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7775-7780: フローニンゲンからの便り 2022年1月30日(日)



No.3228 声のサイマスコープ_CymaScope of the Human Voice


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1190, Bach’s Music

I highly admire Bach.

I plan to compose music, focusing on Bach’s music and studying it.

Groningen; 19:58, 1/30/2022


No.1191, Listening to the Voices of My Body

I always listen to the voices of my body.

They constantly tell me a truth at this moment.

Groningen; 20:06, 1/30/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7775. 今朝方の夢

7776. 今朝方の夢の続き

7777. 仙骨を入れ、重みのある統一した身体を作ること

7778. 神聖な骨/システマのサークルについて/今朝方の夢の続き

7779. 無意識的な反射と見切り/意識の同調と影の分身の生成と操作

7780. 意識の分散/衝撃の分散/意識と無意識の開発・涵養


7775. 今朝方の夢


時刻は午前11時を迎えようとしている。昨日は風が強く、曇りがちであったが、今日はとても天気が良く、穏やかだ。


昨日はマーシャルアーツのトレーニングが午前と午後、そして夕方と充実していて、ジムでサウナに入ったこともあり、ぐっすり眠ることができた。深い眠りの中で見ていた夢を今思い出している。


夢の中で私は、世界的にも人気なトレーディングカードゲームを行っていた。実際に対戦をするのではなく、まずはデッキを組み立てるところから始めていた。


このカードゲームは幼少期にやっていたのだが、ルールの大部分を忘れていたり、新しいカードについては無知であったので、全くの初心者のつもりでゲームを始めることにした。


そのカードゲームのカードだけを扱っている専門店に足を運び、店員の男性と相談しながらどのようなデッキを作っていくかを話し合った。カードの色に応じて戦い方に特徴があり、自分はやはり昔から好きだった緑色のデッキにしようかと思った。


早速緑色のデッキを作ってみたところで店員の方から、せっかくなのでデッキを試すがてら店の客と対戦してみてはどうかと持ち掛けられた。私も早速対戦がしてみたいと思ったので、店の中にいる誰かと対戦してみようと思った。そこで夢の場面が変わった。


次の夢の場面では、私は実際に自分が通っていた大学の近くにいた。最初私は実際に住んでいた学生マンションにいて、部屋を出てランニングに出掛けた。自宅から大学の時計台の下まで行って帰ってこようと思ったのである。


いざ走り出してみると、単にランニングするのもつまらないので、少し走り方に工夫をして、色々な身体の部位を使うことを意識してみた。あるときにはその場で細かなステップを踏んでゆっくりと前に進んだりした。


大学の裏門から中に入ろうとすると、今日は日曜日だからか、裏門は閉まっていた。なので正門の方に向かって走り出したが、時計台の下まで行くのではなく、そろそろ引き返そうかと思った。どこまで走るかを少し考えていると、やはりせっかくなので時計台まで行こうと思った。そのような夢を見ていた。


これら2つの夢以外にも何か夢を見ていたような気がする。その夢では昔の友達たちと話をして楽しんでいたような感覚が残っている。感覚記憶だけが残っていて、映像記憶は残っていない。フローニンゲン:2022/1/30(日)11:12


7776. 今朝方の夢の続き


早いもので時刻は正午に近づいてきている。今日は天気が良く、雲も全く無いため、青空がどこまでも広がっているように見える。部屋のカーテンを開けていると、日光が程よく室内に入ってくる。


正午前のこの時間帯に、今朝方の夢の続きを思い出した。夢の中で私は、前職時代のオフィスにいた。厳密には、オフィスのあるビルの前にいて、ビルの中に入っていこうとしたら、他部門のマネージャーに呼び止められ、これから一緒にクライアントのところに来てくれないかと言われたのである。


その仕事は自分の部門と違うものだったので、自分の判断でその仕事に関与していいのか迷った。また、時刻はもう仕事終わりの時間だったので、これからクライアントのところに行くと、夜通し働かなければならないのではないかと危惧した。


残業代よりも自分の時間が欲しかった自分にとって、その仕事にはできれば携わりたくないと思った。だが、そのマネージャーは、とにかく私の力が必要だということを述べ、結局説得される形となった。


オフィスビルの前に大きなワゴン車があり、今からそれに乗ってクライアントのところに行くことになっていた。いざワゴン車に乗り込もうとすると、すでに席は一杯で、7人ぐらいの人が車の中にいた。その中にはなんと小中学校時代の女性友達(AS)がいて、彼女がなぜそこにいるのかわからなかったが、彼女もコンサルタントの1人なのだろうと思ってとりあえず一番後ろの左側の席に座った。そこだけが唯一空いていたのだ。


