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【エディンバラ大学からの便り】19187-19189:2026年9月1日(火)

9月3日
読了時間: 7分


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タイトル一覧

19187

オランダ出発の朝に

19188

オランダ出発の朝に見た夢

19189

オランダ出発の朝に見た夢の振り返り


19187. オランダ出発の朝に    

       

時刻は間も無く午前5時半を迎えようとしている。今朝は午前4時半過ぎに起床し、いつものようにHIITを行い、温水と冷水を交代させるシャワーを数セット浴びて今に至る。宿泊しているホテルは、滑走路が目の前にあるが、防音対策がしっかりしていて、モダンでスタイリッシュなので、この10年の間に何度も愛用していた。昨日から今日にかけての滞在も大変快適であったことに感謝している。


いよいよ今日の正午前にオランダを出発する。エディンバラでの新居の契約は、管理会社の連絡が遅いこともあって最後までゴタゴタしていたが、昨日無事に入居前の全ての手続きを完了し、今日から晴れて無事に新居での生活を始めることができる。契約したアパートは、今宿泊しているホテルと同じくモダンでスタイリッシュであり、大変機能的である。特に2つトレーニング専用の小さなジムがあることは嬉しく、宅配ボックスがあることも有り難い。今回は再びフルタイムの学生という身分に戻る。この身分は色々と社会的に恵まれており、美術館が割引になることのみならず、エディンバラにおいては市に支払う税金が免除される。昨日は、ホテルに到着してからその登録手続きを行なっていた。フライトの時間まで随分と余裕があるので、ホテルにいる間に、NHS ScotlandのGP登録も済ませておきたい。また、歯科についても、GPと歯科医の両方へ早めに登録しておこうと思う。


昨日、家のオーナーのペイトラさんとマークと話をしている時に、この10ヶ月間で自分のクラシックギターの技術が随分と向上し、クラシックギターの音色に癒されていたという嬉しい知らせを聞いた。夏の間は窓を開けて練習していたので、2人に聞こえていたのだろう。ペイトラさん曰く、近所の人は全員知っていたはずと笑いながら述べていた。いずれにせよ、この10ヶ月間、毎日練習を楽しく行い、そこで奏でられる音色が周りの人たちの心を癒していたと聞けて大変励みになり、これからはより一層人々を癒し、活力を与えるような演奏をしていきたいと思った。振り返ってみると、昨日は、自宅を出発する10分前までクラシックギターの練習をしていたし、ホテルの自室でも就寝前まで練習をしていた。そして、この日記と夢日記を執筆したら、朝食までの時間をクラシックギターの練習に充てる。今回は、コーヒーミルとコーヒー豆を持参したので、自室でいつものようにコーヒーを自ら煎れようと思う。それを堪能しながらギターの練習をしたり、上記の手続きなどを済ませていく。今日からのエディンバラでの生活がとても楽しみである。シチズンMホテル:2026/9/1(火)05:31


19188. オランダ出発の朝に見た夢 

               

オランダを出発し、エディンバラに向かう朝に見ていた夢は次のとおりである。夢の中で私は、高校時代の友人たちが外で整列する様子を眺めていた。彼らは最初は黙って整列していたが、サッカー部の1人の友人(HH)が同じくサッカー部の別の友人に対して嫌味を言い始めた。彼らは確かに仲が悪く、しょっちゅう口喧嘩をしていた。しかし今回は、嫌味を言われた方の友人は黙っており、何も抵抗しなかった。その様子をずっと眺めていると、嫌味を述べていた友人はさらに嫌味を過激なものにしていき、最後にはどこかに消えてしまった。


