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9500-9503: フローニンゲンからの便り 2022年11月26日(土)



No.4215 霊玉_A Spirit Ball


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2008, A Gentle Morning Walk

My soul enjoys a gentle morning walk.

It is now fully recuperated.

Groningen; 09:15, 11/26/2022


No.2009, A Moon Night

It is a moon night tonight.

The entire world looks lunar.

Groningen; 18:57, 11/26/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9500. 順次開催する特別講座に向けて/神学大学院の進学に伴って

9501. 今朝方の夢

9502. 実り多きクラスを終えて

9503. 批判的実在論の6つの特徴の概略を説明しながら


9500. 順次開催する特別講座に向けて/神学大学院の進学に伴って


時刻はゆっくりと午前8時に近づいている。この時間帯はもう随分と明るくなっているが、完全な夜明けはまだである。もう30分ぐらいは時間がかかりそうである。今日の最高気温は8度、最低気温は4度とのことだ。先週に一度マイナスの気温になる日が続いていたが、それ以降は再び元に戻り、今は比較的過ごしやすい。むしろ例年よりも冬の寒さは厳しくなく、まだ湯たんぽを使っていない。真冬には夜寝るときだけではなく、日中にも湯たんぽを使う必要があるほどだが、まだそこまで寒くない。


さて、今日は午前中から昼前にかけてオンラインゼミナールのクラスがある。今日からいよいよ政治思想を扱う。6回ほどかけて東西の政治思想を扱っていき、そこからは日本的資本主義についてじっくりと理解を深めていく。今のところの予定だと、日本的資本主義を扱う回ぐらいになったところで、批判的実在論の特別講座を開催できそうである。今日もそれに向けて音声ファイルのコンテンツを作っていこうと思う。最近は、講座の開講に向けて音声ファイルを作ることが一つの楽しみになっていて、人に説明することを前提にテキストを読み返すと、非常に学びになり、該当箇所を読んですぐに話をするとさらに学びが深まることを実感する。とりあえず、批判的実在論、思弁的実在論、メタモダニズム、カルチュラルスタディーズの順番に特別講座を順次開講できればと思う。


昨夜、神学大学院の合否の発表が3月末までに行われることに伴って、オランダでのビジネスをどのタイミングで閉じるかについて考えていた。今は起業家ビザでオランダに滞在していて、おそらくビジネスを閉めるタイミングは、オランダ永住権·欧州永住権の申請結果が出てからがいいだろう。申請結果が出るのが5月までなので、それを受けて、会計士のロブに相談をして、そのタイミングでビジネスを閉じて、アメリカに行くための準備をしたいと思う。それに合わせて、ビジネス用の銀行口座についても閉じておこうと思う。そのようなことを考えていた。アメリカに再び戻ることになったら、また生活に大きな変化が生まれそうであり、それがまた自己をさらに深めてくれることになるだろう。フローニンゲン:2022/11/26(土)08:02


9501. 今朝方の夢


暖房がせっせと働いてくれている。自動で入った暖房の音に耳を傾けながら、朝日が昇る様子を眺めている。まだ少し時間が早く、太陽が昇るのはもう少し後のようだ。遠くの空に太陽の姿が見えようとしていて、そのおかげで遠くの空の朝焼けが美しい。


今朝方は1つ夢を見ていた。夢の中で私は、室内の立派なプールにいた。そこには何人かの人がいて、今から3人ずつ50mの競争をすることになっていた。私の右を見ると、ベラルーシ人の若い男性がいて、左には小中高時代の女性友達(AO)がいた。彼女も昔水泳をやっていて、小学校の低学年の時には体格差から、彼女の方が自分よりも早かった。スタートの合図はベラルーシ人の男性が行うことになり、彼にどのような合図をするのかを事前に確認した。彼は、「Ready…Go」という合図を行うと英語で述べた。彼女と私もその合図で問題ないと同意した。彼の合図が出される前に、50mほどの距離であれば息継ぎはいらないなと思った。いつもそのような形で泳いでいて、息継ぎをする無駄な時間と力を削減することによって早く泳ぐことができる。いつものように泳ごうと思って、彼の合図をもとにいざスタートすると、飛び込みのタイミングがワンテンポ遅くなり、さらには少しへっぴり腰な形で飛び込むことになってしまった。それによって、2人に差がつけられた形でスタートしたが、そこからは持ち前の泳ぎで挽回していき、最終的には自分が一番にゴールした。その時にとても爽快な気分になったので、ゴールの壁にタッチして水面から顔を上げて息をした時に、英語で爽快な気分を表現する言葉を叫んだ。そのような場面があった。