私の隣には他部門のシニアマネージャーの方がいて、その方は優しかったので、特に気を遣うこともなく座ることができた。今から夜通し働くことを想定して、私は車中では寝ておこうと思った。口にかけていたマスクを目まで上げてアイマスクにし、しばらく眠ることにした。


十分に睡眠を取れたところでクライアントのオフィスに着いた。そのクライアントは製造会社だったので、到着したのは大きな敷地を持つ工場だった。その工場の中にオフィスがある。


まずは工場見学をさせてもらうことになり、私は水が溜められた池のような場所に関心を持った。そこに溜められている水はそれほど綺麗なものではなかったが、不思議と嫌な気持ちにもならなかった。


すると、池の向こう側に高校時代のある友人(HS)が現れ、池の向こう側とこちら側に2本の細い丸太で橋をかけた。池の上に橋をかけたのではなく、2本の丸太を池に落とし、その上を歩ける形にしたのである。


すると、その場に今度は小中高時代の小柄な友人(YU)が現れ、彼がその上を歩き始めた。すると池の手前までやってきたところで彼は池に落ちてしまった。


すると驚いたことに、彼の体は目に見えないほど小さくなり、私たちの目からは彼が消えてしまったかのように思えた。私たちは彼の無事を心配し、池の中を探したが、彼の姿は全く見つからなかった。


すると、私たちの心にメッセージが届いた。どうやら彼は無事のようであり、池の端からジャンプして脱出したとのことだった。それを聞いて私たちは安堵した。


この夢以外にも、寒くて薄暗い街にいた記憶がある。そこは北欧の郊外の街のようだった。


外出から帰ってきて自宅に入ろうとしたところ、道端に止められている父の車の鍵がかかっていないことに気づいた。実際にドアを開けてみると開いたのである。私はすぐに父にスマホから電話をかけた。


すると父は車には必ず鍵をかけたと述べた。ではあの車は父のものではなく、似た車だったのだろうかと思い、念のためもう一度車を確認しに行くことにした。


すると、家の前で小中学校時代の親友(HS)が車でやって来たところであり、彼がどこに車を駐車したらいいかを尋ねて来たので、その場所を教えてあげた。そのような夢の場面もあった。フローニンゲン:2022/1/30(日)12:13


7777. 仙骨を入れ、重みのある統一した身体を作ること


今日は朝からとても爽やかで優しげな世界が広がっている。日の光が世界を優しく包んでいるのだ。ふわふわとした優しさと温かみのある世界を眺めながら、身体操作のトレーニングを先ほど行っていた。


トレーニングの趣旨は、仙骨を入れ、重みのある統一した身体から動作や技を繰り広げていくことにあった。仙骨は今自分が最も関心を寄せている骨の1つであり、それを入れながら、同時に背筋を正して軸を通しながら動作や技を繰り広げていくことはジークンドーやシステマの鍛錬にも活かしたい。


仙骨あたりに力が集約しているような意識で動作や技を繰り出す練習をしてると、ふと昨日のシステマのクラスの内容を思い出した。昨日のクラスにおいても、脱力した身体の内部にエネルギーを保持することが強調されていた。


システマでは特に仙骨が強調されることはないが、呼吸を通じて脱力した際に、意識と身体エネルギーを仙骨に集約させていくと動作や技がどのように変化を見せるのかを試してみよう。


仙骨を入れ、軸を立てた状態でパンチやキックの練習をする際に、いくつかイメージと意識の使い方において確認しておきたいことがあった。パンチにおけるイメージとしては、鉄球のように重たい拳あるいは肘を放り投げるような感覚でパンチを打つと、非常に重たいパンチが生み出せる。


キックにおいても同様に、鉄パイプのように重い膝下を放り投げるような感じを持つことが大切で、軸足の膝は柔らかくすることによって、威力のあるキックを放つことができる。打撃をする際にはついつい腕や足に意識が向きがちだが、そうではなく、あくまでも仙骨に意識を向け、軸を立てることに意識を向ける。


人間はなかなか2つのことは同時に意識ができないので、普段から軸が形成された良い姿勢を維持することを意識しておくことと、仙骨を入れればそれは背骨につながっているので自ずと良い姿勢になりやすいので、優先的に意識すべきは仙骨だろうか。


ここからはマーシャルアーツのトレーニングだけではなく、仙骨を入れて、軸を立てるイメージを日常の隅々で持っていき、統一された重みのある身体を形成していこうと思う。まさに腹が据わり、地に足が着いた感覚と言えるだろうか。


