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6660-6662: アートの国オランダからの便り 2021年2月21日(日)


No.1910 光の礫_Gravel of Light

本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)


No.296, “Quadlemma” & “Octalemma”

As it is often said, our world is so complex.

According to Integral Theory, any issue can be seen from 4 quadrants.

Yet, we are often entrapped by the complexity to deal with all quadrants.

It can be called “quadlemma.”

More complexly, if we are confronted with the difficulty of dealing with all 8 Zones, it can be called “octalemma.”

Groningen; 04:42, 2/21/2021


No.297, Intoxication

While creating something, I’m constantly intoxicated by creative energy.

It pours creative liquid into my soul.

I’m inebriated in the ocean of my immense creativity now.

Groningen; 05:16, 2/21/2021


No.298, My Creations & My Stories

All of my creations reflect and embody my origin and history.

The more I explore my origin and history, the more my creations tell my stories.

Groningen; 07:02, 2/21/2021


No.299, My Roots & Japanese Philosophy

Where are my spiritual and existential roots?

They are deeply rooted in Japanese philosophy.

My roots invisibly and enormously affect my creations.

Studying Japanese philosophy comparing with other culture’s philosophy is crucial to me.

Groningen; 07:12, 2/21/2021


No.300, Stillness

My word was in stillness.

Stillness was in my word.

Everything was stillness.

Groningen; 09:01, 2/21/2021


No.301, Inner Light & Stillness

Inner light is always shining in me.

I can notice it, feeling stillness.

Inner light and stillness are one.

The place where stillness exists is the place where inner light shines.

Groningen; 10:04, 2/21/2021


No.302, Reality & Fiction

Even if we know the distinction between reality and fiction, we are inclined to behave in a fictional world as if the behavior is real.

The paradoxical way of knowing and acting is innate in humans.

Groningen; 10:25, 2/21/2021


No.303, Poetic Language & Topology

Poetic language has a topological impact on our mind and body.

The power is majestic.

A poet is a person who has sublime power which has a topological transformative effect on people.

Groningen; 10:32, 2/21/2021

No.304, Perception of Death & Various Issues in Society

To understand how to regard and deal with death in world religions might be a clue to see the depth of existential, social, and political issues in the modern world.

How we perceive death has an undoubted effect on how we relate to others and society.

Groningen; 14:51, 2/21/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(5つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた7曲

本日生まれた曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

本日生まれた曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

6660. 巨大な力が迸る夢/現実と虚構が錯綜する夢

6661. 地平融合/オリジンとルーツの探究

6662. 宇宙滞在的生活/世界の宗教と死


6660. 巨大な力が迸る夢/現実と虚構が錯綜する夢


時刻は午前4時を迎えた。今朝の起床は午前3時半前だった。


目覚めた時、自分の身体から漲るような力を感じた。エネルギーの迸りがそこにあり、自分はそうしたエネルギーと化していた。


起床直後から何か活動をすぐさま始められるような爽快さがあった。今日もまた探究活動と創作活動を粛々嬉々として進めていこう。今日は新実存主義に関する書物を読んでいく予定だ。


今朝方は印象に残る夢を少しばかり見ていた。最初の夢と次の夢は、主題が重なる部分が多く、さらには、起床直後のエネルギーの高揚とも関係しているように思う。


最初の夢において、私は巨大な力を手にしていて、それを抑えながら使っていた。それは目には見えない途轍もなく大きな力であり、自分でも信じられないような力が内側から溢れてきて、それに飲まれないようにする必要があるほどだった。


私はもう巨大なエネルギーそのものと化してしまいそうだった。しかし、当の本人の心は至って冷静であり、心はうまくそのエネルギーを統制していた。いや、両者は友好関係を結べているようだった。


次の夢の場面がまた印象的だった。夢の中の私は、現実と虚構の区別ができなくなっており、精神が錯乱しているようだった。だが、そこでもまた精神が錯乱していながらも、冷静な自分がいた。


錯乱しながら冷静という状態を表現するのが難しいが、現実と虚構の区別ができないことに対してはどうしたものかと思っている自分がいる一方で、その世界においては冷静に振る舞っている自分がいた。


