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【サイケデリック学・瑜伽行唯識学探究記】12594-12598:2024年4月28日(日)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


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タイトル一覧

12594. 国王の日の翌日に/今朝方の夢

12595. 今朝方の夢の続き

12596. 休息と良質な睡眠の大切さ

12597. 糠床としての漢文の知識に感謝して

12598. PPTスライドの作成と解説動画の作成を通じた鍛錬/一時帰国に向けた航空券を予約して


12594. 国王の日の翌日に/今朝方の夢   


時刻は午前4時半を迎えた。この時間帯はまだ辺りが真っ暗なだけではなく、小鳥たちも鳴き声を上げていない。とは言えここ最近は小鳥たちの活動開始時間が早くなっており、午前5時を過ぎたあたりから鳴き声が聞こえてくる。なので彼らが木々にやって来て鳴き声を上げ始めるまであと少しかと思う。


昨日から最高気温が15度を超え始めたが、20度まで達しないとやはり肌寒さを感じる。引き続き自動で暖房が入ることに変わりはない。今日の最高気温も18度なので、20度に満たないため、肌寒さを感じるだろう。そう言えば、オランダは昨日、国王の日という祝日だった。外出することがなかったのでその雰囲気を感じることは一切なかったが、きっと家々にオランダ国旗が掲げられていたのではないかと思うし、オランダのナショナルカラーであるオレンジ色もたくさん見られたに違いない。オランダは日本に比べて圧倒的に祝日の数が少なく、両手で数えるほどだが、オランダ生活9年目が始まろうとしている今となってもまだほとんど覚えていない。ただし、どんな祝日があるかは大体把握している。よくよく考えたらそれもそのはずで、いつが祝日かは毎年若干日が変わるのでそれは仕方ないことだと思った。5月に入ってから比較的すぐに、キリストが天に昇ったとされるAscension Day(昇天祭)という祝日がある。復活祭にせよ、クリスマスにせよ、オランダは欧州でも無宗教者の数が圧倒的に多いとは言え、依然としてキリスト教系の祝日が数多く存在していることを改めて思う。


オランダの祝日について考えていると、今朝方の夢を思い出した。夢の中で私は、見られない学校の教室の中にいた。その日は特別ゲストとして、ジークンドーの有名な日本人インストラクターを呼ぶことになっていたらしく、ちょうどその先生がやって来た。すると、大変有名な先生がやって来たので、教室にざわめきが起こった。私もジークンドーをやっている身として、先生のことはよく存じ上げており、リアルで先生にお目にかかれることを嬉しく思った。先生は早速教室の前でジークンドーの実演を始めた。その時に、どういうわけかアシスタントとして教室にいた小中学校時代の野球部の友人(MS)を指名した。彼は先生の脇について、実演のサポートを始めた。しばらくすると、せっかくなので先生とスパーリングする機会が与えられることになった。それは嬉しい提案だったが、先生は次元の違う武術家なので、自分も含め、その場にいた生徒たちは誰も名乗り出ることなく静かにしていた。せっかくなので、自分が名乗り出ようとした時に、ある友人が挙手をして先生と手合わせをすることになった。その瞬間に自分は少し残念に思った。実際に自分で体験してみること以上の学びはないため、貴重な学びの機会を逸してしまったと思ったのである。金輪際こうしたことがないように、直接体験を通じて学びを得られる機会が目の前に降って来たのなら、臆することなく果敢にその学びを得ていこうと思った次第である。そのようなことを思っていると、いつの間にかその友人と先生とのスパーリングは終わっていて、先生とアシスタントの友人が立派な上腕二頭筋を披露していた。さらには、先生の大胸筋はとても発達していて、パンチを繰り出す際に大胸筋がピクピクと動いていることがとても印象的だった。フローニンゲン:2024/4/28(日)05:02


