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6218-6220: アートの国オランダからの便り 2020年9月12日(土)


No.1376 宇宙からの伝言_A Message from the Universe

本日の言葉

Never give up on yourself. Then you will never give up on others. Pema Chödrön

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本日生まれた10曲

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タイトル一覧

6218. ヘレナ·ブラヴァツキーの影響と霊的知覚能力

6219. 今朝方の夢

6220. 身体に宿る叡智の声に耳を傾けて


6218. ヘレナ·ブラヴァツキーの影響と霊的知覚能力

時刻は午前5時を迎えた。今、辺りは真っ暗であり、小鳥たちの鳴き声も聞こえてこない。


朝日が昇り始めるのが遅くなり、あと1時間半ほど待たなければ朝日の姿を拝むことができないだろう。今日の最高気温は18度、最低気温は9度と肌寒いが、来週の月火水と25度を超えるような温かい日になることは何よりである。秋が一気に深まっていくのではなく、秋の中休みといったところだろうか。


昨夜、不動産屋に賃貸契約に関する確認のメールのドラフトを作った。それを明日の夜にでも送り、早ければ今年の冬に予定している引っ越しに備えたい。


日本に一時帰国している最中にもインターネットを通じて物件を本格的に探し始めようと思う。早ければ12月から新しい家に引っ越したい。


日本からオランダに戻ってきてからは、何軒かの目星の物件を見学したいと思う。それによって、これまで見落としていたフローニンゲンの街の姿を知ることになるだろう。引っ越しをすることによって、フローニンゲンの街をさらによく知ることができればと思う。


昨日、シュタイナーに多大な影響を与えたヘレナ·ブラヴァツキーに関する学者のプレゼンテーション動画を視聴していた。その中で、ブラヴァツキーの思想がカンディンスキーとモンドリアンに多大な影響を与えていたことを初めて知った。


この2人の画家に対しては以前から関心があっただけに、2人がブラヴァツキーの神智学思想に影響を受けていたことを知って、ますます興味と共感の念が湧いた。シュタイナーの思想がカンディンスキーに影響を与えていたことは知っていたのだが、まさかブラヴァツキーもカンディンスキーに影響を与えていたとは。


ブラヴァツキーの2巻にわたる代表作“The Secret Doctrine”が手元にあるが、本書はブラヴァツキーの霊的知覚能力の産物だということが、昨日の動画から改めてわかった。その動画を見なくても、本書を読めばそれにすぐに気づくことができるぐらいに、本書は何か異様な力を放っている。


ブラヴァツキーは本書の執筆にあたり、たくさんの書物を読んだわけでも、誰かから教えを乞うたわけでもない。そうではなく、ブラヴァツキーは瞑想による霊的知覚によって得られた叡智を言葉の形にしていったのである。霊的知覚の産物としての本書は、それゆえに異様な雰囲気を発している。


ブラヴァツキーのような形で、つまり霊的知覚で得られた洞察を創作活動を通じて形にしていくことを意識していきたいと思う。もちろん、顕教としての叡智を書物から今後も得ていこうと思うが、最終的には霊的知覚を通じて、固有の存在である自己に降ってきた叡智を自分なりの方法で形にしていく。それが自分という固有の人間に託された役割なのだと思う。フローニンゲン2020/9/12(土)05:31


6219. 今朝方の夢


時刻は午前5時半を迎えた。今朝は午前4時半過ぎに起床したこともあり、今日は創作活動と読書に充てる時間が十分にあるだろう。今日の午後1時からオンラインミーティングが1件あるだけなので、それ以外の時間は全て自分の取り組みに充てたいと思う。


今朝方は少しばかり印象的な夢を見ていた。夢の中で私は、大きなデパートにいた。


デパートの雰囲気と客の様子から、そこは日本のデパートだった。直感的に、それは都心部にあるものではなく、郊外にあるようなデパートだった。とても綺麗で立派なデパートなのだが、どういうわけかほとんど客がいなかった。


私はまず、家庭製品が売られているフロアに行き、そこでコップを購入しようと思った。ガラスコップではなく、コーヒーを飲むためのコップを1つ選んで購入することにした。


私はそれを持ったまま、すぐにレジに向かうのではなく、他のフロアも見ていこうと思った。ちょうど一緒に買い物をしていた母が遠くの方に見え、お互いに目があったので、私は「下にいるよ」という合図を母にして、エスカレーターで下に向かった。


1つ下の階は食品を扱っていたのだが、そこには客がほとんど誰もいなかった。そこからさらに下の階に降りて、1階まで降りた。私はそこを出発地点にして、今度はそこからまた上の階に上がっていくことにし、1つ1つのフロアをゆっくり見て回ろうと思った。


