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6074-6076: アートの国オランダからの便り 2020年8月4日(火)


No.1114 涼しげな朝に_On a Chilly Morning

本日の言葉

Keep your hands open, all the sand of the desert pass into your hands. Close your hands, do not get that a few grains of sand. Eihei Dōgen

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本日生まれた11曲

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タイトル一覧

6074. 断食4日目を迎えて

6075. 今朝方の夢

6076. 4日間の断食を終えて:視力回復トレーニングの開始

6074. 断食4日目を迎えて

時刻は午前6時半を迎えた。今、空には少し雲があるが、雲間から朝日が差し込んで来ており、赤レンガの家々の屋根を照らしている。

今日は1日を通して晴れとのことであり、最高気温は20度、最低気温は11度である。先日までいたアテネとは比べものにならないほどの涼しさである。

幸いにもフローニンゲンは、ここから1週間ほど天気の良い日が続く。雨マークが一切なく、明日からは気温が上がる。

先日調べた時には、8月は25度を超える日があまりなさそうだと思っていたのだが、月間天気予報はあまり当てにならず、明日から4日間の最高気温は25度を越す。金曜日と土曜日に関しては30度にも達するそうだ。アテネと同様に、湿度が高くないため、それでも暑さを感じることはないだろう。

今日は断食4日目となる。今回の断食は本日で終わりにしようと思っている。もちろんまだまだ継続することは可能なのだが、今回の断食はこのあたりで終えることがちょうど良いような感覚がある。

本日の夜に断食を終えると、丸4日間固形物を摂取しなかったことになるため、胃腸も随分と休むことができたのではないかと思う。私たちにも休みが必要なのと同じように、胃腸にも休みが必要なのだ。

次回の断食は、ちょうど今から3ヶ月後に日本からオランダに戻ってきた時に行おうと思う。その時にも長い断食である必要はなく、今回のように、4日か5日ほどの断食にしようかと思う。

今日の夜から回復食を摂取するにあたって、午後には近所のスーパーに行って、オーガニックの野菜と果物類を購入しようと思う。今夜の夕食は、玉ねぎ、しいたけ、ジャガイモ、ブロッコリーの味噌汁とトマトであり、いつもはここにニンニクを少々入れるのだが、ニンニクは今日は控えた方がいいかもしれない。

また、その味噌汁にはバイオダイナミクス農法で作られたチーズを入れるようにしていたのだが、今日はそれも控えようかと思う。ニンニクとチーズを控えながら、上記の味噌汁を味わおう。

もしそれですらも食べる必要がないと感じたら、今夜の回復食はリンゴ1つと他の果物を食べるだけにしてもいいかもしれない。そのあたりは様子を見ながら判断する。

今回旅から戻ってきて、少しばかり生活リズムに変化があった。細かなこととしては、これまで火曜日と金曜日に行っていた洗濯を、月曜日と木曜日に変えたことである。旅を終えたタイミングで洗濯をしたところ、ここからは月曜日と木曜日に洗濯をするリズムでいく方が良さそうだと判断した。

その他に旅から戻ってきて変化があったこととしては、再び曲の原型モデルを作り始めたことである。旅の前においては読書に時間を取りたかったため、曲の原型モデルを作ることを控えていたが、断食のおかげで時間が生まれ、その時間に曲の原型モデルを作り始めた。

昨日は、スクリャービンの作品に範を求めて原型モデルを作っていた。そこから、スクリャービンの音楽には何かあることを改めて感じたため、今日から再び参考にしていこうと思う。

毎日2曲ほどでいいので、曲の原型モデルをまた少しずつ作っていくことにしたい。このようにして、ある作曲家の作品を集中的に参考にしたり、様々な作曲家の作品を満遍なく参考にしたりしていく。フローニンゲン:2020/8/4(火)06:55

6075. 今朝方の夢

時刻は午前7時半を迎えようとしている。早朝に引き続き、今も朝日が降り注いでいるのだが、空には雨雲のような濃い雲がある。今日は1日を通して晴れの予報が出ているので、それらの雲は雨を降らせることはなく、もうしばらくしたら消えていくだろう。

昨日、発達の根幹にある社会化を経ての個性化について考えていた。それを考えさせられたのは、今回のコロナの1件で、子供たちにとって、友人や先生とのコミュニケーションのあり方が変わることによって、どれほど健全に彼らの社会化がなされるのかという問題意識が芽生えたことによる。

社会化の根幹には、多様な人たちとのコミュニケーションがあり、そのコミュニケーションの方法や質が社会化の発達度合いを決める。そうしたことを考えてみると、コロナを通じて変化したコミュニケーションのあり方というのは大きな問題提起を私たちに行っているように思える。これは子供の発達だけではなく、成人が組織の中で社会化を果たしていく際にも重要なテーマだろう。

そのようなことを考えながら、今朝方の夢についてふと思い出した。夢の中で私は、おそらくオランダであろうと思われる運河沿いを歩いていた。運河沿いには防波堤のようなものがあり、私はそこを歩いていた。

ふと左隣を見ると、見知らぬ若い女性がいて、私たちはこれからサッカーの試合に臨むことになっていた。その試合の中で私たちはコンビを組んで、世界最高峰のフランス代表の2人のアタッカーのコンビを止めることが求められていた。