12595. 今朝方の夢の続き         


時刻は午前5時を迎え、予想していた通り、1羽の小鳥が鳴き声を上げ始めた。今日はキッチン側から鳴き声がまず聞こえてきた。第一声を聞き、今日もまた小鳥たちの鳴き声に包まれる形でライフワークとしての唯識学の研究に打ち込んでいこうと気持ちを新たにさせてもらった。こうして自分は、様々な増上縁に支えられながら、一歩一歩小さく自らの取り組みを深め、前に進めていく。


今朝方の夢の続きとして、前職時代のオフィスにいた場面があったことを思い出す。オフィスの中の自分の机で作業をしていると、後ろからある女性の上司に声を掛けられた。その方はとても優しく、いつも配慮ある形で仕事を与えてくれる。そんな上司から仕事の依頼があった。何やら音楽関係の書籍の翻訳をお願いしたいとのことだった。どんな書籍なのか早速見せてもらうと、一見すると分厚そうに見える書籍だったが、最初の200ページぐらいが全て白紙で、メモ帳のような作りになっていたので驚いた。どこから文章が始まるのだろうとページを捲っていくと、白紙が終わった後から文章が始まっていたが、わずか20~30ページほどの分量だった。そのくらいの分量であればすぐに翻訳できると思ったが、英語から日本語への翻訳ではなく、日本語から英語への翻訳だったので、英語から日本語に翻訳するよりも時間がかかるかと思った。上司曰く、1ヶ月を目処に仕上げて欲しいとのことだった。その他に大して仕事がなかったし、その上司とは仕事がしやすかったので翻訳作業を受けることにした。しかし、いざ翻訳作業を始めてみると、周りがうるさく、そしてやたらと自分に話しかけてくる人が多かったので、翻訳作業が一向に進まなかった。そうこうしていると、翻訳をするやる気が失せてきて、果てには会社を早く辞めたいという気持ちさえ生まれてきた。オフィスで嫌々仕事をするぐらいながら、自宅で好きな本を読みながら過ごす方がよほど有意義な時間の使い方だと思い、今すぐにでも会社を辞めようと思った。とは言え、幾分早急な意思決定かもしれないと思ったし、上司から仕事の依頼を引き受けたばかりだったので、もう少しだけ様子を見ることにした。一度上司にも相談した方がいいと思い、上司の席に向かうと、社長であるパートナーに上司が呼ばれ、私もパートナーの部屋に行くことになった。ボスであるパートナーの方の機嫌がどうも悪く、不機嫌そうな顔をしながら電卓ではなく、紙の上に筆算で手書きしながら素早く何かを計算していた。どうやらそれは今回の翻訳業務に関する予算と収支に関する計算のようだった。パートナーの方の計算能力はとても早く、速やかに数値を算出した。それを受けて、上司とパートナーが少し言葉を交わし始めた。私は2人のやり取りを脇で聞きながら、仕事を辞めることについてはパートナーにもどこかのタイミングでちゃんと言わなければいけないなと思いつつ、パートナーの機嫌を考えるとやはり今ではないと思った。そうこうしているうちにパートナーとのミーティングがを終わり、部屋を出た。すると突然、秘書の女性が叫び声を上げた。何かと思って駆けつけたら、机の下に水で湿った水着とタオルが入った袋があったとのことだった。それは自分のもので、実は昼休みにその方のデスクに行って、パソコンを使わせてもらっていて、その時に昼休み休憩の際に水泳をした時の水着を置き忘れていたようだった。正直なところ、水着とタオル一式が入った袋が置かれているだけでそれほど驚く必要もないのではないかと思ったが、それが自分のものであることを伝え、昼休みにパソコンを使わせてもらっていたという事情を説明した。事情を説明すると、その方も納得したようで、大きな問題に発展せずにホッとした。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/4/28(日)05:21


12596. 休息と良質な睡眠の大切さ


活気を帯びてきた小鳥たちの鳴き声。時刻は午前6時を迎えたこともあり、辺りはすっかり明るくなった。どうやら今日も天気に恵まれるようで、穏やかな日曜日を楽しむことができそうで何よりである。そんな日曜日に、いつもと変わらずに唯識学の研究に喜びと楽しさの感情を持って打ち込んでいく。実際のところは、そうした感情を持って臨むというよりも、唯識学の研究を始めた途端に自ずからそうした感情が溢れて来てしまうのである。触れた途端にもたらされるそうした感情を味わいながら、唯識学に無限に内包された真理の味も味わっていこう。


