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9370-9373: 日本滞在記 2022年11月7日(月)



No.4140 鎮守の森_Chinju no Mori


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1953, A Serene Morning

A serene morning soothes my soul.

Every day, I feel that way.

A gentle morning breeze caresses the cheeks of my soul.

Frankfurt; 07:58, 11/7/2022


No.1954, The Blood for My Existence

Thinking is the blood for my existence.

So is feeling.

Goethe University Frankfurt; 14:16, 11/7/2022


No.1955, Covetousness

I’m covetous of studying.

Without studying, my soul would become dry or die.

Goethe University Frankfurt; 14:19, 11/7/2022


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本日の2曲


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タイトル一覧

9370.【フランクフルト滞在記】今朝方の夢の示唆

9371.【フランクフルト滞在記】日本国憲法を読んで

9372.【フランクフルト滞在記】各国のマスク事情/和食が恋しくなって

9373.【フランクフルト滞在記】フランクフルト大学を見学して


9370.【フランクフルト滞在記】今朝方の夢の示唆


時刻は午前5時を迎えた。フランクフルトの月曜日の朝は静かである。この時間帯でも高層ビルには灯りがついているところも多く、さすが金融の中心地だと思う。昨夜は午後8時過ぎには就寝し、ぐっすり眠ることができた。途中に目覚めることがあったが、それでも目覚めはすこぶる良好であり、旅の疲れはほとんどなく、今日からのフランクフルト観光を楽しめそうである。そんな状態ではあるが、今朝方の夢の中に母が現れ、母が私の足に触れ、足の熱から旅の疲れを指摘する場面がった。自分としては特に疲れなど感じていなかったのだが、無意識や身体の奥底のどこかに疲れがあって、それが足に症状として現れていたのかもしれない。それは夢の中の話ではあるが、夢は現実を写す鏡でもあるので、今日はあまり無理をしないでおこうと思う。幸いにも今日は何も予定を入れていない。というのも月曜日の今日は市内の美術館が軒並み閉館であるからだ。それに加えて、今日は午前10時から11時半までオンラインゼミナールのクラスがあり、観光に出かけるとしても午後からである。今日のフランクフルトの最高気温は14度、最低気温は5度である。最低気温だけを見ると随分と冷えている。天候は曇りであり、明後日は小雨が降るようだが、明後日を除けば天気は良好だ。


日本に1ヶ月滞在していたこともあり、心身は随分と日本に適応していた。今日からは心身を欧州に適応させていく必要がある。その適応速度も随分と早くなった。昨日の段階で、厳密にはフランクフルト空港に到着した段階で、自分の心身のモードが即座に切り替わっていた。それはすぐにわかることであった。ただしそれは表面上の切り替えかもしれないので、ここからは深層的なモードの切り替えを行っていこう。ひょっとしたら、もはやモードなど切り替える必要なく、普遍的な自己が自分の中に醸成されていて、それを通じてこの世界のどこでも生きているという感覚があるのも確かだ。いずれにせよ、今日はホテルの部屋でゆっくりし、午後にはフランクフルト大学や市内を散歩するぐらいに留めておこうと思う。フランクフルト:2022/11/7(月)05:27


9371.【フランクフルト滞在記】日本国憲法を読んで


今宿泊しているホテルはとても静かで、物音一つ聞こえない。現在宿泊中のホテルは“Mercure Hotel Kaiserhof Frankfurt City Center”というところで、4つ星ホテルゆえに快適である。ただし浴槽はなく、シャワーしかないため、日本で宿泊していた温泉がとても恋しくなるのは確かだ。予約の段階ではバスタブ付きのように思えたことを思い出し、後ほど朝食を食べ終えたらフロントで確認してみようと思う。やはり浴槽に浸かるのと浸からないのとでは疲労の回復具合も違うだろうし、睡眠の質にも影響するであろうから、バスタブ付きの部屋に変えてもらえないか掛け合ってみようと思う。


先ほど少しばかり時間を取って、日本国憲法を読んでいた。フランクフルトに来てまで何をしているのだろうかと思ったりもしたが、デスクトップ上に保存していた日本国憲法の全文をざっと読み、今日のオンラインゼミナールのクラスや今後のクラスで取り扱う話題と少し関連づけることができればと思った。またどこかのタイミングで、日本国憲法を扱うクラスを設けたいと思う。その時には、入門として、小室直樹先生の憲法概論をテキストにするのが良いだろうか。そのようなことを考えていた。