そう言えばそれ以外にも、フローニンゲン大学時代にお世話になっていたルート·ハータイ教授のオフィスで話をしていた場面があったのを思い出した。ハータイ教授は若くして学部長になっているようで、オフィスがさらに立派な個室になっていた。大きなテーブルと大きなソファーがそれを象徴していた。ハータイ教授のオフィスに立ち寄って、そこである証明書を発行してもらうことになっていた。ちょうど自分が風邪か何かにかかってしまい、その症状に有効な薬をハータイ教授に教えてもらい、サインをしてもらう必要があった。事前に診断書を渡していたのだが、ハータイ教授の机には膨大な資料と学生たちが提出した大量の課題があって、雑然としていた。その中に自分の診断書も紛れてしまったようで、それを探すのに時間がかった。無事に診断書を見つけたが、どうもそれは別人のもので、小中高時代のある女性友達の診断書だということが英語の名前表記から判明した。さて、自分の診断書はどこにいったのやらと思いながら引き続き診断書を探しているところで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2022/11/26(土)08:19


9502. 実り多きクラスを終えて


時刻は正午を迎えようとしている。つい今し方、オンラインゼミナールの第6回のクラスと放課後セッションが終わった。今日から政治思想を取り扱うことになったのだが、具体的に政治思想家の考えを参照しながら議論を進めるというよりも、政治思想を学ぶ意義に関する皆さんのお話や、前回のクラスで受講生の方からご提示いただいたアクションプランをやってみての感想がとても面白かった。そして何より、今回から新しくお二人の方がゼミに加わっていただき、お一人は現役の高校生だったこともあり、新しい風がゼミナールに吹き込んできたことは大変喜ばしいことだった。次回からのクラスもまた楽しみである。このように、ゼミナールの場が充実したものになっていることは本当に有り難い限りだ。引き続き受講生の皆さんと一緒に学習と実践の歩みを進めていけたらと思う。


今日の話で印象に残っていることはたくさんあるが、改めて自分の日々の意思決定について観察と考察を深めていきたいと思った次第である。自由意志に基づいて意思決定しているようでいて、実は私たちは時代精神や集合的な意識から大きな影響を受けた形で意思決定をしていることが多々ある。むしろ、それらのものに影響を受けない形で純粋に意思決定できることなどないのではないかと思うぐらいだ。クラスの中で取り上げられた面白いエピソードとして、ポイントカードを店で作るのか作らないのかの意思決定なども、まさに消費資本主義的な精神に無自覚であれば、何も考えずポイントカードを作る意思決定をしてしまいそうである。ワクチンを打つ打たない、マスクをするしないを含め、こうした例は枚挙にいとまがない。とりわけ自分の身体や生命に関する事柄に関して、時代精神や集合的な無意識に無自覚な形で意思決定をしてしまうことは怖いことでもあるかと思った。次回のクラスでまたどのような話題が出てくるのかとても楽しみだ。ゼミナールの場は、予定調和なしで進むので、毎回がとても刺激と洞察に満ちている。フローニンゲン:2022/11/26(土)12:05


9503. 批判的実在論の6つの特徴の概略を説明しながら


時刻は午後4時半を迎えた。午前中にゼミナールのクラスを終え、振り返りの音声ファイルを3つほど作った後に仮眠を取って、そこからは少しジークンドーの稽古をしていた。今日はまだ箏の稽古ができておらず、この日記を書き終えたら箏の稽古をして、夕食までの時間を使って、年末年始の旅行の旅程を立てようと思う。航空券のチェックと目星のホテルを選定することと、ホテルの空き状況を確認しておこう。明日に実際に予約をしていこうと思う。先ほどまでの時間は、年明けから開催する予定の批判的実在論の入門講座に向けてコンテンツとなる音声ファイルを作成していた。具体的には、批判的実在論の6つの特徴の概略を説明、そこからは1つ1つの特性を取り上げて解説していった。そのおかげで、自分も6つのうちの5つは頭の中にすでに入っていたが、最後の「ヘルメス主義の原理」という特性は見落としていたものだったので、新たな発見がもたらされた。今日はゼミナールもあり、その補助音声ファイルの作成もあったので、夕食後にさらに音声ファイルを作っていくことはせず、年末年始の旅行の計画を詰めていこうと思う。それでは今から息抜きとして、箏の演奏を楽しみたい。フローニンゲン:2022/11/26(土)16:33

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