今日は夕方に時間を取って、この秋の一時帰国のフライトの予約をしておきたい。今回は溜まったマイレージを活用しようと思っていて、マイレージの移行申請を2週間前にしたので、そろそろ移行が完了している頃かと思う。無事に移行が完了しているのを確認したら、速やかにフライトを確保しよう。今回はいつものようにヘルシンキ空港を経由して日本に行くのではなく、カタール空港を経由して日本に行こうと思う。また、これまでの一時帰国の大半は成田空港を利用していたが、今回の一時帰国では関東圏での用事は一切ないし、東京のような人混みの多いところに滞在するのはできるだけ避けたいので、関空を利用することにした。カタール空港経由関空行きのカタール航空のチケットを予約したいと思っている。今回は初めてカタール航空を利用することになり、またカタール空港に降り立つのも初めてである。乗り継ぎの時間が十分にあるので、カタール空港がどのような雰囲気なのかを十分に感じることができるだろう。今回は長距離移動ということもあり、ビジネスクラスに搭乗するので、利用できるラウンジも楽しみであるし、機内のサービスを含めて非常に楽しみである。とは言え、ラウンジでも機内でも体調管理を最優先させ、ゆっくりと休息を取ることを大切にしたい。改めて睡眠の大切さを思う。昨夜は少し早めに就寝し、良質な睡眠を取ることができた。一昨日は夕方以降に、そして就寝前にもセミナー後の音声ファイルを作成したこともあって、脳が活性化してしまい、寝つきが悪かった。それでも深い睡眠が取れていたと思っていたが、実際のところは昨日の夕方頃には随分と集中力が落ちていて、探究がままならかった。それを受けて改めて、夕方以降はリラックスを心掛けたいと思った次第である。特に就寝前に音声ファイルを作成しないようにすることが大切であり、夕食後はとりわけリラックスをし、寝る前の瞑想時間を増やすなどして、心を落ち着けてから眠りの世界に入りたいと思う。フローニンゲン:2024/4/28(日)06:16


12597. 糠床としての漢文の知識に感謝して   


仄かな朝日が照らす朝の世界の中で、小鳥たちの静謐な鳴き声に包まれながら、良遍の『奥理抄』を読み進めていた。「継続は力なり」とはよく言ったもので、古文書の読解力が着実に身についていることを日々実感する。とりわけここ数日間は、もちろん漢字を調べながらではあるが、古文書の読解が非常に速やかになって来ている。過去に調べた漢字の読みと意味が徐々に定着しているのを実感し、辞書を引く頻度も減少していることを見ても、着実な進歩を感じる。読み方や意味が曖昧なものについては放置せず、何度も辞書を引くことを通じて繰り返しその漢字に触れることによって、少しずつ記憶に定着しているのを実感する。日本の法相唯識学を探究するに際しては漢文や訓読文、さらには書き下し文に関する教養は必須であり、その点に関して日本人であることの恩恵をひしひしと感じる。中高時代に習った漢文や古文の知識がとても役に立っている。特に古文よりも漢文の知識が日々の文献読解に直接的に役に立っていることは本当に感謝しなければならない。昨日のゼミナールのクラスの中で話題に挙がった言葉で言えば、漢文に関する知識は自分にとっての糠床だったのだ。それは長く知識空間の押し入れに仕舞われていたが、今こうして日本の法相唯識学の研究に際して引っ張り出して来てみると、時の発酵過程を通じてこうも有益にその知識が運搬されることに驚きを隠せない。中高時代に漢文を習っていた当時は、それがどのように役に立つのかは皆目検討が付かなかったが、近視眼的に目先の事柄に役に立つかどうか考えずに漢文を学んできて本当に良かったと思う。基本的に私たちは、今の自分の度量衡でしか目の前の対象の意味や価値を推し量ることしかできないことを思うと、時に何の役に立つのかを考えずに学びや実践に従事していくことは重要であろう。特に古典的なものについては今の私たちの度量衡を持ってしてはその深層的な意義や価値に気づきにくいにではないかと思われるため、そうしたものに関しては尚更何の役に立つかなどと打算的な思考を介入させることなく、まずは触れてみて、自分の存在の奥底に浸透させていくことが後々思わぬ形で役に立ち、自らを助けてくれることがあるのではないかと思う。漢文の読解について言えば、まさにこうして20年以上の時を経て、中高時代に習ったことが本当に役に立っていることを目の当たりにしている。