気がつくと、私は古びたホテルにいた。そこには宿泊客もホテルの関係者も誰もいなかった。どうやら、そこにいた人は全て自分が殺したようだった。


しかしその場には血の痕跡などは一切ない。あるのは自分の記憶だけだった。


確かに自分が全員を殺害したのだという記憶。それが頭にあった。


ところが、その記憶も現実なのか虚構なのか分からなくなっている自分がいた。その瞬間、少し頭が混乱し、今自分がいるのは現実世界なのか虚構の世界なのかを理解できなくなっていることに気づかされた。


すると、ある女性の知人からテキストメッセージが届いた。何やら、自分がテレビに映っていて、殺人の容疑がかけられているとのことだった。名前の表記は正しかったが、年齢が5歳かさ増しされていたことに対して、私は思わず「なんでやねん」とツッコミを入れたくなった。


その知人のテキストメッセージによると、すぐに警察がホテルに到着するとのことだった。しかし私は、取り乱すことなく至って冷静だった。


すると、少しばかり記憶が蘇ってきた。それは鮮明な記憶であり、自分は記憶の世界の中に入り込んでいた。そこでは、大浴場で次から次に人を殺している自分がいた。そして、誰もいないホテルを徘徊し、目の前に人がいないのに、廊下で誰かに話かけている自分がいた。


ある一室に入ると、そこはもぬけの殻であり、ベッドの上には2着ほどの服が無造作に置かれていた。部屋の窓から外を見ると、どうやら警察が到着したようだった。


すると、私はいつの間にか、ホテルの式典会場にいた。どうやらこれから何か重要な式が始まるようだった。その式典会場には大きな段差が階段のように幾つもあり、最上段がステージになっていて、式典を見守る人は階段の下にいることになっていた。


式典会場の1階のガラス扉の向こうには、パトカーがたくさん止まり始めていて、いよいよ自分を連行しに来たのだと思った。式典の開始のアナウンスがなされると、私は表彰された。何の表彰かというと、映画の男優賞だった。


そこで私はようやく、この一連の殺人事件が映画の中の出来事であることに気づいたのである。今までの全ては映画の1シーンだったのだ。


他の俳優たちが続々と階段上の壇上に姿を現した。私も壇上に上がると、下から笑顔で階段を上ってくる男性の姿を見つけた。それは、中学校時代の同じ名前をした部活の先輩だった。


先輩が階段を上がってきて壇上にやってきた時、私たちは笑顔で抱擁を交わした。その瞬間、激しいフラッシュが何回もたかれ、報道陣による写真撮影がなされた。


私はどういうわけか黒いランドセルを背負っていて、その場で戯けてみせた。少年のようにその場で駆け出していくような足踏みをしたのである。


すると、会場一堂が爆笑し、ちょうどそこにいた部活の先生も爆笑しながら何か私に述べていた。今朝方はそのような夢を見ていた。


振り返ってみると、この夢は大変興味深い。現実と虚構の区別が夢の中でつかないということの面白さ。そして、夢の世界の中で記憶の世界の中に入るということの面白さ。


現実と虚構、夢と記憶。それらは全て錯綜的に関係し合っているし、同時に生起しうるものなのだろう。フローニンゲン:2021/2/21(日)04:26


6661. 地平融合/オリジンとルーツの探究


空は青く晴れ渡り、先ほどまでは色鮮やかな淡い朝焼けが見えていた。その甘美的な美しさに思わず仕事の手を止めて、しばらくそれに見入っていた。


今朝方もいくつか雑多なことを考えていた。1つには、言葉にすることの力について改めて考えていた。


ハンス·ゲオルク·ガダマーの言葉を借りれば、自分の内側に種々の地平が存在していて、内的感覚を言葉にするとそれの地平が見えてくる。そして興味深いのは、言葉を紡ぎ出すことを続けていると、それらの地平が融合し、自分の内側に巨大な大陸が醸成されることである。


