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6920-6922: アートの国オランダからの便り 2021年5月16日(月)


No.2252 光の思い出_A Recollection of Light


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.621, Groningen

It’s very cold this morning in Groningen.

It is already in the middle of May.

Even though it takes more time to become warm, I love this city.

Because it continues to give me something special.

I need to give this city in return.

Groningen; 04:56, 5/16/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(5つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた5曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

6920. 今朝方の夢

6921. ニッサン・インゲル先生の作品からの気づき

6922. 探究活動と創作活動の調和/書籍の再注文


6920. 今朝方の夢


時刻は午前4時半を迎えた。外気は9度ほどあるはずなのだが、室内はとても寒く感じる。それでも暖房が自動で入っておらず、体感として寒さがあるようだ。


この時間帯はまだ辺りは真っ暗であり、小鳥たちの鳴き声も聞こえてこない。先ほど起床したときに、今日もまた探究に打ち込めることを嬉しく思った。目覚めた瞬間にその喜びがあった。


今朝方の夢は主に2つに分かれていたように思う。夢の中で私は、海を見晴らせる家の中にた。


家のベランダから海を眺めていると、不思議な生き物が海の中を動き回っている姿を確認した。それはラッコのような生き物だった。


その生き物は、まず陸で変わった動きをした後に、背中から海に向かって飛び込み、そこからイカのような形に変形することによって、水中を勢いよく泳いでいた。そしてそこから餌を取り始めた。


海中にはその他にも、比較的大きな魚がいて、数匹の魚が浅瀬の方にやってきて、藻か貝か何かを優雅に食べていた。すると、魚たちの方に向かって、巨大なミミズが向かっているのを見た。


普通であれば、魚がそのミミズを捕食するはずだが、様子からすると、その逆のようだった。実際に魚たちは、ミミズの姿を確認するや否や、一目散に逃げ出した。


そのような光景を目撃すると、私の横に、前職時代の女性の同僚がいた。彼女が突然落語の演目を交えながら話し始め、それが結構面白く、思わず笑ってしまった。そこから少し彼女と話をしたところで夢の場面が変わった。


次の夢の場面では、私は巨大な映画館のような施設の中にいた。そこは複合施設になっていて、歯医者も含まれていたし、その他にも様々な店やレストランもあった。


私は歯医者に行って、定期検査を受ける必要があった。歯医者に到着すると、担当してくれるのは日本人の女性の先生だった。


予約の時間よりも早く到着したが、すぐに検診を始めてくれるとのことだった。しかし私はすぐに検診を始めてもらうのではなく、トイレに行こうと思った。


トイレで用を足すだけではなく、そういえば検診があるにもかかわらずまだ歯を磨いていなかったので、洗面所で歯を磨いておきたかった。先生にトイレに行く旨を伝えると、トイレの場所を教えてもらった。


どうやら歯医者から少し離れた場所にトイレがあるようであり、如何せんその複合施設の中が複雑だったので、迷わないか心配だったが、無事にトイレに到着した。トイレで歯を磨こうとすると、同じことを考えている人が結構いて、数名ほど洗面所で歯を磨いていた。


見るとその中に、小中高時代の友人が2人ほどいた。彼らと少し言葉を交わした後、トイレに入ると、そこには便器だけが置かれていて、トイレットペーパーを設置する物がなく、トイレットペーパーもなかった。


どこかにそれが隠されているのだろうかと思って探してみると、不思議なボタンを見つけ、それを押すと、壁からシャワーの器具がゆっくりと出てきた。シャワーをウォシュレット代わりに使えという意味だろうかと考えたが、それでもトイレットペーパーは必要だろうと思って反対側の壁に設置されていたボタンを押すと、壁が扉のように開き、反対側のトイレに繋がった。


そこにはトイレットペーパーがあったので、それを使おうと考えたところで、いつの間にかトイレの外にいた。用を済ませたのかどうかわからなかったが、時間を確認すると、もう検診の時間が始まる間近だったので、とりあえず歯医者に戻ることにした。


行きは迷うことなくトイレに来られたが、帰りは逆に大いに迷ってしまい、巨大な映画館の様々な部屋に間近って入ってしまい、そこで店員の女性に正しい方向を教えてもらうことによって、なんとか歯医者に戻ることができた。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2021/5/16(日)04:50


6921. ニッサン・インゲル先生の作品からの気づき


時刻は午前6時に向かっている。辺りは明るくなり始め、昨日の激しい雹と雷が嘘のように静かな世界が広がっている。


今日は午前中から夕方まで雨が降るようだ。明日からの1週間はあまり天気が良くない。毎日どこかの時間帯で雨が降る様子だ。


昨日、コラージュ画の大家であったニッサン·インゲル先生に生前作っていただいた作品についてはたと気づかされることがあった。その作品は、自分の要望を汲み取ってくださったものであり、地球がモチーフになっている。そこには地球の光と影が描かれていて、陰陽の世界が表現されている。


