリティパスで入れるラウンジは、相変わらず混んでいた。EU圏内の旅行の時には待つことなく、すぐさま入場を許可されるが、EU圏外に行く時には決まってQRコードを使って順番を待たなければならない。今回も75人ほどの待ちを経験したが、意外と早く順番がやって来たので、搭乗前に軽く昼食を済ませ、ダブルエスプレッソをゆっくり飲む時間があったことは有り難い。搭乗もスムーズで1時間強の短いフライトでエディンバラ空港に到着した。今回は久しぶりにチェックインカウンターで荷物を預けた。機内持ち込みできないサイズの中ぐらいのスーツケースとハードケースに入れたクラシックギターである。KLMの預け入れ荷物の重さの上限は23kgで、スーツケース目一杯に荷物を詰めていたので超過するかと思っていたが、22.5kgになんとか収まっていた。ハードケースに入れたクラシックギターについてはベルトコンベアではなく、よりケアを施した対応をしてもらえ、別途細心の注意が必要な割れ物を運ぶ場所で預かってもらった。それらの荷物がエディンバラ空港のベルトコンベアで運ばれてくるまでには結構時間がかかった。おそらく40分ぐらい待っていたように思う。エディンバラ空港からは、市内直通のバスで移動し、この移動は快適で35分ぐらいで中央駅の前に到着した。そこから自宅のアパートがあるところまではタクシーで移動した。流石にこの荷物では歩けないと思ったので、タクシーの快適さには感謝した。


今回契約したアパートメントは、通称「ラグジュアリーアパートメント」というカテゴリーに括られる。受付、コワーキングスペース、ジム、バイシクルルーム、瞑想ルーム、子どものためのプレイルーム、映画鑑賞ルーム、ラウンジ、屋上のテラスなど、充実した設備が売りである。受付に到着すると、これまでお世話になっていたラヒームが座っていて、すぐに自分だと認識してくれ、旅の疲れを労ってくれた。すると、WhatsAppのメッセージ機能を通じて部屋の下見のビデオや写真を送ってくたり、細かなことを対応してくれたジェイが受付の控え室から出て来たので彼にも挨拶をした。そこからはジェイが部屋まで連れて行ってくれ、合計3棟あるこのアパートメントの各種施設を案内してくれた。正直なところ、すぐにどこに何があるかを覚えることはできないと笑いながら述べると、ジェイも3ヶ月ぐらいかかったと笑いながら述べた。ジェイとは案内してもらっている時に色々なことを話した。彼が付けている腕時計がとても美しく、なんとパテックフィリップの高級なものであり、時計の話でまず盛り上がった。彼は数社ほど企業をし、売却をして資産を作ったらしく、今こうしてアパートメントの受付をしているのは、人と話をするのが好きだからだと述べた。自分がエディンバラに来た目的は仏教研究だと伝えると、ジェイはイギリスには多いシク教をかつて信奉していたことを話してくれたり、ギリシャに留学中のパートナーの女性は、今博士課程に在籍しているということを教えてくれた。ジェイに紹介してもらったジムとバイシクルルームは、これから毎日お世話になるだろう。今日はまず、ランニングシューズを買いに行こう。エディンバラ:2026/9/2(水)06:25


19191. エディンバラで迎えた最初の朝

                         

エディンバラでの新生活最初の夢は次のような内容だった。その前に小噺として、新居は家具付きなのだが、ベッドのシーツや布団はなく、布団を急遽、昨日の夕方に買いに行く必要があった。ふとんの西川の枕はフローニンゲンから送ってもらっている最中で、枕がなかったので、これまた昨日購入したバスタオルで即席の枕を作ったところ、意外と高さがちょうどよく、快眠を取ることができた。調理器具や食器類は家具に含まれていなかったので、それらも一式必要なものを布団やバスタオルと合わせてJohn Lewis & Partnersというデパートで購入した。このデパートは質の高いものが何でも揃うので大変重宝している。昨日購入できなかったハサミや追加の食器類、さらには掃除機などもここで購入し、掃除機については配送してもらおうと思っている。