言葉には地平を明らかにする力と、地平を融合させる力、そして大陸を生み出す力があるようなのだ。


小鳥の優しい鳴き声が聞こえてくる。それに思わず耳を傾ける。身も心も洗われ、そして癒されていく。


感性と霊性の絶え間ない涵養。それは今後も継続してなされていく。


来月末からの新居での生活は、それをなお一層後押ししてくれるだろう。感性と霊性の涵養は、自分の創作活動に大きな影響を及ぼす。


先ほどは、『LE CHOCOLAT DE H(ル·ショコラ·ドゥ·アッシュ)(2018)』という大変素晴らしいドキュメンタリーを見ていた。この作品は、世界的ショコラティエの辻口博啓氏に密着したドキュメンタリーだ。


この作品を見ながら、自分のオリジンを探究するために、日本の思想、とりわけ仏教や神道を探究していこうという気持ちを新たにした。


やはり様々な宗教思想を学び、それらと自らがよって立つ思想を比較する形で深く思想探究をしていくことが重要であり、数年後に考えている神学校への留学の話と何かつながってきた気がする。そして、自分のルーツを辿ることと、創作活動の繋がりが見えてきた。


それでは今から再び作曲実践をしていこう。昨日改めて、作曲とはパズルの問題自ら作り、自らでその問題を解決するような楽しさがあることを思っていた。問題創造と問題解決の楽しさと喜びがそこにある。


自らを捕らえて離さない何らかの主題が自分の中にあって、それらを観点、角度を変えて、様々な形で表現していこう。作曲、詩作、絵画の創作はまさにそれを行うためにある。フローニンゲン:2021/2/21(日)08:11


6662. 宇宙滞在的生活/世界の宗教と死


時刻は午後7時半を迎えた。先ほど夕食を摂り終え、静かに1日を振り返っている。


沈黙の中に言葉があった。言葉の中に沈黙があった。そして全ては静寂になった。


そのようなことを思う瞬間が午前中にあった。


まろやかで優しい時の流れ。時がどんどんとそのような特徴を帯びていく。


それをもたらしているのは自分の変化なのだろうか。そうであれば、これから時はますます柔らかく優しいものになっていく。


午後の仮眠中にふと、今の生活は宇宙探索に出かけているような感じであると思った。ここ数年は、年を追うごとに自由になっているのを感じる。


種々の制約からどんどんと解放され、毎日が自分のライフワークのみに従事する形で進行していく。探究に関して言えば、社会から適切な距離を保てており、自分を煩わすものがほとんどない状態で探究に打ち込めている。


ここ数年間と同じように、ここから2、3年は、まるで宇宙旅行に出かけているような形で社会から隔絶した形で探究を続けていこう。その後、仮に再び大学院に通うことになれば、それは娑婆に出ていくような感覚だろうか。


世界の宗教と死について午前中に考えていた。世界の宗教において死がどのように扱われているのかによって、諸宗教における死の取り扱いについて共通項が見えてくれば、世界の諸問題の根幹について何か見えてくるものがあるかもしれない。


死をどのように認識するかが、実存的·社会的問題に深く関係していることは疑いようのないことだと思う。その関係を紐解いていくことに関心が向かっている。そうしたことから、引越し前にはもう書籍を注文しないようにしていたのだが、結局今日は下記の4冊を購入した。


1. The Sacred Art of Dying: How the World Religions Understand Death

2. Japanese Death Poems: Written by Zen Monks and Haiku Poets on the Verge of Death

3. Faith, Hope and Poetry: Theology and the Poetic Imagination

4. Poetry and Revelation: For a Phenomenology of Religious Poetry


今回の4冊の注文を持って、本当に引越し前最後の注文にしようと思う。引越し業者から連絡があり、無事に3/31の午前10時から引っ越しをしてもらえることになった。これをもって正式に引っ越しの日時が確定したので、Boseの新しいイヤホンが来週の頭に到着してから、少しずつ書物を段ボールに詰めていこうと思う。引っ越しの準備に向けて作業をしている最中に、色々とポッドキャストや学習教材を聴きたいと思っている。


今日は随分と春を感じられるような日だった。フローニンゲンに新しい季節がやってくる頃、自分の人生にも新しい季節が訪れるだろう。フローニンゲン:2021/2/21(日)19:41

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