この絵を新居の階段の壁に飾っていて、いつも1階と2階を行き来するときに眺めている。地球への関心は以前からあったのだ。


地球への関心が高まる自分を観察していると、そこに意識がまた大きく開かれ始めている自分がいることを感じる。地球の生態や環境について関心の矢が向かったことは、今の自分の意識変容と密接に繋がっているのだ。


昨日注文した3冊の書籍は全てそのテーマに関するものであり、少し前に購入したハーバード大学神学校の教授ダン·マカナンが執筆した“Eco-Alchemy: Anthroposophy and the History and Future of Environmentalism”もそのテーマに関するものだ。さらに言えば、昨年に購入したハーマン·デイリーの一連の生態経済学に関する書籍もこのテーマに関するものである。それらの書籍もまた再読し、ここからの探究と実践の大きな基盤を作りたい。


先日、ふとスイスのユング博物館に足を運んでみたいと思ったみたときに、ピアジェ生誕の地であるスイスのヌーシャテルを訪れた時の思い出が蘇ってきた。


そこから、また時間を作って、ピアジェの発生論的認識論(genetic epistemology)ないしは発生論的構造主義(genetic structuralism)に関する書籍を改めて読んでいこうと思った。発達心理学者というよりも、ピアジェは生物学者かつ哲学者の側面が強く——実際に本人もそのように述べている——、改めてピアジェの思想をこの機会に再探究してみよう。


ここ最近は学術書を集中的に読むことが続いていたので、今日の午後には、タゴールかカリール·ギブランの詩集をコーヒー片手にゆったりとした気分で読んでいこうと思う。探究の幸せと、創作の幸せを今日も十分に味わうことができるだろう。探究と創作の幸せの海の中で、自分は自分の果たすべき役割を全うしていく。フローニンゲン:2021/5/16(日)06:03


6922. 探究活動と創作活動の調和/書籍の再注文


穏やかな夕方の世界が広がっている。今日は天気予報がいい意味で裏切られ、午後からは晴れ間が広がった。その隙を縫って、近所のスーパーに買い物に出かけることができた。明日は雨が降るようなので、今日買い物に行くことができて嬉しく思う。


先ほど探究活動の手を止めて、創作活動を行った。曲を作ることと絵を描くことが自己に癒しをもたらしてくれる。その恩恵は計り知れない。


文字を追う探究活動の合間にそうした創作活動を挟むことによって、内側の調和が保たれている。そのおかげで書物を通じた探究活動に再び乗り出していくことができる。


今となっては創作活動のない日々は想像できず、創作活動と探究活動が二人三脚として進んでいる日々を嬉しく思う。書物を通じた探究活動によって超越的な世界を認識する道を歩みながら、同時に非言語的な創作活動を通じて超越的な世界を認識する道を歩んでいる自分がいる。


片方が欠けてはその道を歩むことはもはやできなくなっている。双方は本当に補完的かつ調和的な関係を成している。


超越的な世界と地に足の着いた物理的現実世界の双方に関心の目を絶えず向けること。前者に関しては、インテグラル理論と批判的実在論及びメタ実在論を用いた霊性学の探究としての道を歩み、後者に関しては、インテグラル理論と批判的実在論及びメタ実在論を用いた経済学と政治学の探究としての道を歩んでいく。


後者のテーマに関して、今日の午前中に、インテグラル理論を用いた政治経済学に関する論文を6つダウンロードした。近々それらの論文は近所のコピー屋で印刷したい。


大事な論文は全て印刷して読み進めていくこと。デジタル上で情報に触れるのと、物理次元の紙を通じて情報世界にアクセスするのとでは、得られるものがやはり異なる。


インテグラル理論と批判的実在論及びメタ実在論を用いた経済学と政治学の探究を進めていくに際して、何か参考になる書籍はないかと探していたところ、いくつか興味深い書籍を新たに見つけ、先ほど下記の5冊と、それに加えて、永遠の哲学の探究において多大な功績を果たし、ウィルバーにも大きな影響を与えたスイスの思想家フリッチョフ·シュオン(1907-1998)とフランスの思想家ルネ·ゲノン(1886-1951)の書籍もいくつか購入した。


·Reconstructing Sociology: The Critical Realist Approach

·The Political Economy of European Social Democracy: A Critical Realist Approach

·The Reality of Social Construction

·The Causal Power of Social Structures: Emergence, Structure and Agency

·Critical Realism in Economics: Development and Debate

·The Essential Frithjof Schuon

·Adastra & Stella Maris: Poems by Frithjof Schuon

·Songs Without Names, Volumes I-VI:world of Wisdom

·World Wheel, Volumes I-III: Poems by Frithjof Schuon

·World Wheel Vol. IV-VII: Poems by Frithjof Schuon

·The Essential Rene Guenon: Metaphysics, Tradition, and the Crisis of Modernity

ここ最近はもう月初に一括注文することにこだわっておらず、良い書籍を見つけたら即座に購入するようにしている。これらの書籍が届き次第、自分が設定したテーマに関する探究をゆっくりと着実に進めていく。フローニンゲン:2021/5/16(日)17:15

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