私たちは、試合前にリラックスを兼ねてその運河沿いを散歩しているようだった。しばらく歩いていると、道端にトゲのある植物が咲いていて、私はその横を通り抜ける時に右腕にトゲが刺さったのを感じた。横にいた彼女は左腕にトゲが刺さってしまったようだった。

私たちは一旦そこで立ち止まり、腕に刺さったトゲを抜き始めた。少しばかり痛みはあったが、そのトゲには毒はなく、トゲを抜いた後は何事もなかったような感覚になった。そこからまた運河沿いを歩き始めようとすると、私たちの目の前に、これから対戦するフランス代表の小柄なアフリカ系アタッカーの1人がいた。

私たちは彼と日本語で話をし始めた。彼のファーストネームは「オリヴィエ」と言うらしく、それを聞いて私は、「オリヴィエ·メシアンを知ってる?」と尋ねた。すると彼は当たり前だというような表情を浮かべて、「作曲家のオリヴィエ·メシアンでしょ。知ってるよ」と述べた。

フランス人にとってみれば、フランスの現代音楽の代表的な作曲家であるメシアンはとても有名であり、知らない人などほとんどいないのだろうと思った。すると彼は、どういうわけか、ブルーベリーか何かで作った貴重なジャムを私たちにくれた。

それは瓶詰めであり、見るからに丹精を込めて作られたものだと分かった。素材は全てオーガニックなものであり、私たちは有り難くそれを受け取った。今朝方はその他にも夢を見ていた。

その夢の中では、元サッカー日本代表の天才的選手が現れ、その選手とグラウンド上で色々と話をしていた。その選手は中盤でとにかくボールに触りたいらしく、その思いを私に話してくれていた。フローニンゲン:2020/8/4(火)07:44

6076. 4日間の断食を終えて:視力回復トレーニングの開始

時刻は午後7時半を迎えた。先ほど、4日間の断食を終え、回復食を食べた。豊富な有機野菜を使った味噌汁をいただき、その美味に思わず舌鼓を打った。

明日も本日と同じ回復食を夜に食べようと思っており、明日からは午前中にリンゴ1個を食べ、昼にバナナ1本と4種類の麦のフレークを少々食べるといういつもの食事リズムに戻す。明日からまた生まれ変わった胃腸と共に、良好な腸内環境を作っていこうと思う。

今朝方ふと、これまで何気なくメガネをかけてきていたのだが、それをやめてみようかと思った。確かに、私は右目が悪く、両眼合わせても運転免許のメガネなしの基準に満たない。

しかしながら、視力の悪化は目の周りの筋肉の硬直などの身体上の理由で起こっていることを考えると、それを改善したら視力は回復するのではないかと思ったのだ。調べてみると、やはりそのようであり、今日から視力の回復に向けて色々と生活習慣を変えてみることにした。

まず、そもそも家の中で遠くを見ることはないのだから、メガネをかけることをやめにした。視力の悪化の主な要因として、目に疲労を溜めてしまうことが挙げられるため、日中の活動の合間合間に目を休めることをし始めた。

例えば、遠くの空を見つめることであったり、パソコン画面をしばらく見つめていたのであれば、ある程度のタイミングで目を閉じて目を休めるようにし始めた。その他にも、トイレの中では目をつぶるなど、極力目を休めるように心がけ始めた。

飲み物を飲んでいる最中も目をつぶってみたりと、色々工夫をしてみて、どれだけ視力が回復するのかを観察してみよう。目の周りの筋肉の硬直をほぐすために、眼球運動のトレーニングも取り入れてみることにした。

とりわけ私は右目の視力が極端に悪いので、右目の視力がどれだけ回復しているのかを測る試金石として、遠くの赤レンガの家々の煙突がどれだけ鮮明に見えるのかを基準に設定したい。

本日の午後に買い物に行く前に、家の鍵がないのでおかしいなと思った。昨日予備の鍵を持って外に出かけた時、ズボンのポケットに入れていたのでそのまま入れっぱなしにしているのかと思って調べてみた。するとそこにはなかった。

そこでふと、過去の失敗を思い出し、ドアの外に鍵がないかを確認してみたところ、まさにそこに鍵がぶら下がっていた。いやはや、何のための鍵なのかわからない。

幸いにも自宅は玄関の扉とさらに自室の扉の2つに分かれており、自室のドアの外に鍵をつけっぱなしにしていても、他の住人が盗むことは考えにくいために、大丈夫といえば大丈夫なのだが、以後気をつけよう。

アテネから戻ってきて、再び創作活動と読書のペースを掴み始めた。本日の読書においては、哲学者のロイ·バスカーの“Scientific Realism and Human Emancipation”の初読を終えた。

本書はかなり難解であったが、いくつか書き込みをする箇所もあり、得るものは多かった。明日からは、バスカーの“From East to West: Odyssey of a Soul”を読み進めていく。

断食を終え、明日からはまたより一層活力に溢れる形で自分の取り組みに打ち込めるだろう。フローニンゲン:2020/8/4(火)19:44

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