良遍が書き残した書物を時空を超えて味読した後にふと、古書の香りは確かに魅力的ではあるが、夕食時にその香りを嗅ぐと少し食欲が落ちてしまいそうだったので、古書を床に並べて、その上から芳香スプレーを軽く放射した。古書の頭の部分と背表紙の部分などを中心に、緑の香りのする芳香スプレーを優しく吹きかけていった。それがどれだけ効果を発揮するかわからないが、古書の独特な香りは少しは調和されるだろう。これから書物の表面と裏面にも芳香スプレーを放射したいと思う。フローニンゲン:2024/4/28(日)07:26


12598. PPTスライドの作成と解説動画の作成を通じた鍛錬/

一時帰国に向けた航空券を予約して


穏やかな日曜日の午前中もゆっくりと時が進行していき、時の歩みと速度を合わせるかのようにじっくりとした探究活動が午前中に実現されていた。良遍の『奥理抄』から始まり、『法相二巻抄』の再読を味読した。そこからはこれまで作ってきたPPTスライドに対してフレッシュな目で解説を施す動画を作成してゼミナールの皆さんに共有したり、新たなスライドも2枚ほど追加で作っていた。既に作ったPPTスライドに対してまるで話芸を磨くかのように何度も繰り返し説明を施すのは素晴らしい実践である。そうした実践に並行して、日々の文献読解を通じて得た新しい知識を必要に応じてPPTスライドに新たにまとめていくという良い流れが生まれている。既存のものを大切にし、新たなものを取り入れていくというこの循環構造を引き続き大切にしていきたい。


時刻は午後5時を迎えようとしている。つい今しがた、秋の一時帰国に向けた航空券を無事に予約し終えた。当初の予定ではカタール航空を用いて関空に行こうと思っていたが、マイレージが利用できるビジネスクラスの残席がなく、どうしたものかと思った。フィンエアーもエアーフランスも軒並み席がなく、色々と調べてみたところ、JALさんのフランクフルトから成田を経由して関空へ行くビジネスクラスの便があり、帰りの成田からフランクフルトのビジネスクラスの便があったのでそちらを予約することにした。なんだかんだでいつものようにJALさんにお世話になる形となった。これまではヘルシンキ空港を経由して日本に帰ることが多かったが、ヘルシンキを経由する場合、行きも帰りも朝早くに出発しなければならないので幾分不便であった。しかし、フランクフルト空港経由であれば行きも帰りも非常にゆとりがあるので、今回は初めてとなるがフランクフルト経由の路線で帰る。過去にはパリ経由で日本と欧州を行き来することがあったが、パリ経由も今回はビジネスクラスの席がなかったのでその路線を選択することはしなかった。色々な路線を調べて時間を要したが、無事にフライトを予約できてひとまず何よりである。行きに関しては関空を利用することにしたのは、東京には用事がなく、大阪から実家に帰る方がはるかに時間が短いからであり、帰りは成田発にしたのは成田空港近くのホテルに前泊するのであれば、帰りは成田から帰る方が便利だったからである。明後日には、アムステルダムとフランクフルト間の航空券をまた手配しておこうと思う。一時帰国までまだ半年以上も時間があるので、アムステルダムとフランクフルト間の航空券は余裕を持って予約できるはずである。いずれにせよ、一番重要な欧州・日本間の航空券を確保できてひとまず一安心である。フローニンゲン:2024/4/28(日)17:08

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