top of page

6626-6627: アートの国オランダからの便り 2021年2月8日(月)


No.1856 夜空の呟き_A Murmur of the Night Sky

本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)


No.207, A Snowscape

The world is shining.

The world is radiating.

There is a beautiful snowscape in front of my eyes.


The contrast between black and white represents a certain essential aspect of reality.

Noticing it, the contrast dissolved in the whole world.

Groningen; 06:59, 2/8/2021


No.208, The One

I’m in reality. Reality is in me.

Both are one.


I’m in the world. The world is in me.

Both are one.

Reality, the world, and I are the One.

Groningen; 09:03, 2/8/2021


No.209, Pruning

Pruning branches makes a remaining fruit juicer.

It is true to our life.

What should we prune now?

I’m thinking what I can prune in my current life.

Groningen; 09:25, 2/8/2021

No.210, Upgrade or Degrade?

AI is growing day by day and month by month.

But do we upgrade it really?

It may be possible to say that AI upgrades us or degrades us gradually.

It is ironical that we make AI more human but AI may make us inhuman.

Groningen; 10:03, 2/8/2021


No.211, Experience & Perspectives

Since we always experience something from a particular point of view of the self, we may be able to transform our experience when we alter or expand a perspective.


A bird’s-eye or panoramic perspective occurs to me now. It enables me to have a transcendental experience.

Groningen; 16:24, 2/8/2021


No.212, A Winner & a Real Game Changer

A winner can take multiple perspectives within a game.

Yet, a real game changer can take diverse perspectives not only within a game but also from the outside of the game.

It’s a pity that there are few game changers in our society.

Groningen; 17:27, 2/8/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた6曲

本日生まれた曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

本日生まれた曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

6626. マイナスの世界から

6627. 今朝方の夢の続き/学習とクオリア


6626. マイナスの世界から


時刻は午前6時を迎えた。書斎の窓から外を眺めると、一面雪景色である。


昨日の段階ですでに気づいていたが、外がマイナスの世界になると、やはり室内も気温が下がり、昨夜はさすがに寒さを感じた。


今の気温はマイナス4度であり、これから午前10時にかけてマイナス6度まで下がる。深夜が一番寒いのではないところが面白い。


ここから1週間はマイナスの世界である。今週の金曜日はなんと最低気温がマイナス12度になるとのことである。とかく雪が降るわけではなく、晴れにもかかわらず最高気温がマイナス4度、最低気温がマイナス12度というのはあまり体験したことがない。


実際のところ、金曜日だけではなく、曇りの明日を除けば、全て晴れなのだ。雪でも曇りでもなく、晴れの状態でずっとマイナスの気温が続くという体験を今週はすることになる。正直なところかなり室内も冷え込んでいるので、ヒーターや湯たんぽには随分とお世話になるだろう。


今、除雪車が自転車道をゆっくりと走っていった。道路に積もった雪が除雪車によって噴水のように跳ね上げられていく光景を眺めていた。


起床してしばらくした時にも除雪車が通っていて、その時は自動車用の車道を走っていた。そのような早朝から仕事をしている人には頭が下がる思いがする。この社会は見えない人たちの働きによって成り立っている。


今朝方はそれほど印象に残る夢を見ていなかった。何かしらの夢を見ていた感覚はあるが、具体的にはほとんど覚えていない。


大半は日本語を話している夢だったが、後半は英語を話していたように思う。ただし、英語を話している相手は外国人ではなく、日本人だったように記憶している。


そのような微かな記憶を辿っていると、そう言えば詩に関して誰かと話をしているような夢があったのを思い出した。確かそれは詩を読むこと、そして作ることに関する効能に関するものだった。


雪が激しく降り、世界が雪に覆われたのと同じように、無意識の世界も何かに覆われてしまったのだろうか。


昨夜、不動産屋会社に新居の契約に関するメールをした。話がとんとん拍子で進み、本当に有り難い。入居日を1日早めてもらえないかに関する連絡をし、契約に必要な書類を昨日メールにて送った。