さてここからが今朝方の夢の話となる。夢の中で私は、様々な人たちの色々な恋愛の形に触れていた。心温まるものが多かったが、当然嫉妬などの感情を含むものもあった。そうしたものを含め、恋愛感情を抱くというのは人間にとってとても自然なことなのだと思った。印象的な体験として、複数人の男女でチームを組み、ゲームをこなしながら恋愛を進めていくものがあった。自分もそのゲームに参加し、次々と課題をこなしていき、中には参加者一同笑ってしまうものもあった。そこには真剣さとユーモアの双方があったことが大変印象に残っている。エディンバラ:2026/9/2(水)07:01


19192. エディンバラで迎えた最初の朝の夢の振り返り

                                     

エディンバラでの最初の夜に見た夢として考えると、これは新しい土地で生活を始めた自分の心が、物理的な生活基盤を整える作業と並行して、人間関係や感情の世界にも新たな扉を開こうとしていることを象徴しているのではないかと思われる。興味深いのは、夢の前日に自分が行っていたことが、ひたすら「生活の器を整えること」であった点である。布団を買い、バスタオルを買い、食器や調理器具を揃え、これからハサミや掃除機まで揃えていく。まだ荷物の届いていない部屋に、一つずつ生活の道具を配置していく姿は、真っ白な五線譜に音符を置いていく作業にも似ている。そして枕がないという小さな欠如さえ、バスタオルを折り重ねることで即興的に解決している。この出来事は、新生活における自分の心理状態をよく表しているように思われる。すべてが完全に準備されてから人生が始まるのではなく、その場にある素材を使いながら、自分にとってちょうどよい形を作っていくのである。その翌朝の夢に「恋愛」が大量に現れたことも象徴的である。恋愛とは単に特定の誰かを好きになることだけではなく、人が他者に惹かれ、近づき、距離を測り、ときには嫉妬しながら関係を編んでいく生命的な力でもある。夢の中の自分が様々な恋愛を眺め、それを自然なものとして受け止めていたのは、新しい環境において、人間の感情そのものに対する受容性が広がりつつあることを示しているのかもしれない。嫉妬さえ排除されていない点が重要である。光だけを歓迎するのではなく、その光が作り出す影までも人間らしさとして眺め始めているのである。とりわけ印象深いのは、恋愛が「ゲーム」として展開していたことである。しかも一対一ではなく、複数の男女がチームを組み、課題を一緒に解いていく。これは今後のエディンバラでの人間関係が、閉じた二者関係というより、多くの人と活動を共有するネットワークの中から育っていく可能性を暗示しているようにも見える。大学、新しい友人、研究仲間、街で出会う人々など、これから自分の周囲には未知の人物が次々に現れる。その関係は最初から完成品として与えられるのではなく、共通の課題や経験を通じて少しずつ形を得ていくのだろう。さらに夢のゲームに「真剣さ」と「笑い」が共存していたことには、新生活を送るうえでの重要な示唆があるように思われる。自分はこれから研究にも人生にも真剣に向き合っていくだろう。しかし夢は、深刻になる必要まではないと告げているのかもしれない。人生というゲーム盤の上では、難しい課題に挑みながら、同時に皆で笑ってしまう瞬間もある。その軽やかさが、人との距離を縮め、新しい土地を「滞在先」から「自分の場所」へと変えていくのである。振り返れば、最初の夜、自分の頭を支えたのは高価な枕ではなく、即席のバスタオルであった。それでも驚くほどよく眠れた。そして夢では、完成された人間関係ではなく、皆で試行錯誤するゲームが現れた。この二つには同じ旋律が流れているように感じられる。完璧な準備を待たず、その場にあるものを使い、人と関わり、笑いながら形を作っていけばよいのである。エディンバラで始まった生活は、家具のない空間を埋める作業だけではなく、自分の人生に新しい感情、新しい関係、新しい遊びを招き入れる作業でもあるのだろう。今回の夢は、その入口に立った自分に対して、この新章をあまり構えすぎず、真剣に、しかし遊び心を失わず歩いていくことを促す、最初の歓迎状だったのかもしれない。エディンバラ:2026/9/2(水)08:42