次に覚えているのは、駅直通の地下街を走り回っている場面である。どうやらそこを走ることに関して記録が残っているらしく、自分は歴代最高に到達する速さで走っていた。途中に長い階段があったのだが、自分は宙に浮き、風を感じながら空を飛んでいるかのように下に滑空していった。それが大変気持ち良く、まるで鳥になったかのような気分だった。そうした気分を味わいながら大ジャンプをして、最後にゴールに到達した。惜しくも歴代一位ではなく、コンマ数秒の差で歴代二位の記録になったようだが、落胆は一切なく、むしろ途中の階段で感じたあの自由に空を飛んでいる感覚が至福だったことに込み上げる喜びを味わっていた。走り終えた後、エネルギーを補給するがてら、地下街の食料品売り場をぶらぶら歩いていると、小エビを食べたくなり、300gの小エビのパックを2つ購入することにした。シチズンMホテル:2026/9/1(火)05:42


19189. オランダ出発の朝に見た夢の振り返り

                     

今朝方の夢は、オランダでの10年間を終え、エディンバラという新しい土地へ移る朝に現れたという点で、ひとつの人生段階が閉じ、次の段階へ身体ごと移行する「通過儀礼」の夢であるように思われる。最初の高校時代の友人たちの整列は、自分の古い自己像や、青年期に形成された人間関係の力学が最後の点呼を受けている場面なのかもしれない。整列とは、ばらばらだった過去の経験が一度きれいに並べ直され、出発前の検品を受けるような光景である。そこでHHが昔と同じように別の友人へ嫌味を言うのは、過去に属する競争心、攻撃性、優劣へのこだわりといった古い心理的パターンが、最後にもう一度姿を現したことを示しているのではないだろうか。興味深いのは、嫌味を受けた側が応戦しないことである。争いは相手が反応して初めて循環する。反応が止まると、火に薪が足されなくなるように、古い葛藤の構造そのものが維持できなくなる。HHが次第に過激になり、ついには消えてしまう展開は、自分の内側で長く機能してきた「競争によって自分を証明する力」が、もはや新しい人生には必要なくなりつつあることを象徴しているように思われる。その直後に駅直通の地下街を疾走する場面へ移るのも象徴的である。駅は移動と転換の結節点であり、地下街はまだ完全には意識化されていない内面的な通路にも見える。そこで自分が歴代最高水準の速度を出しているのは、これまで蓄積してきた経験、知識、決断力が一気に推進力へ変わり、人生の移行速度そのものが加速していることの表れなのかもしれない。しかし、この夢の核心は「一位になること」ではなく、階段で宙に浮いた瞬間にあるように思われる。階段は本来、一段ずつ足で降りる場所である。それを自分は飛び越え、風に乗って滑空している。これは、努力と管理によって人生を前へ進めてきた自分が、これからはすべてを一段ずつ支配しなくても、流れそのものに身を預けられる段階へ入ることを暗示しているのではないだろうか。10年間暮らした土地を離れることは、崖から飛び出すような行為でもある。しかし夢の中では落下せず、鳥のように飛んでいる。足場を失うことが、そのまま自由を得ることへ反転しているのである。そして結果が歴代二位だったにもかかわらず、落胆がない点は重要である。かつて価値があったかもしれない「一番であること」よりも、飛んでいる最中に感じた生命の歓喜そのものが大切になっている。記録から経験へ、比較から充実へ、達成から存在へと、自分の価値軸が静かに移動している可能性がある。最後の小エビも面白い象徴である。猛烈に走り、空を飛んだ後、自分は巨大な御馳走ではなく、小さな生命を大量に含む食べ物を選んでいる。小エビは一つ一つは小さいが、まとまれば豊かな栄養になる。これは新天地での生活も、大きな成果を一気に求めるのではなく、日々の小さな学び、出会い、研究、音楽、習慣を丁寧に取り込み、それらを自分の新しい身体へ変えていく時期であることを示しているのかもしれない。この夢全体は、自分が過去との戦いを終え、速度を競う世界から、風を感じながら飛ぶ世界へ移ろうとしている姿を描いているように思われる。オランダからエディンバラへの移動は単なる地理的移動ではなく、長く歩いてきた階段から一度足を離し、未知の空気の中で自分自身の翼を確かめる瞬間なのであろう。シチズンMホテル:2026/9/1(火)07:08

 
 
 

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