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9184-9186: フローニンゲンからの便り 2022年9月30日(金)



No.4025 六芒星_A Hexagram


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1857, A Ray of Running Morning Light

A ray of morning light is running at this moment.

It looks like a shooting star.

I’m wondering where it is going.

Amsterdam; 09:07, 9/30/2022


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本日の2曲


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タイトル一覧

9184. コンサートから一夜明けた今朝方の夢

9185. 今日の予定

9186. 人類学博物館とレンブラント美術館を訪れて


9184. コンサートから一夜明けた今朝方の夢


時刻は午前7時半を迎えた。今、アムステルダムの上空には虹がかかっている。アムステルダムはフローニンゲンよりも少し気温が高いが、それでも夜は結構冷え込んでいた。昨夜のコンサートの帰りにそのようなことを感じた。昨夜のコンサートはとても良い気分転換になったように思う。夜の時間帯のコンサートはどうしても気後れしてしまうのだが、それでも昨夜のコンサートには足を運んで本当に良かったと思う。コンセルトヘボウがどのような雰囲気を持つコンサート会場なのか分かったし、そこで大変素晴らしい演奏を聴くことができたので大満足である。今度は大ホールで交響曲を聴いてみたい。


今朝方に見ていた夢を思い出している。確か、知人の女性が現れる夢があった。知人以外にも、数人の女性がいて、彼女たちとしばらくその場に座り込んで話をしていた。話をしていた場所は見慣れない家だった。しばらく会話をしていると、父が帰宅する時間となり、父を下まで迎えに行こうと思った。そこは一軒家ではなくアパートのような作りになっていて、うちは3階にあった。ちょうど父が帰ってくるタイミングを見計らって、ドアの外に出ると、1階から物音が聞こえ、それが父だと分かった。すると、先ほどまで家にいた3人の女性が消え、1階の父の近くにいた。彼女たちは父に話し掛け、父はせっかくなので家に上がって行ったらいいと彼女たちに述べ、彼女たちはまたしても自分の家にやって来た。そこからまた彼女たちと楽しく話をした。そのような夢の場面があった。その他にも何か夢を見ていたような気がする。確か、自分のセミナーやコースによく参加してくださる方が夢に現れ、その方とお互いの今の関心事項について自由に話し合っていた場面があった。時刻は夕方に近づいていて、夕日が遠くの方に見えていた。そこから夜を迎えた時、その方と別れた場面があった。


今朝方の夢を振り返ってみると、昨夜のコンサートの影響を受けたということは特になさそうである。おそらく目には見えないところで影響を受けていて、無意識にもきっと多大な影響を与えていると思うのだが、それが夢の形として現れることはなかった。それでは今から、レンブラント美術館ともう1つ足を運ぶ予定の博物館について調べ、ホテルのチェックアウトの時間も確認しておこうと思う。アムステルダム:2022/9/30(金)07:52


9185. 今日の予定


時刻は午前9時を迎えた。依然としてアムステルダムのホテルで寛いでいる。先ほど少し小雨が降って来たが、今日のアムステルダムの天気は晴れのはずなので、それは通り雨だろう。ホテルを出発する頃には晴れであることを願う。今日はまず最初に、人類学博物館(Tropenmuseum)に足を運ぶ。ここは、午前10時からやっているのでホテルを出発するのはそのくらいの時間にしようかと思う。その後に訪れるレンブラント美術館も午前10時からやっているようだ。レンブラント美術館を訪れたら、アムステルダム中央駅からフローニンゲンに戻る。おそらく夕方の時間にはフローニンゲンに到着できるのではないかと思う。フローニンゲンに到着したら、今夜は自炊するのではなく、夕食を近所のスーパーに購入しに行こうと思う。その他に今日中にやっておきたいことは、オンラインゼミナールの告知である。まずはメルマガに登録してくださっている方に優先的に告知をし、ゼミナールのコンテンツの制作も今夜少々取り掛かろうと思う。


昨日、フローニンゲンからアムステルダムに向かっている列車の中で、デスクトップに保存していたいくつかの論文を読んだ。その中で、この間テクノロジー哲学の講座に向けた音声ファイルを作成している最中に言及したマーシャル·マクルーハンは、ローマ·カトリックを信奉していることを知った。読み進めていた論文は、テクノロジーと神学に関するものであり、テクノロジー神学の創出に向けて、今関連文献を色々と読み漁っている。マクルーハンはメディアを専門にしており、メディアとSNSなどのテクノロジーとの関係を神学的に読み解いている傾向が見える。その辺りをもう少し丁寧に探究していこう。これはマクルーハンだけに当てはまることではなく、テクノロジー哲学者がどのような宗教を信奉しているかを理解し、彼らの思想の中にある神学的な発想をまずは紐解いていこう。アムステルダム:2022/9/30(金)09:25


9186. 人類学博物館とレンブラント美術館を訪れて


時刻は午後2時を迎えようとしている。今、レンブラント美術館のミュージアムショップの前の椅子に腰掛けてこの日記を書いている。レンブラント美術館を訪れたのは、実に7年振りであり、改築されていて、随分と綺麗になっていることに驚いた。以前はミュージアムショップがチケット売り場と同じ階にあったように思うが、改築されて地下に移っていた。以前よりも展示が見やすくなっており、今日はレンブラントのエッチングの作品を大いに堪能した。この美術館は、世界で一番レンブラントのエッチングを所蔵している。レンブラントのエッチングはのちの画家たちにも影響を与え、まさにレンブラントは革新的な存在であったことが窺える。レンブラントの300点に及ぶエッチングのうち、285点がこの美術館にあるということなので驚きだ。レンブラントのエッチングをもっと理解したかったので、先ほどミュージアムショップでレンブラントのエッチングのカタログを購入した。レンブラントは宗教的なテーマも扱っていて、購入したカタログは今後、宗教と芸術の関係性に関する研究をする際に重要な文献になるだろう。また、研究以外にも自分の創作活動への霊感を与えてくれるに違いない。


レンブラント美術館の前に訪れたのは人類学博物館である。ここは子供も多く来るようであり、ちょうど幼稚園の子供たちが先生に連れられて博物館に来ていた。この博物館で一番熱心に鑑賞していたのは、アフリカの数人の写真家が撮影した写真の特別展示である。これまでも時折写真の展示を見たりしていたが、どういうわけか今日の展示はいつも以上に自分に響くものがあった。アフリカで生きる人たちに固有の感情や感覚が伝わってくるかのようであり、アフリカの文化についても身体的に何か感じ取るものがあった。そう言えば先ほどレンブラント美術館の作品を見ているときに、レンブラントの妻の名前がサスキアであることを思い出した。そして、以前論文アドバイザーを務めてくださっていたサスキア·クネン教授と同じ名前であることでクネン教授と雑談をしていたことを懐かしく思い出した。それに加えて、昨日のコンサートでは、以前フローニンゲンのコンサートホールでばったりクネン教授に遭遇したことも懐かしい思い出だ。そんな思い出が浮かび上がって来た。それでは今から東インド会社の記念館を見物してフローニンゲンに戻ろうと思う。レンブラント美術館:2022/9/30(金)14:07

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