その中で、仙骨に力が集まっていく感覚を養っていこう。それでは少し休憩を挟み、再び身体操作の鍛錬に移りたい。フローニンゲン:2022/1/30(日)14:39


7778. 神聖な骨/システマのサークルについて/今朝方の夢の続き


全く意識していなかったが、先ほど執筆した日記が7777番目だった。その記念すべき日記で綴っていたことは仙骨を入れた統一された身体の話だった。


仙骨は、「仙人の骨」という由来があり、英語では“sacrum”というが、これは形容詞の“sacred”と関係していて、「神聖な骨」という意味がある。まさに仙骨は、脊椎動物である人間にとって最も重要と言ってもいい背骨を根底から支えている骨なのだ。


背骨は最重要の骨だが、それを支えている仙骨もまたとても重要な骨だと言える。その骨についてとそれをマーシャルアーツへ活用することについて書き留めていたのが先ほどの日記だ。


トレーニングログをつけながら、もう少しシステマの鍛錬をして、システマ·トロント本部のオンラインクラスに継続的に参加し、自分でもメニューを考えられるようになって来たら、システマのサークルあるいはクラブを作ってみるのも良いかと思った。それはフローニンゲンのコミュニティーへの貢献の一環である。


例えば、今通っているジムは午後2時ぐらいであれば、誰も使っていないトレーニングルームがあるので、そこでシステマのトレーニングを一緒に行うようなサークルを作ってみたい。午後2時に自由に動ける人はあまりいないかもしれないが、1人でも2人でもいいので、誰か他の人とトレーニングをしたいという思いが強くなっている。


例えば、親友のメルヴィンは月曜日が休みなので、彼の休みの日に合わせてジムで落ち合い、一緒にトレーニングするというのもありだ。そこから少しずつサークルの輪が広がってくればと思う。


ジークンドーに関しても同じようなサークルを作りたいと考えていたが、ジークンドーの技を一般公開することに関しては慎重でなければならないということがロビンさんのスクールのパンフレットの中に書かれていた。そもそも自分が誰かにジークンドーを教えれるような立場にはないので、ジークンドーのサークルを作ることについては、将来実現させたいこととして温めておこう。


そう言えば、今朝方はギャング集団にピストルを遠くから突きつけられている夢を見ていたあった。私は、実際に通っていた中学校のグラウンドの横を歩いていた。すると、遠くの方に車が止まっていて、その側に大学時代のゼミの友人が数人の男性たちに囲まれているのを目撃したのである。


私は彼に遠くから笑顔で声を掛けた。すると、彼はこっちに来てはならないと私に警告をしてくれた。どうやら彼は数人の男性たちから暴行を受けているようだった。


彼は助けを求めるのではなく、私に逃げることを促してくれたのだ。ところが私は、護身術を使って彼を助けようと思った。というよりも、逃げるよりも先に、体が彼を救う方に向かっていたのだ。


しかし、彼を取り囲む数人の男性のうちの1人がピストルを懐から取り出したのが見えた瞬間に、自分の足はすくんだ。そして、足が恐怖で震え始めたのだ。


そこで私はシステマ式に呼吸を整え、足の震えがすぐに収まったので彼のところに駆けつけようとした。だがやはりピストルの脅威があり、私は向けられた銃口から自分の身体に向かっている目には見えない線を感じ、その線の外に体を外していくことを意識した。


まずは銃弾が当たらないように、車の影に隠れて体勢を整えて、再び彼らのところに向かおうとしたら、いつの間にか友人を含め、もうその場には誰もいなかった。ひょっとしたら彼らはどこかに身を隠しているのかもしれないと思ったので、気を緩めることなく、私は静かにその場をあとにした。フローニンゲン:2022/1/30(日)14:55


7779. 無意識的な反射と見切り/意識の同調と影の分身の生成と操作


時刻は午後5時半を迎えた。つい今し方、夕方のマーシャルアーツの鍛錬を終えた。今日は身体操作に着目していくつかとレーニンングをしていた。その中で、人体構造だけではなく、無意識への関心が高まっている自分を見つけた。さらに言えば、意識と無意識が生み出す超常的な力にも関心を示している。


現実的なところで言えば、自分や相手がどのような無意識的な反射をしているかを観察し、自分の無意識的な反射を克服していくことに焦点を当ててみようと思う。自分がどのような無意識的な反射をしているかをまずは観察してみて、逆に無意識的な反射をうまく活用することも考えていく。人体の構造と意識の特性から、普遍的に生じる無意識的な反射の探究も併せて行っていく。