19193. エディンバラでの滞在二日も買い物三昧で

                               

時刻は午後6時を迎えた。エディンバラでの滞在二日目もまた昨日と同じように、買い物に奔走する一日となった。新生活を始めるにあたって色々なものを取り揃えるのは、本当に久しぶりのことなので、それはそれで新鮮で良い刺激となっている。エディンバラ大学の授業が始まるまであと20日あることが大変有り難く、そのおかげでゆとりを持って生活環境を整え、新天地での生活リズムを作ることができる。今日は早朝に少々クラシックギターの練習をし、午前9時に新たな出版書籍の企画に向けて編集者の方とオンラインミーティングを行なった。それは記念するべきエディンバラでの最初の仕事上のオンラインミーティングだった。ミーティングを終えて、今のところ外行き用の靴が一足しかないので、アパートのジムでのトレーニングや近所に買い物に行く際に履いていくランニングシューズを購入しに出かけた。近所には、ランニングシューズ専門店のIntervalという店があり、そこに到着すると、店員の男性がとても親身に対応してくれた。昨日からすでに生のイギリス英語を聴く機会に溢れており、その店員の英語もイギリス英語風だったのでイギリス人かと思いきや、最後にニュージーランド人であることを教えてくれた。彼もまだここでの生活が2ヶ月とのことだったが、この町を気に入っているそうで、新参者の自分を快く受け入れてくれたのは嬉しい一コマである。フローニンゲンで使っていたランニングシューズはかれこれ8年ぐらい使っていて、すでに穴が空き始めるぐらいに履き潰していたので、フローニンゲンでお別れをし、今回は雨の日も使える結構良いシューズを新調した。シューズを購入し、昨日からすでに近所の行きつけのスーパーとなったSainsbury's Localで必要な食材と雑貨を購入して、帰ってから昼食を摂った。昼食後、10分ほど仮眠を取って、今度は昨日の夕方に訪れたJohn Lewis & Partnersというデパートに足を運んだ。今日は、ベッドのシーツと布団カバー、トイレとキッチン用の手拭きタオル、電子レンジ、ヘアドライヤー、変換アダプター、ハサミ、掃除機を購入した。以前のフローニンゲンで済んでいた二つの家には、変換アダプターを除き全てのものがあったので便利だったが、今回は家具だけは付いていて、その他の小さい家電類や雑貨は自分で取り備える必要があった。掃除機はオンラインに在庫があり、明日以降に店に入荷するとのことだった。電子レンジはすぐに使いたいと思っていたので、タクシーを使って運ぶつもりだったが、結局小雨の降り頻る中、30分弱かけて手で持って帰った。その他にもベッドのシーツやドライヤーなどの雑貨があったので、手提げカバンとリュックを背負いながら、梱包込み約12kgの電子レンジを抱えて歩いていたのはきつめの筋トレになった感じである。昨日と今日の買い物で、生活に必要なものは大抵全て揃った。あとは掃除機の入荷の連絡を受けて、またそれも手で持って帰ろうと思う。その時は晴れの日を選ぶことにしたい。明日はちょっと休憩として、外に出かけたとしても近所のアジア系スーパーで納豆を購入したりする程度にとどめたい。明日の早朝は、起床してすぐにアパートのバイシクルルームに行ってローイングマシンを通じて有酸素運動を20分ぐらい動く瞑想として楽しみたい。エディンバラ:2026/9/2(水)18:25


Today’s Letter 

I went shopping today as well as yesterday. Now I have everything I need for daily life. From tomorrow, I can finally settle in and relax. Groningen, 9/2/2026

 
 
 

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