それではいつものように、これから朝の動的ストレッチを行って、シャワーを浴びてさっぱりしようと思う。そこから朝の創作活動に従事し、ホテルの朝食ビュッフェをゆっくりと味わいたいと思う。フランクフルト:2022/11/7(月)05:51


9372.【フランクフルト滞在記】各国のマスク事情/和食が恋しくなって


時刻は午前9時を迎えた。先ほど、ホテルの2階のレストランで朝食を摂った。昨日にドイツ入りをして気づいたのは、空港などではマスクをする必要はなく、外ではもちろんマスクなど不要なのだが、電車の中だけマスクをする必要があるようだった。ホテルの受付の女性にも確認したところ、どうやらそのようだった。電車だけマスクを着ける煩わしさがあるが、日本ではほぼ全ての場面でいまだにマスクを着用しなければならないことを考えると、ドイツは快適である。オランダに至ってはもう公共交通機関の中でマスクをする必要すら随分と前からない。各国においてコロナの対応がこうも異なることが改めて面白く思う。


さて、先ほど何気なく朝食ビュッフェを摂っていたところ、そこに和食がないことを少し寂しく思った。これは仕方のないことなのだが、日本での滞在の1ヶ月間、毎日和食を食べていた身からすると、辛いことではある。美味しいご飯や味噌汁、さらには納豆などが恋しくなる。今朝は朝からキャビアやスクランブルエッグなど、洋食的なものを美味しくいただいたのだが、やはり自分が最も好むのは和食なのだと思う。朝食を摂り終えて受付に行き、バスタブがないので部屋を変えてもらおうと思って交渉したのだが、部屋がすでに満席のようだったので変更が効かなかった。それは仕方のないことなので、今回の滞在はシャワーをゆっくり浴びることによって代替したい。


先ほどメールを確認したら、男着物の加藤商店さんから、オランダでの郵送料を含めた最終的な金額が確定したとの連絡があった。速やかに支払いを済ませたところ、再度メールがあって、着物がオランダの自宅に到着するのは1月下旬とのことだった。特に急ぎではないので、気長に着物の到着を待とう。着物が到着すれば、出版記念セミナーや今後のオンラインセミナーで早速着物を着てみたいと思う。着物についても少しずつ勉強していき、着物を通じて日本文化に対する理解を深めていきたい。フランクフルト:2022/11/7(月)09:21


9373.【フランクフルト滞在記】フランクフルト大学を見学して


つい今し方、1時間半ほどの散歩を終えてホテルの自室に戻ってきた。午前中から昼前にかけてオンラインゼミナールの第4回目のクラスがあり、クラスに関する振り返りの補助音声ファイルを作った後に散歩に出かけた。フランクフルトの空気は正直なところ綺麗ではなく、むしろ汚い。ここは金融の中心地ではあるが、街には難民や浮浪者の姿がちらほら見受けられ、難民問題と格差問題がこの国にも如実に見受けられる。ドイツは経済大国であり、GDPは日本に次ぐ大きさだが、GDPという尺度でその国の経済的発展の度合いや幸福度を測ることがいかに馬鹿げたことかは日本やドイツを見ていればすぐに気づくことである。正直なところ、これまで西欧の様々な国々を訪れたが、日本人が一般的に発展していると思いがちなドイツ、フランス、スペイン、イタリアなどは自分から見ると問題を多く抱えた国々に映る。どの国も問題を抱えていることは確かだが、やはり自分が生活拠点を構えるのであれば必然的に北欧諸国になる。フランクフルトの街を歩きながら、フィランドやノルウェーでの生活についてぼんやりと考えていた。来年仮に再びアメリカに戻ったとしても、いつか必ず北欧諸国で生活をする日が来るだろうし、必ずそれを実現しようと思っている。スウェーデンよりもフィンランドやノルウェーの方が自分に合っていそうだという感覚がこれまでの訪問からわかる。そのようなことを考えながら、片道20分ぐらい歩いてテオドール·アドルノやピーター·ドラッカーの出身校であるフランクフルト大学に行ってきた。校舎の色合いが特徴的であり、キャンパスは結構広く、銀杏の紅葉を楽しみながら見学を楽しんだ。この数年間は学術機関に所属していなかったので、その期間に大学キャンパスに足を運ぶと、学術機関に所属して勉強したいという思いが募る。今日もそれを感じた。大学という環境の恩恵を受けながら研究に専心することを心底望んでいる自分がいることを改めて感じた次第である。来年は是非ともアメリカの大学に進学してそこでしかできない研究に力を入れたい。それでは今から神学大学院への出願に向けて志望動機書の加筆·修正を行おうと思う。フランクフルト:2022/11/7(月)15:29

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