相手の物理的な動作を見切るだけではなく、相手の意識や無意識を見切るところまで修練を重ねていきたい。これも逆に言えば、こちらの物理的な動作の速度を上げるのではなく、見切りをうまく活用して動作をすれば、相手にとっては予想のできない速さとして知覚されるに違いない。


注目するべきポイントは、相手の意識の切れ目や気が抜けた瞬間である。相手の意識の途切れ目を狙わなければ、こちらの動作は簡単に見切られてしまう。


相手の反応を許さない動きの実現において、相手の意識がどのように流れているのか、そして切れ目の瞬間を見極めるということを意識的に鍛錬していく。


護身上は基本的にカウンターを狙うか、相手の意識の切れ目を見切って入り身によって入っていき、相手を制するようなことが重要になるかもしれない。このあたりはまだ応用的な内容なので、今はそのようなイメージを持っておくことに留めておこう。


もう2つ意識を活用するに際して閃いたのは、相手の意識とこちらの意識を同調させることと、自分の影の分身を作り、そちらに攻撃を打たせるようにイメージし、攻撃をかわしたり、カウンターを入れたりすることである。


前者については、人間の意識はリラックスした脳波に同調する性質があるらしいので、その性質を活かし、こちらのリラックスした状態に相手を同調させ、そこから動作を生み出していくことを鍛錬する。後者については、これも相手と意識を同調させた後であればなお一層のこと効果があるだろう。


相手と意識が同調し、こちらが生成した影の分身の方に相手が攻撃を仕掛けるような意識操作をし、実際に相手が影に攻撃を仕掛けてから、こちらが動作や技を繰り出していく。意識の同調も影の分身の生成とその操作も応用的だが、達人はこのあたりのことを無自覚的に行っているような気がする。フローニンゲン:2022/1/30(日)17:57


7780. 意識の分散/衝撃の分散/意識と無意識の開発・涵養


時刻は午後7時を迎えた。つい今し方夕食を食べ終えた。


今日の夕食もまた美味しく味わうことができた。その理由として、今日のマーシャルアーツの鍛錬が充実していたからだろうと思われる。


身体のケアと身体能力の向上に向けて色々な取り組みをしていると、日々自分の体が良い方向に向かっているのを実感する。明日もまた午後からジムに行き、ジークンドーのトレーニングをして、サウナで寛ぎたいと思う。


今日の鍛錬のログをもう少し書き留めておこう。相手に触れられる場面において、その触れられた箇所に意識が固着してしまうと、そこに強い力みが生じ、居着きにもつながってしまう。なので、相手に触れられた場合には、即座にその箇所を呼吸と共に緩めていく必要がある。


打撃を喰らうことも1つの接触だと考えれば、接触点に意識が向かいすぎていると、その衝撃が増幅してしまう。なので接触点から力を分散するために脱力をするのだ。


何か痛みを感じた際に、その痛みの箇所に意識が向かっていると、より痛みを感じる経験は誰でもしているだろう。その体験からわかるように、衝撃や痛みに意識を向けてはならず、呼吸に意識を向けることによってそれらを拡散させていくことは1つの技術として重要だろう。


その他にも、打撃の衝撃を和らげる方法としては、ベクトルをずらすというものがある。例えば、相手の水平方向の打撃に対しては、膝をスッと緩めて攻撃を受けると、水平方向のベクトルに対して下方向のベクトルが加わるので、衝撃が分散される。


高校数学で習ったように、2つのベクトルが組み合わさると、もう1つ新たにベクトルが生まれ、それによって力が分散されるのだ。このあたりの発想は、システマにおける打撃の受けの中に見られる面白い点である。


最後に、マーシャルアーツにおける意識や無意識の活用を見ていると、なぜ武道家や武術家が禅や宗教的修練に向かったのかがわかる。それらには意識を鍛錬し、無意識のコントロールという側面があったのだ。


それらの鍛錬において、自我の滅却や精神の安定が実現され、それはマーシャルアーツにおいて非常に大きな意味を持つ。このあたり、インテグラル理論でいうところのスピリットの実践の大切さが見えてくる。


マーシャルアーツと禅を絡めた書籍や、マーシャルアーツと宗教思想·宗教実践を絡めた書籍はすでにいくつか持っているが、もう少し文献調査をしてみよう。マーシャルアーツにおける超常的な動作や技の背後には、霊的実践を通じた意識や無意識の開発·涵養というものが必ずあるはずだ。フローニンゲン:2022/1/30(日)19:31

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