新居の周りの環境の静かさ。それを思うだけで引っ越しへの思いが高まっていく。


今よりももっと静かな環境で暮らしを営んでいく。今もそうだが、基本的に2つのスーパーを日常利用しており、立地は違えどそれら2つのスーパーが今度の家からさらに近くにある。しかも、それらの店に行く際には、ノーダープラントソン公園という緑豊かな比較的大きな公園を通っていくことができる。


これまではオーガニックスーパーのEkoplazaに行く際には、街の中心部に出て行かなければならなかったが、その必要がなくなった。人が多い場所に行く必要がなく、公園の自然に癒されながら買い物に行けること。それもまた非常に楽しみだ。


静けさと自然により囲まれる形で、今年はより一層創作活動と探究に打ち込むことができるだろう。自らの変化に合わせて、住環境というものも変わっていく。


今はそもそもフローニンゲンという中規模の街、オランダ北部最大の街に住んでいるが、将来はそのような街にすら住まなくなるかもしれない。人が少なく、それでいて自然に溢れた場所。将来はそうした場所で生活を営んでいくことになるのではないかと思う。フローニンゲン:2021/2/8(月)06:33


6627. 今朝方の夢の続き/学習とクオリア


時刻は午後7時半を迎えた。今日は週の最初の日であったことを今思い出す。


月曜日がゆっくりと終わりに近づいている。昨日から本格的にマイナスの世界に突入し、1日の中で全く0度を上回る瞬間がないという状況にいると、不思議な感覚がする。


一昨日と昨日にかけて降った雪が道に積もっていて、それは溶ける様子がない。午後に買い物に出かけた時にも随分と雪が残っていた。


もちろん除雪車のおかげもあり、そして近隣の人たちが雪かきをしてくれていたおかげか、スーパーまでの道のりは雪に足が取られることなく歩くことができた。明日は午後に3ヶ月弱ぶりに髪を切りに街の中心部に行く。この様子だと今週1週間はまだ雪が溶ける様子はないので、明日も足元には気をつけて街の中心部に出かけようと思う。


この時間帯になってふと今朝方の夢の続きを思い出した。夢の中で私は、1冊の本を読んでいた。その本は色彩辞典のようだった。


それは読み込み過ぎて、本を閉じている糊の部分が取れてしまい、バラバラになってしまっていた。それでもその本を捨てることなく大切に読み続けていた。そのような夢の場面があったことを思い出す。


今使っている色彩辞典は、昨年の秋に日本に一時帰国した際に持って帰ってきたものである。その前に使っていたのは、オランダのズヴォレの美術館で購入したものであり、それは読み込み過ぎて確かに糊が取れてしまっていた。


現在使っている色彩辞典は今のところ大丈夫だが、作った曲に対して色を当てているので、それは毎日何度も手に取って眺めている。そうしたこともあり、今の色彩辞典には本当にお世話になっている。


読み込み過ぎて糊が取れて本がバラバラになってしまったとしても、それを捨てることなく取っておきたいと思う。その本にまつわる思い出はバラバラになることはないのだから。


夕方、学習について考えていた。学習というものは、それが真の学びであればあるほどに、リアリティに対する私たちのクオリア(感覚質)を変えてくれる。


学習によって知覚が変わり、知覚領域も変わる。それに伴ってリアリティを捉える感覚質までもが変わっていく。そうした特性を真の学習は備えていて、それは創作活動も同じであることが創作体験を通じてわかってくる。


学習も創作活動も、どちらも共にクオリアを変えてくれるのだ。それに伴って、リアリティから感じられる感覚や汲み取られる意味が豊かになってくる。そのようなことをぼんやりと考えていた。


今夜はまだ時間があるので、マーカス·ガブリエルの哲学書の続きを読んだり、ルーミーの詩集の音読をしようと思う。そして寝る前にはいつもと同じように、無心になって絵を描こうと思う。フローニンゲン:2021/2/8(月)19:58

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page