すると、私から少し離れた後ろに、大学時代の女性友達がいることに気づいた。彼女も私のことに気づいたようであり、早足でこちらに向かって来始めた。


私は彼女に気づいていないフリをして、何食わぬ顔でエスカレーターに乗って上の階に向かって行った。私の前方にはおばさんたちが数名いて、彼女たちはそこで立ち止まっていたので、私もその場で立ち止まらざるを得なかった。


後ろからやって来る彼女から逃げようと思っていたわけではないが、私はエスカレーターを歩きながら上に向かいたいと思っていた。その場で立ち往生する羽目になったので、彼女はすぐに私に追いついた。


彼女は、私が彼女のことを避けようとしていると受け取ったようであり、少し寂しそうな表情をして声を掛けて来た。そこから私たちは少しばかり話をし、最上階のレストランのあるフロアに到着した時に別れた。


最上階のフロアを歩いていると、小中学校時代の友人(TK)に出会い、彼にどのレストランに入るのかを尋ねた。彼はビュッフェ形式のレストランを私に勧めてくれた。せっかくなので、私はそのレストランに入ることにした。


その日のデパートの客の数からすると、このレストランは盛況であるように思えた。私は、新鮮な温野菜をたくさん皿に盛り、もう1つの皿に数種類のチーズを盛り、その上にスクランブルエッグを乗せた。


近くに味噌汁も置かれていたので、まずは皿を自分の席において、それから味噌汁を取りに行こうと思った。いざ味噌汁が置かれている場所に行くと、大学時代から付き合いのあるドイツ人の友人がそこにいて、偶然の再会を驚いた。


彼はもう40歳近くになっており、子供が3人いることが信じられなかった。それぐらいに彼はまだ若々しく元気があった。フローニンゲン2020/9/12(土)05:53


6220. 身体に宿る叡智の声に耳を傾けて


——いかなる偉大な哲学よりも、自分の身体により偉大な叡智が存在している——ニーチェ


時刻は午後7時を迎えた。今、土曜日の穏やかな夕暮れ空が広がっている。


今朝は午前4時半過ぎに起床したこともあり、創作活動と読書が随分とはかどった。午後からは1件ほどオンラインミーティングがあり、その後、一時帰国に関して色々と雑事をこなしていた。


端的には、先日フライト変更をしたばかりのフィンエアーが、結局運休状態が11月まで続くことに伴い、フライトの予約変更をする必要があった。それはまだ完了しておらず、今日はどの航空会社のどの日のフライトにするかを改めて考えていた。


今のところ、KLMがすでに無事に関空まで飛んでいるようなので、今回はKLMを利用しようかと思う。KLMであれば、アムステルダムのスキポール空港から乗り換えなしで関空に到着できてしまう。


KLMのマイレージプログラムに参加していることもあり、今回はKLMを活用させてもらうかと思う。ヘルシンキを経由できなかったことは残念だが、乗り換えなしで日本に到着できてしまうことは確かに便利だ。


スキポール空港を出発する時間は午後2時時半ごろであるから、先日まで予約していたフライトよりもさらに余裕がある。日本に到着する時間は現地の午前9時頃であるから変わりはない。近日中にフライトの予約を確定させようと思う。


自己を超えた大いなる存在に思いを馳せることによって、自己の可能性を知りながらも、同時に自己の矮小さを知ることの大切さについて考えていた。こうした謙虚さを喚起させてくれる超越的存在が必要であり、そしてそれを認識する力とそれを敬う心を育むことも大切だ。


この点は道徳や倫理に関する問題とも絡んでくるように思う。現代人が道徳観や倫理観を失いつつあるのは、ひょっとすると畏敬の念をもたらす存在の不在というのも1つの要因として考えられるかもしれない。


ここ最近は、自分の身体の声を聞くことをより意識している。曲の原型モデルを再生する際にはダンスを踊り、自分が作った曲を聴き直すときにも音楽に合わせて踊ることが習慣となり、それは小さな実践だが、それによって身体感覚や身体エネルギーに肯定的な変化が芽生えているように思う。


また、就寝前のヨガをこれまでよりも念入りに行うことによって入眠と睡眠の質がさらに上がり、それがまた身体の調子の良さを生み出している。ニーチェが指摘しているように、身体に宿る偉大な叡智の声に耳を傾けていこう。


そのメッセージを絶えず受け取り、それによって自分の日々の行動を検証していくことを忘れないようにしたい。身体のリズムを感じ、それと調和を成して明日からの日々も生きていこう。フローニンゲン2020/9/12(土)19:29

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